そうすけ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杉浦双亮から転送)
Jump to navigation Jump to search
そうすけ
本名 杉浦 双亮(すぎうら そうすけ)
ニックネーム 八丈島の禿鷹
生年月日 (1976-02-08) 1976年2月8日(42歳)
出身地 東京都八丈町
血液型 B型
身長 174cm
言語 日本語
方言 共通語
最終学歴 帝京大学
出身 太田プロお笑いセミナー
コンビ名 360°モンキーズ(1997年 - 2018年)
相方 山内 崇(コンビ時代)
芸風 コントものまね
事務所 太田プロダクション
活動時期 1997年 -
同期 インスタントジョンソン
過去の代表番組 A女E女
他の活動 プロ野球選手
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2006年 第8回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権優勝

そうすけ1976年2月8日 - )は、日本お笑い芸人、元プロ野球選手投手)。本名及び旧芸名は杉浦 双亮(すぎうら そうすけ)。2016年の1シーズン、四国アイランドリーグplus愛媛マンダリンパイレーツに所属した。選手としての登録名は「サブロク双亮」。

太田プロダクション所属。山内崇とのコンビ、360°モンキーズ(2018年1月限りで解散)でボケを担当していた。

経歴[編集]

八丈島の出身で、埼玉県大宮市(現さいたま市)・東京都渋谷区で育つ。実家は寺院で、父親は僧侶だった[1]帝京高校から帝京大学に進学した。

芸人としての経歴[編集]

下記、プロ野球選手の引退発表時に芸名の改名を発表[2]2017年12月10日から芸名を本名から「そうすけ」に改めた[3]

相方・山内崇の芸能界引退に伴い、2018年1月に360°モンキーズを解散し、以降はピン芸人として活動している[4]

野球選手としての経歴[編集]

サブロク双亮 (杉浦 双亮)
サブロク双亮2016.04.jpg
2016年4月10日松山中央公園野球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都八丈町
生年月日 (1976-02-08) 1976年2月8日(42歳)
身長
体重
174 cm
73 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 投手
初出場 四国IL / 2016年4月10日
最終出場 四国IL / 2016年9月9日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

八丈町立三根小学校3年の時に野球好きだった父とのキャッチボールがきっかけで野球に興味を持ち、4年から少年野球チームで投手として活躍。5年まで過ごした後、家族で埼玉県大宮市に引っ越し、現在のさいたま市立上小小学校に転校。八丈島ではなかなか試合ができなかったが、転校後は毎週試合ができるようになり、投手としての楽しさを覚えたという[5]

渋谷区立松濤中学校ではエースを務め、本人いわく「チーム自体はあんまりでしたが、ただ、周りを見ても、僕より上回っている選手はいなかったと思います、なので、“あれ、オレ、いけるぞ”と思っていました」とのこと[6]

当時は無名だった埼玉の聖望学園からも誘いがあったが、プロ野球選手を目指し前田三夫監督率いる帝京高校に進学。1年先輩にセンバツ優勝投手で巨人などで活躍した三澤興一がいた[7]。三澤らが引退し新チームとなった2年秋の都大会前に練習試合で先発のチャンスをもらったが、いきなり3者連続四球で無死満塁となった後4番打者に満塁弾を打たれ交代し、それ以来一度もマウンドに上がれなかった。甲子園出場実績はない。高校の卒業アルバムには「野球は諦めて芸人になる」と書いていた。

帝京大学では野球を離れ、その後は太田プロダクションに所属しお笑い芸人となるが、芸人になった後も草野球で定期的にプレーを続けていた[7]

2015年10月26日、ブログで独立リーグ・四国アイランドリーグplusのトライアウトを受けることを報告[8]。きっかけは夏の高校野球甲子園大会で、「40歳という節目を目前に球児たちの頑張りをみて、自分ももう一度、夢を目指してもいいんじゃないかと思った」と熱く語り、相方の山内も「応援する」と言ってくれたという[7]11月4日から10日にかけて行われたトライアウトに参加し、初の実戦形式となった登板ではエラーとヒット2本で高校時代と同じくいきなり無死満塁のピンチを迎えたが、後続を抑え無失点で切り抜けた。同月11日、愛媛マンダリンパイレーツに合格した[9]

2016年1月20日に契約合意し正式に愛媛への入団が決定した[10]。四国ILの選手は原則的に副業が禁止されているが、特例として入団後も芸人活動を認められた。愛媛の監督である弓岡敬二郎はウェブサイトに寄稿した文章で、「単なる話題性だけで獲得したのではありません」と記し、トライアウトリーグでの取り組みや入団後は選手活動中心にするという話から「その心意気を買いました」と理由を説明した[11]

2016年2月2日に入団記者会見を行い、背番号はコンビ名にちなんで36に決定、登録名は「サブロク双亮」となる[12]

4月2日の開幕時点では「練習生」で、公式戦出場可能な選手登録枠には入っていなかった[13]。監督の弓岡敬二郎は、3月15日にウェブに寄稿した文章で「現状は先発ではなく、中継ぎでの起用を考えています」「対外試合で投げるかどうかは、調整具合を見て判断する予定」と述べていた[14]。4月9日に選手登録され[15]、4月10日の巨人3軍との交流戦で3-4で迎えた9回表に登板[16]、打者2人と対戦し、四球と犠打で1アウト2塁となったところでわずか7球で降板したものの、デビュー登板を果たした[17](その後9回裏に愛媛が西村健太朗から2点を奪いサヨナラ勝ち)。試合後「先頭打者に四球というのは投手として一番やってはいけないこと。頭丸めてきます。あっ、もう丸まってる!」とコメントした。

8月20日にホームの松山中央公園野球場でおこなわれた対香川オリーブガイナーズ戦で初の先発登板。この先発は7月7日に予告されており、当日は相方の山内が始球式に登場[18]。4回に四球で二死満塁のピンチを招いたところで降板し、勝利投手にはなれなかったがノーヒットでチームの勝利を導いて試合後にはヒーローインタビューを受けた[18]

9月9日の対高知ファイティングドッグス戦で先発、公式戦で初めて5回を投げ抜き無失点に抑えて降板したが、後続の選手が打たれて勝利投手にはなれなかった[19]

最終的に2016年シーズンは9試合(13と2/3回)に登板、勝敗・セーブはつかず、被安打12、与四死球16(うち与死球2)、奪三振1、自責点3の防御率1.98という成績であった[20]。ポストシーズンのうち、徳島インディゴソックスとのリーグチャンピオンシップでは登板の機会はなかったが、年間総合優勝を決めた試合後にチームメイトから胴上げを受けた[21]群馬ダイヤモンドペガサスと対戦したグランドチャンピオンシップでは、第3戦の8回、10点のリードを付けられた場面で登板し、2安打2四球で2点を失った[22]

2016年は芸能活動もおこない、そのためにベンチ入りできなかった試合もあった[23]。シーズン終了後、「野球と芸人の仕事の両立はやっぱり簡単ではなかったですね。久しぶりに芸能の仕事に行くと、笑いの勘が鈍ってるなあと思うことがよくありました。(中略)逆に野球に戻ると、今度は野球の勘が鈍ってて…」と取材に対して述べている[23]

12月13日、現役引退を発表し[24]、翌12月14日にリーグから今季限りでの退団が正式に発表された[25]。リーグ発表に付されたコメントでは「この人生の中で、本当に楽しくて成長できた貴重な1年間でした」と述べている[25]

野球選手としての特徴[編集]

高校時代の最速は141km/h。本人曰く、コントロールに課題があったという[6]

2016年当時は120 - 30km/h台の速球にスライダー、チェンジアップなどを駆使した“技巧派”右腕としてプレーし、「制球は高校時代よりいい」と話していた[7]。引退後の取材では、入団後のトレーニングによってトライアウト時よりも球速が上がったと述べている[26]。愛媛に2016年に在籍した陽建福から身振りで受けたアドバイスにより、制球力が向上したという[21]。芸でネタにしたことがある張泰山(2016年は徳島に在籍)と対戦して打ち取り、試合後に投球についてのコメントを受けたことも「いい自信になった」と述べている[21]

四国アイランドリーグplusは指名打者制を採用しているためバッティングは試合で披露する機会はなかったが、打撃フォームはモノマネとは違い至って普通である。本人によると「巡り巡って普通に戻るもん」だという[27]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]












































2016 愛媛 1.98 9 0 0 0 0 0 0 13.2 64 12 0 1 14 2 3 3 0 0
通算:1年 1.98 9 0 0 0 0 0 0 13.2 64 12 0 1 14 2 3 3 0 0

背番号[編集]

  • 36 (2016年)

人物[編集]

元相方の山内とともに阪神タイガースのファンである。一方、千葉ロッテマリーンズの選手数人と仲がいい(選手のブログにも紹介されている)。

ゴルフもやり、ベストスコアは79。

単独での出演[編集]

コンビでの出演歴については「360°モンキーズ」の項を参照。

著書[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

出典[編集]

  1. ^ 素晴らしきお言葉”. 360°モンキーズオフィシャルブログ (2014年5月30日). 2016年9月12日閲覧。
  2. ^ “プロ野球&芸人の“二刀流”杉浦双亮が現役引退&改名 相方・山内は入籍報告”. ORICON NEWS. (2016年12月13日). https://www.oricon.co.jp/news/2082960/full/ 2018年3月18日閲覧。 
  3. ^ sugiurasousukeの昨年12月10日に『杉浦双亮』から『そうすけ』へ改名のツイート2018年3月18日閲覧。
  4. ^ “360°モンキーズが今月末で解散 そうすけはピン芸人、山内崇は芸能界を引退”. ORICON NEWS. (2018年1月12日). https://www.oricon.co.jp/news/2103987/full/ 2018年3月18日閲覧。 
  5. ^ 愛媛マンダリンパイレーツ サブロク双亮投手(第1回)「投手・杉浦 双亮の野球経歴書」
  6. ^ a b “360°モンキーズ・杉浦双亮が四国アイランドリーグのトライアウトに挑戦「リアル野球盤に“プロ野球選手”として凱旋したい」”. リアルライブ. (2015年10月26日). http://npn.co.jp/article/detail/51442099/ 2015年11月11日閲覧。 
  7. ^ a b c d “本気です!360°モンキーズ杉浦、プロ野球トライアウト受験へ”. SANSPO.COM. (2015年10月26日). http://www.sanspo.com/geino/news/20151026/owa15102605060001-n1.html 2015年11月11日閲覧。 
  8. ^ “決意!”. 360°モンキーズオフィシャルブログ『八丈島の禿鷹と板橋の豚』. (2015年10月26日). http://ameblo.jp/360monkeys/entry-12088471923.html 2015年11月11日閲覧。 
  9. ^ “トライアウトリーグ2015合格者について”. 愛媛マンダリンパイレーツ. (2015年11月12日). http://www.m-pirates.jp/news/entry/2015/11/008416.php 2018年8月28日閲覧。 
  10. ^ “お笑いタレント 360°モンキーズ  杉浦双亮 愛媛MP入団!!【チームからのお知らせ】”. 愛媛マンダリンパイレーツ公式サイト. (2016年1月20日). http://www.m-pirates.jp/news/entry/2016/01/008632.php 2016年1月20日閲覧。 
  11. ^ 第238回 愛媛・弓岡敬二郎「連続日本一と育成の1年に」”. Sports Communications (2016年1月19日). 2016年1月23日閲覧。(連載企画「野球西国巡り)
  12. ^ “お笑いタレント・杉浦双亮さん、愛媛MP入団会見”. 愛媛新聞. (2016年2月2日). http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160202/news20160202263.html 2016年2月2日閲覧。 
  13. ^ 2016年度四国アイランドリーグplus 選手登録・練習生一覧(2016年3月31日現在) (PDF)
  14. ^ 第242回 愛媛・弓岡敬二郎監督「4番は元ヤクルトのデニング」”. Sports Communications (2016年3月15日). 2016年4月3日閲覧。(連載企画「野球西国巡り)
  15. ^ 選手登録・練習生公示のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2016年4月9日)
  16. ^ 4/10 愛媛 vs 巨人 - 四国アイランドリーグplus
  17. ^ “芸人と二刀流 サブロク双亮が初登板”. デイリースポーツ. (2016年4月10日). http://www.daily.co.jp/newsflash/baseball/2016/04/10/0008977485.shtml 2016年4月10日閲覧。 
  18. ^ a b “【ヒーローインタビュー】サブロク双亮、4回2/3をノーヒットピッチ。坊っちゃんを熱狂させた40歳。”. 4SPO. (2016年8月21日). http://4spo-kagawa.com/blog2/?p=5730 2016年8月21日閲覧。 
  19. ^ 9/9 高知vs愛媛 - 試合結果(四国アイランドリーグplus、2016年9月9日)
  20. ^ 選手成績 愛媛マンダリンパイレーツ - 四国アイランドリーグplus(2016年9月20日閲覧)
  21. ^ a b c 高田博史 (2016年9月26日). “愛媛・サブロク双亮 夢の「1勝」お預けも大きな財産を手にした総合V”. デイリースポーツ. http://www.daily.co.jp/baseball/shikoku/2016/09/26/0009524390.shtml 2016年10月13日閲覧。 
  22. ^ 群馬DP vs 愛媛MP公式記録 (PDF) - 四国アイランドリーグplus
  23. ^ a b 浜村博文 (2016年10月13日). “【野球】ファンに認められたサブロク双亮の“二刀流””. デイリースポーツ. http://www.daily.co.jp/opinion-d/2016/10/13/0009575228.shtml 2016年10月13日閲覧。 
  24. ^ “さぶろく杉浦 四国アイランドL引退発表 エッセー発売”. スポニチアネックス. (2016年12月14日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/14/kiji/K20161214013904950.html 2016年12月14日閲覧。 
  25. ^ a b 愛媛MP サブロク双亮選手 退団のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2016年12月14日)
  26. ^ a b そうすけ、もう「満足」40歳で野球独立リーグ挑戦したお笑い芸人が1年で引退のワケ”. スポーツ報知 (2017年3月11日). 2017年3月15日閲覧。
  27. ^ お笑い芸人初のプロ野球選手「360°モンキーズ」杉浦 情熱を呼び覚ました卒業アルバム

関連項目[編集]

外部リンク[編集]