チキン南蛮

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チキン南蛮

チキン南蛮(チキンなんばん)は、宮崎県発祥の鶏肉料理。鶏南蛮(とりなんばん)とも呼ばれるが、同名の蕎麦料理(かしわ南蛮)とは異なる。

概要[編集]

鶏肉から揚げ甘酢に絡めて、タルタルソースをかけた揚げ物料理。元来はムネ肉を使用するのが一般的だったが、現在は脂肪分が多くボリューム感もあるモモ肉を使う料理店も多い。

宮崎県では惣菜屋や飲食店で定番メニューとなっているほか、各家庭でタルタルソースを作るなど宮崎のご当地料理家庭料理として広まっている。スーパーマーケットなど食料品小売店では、チキン南蛮用のタルタルソースや南蛮漬けのタレなどの家庭用商品が販売されている。

首都圏関西圏において宮崎料理を提供する飲食店のメニューや、コンビニエンスストア・持ち帰り弁当チェーン店で弁当おかずとして取り入れられた結果、現在では日本中に広く浸透している。2007年には農林水産省による農山漁村の郷土料理百選の「御当地人気料理特選」にも選定された[1]

発祥[編集]

直ちゃんのチキン南蛮
おぐらのチキン南蛮

この料理の発祥説は2説ある。「直ちゃん」をチキン南蛮の元祖とする説[2]と、タルタルソースのチキン南蛮を考案した「おぐら」を元祖とする説[3][4]である。

  1. かつて宮崎県延岡市内にあった洋食店「ロンドン」で昭和30年代に出されていた賄い料理の一つに、衣を付けて揚げた鶏肉を甘酢にさっと浸した料理があった。この店で働いていた後藤直が、これを大衆食堂お食事の店「直ちゃん」にて売り出した[いつ?]。タルタルソースは使用しない[5]
  2. 現在の主流となっている、タルタルソースを掛けたチキン南蛮を考案したのは、同じくロンドンで働いていた甲斐義光とされる。宮崎市の「おぐら」2号店としてオープンした「洋食屋ロンドン」にて1965年(昭和40年)に販売された。

どちらの説も宮崎県延岡市が発祥とされている。これらは地元料理として親しまれ定着していった。延岡市では2009年(平成21年)7月8日に、「直ちゃん」と「おぐら」の関係者や大学関係者、料理研究家などによる「チキン南蛮発祥の地宣言シンポジウム」が開催された[6]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

チキン南蛮丼(カリフォルニア州
  • チキン南蛮発祥の地宣言 延岡」『宮崎日日新聞[リンク切れ] 2009年6月27日。ウェブ上で公開されていない箇所に由緒が記載されている。
  • 「チキン南蛮 延岡に活力 きょう7月8日「発祥の地」シンポ開催」 『宮崎日日新聞』 2009年7月8日付 P.15。ウェブでは公開されていない。一面を使って「延岡発祥のチキン南蛮」の特集記事を掲載。チキン南蛮誕生の経緯、直ちゃんと延岡おぐら関係者の声やそれぞれの料理方法、客の声などが掲載されている。
  • REI - TIKI NANG BANG!-チキン南蛮RAP」宮崎県の郷土料理、"チキン南蛮"に とことんハマり魅せられてしまった一人の男、REI CAPOEIRAP。 前代未聞の『チキン南蛮RAP』はチキン南蛮の魅力を世界に発信すべく カポエイラッパーREIが書き下ろしたグルメな1曲。

関連項目[編集]