ひるぜん焼そば

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ひるぜん焼そば(ひるぜんやきそば)は、岡山県真庭市蒜山地方のご当地グルメ焼きそば2011年11月12・13日に開催された第6回B-1グランプリで、ひるぜん焼そば 好いとん会が全国第1位(ゴールドグランプリ)となった[1]

概要[編集]

ジンギスカンのタレや味噌だれを用い、具材にカシワ肉(親鶏の肉)を使うことが特徴である。近年では蒜山高原産のキャベツも必須の食材となっている。昔からジンギスカンで有名であった蒜山地域では、家庭や店舗でもこのジンギスカンのタレを使い鳥肉を焼くことも多く、この鶏肉をおつまみに焼いていた時に、呑みの締めとしてそばを焼き入れたことが、ひるぜん焼そばの最初であるとも伝えられている[2]

歴史[編集]

ひるぜん焼そばの起源は1960年代に遡る。真庭市蒜山中福田地内にあった「ますや食堂」[3]が発祥と言われているが、昭和30年代頃には既に各家庭でそれぞれ工夫してタレを調合した焼そばが作られており、それが由来ともされている。

「ひるぜん焼そば」という名前がついたのは比較的最近であり、2003年に、蒜山地域を管轄する岡山県庁の出先機関である真庭地方振興局(現・美作県民局真庭地域事務所)が真庭地域のおいしい物をまとめた冊子を作成する際、当時はまだ「ひるぜんの焼きそば」という曖昧な名称だった。2008年に、後述の“ひるぜん焼そば好いとん会”が「ひるぜん焼そば」と命名した。

2008年12月10日に、地元蒜山でひるぜん焼そばを提供していた店舗が集まり、“ひるぜん焼そば好いとん会”が結成され、以後は同団体が各種イベントに参加し、PR活動を行っている。

2010年3月2728日北九州市小倉北区勝山公園で開催された「第2回小倉BQ食KING 天下分け麺の戦い2010」で、全国各地から集まった12種の焼き麺の中から日本一を決める「焼き麺バトル」において、投票の結果、ひるぜん焼そば好いとん会の「ひるぜん焼そば」が1位となった。

また2010年9月1819日神奈川県厚木市において開催された、B級グルメの祭典“第5回B-1グランプリ”で、ひるぜん焼そば好いとん会は初出場ながら、46団体中の第2位(シルバーグランプリ)を受賞した。

これらは、全てひるぜん焼そば好いとん会の活動により受賞したものではあるが、各種メディアで取り上げられることにより、地域おこしの起爆剤として期待されている。

商標権[編集]

「ひるぜん焼そば好いとん会」により登録商標されている(登録第5411983号)[4]。しかしながら、他のB-1グランプリ受賞団体と同じように、類似商品や商標の無断使用などの発生が各地で起こっている。悪質な店舗では鶏肉すら使っていない[5] 。ひるぜん焼そば好いとん会では、今後もPR活動を行い、ひるぜん焼そばの味や文化を広めることや、商標登録済の「ひるぜん焼そば」を、商標侵害から守ることにより、今後も蒜山特有のタレ焼そばの文化を伝える活動を行うこととしている。

脚注[編集]

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外部リンク[編集]