デトックス

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デトックス(detox)は、生理学的・医学的に生物の体内に溜まった有害な毒物を排出させることである[1]。この呼び名はdetoxification(解毒、げどく)の短縮形である[1][2]。伝統的な医学では、一般に毒とは薬物アルコールを指しており[3]薬物中毒では解毒剤が使われ[4]薬物依存症では薬物を身体から離脱させていく治療を解毒(detoxification)と呼ぶ[5]。体内に人体に悪影響を及ぼす有害な薬物が蓄積されるとされ、これを排出させようと様々に言われているが、英国国民保健サービス(NHS)は2009年に、「科学的根拠は無く、健康リスクもあるためその必要は無い」と広報した[1]。この場合の毒とは、残留性有機汚染物質 (POPs) など合成化学物質、重金属加工食品、その他の潜在的に有害な製品を包含する[3]。その後、いくつか臨床試験が行われ、2020年にはランダム化比較試験により重金属の解毒効果を示したものもある[6]。この記事では、主に後者の健康法としてのデトックスを説明する。

医療[編集]

薬物中毒に陥った際は、原因物質を特定して解毒剤が使われる[4]活性炭アトロピンナロキソン、蛇の抗毒素、キレート剤、アセチルシステイン[7]などその毒に対応したものが使われる。また、人工透析胃洗浄大腸洗浄英語版なども行われる。

依存症[編集]

アルコール依存症薬物依存症の際に、身体から薬物を減少させる治療を解毒(detoxification)と呼ぶ[5]。この場合、離脱症状の管理が必要とされる。

人体では通常、肝臓が解毒を行っている[8]肝性脳症肝機能が低下した場合に起こることがある意識障害で、通常肝臓で解毒されているアンモニアなどが脳に回ることで起こる。

健康法[編集]

伝統的な医学では薬物やアルコールを毒とする一方、一般に広まった食事法が想定する毒とは、汚染物質、残留性有機汚染物質 (POPs) など合成化学物質、重金属、加工食品、その他の潜在的に有害な製品を包含する言葉である[3]

デトックスダイエット(解毒食)は、毒素の除去と減量のために人気の食事法となっており、果物、野菜、飲料としての茶、酢、レモンジュース、塩水、ミネラル入りドリンクなどから構成されるカロリー制限の考え方にある様々な食事法で、非常に低カロリーなものもある[6]。多くはカロリー制限の考え方にあり、食事法により2日から21日にわたり、食事を置き換えるジュースやサプリメントを使う場合が多く、中には1日400キロカロリーしか摂取できないようなものがあり、下剤やサウナを使うこともある[9]。アメリカで自然療法を行っている医師は92%がデトックスを用いているとする調査がある[3]。多くが低カロリーなので減量効果があったとする体験談は驚くべきことではない[10]

一方で、その科学的証拠は不足していると指摘され、栄養失調など有害となる可能性さえあるという反論があり、2010年ごろまでには物議を醸してきた[6]。またその一方で、重金属や残留性有機汚染物質 (POPs) が、肥満や糖尿病などに関連しているという証拠もあり、2010年代後半以降有効性を調査した臨床試験も行われるようになった[6]

議論[編集]

2009年イギリスでに、博士号取得者や大学院生300人以上で構成されたVoice of Young Scienceが公表した調査報告がある。これはイギリスの各紙で報道された[11][12][13][14]。その内容は、中毒症状などに対する医療行為以外でデトックスと書かれた15製品の効果はほとんど無意味で、時間と金の無駄だと研究実験を行わず指摘し、「デトックス」の語句は神話に過ぎないとした[15][16]。製品には、肌用ジェル、シャンプー、体用ブラシ、ビタミン剤、スムージー、水といったものが含まれた。

こうしたデトックス製品では、生活上、体内に人体に悪影響を及ぼす毒物が蓄積し、これを排出させる必要があるため、これを行う手段がデトックスであると主張されている[1]。しかし各企業によってその定義は異なり、信頼性や一貫性のある説明はなされていないと指摘された[15]

英国国民保健サービス(NHS)は2009年に、医療以外の分野における「デトックス」に科学根拠はなく、むしろ一部の製品は健康を損なう可能性があり有害であることを広報した[1]。イギリス栄養士会は2014年に、野菜ジュースや特定食品を避けるなどのデトックス療法は科学的に証明されていないとした[17]

デトックスを支持する科学的証拠も、研究方法として比較対照群が設けられていない、被験者の人数が少ない、報告に依存しており定量的な計測がないなどと指摘されており[3]、2010年代後半にはこうした基準を満たした臨床試験が行われる。

有効性の調査[編集]

日本におけるカネミ油症の患者での2000年までの研究では(※295頁・排泄促進により毒物の負荷を減らすなどであり、デトックスという語句は用いられていない)、ラットでは食物繊維はダイオキシン類を吸着して排泄させることで、排泄速度を2-4倍に高めダイオキシン類の健康への影響を減少できる可能性があるとされ、人間ではコレスチラミンと米ぬかを併用して排泄速度と量が増加したことが示されている。また同研究では、断食療法にカネミ油症の臨床所見改善の効果も認められている[18]。日本での、別のラットでの実験では、わかめ、のり、ひじき、こんぶ、青のりが食品からのダイオキシンの吸収を抑制したことが示され、ダイオキシン類による健康影響を防止するための食生活の方法として、クロロフィルと食物繊維が豊富な海藻類を多く摂ることが重要であることが示唆された[19]

2004年に、ベラルーシで、64名でのランダム化比較試験によってリンゴのペクチンが放射性セシウムの排出を促進することを見出した[20]との論文を出し、サプリメントを販売していたが、それに対してフランスの放射線防護・原子力安全研究所はこの治療法に賛成も反対もできないとの報告書を出した[21]。これに反応して、フランスのグループがラットを用いて実験したが、リンゴのペクチンを餌に混ぜてもセシウム137の排出効果はなかった[22][23]

2015年に84人が参加したランダム化比較試験では、食事をレモンジュースとシロップに7日間置き換えるレモンデトックスダイエットが実施され、食事制限のないグループと比較して減量効果やインスリン抵抗性の改善が見られた[24]。2017年の1週間の14名でのランダム化比較試験では、果物野菜を主としたジュースを3日間、その後4日間低カロリー食をとったが、比較された地中海食より体重減少は少なかった[10]。別の試験では31名の参加者で4週間後、有意に体重やBMIを減少し、デトックスの食事法は野菜・オリーブ油・レモンジュース・鳥・魚・鮭などからなり、バナナ・牛乳・コーヒーを避けるなど特殊なものである[25]

2016年には、韓国でデトックスダイエットの68名が参加した3週間の臨床試験が行われ、残留性有機汚染物質 (POPs) のより少ない食品を選ぶために加工食品を避け、全粒穀物、玄米、豆、ナッツ、汚染が少ない食品として許可された白身魚と放し飼いの鳥、野菜果物海藻からなる食事は、食物繊維やビタミンCやカリウムが豊富となり、体重や毒性負荷を示す血清GGTを減少させていた[26]。2020年には、解毒効果を測定するために指標を用いた4週間の45名でのランダム化比較試験が行われ、この研究では栄養バランスの取れた食事法(※)を実施し、減量効果と、重金属では鉛、ウラン、銀、およびタングステンの濃度が減少傾向を示し、ニッケル、ロジウム、スズ、ガリウムでは通常の食事を行い重金属の濃度の低下のなかった対照群よりも明らかに低い数値を示した[6]。(※バランスの取れた: 有機の全粒穀物、野菜果物、ナッツなど植物ベースの健康的な食事)

セレンのサプリメントが水銀(2012年の2研究)[27][28]、柑橘類のペクチンが鉛(2008年)[29]オレストラポリ塩化ビフェニル (PCB、2014年)[30]の排出を促進したというヒトでの研究がある。個々の成分に関する研究は、将来的に科学的証拠に基づくデトックスダイエットにつながる可能性がある[10]

問題点[編集]

根拠のない主張、金銭コスト、健康リスクの問題がある[3]。根拠のない効果を標ぼうすれば景品表示法に違反する場合もある。

毒の例として取り上げられることのある水銀カドミウムが日常的に摂取され続けることはほとんどない。デトックスに関する説明ではないが、生理学的見地から、急性毒性による健康被害の発生は合成化合物であるか天然であるかでは区別できないという意見もある。[31] アメリカでは毎年2000種類の新しい化学物質が食品や製品に使われ、多くは健康への影響は調査されておらず、一部の合成化学物質は大量摂取により毒性があり、殺虫剤や塗料に使われる残留性有機汚染物質 (POPs) は脂肪細胞に蓄積し、内分泌かく乱作用と心疾患やがん・神経関連の病気との関連が言われるようになり、欧米諸国では1970年代から使用を禁止してきた物質もある[3]。POPsや重金属は、メタボリックシンドロームのリスクを予測する指標として研究に用いられるようになってきており、体内から排出される半減期が非常に長いため、自然な解毒には時間がかかると考えられている[6]

食品添加物については、安全性を確保するため、動物実験によって無害とされた量(無毒性量)について、百分の一以上の安全係数を掛けて摂取許容量が設定される。摂取許容量(無毒性量の百分の一以下の量)より大幅に少ない量が法令上の基準値とされた上に、実際に使用される量は基準より更に大幅に少ない。このように食品添加物は、毎日・一生食べても安全な範囲でのみ使用される。ただし、科学的根拠は実証されていない。[32]

  • 事例

イギリスでは、「デトックスダイエット」として栄養士の指示のもと毎日の多量の水の摂取と減塩を実施した52歳の女性がナトリウム欠乏症となり、脳に回復不能な損傷を負った。この損傷により、女性は記憶機能・言語機能・集中力の障害を負うことになった。[33]。スペインでは、デトックスとしてエプソムソルトを大量に摂取しマンガン中毒で死亡した[3]

足裏から重金属などの毒素を排出する効果を提唱するフットバス製品が存在し、これを使用すると容器内の水の色が変化する。業者の説明ではこれは体内の毒素が水に溶け出したために生じたものとされるが、実際には水中の電極に使用されている金属が電気分解により変化し、水酸化鉄(サビ)が水に溶け出した結果である。[34]

方法[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 'Detox' tincture Q&A”. イギリス国民保健サービス (NHS) (2009年3月11日). 2020年8月31日閲覧。
  2. ^ こういう理由から、しばしば「デックス」と誤って言われる。
  3. ^ a b c d e f g h Klein AV, Kiat H (2015-12). “Detox diets for toxin elimination and weight management: a critical review of the evidence”. J Hum Nutr Diet 28 (6): 675–86. doi:10.1111/jhn.12286. PMID 25522674. 
  4. ^ a b 岡田芳明「薬物中毒の治療 特に体内からの除去」『臨床化学』第31巻第2号、2002年、113-118頁、doi:10.14921/jscc1971b.31.2_113NAID 130003357361 
  5. ^ a b 成瀬暢也「精神作用物質使用障害の入院治療 「薬物渇望期」の対応法を中心に」(pdf)『精神神經學雜誌』第112巻第7号、2010年7月25日、665-671頁、NAID 10028059133 
  6. ^ a b c d e f Jung SJ, Kim WL, Park BH, Lee SO, Chae SW (2020). “Effect of toxic trace element detoxification, body fat reduction following four-week intake of the Wellnessup diet: a three-arm, randomized clinical trial”. Nutr Metab (Lond) 17: 47. doi:10.1186/s12986-020-00465-9. PMC 7310262. PMID 32582363. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7310262/. 
  7. ^ 友田吉則、福本真理子「解毒薬 活性炭」『The Japanese journal of clinical toxicology』第31巻第1号、2018年、41-46頁。  藤田基、鶴田良介「解毒薬 アトロピン」『The Japanese journal of clinical toxicology』第30巻第4号、2017年、391-394頁。  岡崎敬之介、峯村純子「解毒薬 ナロキソン塩酸塩」『The Japanese journal of clinical toxicology』第30巻第3号、2017年、261-266頁。  堺淳「解毒薬 ヘビの抗毒素」『The Japanese journal of clinical toxicology』第30巻第1号、2017年、41-45頁。  髙野博徳、遠藤容子、黒木由美子「解毒薬 キレート剤」『The Japanese journal of clinical toxicology』第29巻第3号、2016年、259-263頁。  福本真理子「解毒薬(1)N-アセチルシステイン」『The Japanese journal of clinical toxicology』第26巻第2号、2013年、129-133頁。 
  8. ^ 田中稔「肝臓と化学 体の化学工場」『化学と教育』第65巻第8号、2017年、404-405頁、doi:10.20665/kakyoshi.65.8_404NAID 130006328390 
  9. ^ Obert J, Pearlman M, Obert L, Chapin S (November 2017). “Popular Weight Loss Strategies: a Review of Four Weight Loss Techniques”. Curr Gastroenterol Rep 19 (12): 61. doi:10.1007/s11894-017-0603-8. PMID 29124370. 
  10. ^ a b c Ismael San Mauro Martín, Victor Paredes Barato, Sara Sanz Rojo et al (2017). “Are detox diets an effective strategy for obesity and oxidation management in the short term?” (PDF). JONNPR 2 (9): 399-409. doi:10.19230/jonnpr.1585. https://doi.org/10.19230/jonnpr.1585. 
  11. ^ “Scientists dismiss 'detox myth'”. (2009年1月5日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7808348.stm 2020-05-27-GB閲覧。 
  12. ^ Randerson, James; correspondent, science (2009年1月5日). “Detox remedies are a waste of money, say scientists”. The Guardian. https://www.theguardian.com/science/2009/jan/05/detox-science 2020年5月27日閲覧。 
  13. ^ Hale, Beth. “Detox diets to kick-start the New Year are a 'total waste of money' say experts”. Mail Online. 2020年5月27日閲覧。
  14. ^ Products offering an easy detox 'are a waste of time'”. The Independent (2009年1月5日). 2020年5月27日閲覧。
  15. ^ a b 「デトックス」製品は無意味?英科学者団体が指摘”. www.afpbb.com. 2020年5月27日閲覧。
  16. ^ Debunking detox Sense about Science(2009年1月)
  17. ^ The detox myth: Why you should stop wasting money on juices” (英語). Metro (2014年3月24日). 2020年5月27日閲覧。
  18. ^ 小栗一太、赤峰昭文、古江増隆 「第9章」『油症研究 30年の歩み九州大学出版会、2000年6月。ISBN 4-87378-642-8。序文、268-269、282、288、298-302頁。(英訳 YUSHO
  19. ^ 森田邦正、飛石和大「ダイオキシン類の排泄促進に関する研究」『福岡県保健環境研究所年報』 第28号 平成12年度(2000)、2001年12月。56頁。
  20. ^ Nesterenko VB, Nesterenko AV, Babenko VI, Yerkovich TV, Babenko IV (2004-01). “Reducing the 137Cs-load in the organism of "Chernobyl" children with apple-pectin”. Swiss Med Wkly 134 (1-2): 24–7. PMID 14745664.  日本語解説
  21. ^ Cesium-137 pectin's potential remedial role is an open question IRSN 2005年 閲覧日2020年9月1日
  22. ^ 「健康食品で解毒」を信じてはいけない FOOCOM.NET(2011年7月9日)
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  30. ^ Jandacek RJ, Heubi JE, Buckley DD, Khoury JC, Turner WE, Sjödin A, Olson JR, Shelton C, Helms K, Bailey TD, Carter S, Tso P, Pavuk M (2014-04). “Reduction of the body burden of PCBs and DDE by dietary intervention in a randomized trial”. J. Nutr. Biochem. 25 (4): 483–8. doi:10.1016/j.jnutbio.2014.01.002. PMC 3960503. PMID 24629911. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3960503/. 
  31. ^ 松川哲也、梶山慎一郎「続・生物工学基礎講座 バイオよもやま話 天然物由来成分に騙されるな(天然物は本当に安全なの?)」(PDF)『生物工学会誌』第92巻第10号、2014年、556-559頁。 
  32. ^ 日本食品添加物協会”. 日本食品添加物協会. 2020年6月25日閲覧。
  33. ^ 'Detox diet' woman awarded £810,000 Express、2008年7月23日
  34. ^ 足裏から毒素”はニセ科学!? [リンク切れ] 毎日放送 VOICE (2007年3月9日)

関連項目[編集]