ニコラス・オタメンディ

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ニコラス・オタメンディ Football pictogram.svg
Nicolás Otamendi 2018.png
アルゼンチン代表でのオタメンディ(2018年)
名前
本名 ニコラス・エルナン・ゴンサロ・オタメンディ
Nicolás Hernán Gonzalo Otamendi
ラテン文字 Nicolás OTAMENDI
基本情報
国籍 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
生年月日 (1988-02-12) 1988年2月12日(30歳)
出身地 ブエノスアイレス
身長 183cm
体重 82kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 マンチェスター・シティFC
ポジション DF (CB)
背番号 30
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2008-2010 アルゼンチンの旗 ベレス・サルスフィエルド 40 (1)
2010-2014 ポルトガルの旗 ポルト 77 (7)
2014-2015 スペインの旗 バレンシア 35 (6)
2014 ブラジルの旗 アトレチコ・ミネイロ (loan) 5 (0)
2015- イングランドの旗 マンチェスター・シティ 94 (6)
代表歴2
2009- アルゼンチンの旗 アルゼンチン 53 (4)
1. 国内リーグ戦に限る。2018年5月13日現在。
2. 2018年3月27日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ニコラス・エルナン・ゴンサロ・オタメンディNicolás Hernán Gonzalo Otamendi, 1988年2月12日 - )は、アルゼンチンブエノスアイレス出身のバスク系アルゼンチン人同国代表サッカー選手イングランドプレミアリーグマンチェスター・シティFC所属。ポジションはディフェンダー(センターバック、右サイドバック)。

クラブ経歴[編集]

ベレス[編集]

ベレスの下部組織出身である。ウーゴ・トカッリスペイン語版監督に抜擢され、2008年5月10日、ホームでのロサリオ・セントラル戦 (2-1) でデビューした[1]。トカッリ監督が指揮していた間はマリアーノ・ウグレシッチ、ワルド・ポンセスペイン語版、フェルナンド・トビオ、マルコ・トルシグリエリに次ぐ5番手のセンターバックと位置づけられていたが、リカルド・ガレカ監督が就任したクラウスーラ2009シーズンには、ポンセがチリ代表の試合で負傷したため、オタメンディは出場機会を得た[1]セバスティアン・ドミンゲスとコンビを組んで19試合中17試合に出場し、リーグ優勝に貢献した[2]。シーズン終了後には、インテル[3]フィオレンティーナ[4]レアル・マドリード[5]ユヴェントス[6]など欧州のクラブへの移籍の噂が持ち上がったが、ベレスに残留した。

アペルトゥーラ2009シーズンのアルセナル戦 (3-1) でプロ初得点を決めた。2009年にはコパ・スダメリカーナの試合に出場して国際舞台にデビューし、同年を通しての活躍からエル・パイス紙による南米ベストイレブンに選出された[7]

ポルト[編集]

2010年8月23日、ポルトガル・プリメイラ・リーガポルトと5年契約を結んだ[8][9]。この際にFCポルトは移籍金400万ユーロでオタメンディの保有権の50%を得て、残りの50%の権利を得るかどうかは2011年9月に持ち越された[10]。9月25日のオリャネンセポルトガル語版戦 (2-0) でデビューし、その試合で初得点も決めた。中盤戦以降はレギュラーに定着し、2011年2月13日のSCブラガ戦では2得点を決めている。

バレンシア[編集]

2014年2月5日、2014-15シーズンからリーガ・エスパニョーラバレンシアに5年契約で移籍することが発表された[11]

アトレチコ・ミネイロ[編集]

2014年2月7日、CBFはオタメンディのバレンシアからアトレチコ・ミネイロへの期限付き移籍手続きが正式に完了したことを発表した。移籍期間は2014年6月末まで[12]

バレンシア復帰[編集]

2014年7月、バレンシアに復帰。シュコドラン・ムスタフィとのCBコンビでチームをチャンピオンズリーグ圏内の4位に導く活躍を見せた。

マンチェスター・シティ[編集]

2014-15シーズン終了後、マンチェスター・ユナイテッドレアル・マドリードへの移籍話が浮上したが、2015年8月、プレミアリーグマンチェスター・シティに5年契約で移籍決定。

代表経歴[編集]

2009年5月、アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ監督によってパナマとの親善試合のために招集された[13]。この際の招集メンバーはアルゼンチン国内リーグ所属選手のみで構成されていた。この時のオタメンディは21歳であり、まだCAベレス・サルスフィエルドのトップチームで11試合しか出場していなかった[1]。5月20日に行われたパナマ戦に先発出場して代表デビューを果たし、3-1で勝利した。その後の2010 FIFAワールドカップ・南米予選コロンビア戦とエクアドル戦にも招集され、エクアドル戦ではセンターバックでマルティン・デミチェリスとコンビを組んで出場した。ブラジル戦ではCAベレス・サルスフィエルドでチームメイトのセバスティアン・ドミンゲスとコンビを組んで先発出場した。南米予選最終戦のウルグアイ戦にも先発出場したが、この試合では右サイドバックとしてプレーした。

2010年5月19日、2010 FIFAワールドカップに出場するアルゼンチン代表メンバーに選出された[14][15]。グループリーグ最終戦のギリシャ戦に出場し、試合後の記者会見でマラドーナ監督は「今日の試合ではオタメンディが最高の選手だった」と述べて彼を称えた[16]。決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦にはフル出場し、3-1で勝利した。準々決勝のドイツ戦には右サイドバックとして出場したが、思うようなプレーができずに0-4で大敗し、彼を右サイドで起用したマラドーナの先見の明の無さとともに彼のプレー自体も批判された[17][18]

2011年9月2日のベネズエラとの親善試合で代表初得点となる決勝点を挙げた。

個人成績[編集]

クラブ[編集]

クラブ シーズン 国内リーグ 国内カップ 国内リーグカップ 国内スーパーカップ 国外カップ 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ベレス・サルスフィエルド 2008 1 0 0 0 1 0
2009 18 0 0 0 18 0
2010 19 1 14 0 33 1
2011 2 0 0 0 2 0
通算 40 1 14 0 54 1
ポルト 2010-11 15 5 2 0 2 0 0 0 13 1 32 6
2011-12 20 2 1 0 2 0 0 0 7 0 30 2
2012-13 29 0 1 0 1 0 1 0 8 0 40 0
2013-14 13 0 2 1 0 0 1 0 4 0 20 1
通算 77 7 6 1 5 0 2 0 32 1 122 9
アトレチコ・ミネイロ 2014 5 0 7 0 12 0
通算 5 0 7 0 12 0
バレンシア 2014-15 35 6 3 0 38 6
通算 35 6 3 0 38 6
マンチェスター・シティFC 2015-16 30 1 2 0 5 0 12 1 49 1
2016-17 30 1 5 0 1 0 7 0 43 1
通算 157 14 9 1 5 0 2 0 53 1 226 16

代表[編集]


アルゼンチン代表国際Aマッチ
出場得点
2009 5 0
2010 5 0
2011 5 1
2012 - -
2013 1 0
2014 2 0
2015 12 0
2016 13 2
2017 8 0
2018 3 1
通算 54 4

[19]

代表での得点[編集]

# 開催年月日 開催地 対戦国 スコア 結果 試合概要
1. 2011年9月2日 インドの旗 コルカタソルトレイク・スタジアム ベネズエラの旗 ベネズエラ 1-0 1-0 親善試合
2. 2016年6月10日 アメリカ合衆国の旗 シカゴソルジャー・フィールド パナマの旗 パナマ 1-0 5-0 コパ・アメリカ・センテナリオ
3. 2016年9月6日 ベネズエラの旗 メリダエスタディオ・メトロポリタノ・デ・メリダ ベネズエラの旗 ベネズエラ 2-2 2-2 2018 FIFAワールドカップ・南米予選
4. 2018年3月27日 スペインの旗 マドリードワンダ・メトロポリターノ スペインの旗 スペイン 2-1 6-1 親善試合

タイトル[編集]

クラブ[編集]

ベレス
ポルト
マンチェスター・シティ

個人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Nicolás Otamendi: "El de Vélez es un grupo con hambre"” (Spanish). La Nación (2009年4月28日). 2009年10月2日閲覧。
  2. ^ Closing '09 statistics”. Argentine Soccer. 2010年8月8日閲覧。
  3. ^ Mercado: Otamendi podría ir al InterGoal.com、2009年6月16日
  4. ^ Mercado: La Fiorentina tiene a Otamendi como primera opciónGoal.com、2009年8月4日
  5. ^ Mercado: Otamendi en la mira del Real MadridGoal.com、2009年7月21日
  6. ^ Mercado: Juventus está primero en la carrera por Otamendi Goal.com、2009年9月18日
  7. ^ Verón fue elegido como el mejor jugador de América” (Spanish). 24CON (2009年12月31日). 2009年12月31日閲覧。
  8. ^ Porto sign Argentina defender Otamendi”. UEFA.com (2010年8月23日). 2010年8月25日閲覧。
  9. ^ ポルト、オタメンディ獲得で合意Goal.com、2010年8月24日
  10. ^ “Acordo de princípio para a compra do jogador Otamendi” (Portuguese) (PDF). FC Porto. (2010年8月23日). http://www.fcporto.pt/IncFCP/PDF/Investor_Relations/FactosRelevantes/CompraOtamendi23082010.pdf 
  11. ^ バレンシア、オタメンディ獲得を発表Goal、2014年2月6日
  12. ^ La CBF oficializa inscripción de argentino Otamendi con el Atlético Mineiro” (スペイン語). Terra Argentina (2014年2月7日). 2014年2月7日閲覧。
  13. ^ Bocación local” (Spanish). Olé (2009年4月17日). 2009年10月2日閲覧。
  14. ^ ¡Acá están, estos son!” (Spanish). Olé (2010年5月19日). 2010年5月19日閲覧。
  15. ^ アルゼンチン代表、W杯に望む23人を発表Goal.com、2010年5月20日
  16. ^ Liniers queda en Sudáfrica” (Spanish). Olé (2010年6月23日). 2010年6月23日閲覧。
  17. ^ Daniel Edwards (2010年7月4日). “Javier Zanetti or Nicolas Otamendi? The decision to snub Inter's captain cost Maradona & Argentina”. Goal.com. http://www.goal.com/en-gb/news/2890/world-cup-2010/2010/07/04/2009766/world-cup-2010-comment-javier-zanetti-or-nicolas-otamendi 2010年7月16日閲覧。 
  18. ^ Ian Ladyman (2010年7月5日). “Diego Maradona finally exposed as Argentina's weakest link... along with their right full back”. Daily Mail. http://www.dailymail.co.uk/sport/worldcup2010/article-1291953/WORLD-CUP-2010-Diego-Maradona-finally-exposed-Argentinas-weakest-link--right-back.html 2010年7月16日閲覧。 
  19. ^ Nicolás Otamendi”. Transfermarkt. 2017年1月4日閲覧。

外部リンク[編集]