ホルモン焼きうどん

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兵庫県佐用町のホルモンうどん

ホルモン焼きうどん(ホルモンやきうどん)は兵庫県佐用町および岡山県美作地方中東部(津山市など)の名物料理である。最近では、佐用町および津山市がそれぞれご当地グルメとして売り出し、町の活性化を試みている。ホルモンうどんとも呼ばれる。

津山市のホルモン焼きうどんは、2011年のB-1グランプリでシルバーグランプリ(第2位)を獲得している。

概要[編集]

調理風景

鉄板焼き焼きうどんの一種で、具材にホルモンを多く使用し、タレをかけて焼く。また、店によってはタレにつけて食べる所があったりと、ホルモン焼きうどんの食べ方は店によって様々である。一般の精肉を使ったものとは違い、ホルモンの旨みが染み出すため独特のコクがうまれる。

津山市内の鉄板焼きの店では、ほとんどの店がホルモン焼きうどんを提供している[1]味噌味、ソース味、たくさんの野菜と合わせた物など店によってバラエティに富んでいる[1]また、一度食べるとリピーターになる人が多く、休日には遠方から家族や友人を連れて食べに来る人もいる。[要出典]

歴史[編集]

岡山県北部は古くから畜産業が盛んであり、農耕用に利用されていた和牛の改良を行い、「作州牛肉」と呼ばれる優れた和牛血統を創出してきた[1]。津山市には食肉処理センター(屠畜場)があるため、新鮮なホルモン(内臓肉、もつ)の入手が容易であったことから、市内の飲食店では多くの「ホルモン料理」を提供している[1]

発祥の地は限定できないが、兵庫県佐用町から岡山県北部にかけての地域は、出雲街道沿いにあって県境(旧国境)をまたいだ古くからの文化・経済的なつながりが強く、これらの地域一帯で畜産業精肉業が盛んであったことから自然発生的に生まれた郷土料理であるとされている[要出典]

兵庫県佐用町には1951年創業でホルモン焼きうどんを提供している店もある[2][3]。また、佐用町のホルモン焼きうどんは、しょうゆベースのニンニク風味やみそだれなどの特製たれ(つけ汁)で食べるのが特徴となっている[3][4]。佐用町では佐用町商工会青年部が中心となって「ホルモン焼きうどん」の案内マップを作成、配布している[4]

ご当地グルメ[編集]

ホルモンうどんを町おこしの起爆剤にするため、佐用町が「佐用ホルモンうどん食わせ隊」、津山市が「津山ホルモンうどん研究会」という振興団体を結成し、普及活動に努めている。両団体ともかつてはB-1グランプリの主催団体である愛Bリーグの正会員で、津山ホルモンうどん研究会は2011年の姫路大会で第2位に入賞した。一方、佐用ホルモンうどん食わせ隊はB-1グランプリの審査要件となる「2万食以上の提供」が困難であるとしてB-1グランプリへの参加を見送り[5]、後に愛Bリーグを退会した。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 岡山県食品衛生協会 『検定 -晴れの国おかやまの食―公式テキスト: 過去問題付き』 吉備人出版2008年、71頁。ISBN 9784860692025
  2. ^ 『一生に一度はしてみたい!感動体験 関西 中国 四国』 JTBパブリッシング2017年、85頁。ISBN 9784533122675
  3. ^ a b はんつ遠藤 『はんつ遠藤のうどんマップ: 東京・埼玉・神奈川・千葉』 幹書房2009年、100頁。ISBN 9784902615548
  4. ^ a b “佐用名物「ホルモン焼きうどん」案内マップ改訂”. 神戸新聞. (2018年7月6日). https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201807/0011420849.shtml 2018年11月15日閲覧。 
  5. ^ 佐用ホルモンうどん「くわせ隊」県内外で活躍”. 神戸新聞 (2012年5月25日). 2012年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月15日閲覧。

関連項目[編集]