コンテンツにスキップ

横手市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。114.20.5.105 (会話) による 2012年5月18日 (金) 11:36個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

よこてし ウィキデータを編集
横手市
横手市旗
横手市章
2005年平成17年)10月1日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
市町村コード 05203-5
法人番号 3000020052035 ウィキデータを編集
面積 692.80km2
総人口 79,278[編集]
推計人口、2024年6月1日)
人口密度 114人/km2
隣接自治体 秋田県
大仙市
由利本荘市
湯沢市
仙北郡美郷町
雄勝郡羽後町
東成瀬村
岩手県和賀郡西和賀町
市の木 りんご
市の花
市の鳥 白鳥
横手市役所
市長 髙橋大
所在地 013-8601
秋田県横手市条里一丁目1番1号[注釈 1]

(条例における事務所の位置、本庁北庁舎)
外部リンク 横手市の公式サイト

横手市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

横手市(よこてし)は、秋田県南部に位置する

概要

秋田県県南部の中心都市である。

2005年(平成17年)10月1日、旧横手市、旧平鹿郡に属する増田町平鹿町雄物川町大森町十文字町山内村大雄村すべてが合併し、新制横手市として発足。これにより、一時的にではあるが県庁所在地である秋田市を除いて県内で唯一の人口10万を超えるなど、県内第2の人口を有する都市となった。平成の大合併で10万都市というのは他にもあるが、横手市の場合はほぼ旧平鹿郡と横手市は生活圏がほぼ一致していたこともあり、市域と生活圏が一致する10万都市である。そのため、中心部が10万都市の機能を合併前から持ち合わせていたこともあり、同市の合併を促進した。2月に行われるかまくらが全国的に有名。庁舎は、本庁南庁舎(横手平鹿広域交流センター)・北庁舎(行政センター)と決定。旧市町村役場庁舎は「横手市役所○×庁舎」(○×は旧市町村名)とした。また、各庁舎は地域における窓口機関として「横手市○×地域局」ともなっている。なお、法令上の本庁舎は北庁舎となる[注釈 2]

地理

横手盆地の中央部に位置し、東の奥羽山脈から流れる横手川が市街地を流れる。南北に国道13号及び湯沢横手道路、東西に国道107号及び秋田自動車道が通る交通の要衝である。

歴史

政治

市長

旧・横手市

現・横手市

議会

  • 議長:塩田勉、 副議長:奥山豊
2009年(平成21年)11月 - 2011年(平成23年)6月 石山米男(元・増田町長[注釈 3])、副議長 塩田勉
2007年(平成19年)11月 - 2009年(平成21年)10月 議長 田中敏雄、副議長 髙安進一
2005年(平成17年)11月 - 2007年(平成19年)11月 議長 田中敏雄(旧横手市議)、副議長 佐々木喜一(旧増田町議)
合併に伴う在任特例を適用しなかったため、2005年(平成17年)10月24日に市長選挙と同時実施。選挙は定数34人に対し73人が立候補する大混戦となった。
現在の定数は30人(2011年(平成23年)6月現在、欠員1名)。

市庁舎

  • 本庁北庁舎
  • 本庁南庁舎
  • 横手庁舎(横手地域局、旧横手市役所)
  • 増田庁舎(増田地域局、旧増田町役場)
  • 平鹿庁舎(平鹿地域局、旧平鹿町役場)
  • 雄物川庁舎(雄物川地域局、旧雄物川町役場)
  • 大森庁舎(大森地域局、旧大森町役場)
  • 十文字庁舎(十文字地域局、旧十文字町役場)
  • 山内庁舎(山内地域局、旧山内村役場)
  • 大雄庁舎(大雄地域局、旧大雄村役場)


これらの他、横手市では2010年(平成22年)12月に、秋田県の出先機関で当市域を管轄する秋田県平鹿地域振興局と、双方が実施する事務事業を共同化・一体化して処理することによる住民サービスの向上、事務事業の効果的・効率的な実施、行政コストの縮減等を目的として機能を合体することで合意し、2011年度(平成23年度)から順次開始している。これにより、平鹿地域振興局の局舎内にも市職員が配置されている[1]
また、合併以来、南北の本庁舎と旧市町村の役場庁舎を流用し分庁方式が取られていたが、2011年(平成23年)5月に平鹿地域振興局を含む旧・横手市市街地の6庁舎に集約するべく引越し作業が行なわれ、業務を開始した[2]

姉妹都市・提携都市

国内

郵便局

  • 横手平城郵便局
  • 横手駅前郵便局
  • 横手鍛冶町郵便局
  • 横手旭川郵便局
  • 横手幸町郵便局
  • 横手栄郵便局
  • 旭郵便局
  • 横手黒川郵便局
  • 田根森郵便局
  • 阿気郵便局
  • 川西郵便局
  • 八沢木郵便局
  • 雄物川大沢郵便局
  • 里見郵便局
  • 羽後植田郵便局
  • 羽後吉田郵便局
  • 醍醐郵便局
  • 真人郵便局


人口

横手市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 124,160人
1975年(昭和50年) 119,716人
1980年(昭和55年) 120,479人
1985年(昭和60年) 119,088人
1990年(平成2年) 115,761人
1995年(平成7年) 112,600人
2000年(平成12年) 109,004人
2005年(平成17年) 103,652人
2010年(平成22年) 98,367人
2015年(平成27年) 92,197人
2020年(令和2年) 85,555人
総務省統計局 国勢調査より


観光

観光スポット・祭事・催事

温泉

公共施設など

特産物・名産品

地域

街おこし

  • 2010年(平成22年)より横手市内外の有志数名がTwitterを用いた街おこし活動[5] を開始した。ヨコッター(Yokotter) と呼び、全国の新聞やテレビ、ラジオにも盛んに取り上げられた。

交通

鉄道

バス

道路

教育

専門学校

高等学校

中高一貫校「併設型」

中学校

エラー: {{予定}}は廃止されましたので使用しないでください。

小学校

特別支援学校

幼稚園

(全て私立)

  • 上宮第一幼稚園
  • 上宮第二幼稚園
  • 土屋幼稚園
  • こひつじ幼稚園

その他

メディア

ラジオ

出身有名人

貴族・武士

政治家

学者

実業家

文化人

芸能人

スポーツ選手

その他

ゆかりのある人物

指定金融機関

北都銀行指定金融機関秋田銀行北日本銀行指定代理金融機関である。

北都銀行の前身の羽後銀行は、発足当時、増田村(旧・増田町)に本店があった。その後、横手町(旧・横手市)に本店を移転した経緯から、合併市のほぼ全域が同行の地盤中の地盤であり、旧大雄村以外の市町村が、合併前から北都銀行を指定していた。合併にともない、旧大雄村側はそれまで指定金融機関だった秋田ふるさと農業協同組合を指定代理金融機関へするように求めていた。

そこで北都銀行は、横手市大雄地域局庁舎(旧大雄村役場)敷地内へ「横手支店横手市大雄庁舎出張所」として合併と同時にATMを設置し、また収納代理金融機関をすべての市内金融機関に拡張することで決着した。このほか、指定代理金融機関の2行は、旧市の指定を継承した。

なお、北都銀行には有人拠点の「横手支店横手市役所出張所」があるが、合併と同時に市役所となった現庁舎にあるわけではなく、横手庁舎(新設合併前の旧・横手市役所)にある。現庁舎の近隣店は、横手西支店である。

2011年(平成23年)より、コンビニでの水道料金収納業務を開始したが、こちらは、秋田銀行と地銀協系列の企業の協力体制によるスキームによって取り扱いを開始している。

注釈

  1. ^ 2009年2月22日までは、横手市前郷字下三枚橋269番地であったが、同年2月23日より、横手駅西地区で住居表示を実施したため、変更となった。
  2. ^ 南庁舎の住所は、条里一丁目1番64号(旧・前郷字下三枚橋163番地)となっている。
  3. ^ 合併問題で{{subst:和暦|2005}}に町長を辞職していたため、最後の町長ではない。なお、同町の最後の町長である、旧・増田町長は千田孝八となる。
  4. ^ 1902年(明治35年)小坂亀松が旧制横手中学校(現在の横手高校)の英語教師として赴任してきたアメリカ人チャールス・C・チャンプリンの住居として建てたもので、大工の棟梁は藤村初五郎と伝えられる。
  5. ^ 日本さくら名所100選」選定。公園を設計したのは、秋田市の千秋公園と同じ、造園家長岡安平。キャンプ場、アスレチックなど整備が進んでいる。かつて、同敷地内に真人スキー場が存在し、売店を兼ねたヒュッテも備わっていたが、天下森スキー場開業(昭和50年代中盤 - 後半ごろ)により、閉鎖。戦後初の大ヒット「リンゴの唄」が主題歌となった映画「そよかぜ」のロケ地でもあり、公園内には「リンゴの唄の碑」「並木路子先生顕彰碑」がある。
  6. ^ 1876年(明治9年)、旧平鹿郡醍醐村で栽培されたものがルーツ。
  7. ^ 平成17酒造年度全国新酒鑑評会で『雪の音』が金賞を受賞。
  8. ^ 第14回 国際酒まつり「純米大吟醸・純米吟醸部門」第1位。NHK連続テレビ小説のまんさくの花にちなむ。
  9. ^ 旧・増田町の地域では、岩手県の水沢(奥州市)へ通ずることから、国道397号線のことを「水沢線」と呼ぶ。旧・増田町から岩手県側へ距離的には最短ルートであるが、毎年11月から5月まで県境部分が冬季閉鎖になることと、急カーブ・急坂が連続するワインディングロードが災いして、使い勝手が良くない。秋田自動車道の全面開通や鬼首道路の供用開始で、水沢線は忘れられつつある。

脚注

  1. ^ 平鹿地域振興局と横手市との機能合体に関する基本協定を締結しました。”. 秋田県 (2010年12月27日). 2011年5月28日閲覧。
  2. ^ 横手市役所、引っ越し作業始まる 中心部の6庁舎に集約”. 秋田魁新報社 (2011年4月30日). 2011年5月28日閲覧。
  3. ^ 第7回よこての全国線香花火大会の開催について”. 社団法人秋田県観光連盟. 2011年6月25日閲覧。
  4. ^ 第8回 よこての全国線香花火大会”. 社団法人 横手市観光協会. 2011年6月25日閲覧。
  5. ^ 140文字で奇跡を起こす 秋田県横手市をtwitterで街おこし!!

関連項目

外部リンク

行政
観光