りょうけん座

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りょうけん座
Canes Venatici
Canes Venatici
属格 Canum Venaticorum
略符 CVn
発音 [ˈkeɪniːz vɨˈnætɨsaɪ] Cánes Venátici, 属格:/ˈkeɪnəm vɨˌnætɨˈkɒrəm/
象徴 the Hunting Dogs
概略位置:赤経 13
概略位置:赤緯 +40
正中 5月20日21時
広さ 465平方度 (38位
主要恒星数 2
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
21
系外惑星が確認されている恒星数 0
3.0等より明るい恒星数 1
10パーセク以内にある恒星数 1
最輝星 α CVn(2.795
最も近い星 β CVn;(27.4光年)
メシエ天体 5
流星群 Canes Venaticids
隣接する星座 おおぐま座
うしかい座
かみのけ座

りょうけん座(猟犬座、Canes Venatici)は星座の1つ。

主な天体[編集]

恒星[編集]

星団・星雲・銀河[編集]

  • M3球状星団
  • M51(子持ち銀河):渦巻銀河。これは渦巻状であると初めて確認された銀河である。すぐそばに小さな伴銀河 (NGC 5195[2]) を従えている事でこの名がある。
  • M63(ひまわり銀河):渦巻銀河
  • M94:渦巻銀河
  • M106:渦巻銀河

その他[編集]

由来と歴史[編集]

1687年ヨハネス・ヘヴェリウスによって設定された[3]。ヘヴェリウスは星図の中で、北側の犬にギリシャ語で「小さな星」を意味するアステリオン (Asterion) と、南側の犬にギリシャ語で「楽しみ」を意味するカラ (Chara) とそれぞれ名付けている[3][4]

1533年に、ドイツの人文主義者ペトルス・アピアヌスが描いた星図にうしかい座に連れられた猟犬の絵が描かれている[4]が、これは現在のりょうけん座の位置とは異なり、また特定の星と結び付けられたものではないため、りょうけん座の起源とは見做されていない[3]

新しい星座のため、神話はない。

呼称と方言[編集]

日本ではかつて、かりいぬ座と呼ばれた[5]

画像[編集]

Bootes & Coma Berenices.gif

出典[編集]

  1. ^ SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* alf02 CVn. 2013年2月6日閲覧。
  2. ^ 『宇宙がまるごとわかる本』 宇宙科学研究倶楽部、学研パブリッシング、2012年2月、54頁。ISBN 978-4054052604
  3. ^ a b c Ian Ridpath. “Star Tales - Canes Venatici”. 2014年1月28日閲覧。
  4. ^ a b 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』 (新装改訂版) 恒星社厚生閣、1996年6月30日、116-117頁。ISBN 978-4-7699-0825-8 
  5. ^ 野尻抱影 『星座の話』 偕成社、1977年9月、改。ISBN 4037230100