おんどり座
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おんどり座(おんどりざ、雄鶏座、Gallus[1])は、17世紀初頭にペトルス・プランシウスが作った星座の1つ。
ニワトリを元にした星座で、おおいぬ座に近い天の川の中、現在でいうとも座の北の部分にあたる[1]。1612年にプランシウスが作った天球儀に初めて描かれた[1]。1624年にヤコブス・バルチウスが著書『Usus Astronomicus Planisphaerii Stellati』の中で「ペテロがイエスを知らないと3回答えたときに鳴いたニワトリを表したもの」として紹介したが、バルチウスはプランシウスが考案したものとは知らず、イサーク・ハブレヒト2世が考案したものとして紹介している[1]。次第に使われなくなり、ヨハン・ボーデの星図にも載っていない。