パウロ・ディバラ

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パウロ・ディバラ Football pictogram.svg
Dybala 2017 (edited).jpg
2017年のディバラ
名前
本名 パウロ・ブルーノ・ディバラ
Paulo Bruno Exequiel Dybala[1]
愛称 La Joya (宝石)
ラテン文字 Paulo Dybala
基本情報
国籍 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
ポーランドの旗 ポーランド
イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1993-11-15) 1993年11月15日(24歳)
出身地 アルゼンチンの旗 アルゼンチン ラグナ・ラルガスペイン語版
身長 177cm[2]
体重 69kg[2]
選手情報
在籍チーム イタリアの旗 ユヴェントスFC
ポジション FW
背番号 10
利き足
ユース
2003-2011 アルゼンチンの旗 インスティトゥート
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2011-2012 アルゼンチンの旗 インスティトゥート 40 (17)
2012-2015 イタリアの旗 パレルモ 90 (21)
2015- イタリアの旗 ユヴェントス 65 (30)
代表歴2
2015- アルゼンチンの旗 アルゼンチン 6 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2017年5月27日現在。
2. 2016年10月11日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

パウロ・ブルーノ・エセキエル・ディバラPaulo Bruno Exequiel Dybala, 1993年11月15日 - )は、アルゼンチンコルドバ州出身のサッカー選手イタリアセリエAユヴェントスFC所属。ポジションはフォワード

イタリアとポーランドにルーツを持ち、イタリアの市民権とポーランド国籍を所持している[3]

そのプレースタイルから同じくアルゼンチンの選手であるセルヒオ・アグエロ[4]ハビエル・パストーレ[5]や元イタリア代表ヴィンチェンツォ・モンテッラと比較されている[6]

経歴[編集]

クラブ[編集]

インスティトゥート・デ・コルドバ[編集]

「La Joya(宝石)」の愛称で親しまれているディバラは、17歳の時にプリメーラB・ナシオナルに所属していた地元のクラブであるインスティトゥート・デ・コルドバでプロデビューを果たし、公式戦40試合出場17ゴールの成績を記録した[7][8]。インスティトゥートでディバラは、マリオ・ケンペスが保持していた最年少ゴールと国内の連続出場記録を更新し(38試合)、シーズンで2度のハットトリックと6試合連続ゴールと4つの記録を残した[9]。また、この時期に元プロサッカー選手である野田智裕と一緒に住んでいる。

パレルモ[編集]

コーナーキックを蹴るディバラ (2015年)

2012年4月29日、USチッタ・ディ・パレルモの会長を務めるマウリツィオ・ザンパリーニは、「我々は新たなセルヒオ・アグエロであるパウロ・ディバラを獲得した」と声明を発表した。しかし、同日にインスティトゥートの事務局長はパレルモと交渉を行った者はディバラの移籍に関する権利を持っていないと述べた。

2012年7月20日、パレルモはディバラと4年間の契約を結んだと公式に発表した[10]。ディバラはラツィオ戦でセリエAデビューを果たし、2012年11月11日に行われ、2-0で勝利したホーム戦で初ゴールを記録した[11]

2014-15シーズンアルゼンチン人フランコ・バスケスと前線でコンビを組みシーズンの前半戦で10ゴールを記録し、名声を高めたディバラは国内外の多くのビッグクラブから注目を集めるようになった[12]

ユヴェントス[編集]

2015年5月、パレルモ監督のジュゼッペ・イアキーニがディバラのユヴェントス行きを認め[13]、6月にユヴェントス移籍が正式発表。移籍金は3200万ユーロで5年間の契約となる。背番号はジネディーヌ・ジダンリリアン・テュラムアンドレア・ピルロといった名選手が背負った「21番」である。

加入当初の2015-16シーズン序盤は、リーグ戦で控えであり高額な移籍金もあって論議を醸したが、徐々にフィットし34試合出場で19ゴール、9アシストというユヴェントスの攻撃の要というべき活躍を見せた。また、2016年2月23日、UEFAチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦でバイエルン・ミュンヘンと対戦して大会初得点を決めた。

2016-17シーズンは、ポール・ポグバの移籍で背番号10番が空き、チームからデイバラに10番を付ける様に打診が有ったが、21番を選んだ[14]チャンピオンズリーグベスト8FCバルセロナとの試合では、ファーストレグの試合で2得点を挙げ勝利に貢献、ユヴェントスの準決勝進出に貢献した[15]

2017-18シーズン開幕前の2017年8月9日に、背番号を「10」番に変更することを発表。アレッサンドロ・デル・ピエロミシェル・プラティニロベルト・バッジョ、同胞のカルロス・テベスら名手が着用した番号である。

代表[編集]

パンアメリカン競技大会に出場するU-17アルゼンチン代表英語版に招集されたが、最終的に大会には参加しなかった。2012年7月19日にはU-20アルゼンチン代表英語版から初めて招集を受けたが、それを断った。

祖父のボレスワフがポーランド出身であり[16]、ディバラ家はイタリアにルーツを持つため[17]多重国籍であり、ポーランド代表イタリア代表でプレイする資格も有しているが、ディバラ本人はアルゼンチン人としてのアイデンティティーをもっており、アルゼンチン代表でプレイすることが夢だと話している[18]

2015年9月22日にヘラルド・マルティーノ監督により初めてA代表に招集されたが出場機会は与えられなかった[19]。しかし、再び招集され、2015年10月13日に行われた2018 FIFAワールドカップ・南米予選パラグアイ代表戦にカルロス・テベスと交代で75分から出場し、A代表デビューを果たし[20]、ポーランド代表・イタリア代表に入る資格は失った。2016年9月1日の2018 FIFAワールドカップ・南米予選ウルグアイ戦では初のスタメン出場を果たすも、前半終了間際に2枚目のイエローカードで退場となった。

プレースタイル[編集]

スピードと創造力と高いテクニックを併せ持った機敏な選手であり[6][21][22][23][24]、限られた狭いスペースでもドリブルで持ち上がりボールを扱うことができ[24]ポストプレーも得意である[25]。スピードがあり技術が高く、ポジショニングも優れているためカウンターアタックに適性があり[25]、相手ディフェンダーの裏へ抜け出すことを得意とし、運動量が豊富でディフェンスにも高い献身を示す[25]。また、ディバラは正確で強いシュートヘディングにより自身がゴールを挙げるだけではなく、味方のゴールチャンスを作り出すこともでき[24][25]、トップだけではなく、セカンドトップや攻撃的ミッドフィールダー、右ウイングまで様々な攻撃的なポジションを務めることができる[24][25]

個人成績[編集]

2017年6月3日現在

所属クラブ シーズン リーグ戦 カップ戦 UEFA主催 その他 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
インスティトゥート
2011-12 38 17 2 0 0 0 0 0 40 17
合計 38 17 2 0 0 0 0 0 40 17
パレルモ
2012-13 27 3 1 0 0 0 0 0 28 3
2013-14 28 5 2 0 0 0 0 0 30 5
2014-15 34 13 1 0 0 0 0 0 35 13
合計 89 21 4 0 0 0 0 0 93 21
ユヴェントス
2015-16 34 19 4 2 7 1 1 1 46 23
2016-17 31 11 5 4 11 4 1 0 48 19
合計 65 30 9 6 18 5 2 1 94 42
キャリア通算成績 192 68 15 6 18 5 2 1 227 80

獲得タイトル[編集]

クラブ[編集]

パレルモ
ユヴェントス

代表歴[編集]

出場大会[編集]

試合数[編集]

  • 国際Aマッチ 8試合 0得点 (2015年 - )


アルゼンチン代表 国際Aマッチ
出場 得点
2015 3 0
2016 3 0
2017 2 0
通算 8 0

脚注[編集]

  1. ^ Dybala sets sights on silverware”. Juventus FC (2015年7月14日). 2015年11月28日閲覧。
  2. ^ a b Paulo Dybala
  3. ^ サッカーキング (2014年11月26日). “伊代表コンテ監督、アルゼンチン出身のFWディバラ招集を検討か”. 2014年11月26日閲覧。
  4. ^ Zamparini: «Preso Dybala. È il nuovo Aguero»
  5. ^ Dybala, il bomber con la faccia da bambino pronto a fare innamorare il "Barbera"
  6. ^ a b Dybala: il grande colpo, Lo Monaco: "Erede di Montella
  7. ^ P. Dybala
  8. ^ Datos personalesPaulo Dybala
  9. ^ Dybala, el pibe de los récords
  10. ^ DYBALA HA FIRMATO
  11. ^ Season 2012-13 - 12° Round Archived 2013年2月5日, at the Wayback Machine.
  12. ^ Serie A: Table
  13. ^ パレルモ監督も移籍を認める「ディバラはユーヴェの選手」
  14. ^ “"Juve, Dybala turns down the number 10 jersey. From Del Piero to Pogba it's the end of an era"”. (2016年9月5日). http://www.calciomercato.com/en/news/juve-dybala-turn-downs-the-number-10-jersey-from-del^piero-to-po-729257 2017年4月28日閲覧。 
  15. ^ “Anche la Juve sa fare il circo Dybala domatore del Barça la semifinale è a un passo”. (12 aprile 2017). http://ricerca.repubblica.it/repubblica/archivio/repubblica/2017/04/12/anche-la-juve-sa-fare-il-circo-dybala-domatore-del-passo38.html 2017年4月28日閲覧。 
  16. ^ Paulo Dybala - "nowy Messi" z polskimi korzeniami
  17. ^ Scatta il raduno rosanero: 25 convocati Assente giustificato il talento Dybala
  18. ^ Italia, Dybala dice no: «Grazie Conte, ma sogno l'Argentina» Archived 2015年4月2日, at the Wayback Machine.
  19. ^ “El Tata no está pipón | Olé” (Italian). (2015年9月22日). http://www.ole.com.ar/seleccion/Tata-pipon_0_1435656723.html 2015年1月23日閲覧。 
  20. ^ Argentina draw with Paraguay, still winless in World Cup qualifying”. ESPN FC (2015年10月13日). 2015年1月23日閲覧。
  21. ^ Mercato, non solo Tevez Juve-Guarin, Napoli-Dybala
  22. ^ GATTUSO: "C'è tanto entusiasmo, colpito da Dybala. Dal mercato mi aspetto ..."
  23. ^ Palermo, occhi puntati su Paulo Dybala
  24. ^ a b c d Inter, ecco baby Dybala Arouca alla Fiorentina?
  25. ^ a b c d e Paulo Dybala, 17 gol per stregare il Palermo
  26. ^ Palermo's Smiling Assassin Pablo Dybala Smiling All The Way To Superstardom

外部リンク[編集]