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早花まこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さはな まこ
早花 まこ
生年月日 1月19日
出身地 日本の旗 東京都大田区
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 2002年 - 2020年
活動内容 2002年:宝塚歌劇団入団、雪組配属
2020年:宝塚歌劇団退団
主な作品
宝塚歌劇
『ベルサイユのばら』
『カラマーゾフの兄弟』
『星逢一夜』
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早花 まこ
職業 文筆家
活動期間 2020年-
代表作 すみれの花、また咲く頃―タカラジェンヌのセカンドキャリア―
公式サイト 早花まこnote
宝塚歌劇団卒業生
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早花 まこ(さはな まこ、1月19日[1] - )は、元宝塚歌劇団雪組娘役。

東京都大田区[1]田園調布雙葉高等学校出身[1]。身長158cm[1]。愛称は「きゃびい」[1]

来歴

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2000年、宝塚音楽学校入学。

2002年、宝塚歌劇団に88期生として入団。入団時の成績は13番[2]星組公演「プラハの春LUCKY STAR!」で初舞台[1][3]。その後、雪組に配属。

2020年3月22日、「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3]

在団中より「歌劇」誌での連載を担当し[4]、退団後は文筆家として活動。新潮社の本の総合情報サイトBookBangでの「ザ・ブックレビュー 宝塚の本箱」や「考える人」で連載[5]

2023年3月、初の著書「すみれの花、また咲く頃―タカラジェンヌのセカンドキャリア―」を出版[6]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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雪組時代

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  • 2002年10月、『ホップ スコッチ -Hopscotch 石けり-』(バウ・東京特別公演)ビッキー・センター
  • 2003年8月、『Romance de Paris』新人公演:ハイファ(本役:麻倉ももこ)/レ・コラージュ -音のアラベスク-』
  • 2003年10月、樹里咲穂コンサート『JUBILEE-S』(新神戸オリエンタル・東京特別)
  • 2004年1月、『送られなかった手紙』(バウ・日本青年館)ドーニャ
  • 2004年8月、『あの日みた夢に -シカゴ・アンダーワールド・ブルース-』(シアタードラマシティ・東京特別)アニー
  • 2005年3月、『睡(ねむ)れる月』(シアタードラマシティ・東京特別公演・福岡)菜摘
  • 2005年6月、『霧のミラノ』新人公演:ジル(本役:山科愛)/『ワンダーランド』
  • 2005年11月、『銀の狼』シモーヌ/『ワンダーランド』(全国ツアー)
  • 2006年2月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』オスカル(少女時代)、新人公演:バイオレット(本役:麻樹ゆめみ
  • 2006年7月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』(全国ツアー)オスカル(少女時代)
  • 2006年9月、『堕天使の涙』新人公演:シャルロット(本役:山科愛)/『タランテラ!』
  • 2007年2月、『星影の人』玉葉/『Joyfull!!Ⅱ』(中日公演)
  • 2007年5月、『エリザベート』女官、新人公演:リヒテンシュタイン(本役:美穂圭子
  • 2007年9月、『星影の人』玉葉/『Joyfull!! II』(全国ツアー)
  • 2008年1月、『君を愛してる-Je t'aime-』クレザンテーム 新人公演:アンジェリック(本役:晴華みどり)/『ミロワール』
  • 2008年5月、『凍てついた明日-ボニー&クライドとの邂逅(かいこう)-』(バウ)ブランチ・コールドウェル/ビリー・メイスン
  • 2008年8月、『ソロモンの指輪』/『マリポーサの花』マリア、新人公演:グロリア(本役:愛原実花
  • 2008年12月、『カラマーゾフの兄弟』(シアタードラマシティ・東京特別公演)フェーニャ
  • 2009年3月、『風の錦絵』/『ZORRO 仮面のメサイア』ニーニャ
  • 2009年7月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-』リュボフ・ネコタナ/『RIO DE BRAVO!!』
  • 2009年11月、『情熱のバルセロナ』モニカ/『RIO DE BRAVO!!』(全国ツアー)
  • 2010年2月、『ソルフェリーノの夜明け』メアリー/『Carnevale 睡夢』
  • 2010年6月、『ロジェ』モニーク/『ロック・オン!』
  • 2010年10月、『はじめて愛した』(ドラマシティ・東京特別)ジャンヌ
  • 2011年4月、『ニジンスキー〜奇跡の舞神〜』(バウ・東京特別)ポーラ
  • 2011年9月、『仮面の男』(ボーリング)淑女(敗者)[7]/『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
  • 2011年12月、『Samourai』(ドラマシティ・東京特別)ジャクリーヌ
  • 2012年3月、『ドン・カルロス』メンドーサ公女/『Shining Rhythm!』
  • 2012年7月、『フットルース』(博多座)ヴァイ・ムーア
  • 2012年10月、『JIN-仁-』勝乃/『GOLD SPARK! -この一瞬を永遠に-』
  • 2013年2月、『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』(ドラマシティ・東京特別)五条ミナ
  • 2013年4月、『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』ロザリー
  • 2013年8月、『若き日の唄は忘れじ』ふね/『ナルシス・ノアールII』(全国ツアー)
  • 2013年10月、大劇場公演 第52回 『宝塚舞踊会』
  • 2013年11月、『Shall we ダンス?』アニス/『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
  • 2014年3月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』(全国ツアー)オルタンス
  • 2014年6月、『一夢庵風流記 前田慶次』歌比丘尼/『My Dream TAKARAZUKA』
  • 2014年10月、『パルムの僧院 -美しき愛の囚人-』(バウ)キキーナ
  • 2015年1月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』ポリニャック伯爵夫人/『ファンシー・ガイ!』
  • 2015年5月、『星影の人』染香/『ファンシー・ガイ!』(博多座)
  • 2015年7月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』美和、あおさぎ(2役)/『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
  • 2015年11月、『哀しみのコルドバ』マルーカ/『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』(全国ツアー)
  • 2016年2月、『るろうに剣心』井上武子、天神(2役)
  • 2016年6月、『ドン・ジュアン』(KAAT神奈川芸術劇場・シアタードラマシティ) パロマ
  • 2016年10月、『私立探偵ケイレブ・ハント』コートニー/『Greatest HITS!』
  • 2017年2月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』美和、あおさぎ(2役)/『Greatest HITS!』(中日公演)
  • 2017年4月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』芸者玉菊/『Dramatic “S”!』
  • 2017年8月、『琥珀色の雨にぬれて』ソフィー/『“D”ramatic S!』(全国ツアー)
  • 2017年10月、大劇場公演 第54回 『宝塚舞踊会』
  • 2017年11月、『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』クレール/『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』
  • 2018年3月、『誠の群像-新選組流亡記-』お光/『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』(全国ツアー)
  • 2018年6月、『凱旋門-エリッヒ・マリア・レマルクの小説による-/Gato Bonito!!~ガート・ボニート、美しい猫のような男~』ビンダー夫人
  • 2018年11月、『ファントム』マダム・ドリーヌ
  • 2019年2月~3月、『PR PRince』(バウホール)アリーチェ
  • 2020年1〜3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 - 院長 退団公演[3]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

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書籍

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  • すみれの花、また咲く頃 タカラジェンヌのセカンドキャリア(2023年、新潮社)[6]

連載

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  • 月刊『歌劇』誌「つぼ」(2021年5月-)

WEB連載

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  • BookBang「ザ・ブックレビュー 宝塚の本箱」[8]
  • 考える人」「私、元タカラジェンヌです。」(連載終了)[9]

ラジオ

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  • 早花まこのハリネズミラジオ(2021年3月-2023年、FM aiai[10]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、72頁。ISBN 978-4-86649-089-2
  2. ^ 小林公一・監修『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、114頁。ISBN 9784484146010
  3. ^ a b c 宝塚雪組 舞咲りん、早花まこ、美華もなみの退団を発表 デイリースポーツ
  4. ^ Memories of 早花まこ”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 宝塚クリエイティブアーツ. 2024年10月23日閲覧。
  5. ^ “共通するのは踏み出す勇気…「すみれの花、また咲く頃―タカラジェンヌのセカンドキャリア―」早花まこ著”. スポーツ報知. (2023年4月3日). https://hochi.news/articles/20230402-OHT1T51312.html 2024年10月24日閲覧。 
  6. ^ a b 早花まこさん「9人のタカラジェンヌ、第2の人生の選択」」『日本経済新聞』2023年7月15日。2024年10月24日閲覧。
  7. ^ 東京宝塚劇場公演では、役名が「マリー・テレーズ王妃」に変更
  8. ^ ザ・ブックレビュー 宝塚の本箱”. Book Bang -ブックバン-. 新潮社. 2024年10月24日閲覧。
  9. ^ 私、元タカラジェンヌです。”. 考える人. 新潮社. 2024年10月24日閲覧。
  10. ^ 元宝塚・早花まこ 読書家がハマる詩の音読「面白い!だまされたと思って試して」”. めざましmedia. フジテレビジョン (2023年3月13日). 2024年10月24日閲覧。

外部リンク

[編集]

早花まこnote