蒙古タンメン中本

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蒙古タンメン中本(もうこタンメンなかもと)とは東京都板橋区桜川に本店を構えるラーメンチェーン店である。

板橋区にある本店のほか、豊島区新宿区品川区武蔵野市江東区台東区にも店舗を構えている。創業者は中本正、現在の店主は白根誠である。創業当時は中本の個人経営であったが、現在は白根の経営する誠フードサービスが各店舗を運営している。

目次

[編集] 沿革

蒙古タンメン中本の前身、中国料理中本(ちゅうごくりょうりなかもと)は1968年9月、板橋区に開店した。屋号は創業者の姓を取ったものであった。創業当初から中本は辛い料理を追求し、他店にはあまり見られないメニューを作り上げた。また安くて量も多かったため地元の高校生、特に私立城北高等学校東京都立大山高等学校の生徒に人気が高かった。しかし、1998年12月に中本の健康上の理由により一旦は閉店となった。閉店当日、その独特の注文システムのせいもあって、開店時間前には既に麺が売り切れていたというエピソードもある。[1]

中本の味に惚れ込んで、20年間も通い続けた常連客の白根誠は中国料理中本を継ぐことを熱望し、中本のもとで修行を始めた。そして2000年、中国料理中本は蒙古タンメン中本として再開した。2008年8月現在では豊島区西池袋新宿区西新宿目黒品川区上大崎)、武蔵野市吉祥寺江東区亀戸御徒町(台東区上野)の順に支店を増やし7店舗存在するチェーンとなった。

[編集] 特徴

蒙古タンメン中本の特徴は一味唐辛子を大量に加えた激辛スープと太い、および他店にはあまり見られないメニュー名にある。また、各店舗の内外装は唐辛子の色であるを基調としてまとめられている。その物珍しさも手伝ってか、昼食・夕食時ともなれば店舗には行列ができ、グルメ雑誌をはじめとする各種雑誌では都内の人気ラーメン店のひとつに数えられている。また、『VVV6』(フジテレビ)などテレビ番組でも度々取り上げられている。同店のファンである漫画家麻宮騎亜は、『週刊プレイボーイ』(集英社)に掲載中の作品『彼女のカレラ My Favorite Carrera』に蒙古タンメン中本を登場させた。[2]

[編集] メニュー

蒙古タンメン中本の特徴のひとつにそのメニューがある。蒙古タンメン中本には、他のラーメン店でよく見る「ワンタンメン」や「チャーシューメン」は存在せず、「蒙古タンメン」のような他店にあまり見られない名前の料理が存在する。ここでは蒙古タンメン中本の全ての店舗で出てくる基本メニューのみを挙げる。これらの基本メニューのほか、蒙古タンメン中本には期間や店舗を限定して出されているメニューもある。それらの多くは企画ものとして出されるものであるが、期間限定メニューから始まって当該店舗における定番メニューとなっているものもある。

[編集] 温麺系

温麺系では次のようなものがある。

味噌タンメン
味噌味のタンメンで、蒙古タンメン中本のメニューの中では辛さは比較的抑え目である。中本側ではこれを「基本形」と位置付け、初来店の客に勧めている。
蒙古タンメン
屋号ともなっている、蒙古タンメン中本の看板メニューである。上記の味噌タンメンに麻婆豆腐がかかっている。ただしこの麻婆豆腐には挽肉は入っておらず、またラーメンにのせることを前提に作られているため片栗粉が通常の麻婆豆腐よりも多く使用されている。この麻婆豆腐が辛いため、辛さは上記の味噌タンメンよりも一段階上がる。しかし、後述の北極ラーメンにこの麻婆豆腐を入れると、北極ラーメンがあまりに辛すぎるため逆に甘く感じるという逆転の現象も起きる。
味噌卵麺
「みそらんめん」と読む。辛い味噌味のスープに、豚肉モヤシを唐辛子で炒めたもの、ネギ、およびスライスしたゆで卵2.5個分がのっている。他のメニューと異なり注文を受けてからスープを作るため、料理人によって辛さにかなりの差があり、下は蒙古タンメンに近い辛さのものから上は北極ラーメン(後述)をしのぐものまである。平均的な辛さでは上記の蒙古タンメンより一段階辛くなる。
北極ラーメン
中国料理中本のメニュー書きには「炸醤麺(ジャージャン麺)」と記載されており、「北極」というのはその頃の常連客の間での通称であった。赤い激辛スープにゆでたもやしがのっており、同店の温麺系の中では最も辛い。あまりに辛いため、この北極ラーメンと後述の冷やし味噌ラーメンに関しては、初来店の客が誤って注文することのないよう、店舗側では張り紙やメニューへの注記などによって注意を呼びかけている。

[編集] つけ麺系

つけ麺系では次のようなものがある。

冷やし五目味噌タンメン
味噌タンメンのつけ麺版。蒙古タンメン中本のつけ麺系の中では最も辛さが抑え目である。
冷やし五目蒙古タンメン
蒙古タンメンのつけ麺版。上記の冷やし五目味噌タンメンに麻婆豆腐がかかっており、温麺の蒙古タンメン同様、辛さが一段階上がる。
冷やし味噌ラーメン
一見他のラーメン店にもありそうな「普通」の名前であるが、蒙古タンメン中本の全メニューの中で最も辛い料理。なお、上記の冷やし五目味噌タンメンおよび冷やし五目蒙古タンメンにはこの冷やし味噌ラーメンのスープがブレンドされているため、温麺の味噌タンメン・蒙古タンメンにくらべて若干辛くなる。また、この冷やし味噌ラーメンには「半冷やし味噌ラーメン」という小盛版があり、他の麺類または丼物とセットで注文することができる。ただし半冷やし味噌ラーメンを単体で注文することはできない。

[編集] ご飯系

基本のメニューへは「定食」と称して、小盛ライスと小盛麻婆豆腐をセットにすることもできる。また、蒙古タンメンの野菜、唐辛子スープで煮た豚肉、スライスしたゆで卵0.5個分、麻婆豆腐がご飯の上にのった「蒙古丼」というメニューもある。

[編集] 辛くないメニュー

一方、同店で食事をする客の中には家族連れやカップルもおり、全ての客が辛いものを食べることができるわけではない。そのため、以下のような辛くないメニューも用意されている。

湯麺
通常の塩味のタンメン。
冷やしラーメン
醤油ベースのつけ麺で、野菜が多く入っている。
冷やし醤油ラーメン
池袋店オリジナルメニュー

[編集] 限定メニュー

  • 北極の超
  • 北極野菜
  • 北極の春
  • 北極の夏
  • 北極の秋
  • 北極の冬
  • インドラーメン
  • ニコニコセット
  • テナム(汁なし油そば)
  • 中本チャンプ勇
  • 新神ラーメン

などなど多数。

[編集] 脚注・外部リンク

  1. ^ [1]
  2. ^ [2]