長居駅
長居駅 | |
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JR長居駅西口 | |
ながい Nagai | |
所在地 | 大阪市住吉区長居東四丁目 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細) 大阪市交通局(駅詳細) |
長居駅(ながいえき)は、大阪府大阪市住吉区長居東四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)および大阪市営地下鉄の駅である。
乗り入れ路線
JR西日本の阪和線と、大阪市交通局の大阪市営地下鉄御堂筋線が乗り入れており、接続駅となっている。JR西日本の駅は特定都区市内制度における「大阪市内」に属している。また地下鉄の駅には「M26」の駅番号が与えられている。
JR西日本の駅はICカード乗車券「ICOCA」、地下鉄の駅は同「PiTaPa」および磁気カードの「レインボーカード」、「スルッとKANSAI」対応各種カードの利用エリアに含まれている。
駅構造
JR西日本
JR 長居駅* | |
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ながい Nagai | |
◄鶴ケ丘 (0.8 km) (1.2 km) 我孫子町► | |
所在地 | 大阪市住吉区長居東四丁目3-52 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■阪和線(JR西日本) |
キロ程 | 4.7 km(天王寺起点) |
電報略号 | ナイ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,311人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)7月18日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 大阪市内駅 * 1944年に臨南寺前駅から改称。 |
相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所になった。改札口は1ヶ所のみ。
地上駅時代は島式ホーム2面4線の構造で、普通が快速列車や特急列車の待避を行っていたが、高架完成後は列車の待避設備は隣の鶴ケ丘駅に移された。また、駅の和歌山寄りに渡り線が設けられていた。
堺市駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。駅業務は高架化完成と同時に委託された。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■阪和線 | 下り | 鳳・関西空港・和歌山方面 |
2 | ■阪和線 | 上り | 天王寺・大阪方面 |
- 高架化駅舎開業の際に、通過列車用の入線メロディが別の新しいものに変更されたが、元のメロディに戻された(南田辺駅、我孫子町駅も同様)。
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阪和線の改札口
大阪市営地下鉄
大阪市営地下鉄 長居駅 | |
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ながい Nagai | |
◄M25 西田辺 (1.3 km) (1.2 km) あびこ M27► | |
所在地 | 大阪市住吉区長居東四丁目6-5 |
駅番号 | M26 |
所属事業者 | 大阪市交通局(大阪市営地下鉄) |
所属路線 | ■御堂筋線 |
キロ程 |
18.3km(江坂起点) 千里中央から24.2 km |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
30,206人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)7月1日 |
相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。各種スポーツイベント開催時の混雑に対応するため、ホーム幅が他の駅より広くとられている。改札口は南北双方に設けられている。
ホーム | 路線 | 行先 |
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1 | ■御堂筋線 | あびこ・なかもず方面 |
2 | ■御堂筋線 | なんば・梅田・新大阪・江坂・千里中央方面 |
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6号出入口
利用状況
2010年度の利用状況は、JR長居駅は1日平均5,311人(乗車人員)、地下鉄長居駅は30,206人(乗降人員)である[1]。
大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | JR西日本 | 大阪市営 地下鉄 |
---|---|---|
1997年 | 5,243 | |
1998年 | 5,132 | |
1999年 | 5,030 | |
2000年 | 5,103 | |
2001年 | 5,252 | |
2002年 | 5,238 | |
2003年 | 5,434 | |
2004年 | 5,455 | |
2005年 | 5,309 | |
2006年 | 5,187 | |
2007年 | 5,363 | 16,478 |
2008年 | 5,279 | 16,451 |
2009年 | 5,236 | 15,571 |
2010年 | 5,311 | 15,432 |
駅周辺
詳細は「長居」を参照
長居公園
公園自体は地下鉄の駅と接しているが広大であるため、長居スタジアムなど施設は鶴ケ丘駅の方が近い。
- 長居公園
- 大阪市長居陸上競技場(長居スタジアム) セレッソ大阪の本拠地。
- キンチョウスタジアム(長居球技場) 2010年8月以後事実上セレッソの本拠が移転。
- 大阪市長居第二陸上競技場(セレッソが暫定的に準本拠としていたほか、ラグビー公式戦にも使用)
- 大阪市長居障害者スポーツセンター
- 長居プール
- 大阪市立長居ユースホステル
- 大阪市立長居植物園
- 大阪市立自然史博物館
- 大阪市花と緑と自然の情報センター
- 臨南寺
学校
商業施設・金融機関
- レオパレスパートナーズ長居店
- たこ焼あほや長居店
- ライフ長居店
- スーパーサンディ長居店
- 関西スーパーマーケット長居店
- 食品館アプロ長居店
- ショップ長居
- 長居本通り商店会
- 長居パークホテル
- 近畿大阪銀行長居支店
- 池田泉州銀行長居支店(■旧泉州店舗)
- 十三信用金庫長居支店
- 日本郵政グループ
- 住吉長居郵便局
- 住吉長居四郵便局
- 住吉長居東郵便局
バス路線
歴史
- 1929年(昭和4年)7月18日 - 阪和電気鉄道が阪和天王寺駅(現在の天王寺駅) - 和泉府駅中間で開業した際に、臨南寺前駅(りんなんじまええき)として設置。
- 1940年(昭和15年)12月1日 - 南海鉄道への吸収合併により、同鉄道山手線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 戦時買収により国有化。国鉄阪和線の駅となる。同時に長居駅へ改称。
- 1954年(昭和29年)12月20日 - 駅舎改築。[2]
- 1955年(昭和30年)10月15日 - 車扱貨物廃止。[2]
- 1956年(昭和31年)12月15日 - 跨線橋新設。[2]
- 1960年(昭和35年)7月1日 - 大阪市営地下鉄1号線(現在の御堂筋線)の西田辺駅 - 我孫子駅間延伸により、同線の長居駅が開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅が西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始[3]。
- 2004年(平成16年)10月16日 - 上り線の駅高架工事完成し供用開始[4]。
- 2006年(平成18年)5月21日 - 下り線の駅高架工事完成し供用開始[5]。
隣の駅
脚注
- ^ 大阪市統計書 運輸・通信 2012年4月18日
- ^ a b c 天王寺鉄道管理局三十年写真史P275「駅の変せん」
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 2004年7月定例社長会見(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2004年7月21日
- ^ JR阪和線連続立体交差事業における下り線高架切替(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年3月30日
関連項目
外部リンク
- 長居駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 駅ガイド:長居駅 - 大阪市交通局