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2020年2月15日 (土) 00:55時点における版

新杉田駅
西口(2005年4月)
しんすぎた
Shin-Sugita
地図
所在地 横浜市磯子区新杉田町
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
横浜シーサイドライン駅詳細
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右から順にJR東口と横浜新都市交通(現・横浜シーサイドライン)の駅舎(2006年5月)

新杉田駅(しんすぎたえき)は、神奈川県横浜市磯子区新杉田町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・横浜シーサイドラインである。

乗り入れ路線

JR東日本の根岸線と、横浜シーサイドラインの金沢シーサイドラインが乗り入れ、接続駅となっている。当駅は金沢シーサイドラインで唯一、金沢区外に位置する駅である。

JR東日本の駅は、特定都区市内制度における「横浜市内」に属している。根岸線には「JK 05」、横浜シーサイドラインの金沢シーサイドラインには「1」の駅番号がそれぞれ付与されている。

近隣に京浜急行電鉄(京急本線)杉田駅がある。杉田駅では根岸線・金沢シーサイドラインへの乗換案内を行っているが、当駅では京急線への直接の乗換案内は行われていない。

歴史

駅構造

根岸線の高架線はほぼ北西から南東に走り、その後は南へ行く。JRの駅の北東の脇に横浜シーサイドラインの駅があり、横浜シーサイドラインの高架は当駅からほぼ南東に延びる形となっている。

JR東日本

JR 新杉田駅
しんすぎた
Shin-Sugita
JK 06 磯子 (1.6 km)
(3.0 km) 洋光台 JK 04
所在地 横浜市磯子区新杉田町6
北緯35度23分13秒 東経139度37分10秒 / 北緯35.38694度 東経139.61944度 / 35.38694; 139.61944 (JR 新杉田駅)座標: 北緯35度23分13秒 東経139度37分10秒 / 北緯35.38694度 東経139.61944度 / 35.38694; 139.61944 (JR 新杉田駅)
駅番号 JK 05
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 根岸線
キロ程 11.1km(横浜起点)
大宮から70.2km
八王子から55.5 km
電報略号 シス
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
37,782人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1970年昭和45年)3月17日
乗換 京急本線杉田駅
備考 業務委託駅
みどりの窓口
浜 横浜市内
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相対式ホーム2面2線を有する高架駅。ホーム全体が勾配(横浜方が下り勾配、大船方が上り勾配)となっている。

駅舎は高架下にあり、それぞれのホームから階段が延びる。階段は各ホームにそれぞれ1本ずつある。1番線横浜寄りの階段および2番線大船寄りにあった階段では2007年(平成19年)6月12日からエスカレータが設置された。エレベーターも併設されている。

業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)で、駅舎内にはみどりの窓口自動改札機自動券売機が設置されている。その他、改札外に売店「NewDays」新杉田1号店がある。以前は改札内にも売店があった。また、一時期に立ち食いそば店が改札口の横にあった。

トイレは改札内に設置されており、多目的トイレも設けられている[3]

なお、1980年代末期までは、改札口・券売機は1階に設置されていた。

改札を出ると、根岸線の高架下に駅ビル「ビーンズ新杉田」があり、ここから北東側に行くと東口、南西側に行くと西口に出る。駅ビルには売店や食堂などが軒を連ねている。

のりばは東口側を1番線として、下表の通り。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 JK 根岸線 下り 洋光台大船方面
2 上り 横浜東京上野方面 JK 京浜東北線直通
JH 横浜線 - 新横浜町田八王子方面 朝晩のみ運転

(出典:JR東日本:駅構内図

ホームの大船方がカーブしていて見通しが悪いため、2番線への列車接近時には接近放送が流れてからホームに列車が到着するまでの間、接近警告機から踏切と同じ警報音が鳴り続ける。

横浜シーサイドライン

横浜シーサイドライン 新杉田駅
しんすぎた
Shin-Sugita
(1.3 km) 南部市場 2
所在地 横浜市磯子区新杉田町8-1
駅番号 1
所属事業者 横浜シーサイドライン
所属路線 金沢シーサイドライン
キロ程 0.0 km(新杉田起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
34,043人/日
-2017年-
開業年月日 1989年平成元年)7月5日
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頭端式ホーム1面2線を持つ高架駅で、ホームドアが設置されている。駅番号1。のりばは北側から1番線、2番線となっており、両方のホームで金沢八景方面からの列車が下車客を扱い、その後折り返し金沢八景方面に発車していく。

ホームの西側に接する形で駅舎がある。ここには自動改札機・自動券売機と定期券などを発売する有人の窓口があり、改札外にはゆうちょ銀行ATMや京急ステーションコマース運営の売店も設置されているが[4]、平日の午前中のみの営業となっている。直営駅。

トイレは改札内に設置され、手洗器には液体石鹸も備え付けられ[5]、多目的トイレも設けられている。

横浜シーサイドラインの駅舎を出るとJRの東口の駅前に出る他、横浜シーサイドラインの駅舎とJRの駅ビルとを直接結ぶ通路も設けられている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 金沢シーサイドライン 下り 八景島金沢八景方面
2
横浜新都市交通(現・横浜シーサイドライン)ホーム(2010年4月)

利用状況

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1]
年度 横浜シーサイドライン[6]
1日平均
乗降人員
増加率
2006年(平成18年) 31,310
2009年(平成21年) 32,536
2010年(平成22年) 32,430 −0.3%
2011年(平成23年) 31,695 −2.3%
2012年(平成24年) 32,398 2.2%
2013年(平成25年) 33,337 2.9%
2014年(平成26年) 32,919 −1.3%
2015年(平成27年) 33,446 1.6%
2016年(平成28年) 33,559 0.3%
2017年(平成29年) 34,043 1.4%

年度別1日平均乗車人員(1991年 - 2000年)

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 1]
年度 JR東日本 横浜新都市交通[6] 出典
1991年(平成03年) 31,116
1992年(平成04年) 31,913 13,753
1993年(平成05年) 34,677 15,304
1994年(平成06年) 34,830 15,266
1995年(平成07年) 34,405 15,267 [乗降データ 2]
1996年(平成08年) 34,741 15,672
1997年(平成09年) 34,743 15,340
1998年(平成10年) 36,360 16,920 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) 35,368 16,163 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) [JR 1]34,121 15,413 [神奈川県統計 2]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 1]
年度 JR東日本 横浜シーサイドライン[6] 出典
2001年(平成13年) [JR 2]33,947 15,236 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 3]33,720 15,072 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 4]33,451 15,071 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 5]33,804 15,350 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 6]34,447 15,491 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 7]35,260 15,655 [神奈川県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 8]36,725 16,163 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 9]37,422 16,361 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 10]37,415 16,276 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 11]36,686 16,194 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 12]36,314 15,850 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 13]37,105 16,207 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 14]37,569 16,664 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 15]37,719 16,450 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 16]38,498 16,730 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 17]38,474 16,774 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 18]38,320 17,028
2018年(平成30年) [JR 19]37,782

駅周辺

根岸線の東側は埋め立てによって生まれた工業地域となっており、IHI横浜工場、東芝横浜事業所、KATO HICOM本社、日本飛行機本社などがある。根岸駅付近から根岸線に沿ってきた首都高速湾岸線国道357号は当駅で根岸線と分かれ、以後は金沢シーサイドラインに沿うこととなる。

駅の南西側では、国道16号沿いに古くからの町並みが開けている。2004年(平成16年)9月29日には西口から産業道路を挟んだ場所にマンションを併設した大規模な商業施設「らびすた新杉田」が完成し、駅の西口と新杉田歩道橋で直結している。

京浜急行電鉄京急本線)の杉田駅は西に400mほどの距離で、乗り換え客も多い。2008年3月15日より定期券についてJR新杉田駅・京急杉田駅接続の連絡運輸を開始した。

駅の周辺にある主要な施設としてはその他新杉田地域ケアプラザ、地球シミュレータセンターなどがある。

  • らびすた新杉田
  • 横浜市行政サービスコーナー新杉田
  • 新杉田公園
  • 磯子スポーツセンター
  • 横浜市南部地域療育センター
  • 磯子・金沢シーサイド住宅公園
    • 現在の新杉田公園、スポーツセンター、療育センター付近には1980年代中頃まで西武グループの杉田ゴルフ場、テニスコート、西武自動車学校があったが、いずれも金沢シーサイドライン市大医学部駅周辺に移転し、自動車学校は「南横浜自動車学校」と改名された。杉田ゴルフ場の名称は現在もそのまま使われている。

バス路線

新杉田駅前バスターミナル(2007年12月9日撮影)

新杉田駅前(バスターミナル)

  • 横浜市営バス
    • 〔215〕大谷団地循環新杉田駅前
    • 〔294〕なぎさ団地循環新杉田駅前・富岡バスターミナル
  • 横浜交通開発
    • 〔61〕入国管理局前
    • 〔117〕急行藤森工業前循環

新杉田駅前(産業道路沿い)

聖天橋国道16号)※徒歩約5分

  • 横浜京急バス
    • 北方向乗り場
    • 南方向乗り場
      • 〔4〕追浜駅・追浜車庫前(金沢文庫経由)
      • 〔110〕杉田・杉田平和町
      • 〔磯6〕杉田

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JK 根岸線
快速・各駅停車
磯子駅 (JK 06) - 新杉田駅 (JK 05) - 洋光台駅 (JK 04)
横浜シーサイドライン
金沢シーサイドライン
新杉田駅 (1) - 南部市場駅 (2)

脚注

記事本文

  1. ^ “無人運転の車両逆走し衝突、横浜”. カナロコ. 共同通信 (神奈川新聞社). (2019年6月1日). https://www.kanaloco.jp/article/entry-171799.html 2019年6月2日閲覧。 
  2. ^ “シーサイドライン25m逆走し衝突、15人重軽傷 横浜:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2019年6月2日). https://www.asahi.com/articles/ASM616WP6M61ULOB00Q.html 2019年6月2日閲覧。 
  3. ^ アルカード内に車椅子対応トイレは設置されていないが、隣接するバスターミナルの公衆トイレに車椅子対応個室有り。
  4. ^ 開業当初は設置されていなかった。また、一時期営業していなかったことがあった。
  5. ^ 当駅のみ。
  6. ^ a b c 社名変更に伴い、2012年まで横浜新都市交通、2013年より横浜シーサイドライン

利用状況

JR・私鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
JR・私鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧

関連項目

外部リンク