雨のパレード

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雨のパレード
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間 2013年 -
レーベル
公式サイト 雨のパレード Offcial Web Site
メンバー
旧メンバー 是永亮祐(ベース

雨のパレード(あめのパレード)は、日本の3人組ロックバンド。所属レーベルJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの社内レーベルのSPEEDSTAR RECORDS

概要[編集]

ポストダブステップ、インディーR&B、エレクトロハウス、アンビエント、トラップなど様々なジャンルを超えたその音楽性とUSインディー/オルタナなど海外の音楽シーンとの同時代性を保ちながらそれをジャパニーズ・ポップスへと落とし込むソングライティング、アナログシンセサイザーサンプラードラムマシンなどを取り入れたサウンドメイクが特徴[2]ポストロックをベースにしたアプローチを取り、バンドという形態ではあるがバンドに拘らない、バンドサウンドではないものを意識している°[3][4]。サウンド自体は同世代の洋楽バンドに影響を受けているが、メロディラインなどポップスとしての感覚は日本のポップミュージックに影響されている[5]

福永浩平が書いた歌詞と曲を基に音楽性の異なる3人のメンバーがセッションしながら作り上げることでさまざまな要素が入った独自のサウンドが生まれる[2]

メンバー[編集]

バンドメンバー[編集]

福永 浩平(ふくなが こうへい)
ボーカル担当。鹿児島県出身。
高校の時に弾き語りを始めるが学校に軽音楽部がなかったので自分で部を作った[6]。卒業後は音楽の専門学校に通った[4]
影響されている音楽はアウスゲイルRhyeフランク・オーシャンといったR&Bをルーツに感じるような同世代の海外アーティスト[6][5]
音楽的なルーツは両親の好きだったジャズ小田和正玉置浩二松任谷由実、初めて衝撃を受けた音楽は小6の時にドラマ主題歌として聴いたクイーンの「I Was Born To Love You」で、クイーンは初めて自分のお小遣いでベスト盤『JEWELS』を買った。北欧の音楽やUKアートロックと呼ばれるものから邦楽では細野晴臣矢野顕子高田渡はっぴいえんどハナレグミきのこ帝国などまで、洋邦新旧問わず聴く。しかしヘビーメタルハードコアは苦手[6][2][7][8]
サカナクション幕張メッセで行ったライブで、展示場をぶち抜いた大会場に大勢の観客が集まっているのを見て「音楽でこんなに人を集めることができるんだ」と衝撃を受け、自分たちも幕張メッセを埋めることを目標に置いている[9]
自身のバンド以外にも、南波志帆の楽曲「City Lights」の作詞・作曲を手掛けている。
山崎 康介(やまさき こうすけ)
ギターシンセサイザー担当。鹿児島県出身。
ギターを始めるきっかけはゆずのようなフォークソングだったが、高校の時にエレキギターに転向してからはヘビーメタル、ハードコア、ハードロックメロコアなども聴き始め、卒業後はブルージーな音楽へと方向転換した[5][2][7]
大澤 実音穂(おおさわ みねほ)
ドラムス担当。鹿児島県出身。
音楽的ルーツは両親の影響でずっとやっていたクラシック音楽。中学校の吹奏楽部パーカッションを担当したことがきっかけでドラムと出会い、音楽専門学校では打楽器を専攻した。東京事変の刃田綴色に憧れてプロのドラマーになりたいと思っていた。東京事変の他にはYUKIハナレグミが好きで、雨のパレードを始めてからはインディーR&Bなどを聴くようになった[5][2]

旧メンバー[編集]

是永 亮祐(これなが りょうすけ)
ベース担当。大分県出身。
音楽的ルーツはガガガSPSTANCE PUNKSなどの青春パンク系のバンド。そこから友達がカラオケで歌うaikoを聞くようになり、椎名林檎東京事変に夢中になった。音楽専門学校に入ってからはパット・メセニージャコ・パストリアスのようなフュージョン系に進んだ。ベースは椎名林檎つながりで亀田誠治に多大な影響を受けている[5][2][7]
椎名林檎のデビュー20周年記念トリビュート・アルバムアダムとイヴの林檎』の1曲目「正しい街」に亀田誠治プロデュースによるスペシャルバンド「theウラシマ’S」のベーシストとして参加[注 1][10]
2019年1月18日、脱退を表明する。

クリエイター[編集]

トノ ハルナ
ペインター。
橋本 彩(はしもと あや)
ジュエリーデザイナー。
kari
コスチュームデザイナー。

略歴[編集]

2013年、東京で結成。福永、山崎、大澤は地元の鹿児島県で組んでいたバンドを解散し、新たにバンド活動をするために上京してきた[3][5][6]。ベースの是永はGLAYでドラムを叩いているToshi Nagaiの紹介により東京で加入した[3]

2014年10月、ミニアルバム『sense』をリリース。

2015年7月に残響レコードから発売した3rdミニアルバム『new place』の表題曲がスペースシャワーTVのレコメンド企画「it!」に選出され話題を集める。同年10月に大阪・ミナミ地区で開催されたサーキットイ ベント「MINAMI WHEEL」では、初出演ながら会場に入場規制がかかるほどの来場者数を記録する。

2016年1月にインディーズ最後の作品となる1stシングル「Tokyo」を発表。3月2日、フルアルバム「New generation」をリリースし、SPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビューを果たす[4]

作品[編集]

シングル[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 最高順位
インディーズ
1st 2016年1月27日 Tokyo CD ZNR-141
メジャー
1st 2016年7月20日 You CD+DVD VIZL-1005(初回生産限定盤) 30位
CD VICL-37188(通常盤)
2nd 2016年12月21日 stage CD+LIVE CD VIZL-1093(初回生産限定盤) 28位
CD VICL-37240(通常盤)
3rd 2017年8月23日 Shoes CD+LIVE CD VIZL-1215(初回生産限定盤) 27位
CD VICL-37308(通常盤)
4th 2019年4月24日 Shoes CD+DVD VIZL-1559(初回盤) 40位
CD VICL-37468(通常盤)

配信限定シングル[編集]

発売日 タイトル 収録曲
2018年1月10日 What's your name?
  1. What's your name?
2019年7月10日 Summer Time Magic
  1. Summer Time Magic
2019年9月25日 Story
  1. Story
  2. Trust
2020年7月15日 Summer Time Magic (Acoustic Session Ver.)
  1. Summer Time Magic (Acoustic Session Ver.)
2020年8月29日 IDENTITY
  1. IDENTITY

ミニアルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 最高順位
インディーズ
1st 2014年10月8日 sense CD ZNR-136
2nd 2015年7月1日 new place CD ZNR-139 183位

オリジナルアルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 最高順位
1st 2016年3月2日 New generation CD VICL-64526(初回仕様:紙ジャケット) 49位
2nd 2017年3月8日 Change your pops CD+DVD VIZL-1116(初回生産限定盤) 29位
CD VICL-64717(通常盤)
3rd 2018年3月14日 Reason of Black Color CD+DVD VIZL-1297(初回限定盤) 25位
CD VICL-64916(通常盤)
4th 2020年1月22日 BORDERLESS CD+BONUS CD+BOOK VIZL-1696(完全生産限定盤) 27位
CD VICL-65265(通常盤)
5th 2020年12月23日 Face to Face CD+BONUS VICL-65458(初回限定盤) 138位
CD VICL-65459(通常盤)

参加作品[編集]

発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
2014年08月20日 残響record Compilation vol.4 PCCA-04080 3.ペトリコール ポニーキャニオン

タイアップ[編集]

楽曲名 タイアップ先 収録ディスク 起用年
In your sense J-WAVE「Happy Rainy J-WAVE」キャンペーンソング You
Change your pops
2016年
morning NHKアニメほのぼのログ」テーマ音楽
1969 Gap 1969 RECORDS SUMMER 2016 キャンペーンソング stage
Change your pops
stage TBS系テレビ「CDTV」12月度エンディングテーマ
Petrichor H.I.S.「台湾キャンペーン」CMソング sense
New generation
2017年
Shoes テレビ東京系ドラマ「下北沢ダイハード」エンディングテーマ Shoes

主なライブ[編集]

ワンマンライブ・主催イベント[編集]

開催日 タイトル 備考
2015年3月27日 漂白する都市 TSUTAYA O-nest
2015年7月7日〜7月24日 雨のパレード 3rd mini Album 『new place』 release tour〔 肥大する夜 〕
2015年12月20日 雨のパレード presents 「呼応する表象」
2016年3月24日 インストアライブ TOWER RECORDS梅田NU茶屋町
2016年4月2日〜4月9日 ワンマンツアー「New generation」
2016年6月6日 雨のパレード自主企画イベント「&」 渋谷WWW w/Czecho No Republic
2016年8月6日 メジャー1stシングル「You」タワーレコード発売記念イベント TOWER RECORDS渋谷
2016年9月15日〜9月22日 ワンマンライブツアー「You&I」
2016年12月25日 stage 発売記念インストアイベント TOWER RECORDS新宿
2017年2月5日 雨のパレード presents「&」 恵比寿LIQUIDROOM w/GLIM SPANKY
2017年3月11日・3月13日 雨のパレード アルバム「Change your pops」発売記念イベント
2017年3月24日〜4月14日 ワンマンライブツアー 2017「Change your pops」
2017年9月9日〜10月21日 ワンマンツアー2017「Untraveled」
2017年10月29日 One man Tour 2017 "Untraveled" in Taipei 台湾・The WALL TAIPEI
2018年1月10日 ame_no_parade x LIVE TIPS Special Live presented by WOWOW マイナビBLITZ赤坂
2018年2月4日 雨のパレード presents「&」 恵比寿LIQUIDROOM w/きのこ帝国
2018年3月31日〜4月21日 ame_no_parade Oneman Tour 2018 "COLORS"
2018年4月24日 ame_no_parade RELEASE PARTY "Ahead Ahead" 恵比寿LIQUIDROOM w/荘子it
2019年8月28日〜9月10日 ame_no_parade SUMMER TOUR "Summer Time Magic"
2020年2月2日〜2月22日 ame_no_parade TOUR 2020 "BORDERLESS"
2020年8月25日 ame_no_parade DIGITAL LIVE 2020 "BORDERLESS ver.2.0" オンラインライブ w/Dos Monos
2020年12月25日 ame_no_parade LIVE 2020 "Face to Face" Zepp DiverCity

出演イベント[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 小野田雄 (2017年3月8日). 雨のパレード流〈ポップス〉。『Change your pops』について福永浩平に訊く. インタビュアー:小野田雄. ソニー・ミュージックエンターテインメント. WHAT's IN? tokyo.. https://tokyo.whatsin.jp/70153 2020年9月19日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f 【インタビュー】雨のパレード――懐かしさと新しさが絶妙なバランスで同居する、彼らの音楽性”. トレンドニュース. GYAO! (2017年8月9日). 2017年10月1日閲覧。
  3. ^ a b c 総合芸術の「創造集団」を名乗るバンド、雨のパレードって何者?(1/3)”. CINRA.NET (2015年7月3日). 2016年7月8日閲覧。
  4. ^ a b c 雨のパレード「New generation」インタビュー (1/3)”. 音楽ナタリー Power Push. 株式会社ナターシャ (2016年2月29日). 2016年7月8日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 雨のパレード「New generation」インタビュー (2/3)”. 音楽ナタリー Power Push. 株式会社ナターシャ (2016年2月29日). 2016年7月8日閲覧。
  6. ^ a b c d 新時代のアートロックを生み出す首謀者=福永浩平とは何者か? (1/3)”. RO69(アールオーロック). ロッキング・オン (2015年7月6日). 2016年7月8日閲覧。
  7. ^ a b c 雨のパレード”. JUNGLE☆LIFE. JUNGLE LIFE (2014年10月8日). 2016年7月8日閲覧。
  8. ^ 雨のパレード「New generation」インタビュー (3/3)”. 音楽ナタリー Power Push. 株式会社ナターシャ (2016年2月29日). 2016年7月8日閲覧。
  9. ^ 総合芸術の「創造集団」を名乗るバンド、雨のパレードって何者?(3/3)”. CINRA.NET (2015年7月3日). 2016年7月8日閲覧。
  10. ^ 椎名林檎20周年トリビュートに宇多田&小袋、三浦大知、LiSA、井上陽水ら”. BARKS (2018年3月2日). 2018年4月17日閲覧。

外部リンク[編集]