向清太朗

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向清太朗
<天津向>
本名 向清太朗
生年月日 (1980-02-27) 1980年2月27日(44歳)
出身地 広島県福山市
血液型 B型
身長 164cm
言語 日本語
方言 大阪弁
出身 NSC大阪校21期
コンビ名 天津
相方 木村卓寛
芸風 漫才 (ボケ)など
立ち位置
事務所 吉本興業
活動時期 1999年 -
同期 レギュラーカナリアなど
配偶者 未婚
公式サイト 公式ホームページ
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向 清太朗(むかい せいたろう、1980年2月27日 - )は、日本漫才師お笑いタレントであり、漫才コンビ天津のボケ(たまにツッコミ)担当。

広島県福山市出身。吉本興業所属。大阪NSC21期生。身長164cm、体重61kg。血液型はB型。

略歴

人物

  • 本人曰く「アキバ系」ではなく「ポンバシ系」である。ダイナマイト関西でのキャッチフレーズは「完全!ポンバシ系宣言」。また、「ホンバシ系・向」として第4・5回『R-1ぐらんぷり』に出場。萌えとは何かをレクチャーするネタで、2年連続で準決勝まで進出した。
  • 売りは「チビ・デブ・メガネ・オタク・ワキガ」のモテナイ5大要素を全て持つキャラ。
  • 当初はサブカル視点からオタク文化をネタにするというキャラクターだったが、程なくして無駄を省いた現在のキャラクターに芸風が固まった。
  • 4コマ漫画好きで、4コマ漫画家をゲストに迎えてのイベント「天津向の4コマトーク」を阿佐ヶ谷ロフトAにて随時開催している。2013年8月には自身初の著作として4コマ漫画をレビューした「この4コマがオモロイ!」を出している(後述)。
  • はりけ〜んず前田登と仲がよい。
  • そっくりな母と弟がいる。
  • 子供のころから広島東洋カープファン。
  • 学生時代、「赤ずきん茶々畑るり」のラジオネームで、広島のラジオ番組にたくさん投稿していた。
  • 初めて秋葉原に行ったとき、店員に「この前予約していたやつ、入りましたよ」と言われたことがある。
  • 日本橋を歩いていたらオタクの人に「やっと会えた〜」と言われたらしい。
  • 「萌えジャージ」を着用し始めた頃、大師匠のオール巨人に「スーツを着ろ」とこっ酷く注意されたのも関わらずその忠告に従わなかったため、逆鱗に触れたことがある。にも拘らず、その後もことあるごとにオール巨人批判を繰り返し一時期はかなり険悪な状態であったが、今田耕司らの仲介でわびを入れ何とか和解した。2008年に入ってからはスーツを着て漫才をすることも多い。
  • メッセンジャーあいはらのパラ軍団の一員。
  • 蒙古タンメン中本フリーク。
  • 2009年3月現在、キャッシュカード、クレジットカード類を持ったことがなく、毎回、通帳と判子を持って、銀行の窓口でお金を下ろしている。
  • かつては「天津の面白い方」と言われていたが、木村のブレイクの影響で「天津のエロ詩吟じゃない方」や、「ただのエロの方」などと言われる事があり、所謂『じゃない方芸人』(地味な方)の一人である。
    • しかし、芸人の間の評価ではまったく逆。ケンドーコバヤシは、「レイザーラモン勝山梶はおもろい方から売れたから、あとが大変だったが、天津は逆に、おもろない方から売れたからこれからどんどん来るぞ。天津のお笑いリーダーは、向やからな!」と自分のラジオ「ケンドーコバヤシのテメオコ」内で発言していた。
  • 後輩の南海キャンディーズ山里亮太ガリガリガリクソンと間違えられることがある。また、俳優の六角精児と間違えられることもある。
  • 仲のよい後輩たちを、「向チルドレン」と勝手に呼んでいる。これらのメンバーで、『オタク寄席』などを行っている。
    • ファーストチルドレンは、元漫才コンビ、大脇里村ゼミナールの里村(現在は、「もえもえポンバシ系」などの放送作家)
    • セカンドチルドレンは稲垣早希(向のラジオ番組のほぼ裏で桜がラジオ番組を始めたり、今まで向が担当していたサンテレビの『アニメ・ナビu』を2009年10月から稲垣が担当することなどから破門状態であったが、2010年3月21日のもえもえポンバシ系公開録音で仲直りした)。
    • サードチルドレンは、baseよしもとの山口了
    • フォースチルドレンは、相咲ポッポ。
    • フィフスチルドレンは、がっき~。
    • シックスチルドレンは、サオリリス。(ポラロイドマガジンのナターシャについては、OBCのラジオ番組、もえもえポンバシ系(2010年4月16日放送)で向本人が否定し、その日のゲストであったサオリリスさんの希望で正式に向チルドレン入りした。)
    • 次期チルドレン候補は、銀シャリの鰻。
  • 先輩芸人からは実はヲタクではないという弄られ方をされている。
    • ゴーK!』では麒麟川島明から、普段の発言や着ているシャツがスポーツ系であることを理由に、頻繁にこのことが指摘されていた。番組内で川島から誕生日プレゼントとして『シムシティDS』がプレゼントされた際には、ニンテンドーDS本体を所持していないため嬉しくないというやりとりが行われた。
    • よゐこ有野晋哉は『よゐこ部』の企画で自宅訪問した際に、漫画は4コマ漫画しか読まないことや、ヲタクなら嫌がるであろうCDケースや本を雑に扱うノリをしかけたが、向はまったく気にしていなかったことを明かしている[1]
    • ケンドーコバヤシからは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開時に『新世紀エヴァンゲリオン』をまったく見ておらず『破』も見ていなかったが、ヲタク芸人として売り出すにあたり、テレビシリーズから『破』までを2日で見終わったことが語られている[2]
  • PON!』でレギュラー出演している重盛さと美に酷く嫌われており、自主降板をほのめかすような悪口までも言われたほどである。
  • 自宅の寝室には「33歳までに年収2000万!」という張り紙がある。
  • 酒席でケンドーコバヤシに、「芸人にとって一番大事なことは何だと思います?僕は『諦めない心』だと思います」とお笑い論を切り出したが、鬱陶しがったコバヤシが「俺は明日辞めてもいいと思ってる。お前の考え方は違うんとちゃうか?」と答えたことにショックを受け、泣きながら実家の母親に電話し、驚いた母親が上京してきたことがあった[3]
  • 漫画原作者としても活動している(下述)。
  • アゴがよく外れる。出演する『ごきげん!ブランニュ』でも罰ゲームなどよく外す。
  • 吉本興業所属のアニメキャラ芸人たちによるコメディーショー「劇団アニメ座」のメンバーである。(向のみアニメキャラではない。ツッコミ役。「劇団アニメ座」の座長は若井おさむ
  • 2015年5月頃から、『ごきげん!ブランニュ』の企画で、ライザップの指導によるダイエットに挑戦。4ヶ月で79.9kgから61.0kgまで体重を落とした。
  • ラブライバーで南ことり推しである。またことりを演じる内田彩とはあいまいみーで共演している。またレコメン!でのラブライブ!特集を通じてKis-My-Ft2宮田俊哉と親交を深めている。

出演

ここでは(天津としてのコンビ出演ではない)向の単独出演分を記述。

テレビ

「アニメ女性しか愛せない罪」として起訴されて、「リアルウーマンキッスの刑」に処された。
2008年版には木村も出演。

テレビアニメ

  • 名探偵コナン(ヘリパイロットB) 第356話
  • あいまいみーAT-X他、2013年1月 - 3月)ナレーション〈全話〉、エンモ竹縄、カッパ〈第1話〉、森の民ヤムー、お巡りさん〈第2話〉、中西〈第3話〉、ラーメン屋の店主、トラックの運転手〈第4話〉、ハドフシュカ王子〈第6話〉、犬〈第10話〉、カッパA〈第11話〉、土手ゴン〈第12話〉、ルーカス秋本、医者〈第13話〉 役
  • あいまいみー -妄想カタストロフ-AT-X他、2014年7月 - 9月)ナレーション〈第1話 - 第4話、第6話 - 第7話、第9話 - 第13話〉、田中〈第1話、第12話〉、DJ〈第1話〉、さとうすずき、警官、警察犬〈第2話〉、なんらか、月の騎士〈第4話〉、マカロンちゃんタイトルコール、雨の日の生き物、トマティーナの人々〈第5話〉、ヘパイトス、観客たち〈第6話〉、ナーダック〈第7話〉、サケ、カッパ〈第8話〉、おじいさん、ヤムー〈第9話〉、じい〈第10話〉、医者、ズケさん(アニメED表記ではズケさんだが、原作表記ではヅケさん)〈第11話〉、サーモンピンク滝沢、実況レフェリー〈第12話〉、麻衣の成虫〈第13話〉 役
  • 不思議なソメラちゃん(AT-X他、2015年10月 - )ナレーション〈壱乃拳、参乃拳、四乃拳、六乃拳、七乃拳、八乃拳、拾乃拳 - 拾参乃拳〉、コロ〈壱乃拳〉、一番の方〈弐乃拳〉、ニートの男、ラジオの声〈参乃拳〉、松嶋ファンA〈四乃拳〉、ひでゆき、Dr.ウォミー、教習所の教官〈伍乃拳〉、執事〈七乃拳〉、アナウンサー、自衛隊の隊長〈九乃拳〉、サンタクロース〈拾乃拳〉、メヌースー、店長、銃鋼魔兵エクサ・デオドロス〈拾参乃拳〉 役

ラジオ

映画

ニコニコ生放送

公式生放送
チャンネル生放送
  • 天津・向とデス電所・竹内の水曜夜更けのアニマガ部(2013年8月22日 - )※基本的に隔週水曜日放送
  • 天津・向とデス電所・竹内のアニメ聖地巡礼チャンネル(2012年9月12日 - 2013年8月7日)※基本的に隔週水曜日放送

舞台

ライブ

  • 天津向の4コマトーク※隔月で開催
  • 天津向の「をたばなし」

イベント

  • 天津向プロデュース「アニ×ワラ」(2014年1月18日)
  • 天津向プロデュース「アニ×ワラ 14 WINTER」(2014年11月9日)

「劇団アニメ座」

  • 劇団アニメ座 旗揚げ公演(2010年11月15日)
  • 劇団アニメ座 2回目公演(2011年4月2日)
  • 劇団アニメ座 大阪公演 ~あの旗揚げ公演を大阪で行きまーす~(2011年7月2日)
  • 劇団アニメ座 東名京ツアー ~めぐりたい、そりゃ~(京都、2012年5月13日・名古屋、2012年5月19日・東京、2012年6月3日)
  • 劇団アニメ座番外編~思えばトークへ来たもんだ~(2013年4月2日)
  • 劇団アニメ座本公演~Z・刻を越えて~(2013年5月25日)
  • 劇団アニメ座番外編 ~よりぬきアニメ座さん~(2013年6月22日)
  • 劇団アニメ座ツアー2013 ~アニメじゃない、ほんとのことさ~(小倉、2013年7月20日・大阪、2013年8月17日・名古屋、2013年8月25日・東京、2013年9月22日)
  • アニメ座寄席(2013年12月22日 - )※アニメ座寄席は毎月開催
  • 劇団アニメ座オーディション2014(ヨシモト∞ホール、2014年3月15日)
  • 劇団アニメ座本公演~旗揚げのやつを再び~(よしもと幕張イオンモール劇場、2014年3月26日)

作品

漫画原作

コラム連載

  • むかいのよんこまこらむ(『本当にあった愉快な話芸能ズキュン!』(竹書房、連載中

小説

  • 芸人ディスティネーション(小学館、2014年5月20日発売)ISBN 978-4094514841

書籍

脚注

  1. ^ もっともゴチャ・まぜっ!』の新・よゐこの芸能日記メビウスのコーナーより
  2. ^ 木曜JUNK ZERO ケンドーコバヤシのテメオコ』2010年3月4日放送
  3. ^ 2012年10月18日 『アメトーーク 売れてる先輩×売れてない後輩』

外部リンク