となかい座

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ヨハン・ボーデの星図に描かれた
となかい座(左)

となかい座となかいざ、馴鹿座、Tarandus, Rangifer または Reene)[1]は、ピエール・シャルル・ルモニエが18世紀に作った星座の1つ[2]

ルモニエが1736年から1737年にかけてモーペルテュイらのラップランドへの子午線弧長の測量遠征に参加したのを記念して作った小さな星座である[2][3]。今日のきりん座カシオペヤ座の間にあったが、ほとんど使われなかった。

脚注[編集]

  1. ^ 原恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂)恒星社厚生閣、1996年6月30日、270頁。ISBN 4-7699-0825-3 
  2. ^ a b Ian Ridpath. “Star Tales - Rangifer”. 2014年3月18日閲覧。
  3. ^ Richard Hinckley Allen. “Star Names - Their Lore and Meaning”. Bill Thayer. 2014年3月18日閲覧。