フラッシュ・ゴードン (映画)

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フラッシュ・ゴードン
Flash Gordon
監督 マイク・ホッジス英語版
脚本 ロレンツォ・センプル・ジュニア
マイケル・アリン(脚色)
原案 アレックス・レイモンド英語版
フラッシュ・ゴードン
製作 ディノ・デ・ラウレンティス
製作総指揮 バーナード・ウィリアムス
出演者 サム・J・ジョーンズ
メロディ・アンダーソン
オルネラ・ムーティ
マックス・フォン・シドー
トポル
ティモシー・ダルトン
音楽 クイーン
ハワード・ブレイク英語版
(オーケストラ作曲)
主題歌 クイーン
フラッシュのテーマ
撮影 ギルバート・テイラー
編集 マルカム・クック
製作会社 Starling Films
ディノ・デ・ラウレンティス・カンパニー
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1980年12月5日
日本の旗 1981年2月21日
上映時間 111分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $35,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $27,107,960[2]
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フラッシュ・ゴードン』(Flash Gordon) は、同名コミックを原作とした1980年アメリカ合衆国SF映画である。

音楽をイギリスのロックバンド・クイーンが担当しており、主題歌「フラッシュのテーマ」は日本でテレビ番組のテーマソングやCMソングなどに使われている。

主演のサム・J・ジョーンズ第1回ゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞にノミネートされている。

ストーリー[ソースを編集]

惑星モンゴ (英語版を支配する悪の皇帝ミンによって天変地異に見舞われた地球は10日以内に月と衝突する危機にあった。そんな中、科学者のハンス・ザーコフは独自に和平交渉をするために自前のロケットでモンゴに向かおうとするが、そこに飛行機の不時着でたまたま居合わせたアメフトのスター選手であるフラッシュ・ゴードンと1人旅をしていた女性デイル・アーデンの2人も同行することになる。ミンの部下らに捕らえられたフラッシュら3人は、ミンが交渉の余地などない極悪非道な悪党であることを知る。デイルを見初めたミンは、邪魔なゴードンを処刑し、ザーコフを洗脳するように命じる。ゴードンはガスで処刑されるが、彼に一目惚れした王女オーラによって偽装工作が行なわれ、密かに命を救われる。一方のザーコフも洗脳されたふりをして難を逃れる。オーラによって脱出したフラッシュは、森の国アーボリアのバリン公やホークマン(鷹人間)軍団を率いるヴァルタン公を味方につけ、デイルと結婚式を挙げようとしていたミンを倒し、モンゴだけでなく地球をも救うことに成功する。こうしてモンゴは、新たにバリンを皇帝に迎え、ヴァルタンが総司令官となる。

裏話[ソースを編集]

ジョージ・ルーカスは本作の旧映画版『フラッシュ・ゴードン』シリーズ(バスター・クラブ主演)を幼少から鑑賞しており、リメイクを思いついたが、ラウレンティスが権利を保持していたため手が出せず、『スター・ウォーズ』を作ることになった[3]。『スター・ウォーズ』冒頭にある、物語の概要が書かれた文章が画面奥へ飛んでいくカットは、旧映画版『フラッシュ・ゴードン』に倣っている[4]

『スター・ウォーズ』の大ヒットを受けラウレンティスは「すべての面でスター・ウォーズ以上の物を作れ[5]」と至上命令を発し製作に取り掛かったが、特殊効果はルーカスの特撮工房ILMに依頼した[6]

冒頭に、いかにも模型然とした地球が登場するが、これはユニヴァーサル映画のロゴに登場するのと同じ地球のミニチュアである。本来は、配給元のユニヴァーサルのロゴから、ミン皇帝の地球攻撃へそのままつながる予定だったため、ファーストカットはこのミニチュアを撮影した[7]。ところが、本作の特撮を担当するILMの創始者ジョージ・ルーカスが、『宇宙空母ギャラクティカ』を製作したユニヴァーサルと敵対し、裁判沙汰になったため、騒動の影響下でユニヴァーサルは海外配給権を手放し、20世紀フォックスに移管せざるをえなくなった。このため、ユニヴァーサルのロゴからのつながりは無くなり、模型然とした地球のみが残ってしまう結果になった[8]。アメリカ本国版の冒頭は、発売中のDVDで確認できる。冒頭にユニヴァーサルのロゴが付いているが、ロゴの後いったんフェードアウトし、またロゴと同じ模型然とした地球が遠方から浮かびあがってくる流れになっている[9]。このような経緯の為、本編中でフラッシュ達の乗ったロケットが離陸した時に映る地球は、冒頭の模型然とした地球と違い雲が渦巻くリアルな地球になっていて、冒頭シーンとの不可解な違いが残ったままになっている。

2012年のコメディ映画『テッド』では主人公が崇敬する映画として本作の本編映像、BGM、オマージュが多数挿入されており、主演のサム・J・ジョーンズが本人役で出演している。

キャスト[ソースを編集]

日本語吹き替え[ソースを編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
日本テレビ テレビ朝日
フラッシュ・ゴードン サム・J・ジョーンズ 田中秀幸 大塚明夫
デイル・アーデン メロディ・アンダーソン 岡本茉莉 土井美加
ミン皇帝 マックス・フォン・シドー 加藤精三 小林清志
ハンス・ザーコフ博士 トポル 滝口順平 池田勝
オーラ姫 オルネラ・ムーティ 芝田清子 小宮和枝
パリン公 ティモシー・ダルトン 仲木隆司 小川真司
ヴァルタン公 ブライアン・ブレスド 内海賢二 麦人
その他 仁内建之
上田敏也
村越伊知郎
火野捷子
小島敏彦
たてかべ和也
藤本譲
平林尚三
有馬瑞香
東富士郎
大久保正信
千田光男
千田光男
弥永和子
小島敏彦
山野史人
秋元羊介
仲野裕
伊井篤史
中田和宏
山口健
佐藤しのぶ
叶木翔子
紗ゆり
金野恵子
初回放送 1982年10月20日
日本テレビ
水曜ロードショー
1992年8月16日
テレビ朝日
日曜洋画劇場
Blu-rayに収録。

参考文献[ソースを編集]

  1. ^ Flash Gordon (1980) - Box office / business” (英語). IMDb. 2014年1月13日閲覧。
  2. ^ Flash Gordon (1980)” (英語). Box Office Mojo. 2014年1月13日閲覧。
  3. ^ 『スカイウォーキング 完全版―ジョージ・ルーカス伝』デール・ポロック著 高貴準三訳 ソニーマガジンズ刊、『ジョージ・ルーカス』ジョン バクスター著 奥田祐士訳 ソニーマガジンズ刊 『スター・ウォーズ』1978年劇場公開時パンフレット・プロダクションノート冒頭 他文献多数
  4. ^ DVD『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション』特典映像。出典である『超人対火星人』冒頭のテロップ自体を収録。
  5. ^ 『フラッシュ・ゴードン』1980年劇場公開当時パンフレット、イントロダクション(解説)項目に掲載
  6. ^ 同劇場公開当時チラシ裏面、パンフ・プロダクション・ノートに掲載
  7. ^ 『ジョージ・ルーカス』ジョン バクスター著 奥田祐士訳 ソニーマガジンズ刊、『SF映画マガジン'80 キネマ旬報特別編集』
  8. ^ 『ジョージ・ルーカス』ジョン バクスター著 奥田祐士訳 ソニーマガジンズ刊、『SF映画マガジン'80 キネマ旬報特別編集』
  9. ^ DVD『フラッシュ・ゴードン』より

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]