シシリアンライス

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シシリアンライスの一例

シシリアンライスは、佐賀市ご当地グルメ。ご飯の上に甘辛いタレで炒めた薄切り肉(牛肉が多い)と玉ねぎを乗せ、その上にレタスやトマト、きゅうりなどの生野菜を盛り付け、仕上げにマヨネーズを網かけした料理である。調理法が簡単なため佐賀では家庭料理としても人気がある。

概要[編集]

まちおこし団体「佐賀市はシシリアンライスdeどっとこむ」が中心となり「佐賀シシリアンライス」を通じて食のまちおこしに最大貢献することを目標にPR活動を行なっている。ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会 "愛Bリーグ" 本部会員。

イメージキャラクターは「シシリアンナちゃん」。カッパをモチーフとして、頭の上の皿にシリリアンライスを乗せながら時に歌い、時に踊りシシリアンライスを応援する。松原川からシシリアン王国の姫として佐賀へ降り立ち、姫としての最初の仕事がシシリアンライスのPRである。

テーマソングは「シシリアンナがやってきた」(作詞:高橋裕典+島崎智子 作曲:島崎智子 編曲:島崎智子+オオニシユウスケ[1])。

起源[編集]

現在、福岡市のイタリア料理店のオーナー、田中和夫が生みの親とされる。1974年昭和49年)頃、田中が市内の料理店で修行で働いていた時に、賄い飯として料理したものが発祥とされる。当時はタマネギやピーマン等のあり合わせのもので作っていたが、従業員に好評だったため見た目も美しく工夫して、メニューに加えたという。トマトの赤とゆで卵の白とキュウリやレタスの緑がイタリア国旗の三色旗をイメージし、地中海に浮かぶシチリア(シシリー)島にちなんで「シシリアンライス」と名付けたとされる。

現在[編集]

田中が考案したシシリアンライスがどのようにして伝わったかといった確証は不明だが、田中が独立する以前に働いていた料理店での同期が佐賀で飲食店を開き、そこでメニューとして出した説が有力である。武雄市では、市内に生息する約3万頭のイノシシ被害に悩まされていたが、このシシリアンライスの肉に駆除したイノシシ肉を用いた。佐賀観光協会ではシシリアンライスの「シシ」との語呂合わせで、4月4日をシシリアンライスの日に定めており、日本記念日協会としての認定も受けている[2]。佐賀市内のレストランや喫茶店など20店以上での販売が行われており、店ごとにアレンジが加えられている。

展開[編集]

  • 2009年平成21年)11月開催の「第1回九州B-1グランプリ」では、シルバーグランプリ(2位)を獲得した[3]
  • 2010年(平成22年)3月に日本テレビで放送された「SUPER SURPRISE」の「ご当地最新B級グルメベスト50」に取り上げられ、第5位にランクインした[4]
  • 2010年(平成22年)4月には、コンビニエンスストアファミリーマートと提携し、期間限定メニューとして九州地区620店舗でシシリアンライス弁当の販売が行われた[5]
  • 2010年(平成22年)より高校生によるシシリアンライスのオリジナルレシピを競うシシリアンライス甲子園が行われている。第1回(2010年(平成22年)11月、牛津高校優勝)[6]。第2回(2011年(平成23年)12月、佐賀女子高優勝)[7]
  • 2011年(平成23年)10月スマートフォン向けのサービスとしてシシリアンライス提供店舗情報の発信をインターネット専用ソフト「junaio(ジュナイオ)」を利用して開始。ソフト起動後"シシリアンライス"で検索→シシリアンライスMAPを選択しカメラを街角に向けると、店舗情報が表示されるほかGPSを利用して店舗へのルートも案内も利用可能である。[8]
  • 2012年(平成24年)3月24日25日久留米市で開かれた食の祭典「九州B-1フェスタ」に出展。
  • 2012年(平成24年)4月4日、記念日である「シシリアンライスの日」にあわせ、「佐賀シシリアンライス王国」を建国。佐賀市役所にて建国式及び就任式を行い、初代国王に秀島敏行市長が就任した。[9]
  • 2012年(平成24年)4月上旬、イメージキャラクターである「シシリアンナ」のキャラクターグッズが誕生。温度計付マグネット、キーホルダー、ストラップ型万華鏡・ミニキューブ・おみくじなどが発売されている[10]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]