ポニアトフスキーのおうし座
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ポニアトフスキーのおうし座(ポニアトフスキーのおうしざ[1]、ラテン語: Taurus Poniatovii[1][2])は、ビリニュスの王立天文台台長であったポーランドの天文学者でイエズス会士のオドラニツキ神父が1777年に考案した星座である[2][3]。21世紀現在、この星座の領域はへびつかい座、へび座、わし座の一部となっている[1][2]。周りには、へびつかい座・へび座・たて座・わし座・アンティノウス座があった。
「ポニアトフスキー」とは、当時のポーランド(ポーランド・リトアニア共和国)国王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ(スタニスワフ2世アウグスト、在位:1764年 - 1795年)のことである[2]。「おうし」はポニャトフスキ家の紋章であった。スタニスワフ2世アウグストの31年の治世の間に3度にわたるポーランド分割が行われ、3度目の分割とともにポーランド・リトアニア共和国が消滅したことによって彼が最後の国王となった[2]。
星座はおうし座(ヒアデス星団が「牛の顔」を形作る)に倣って設定されている。最も明るい星は、現在のへびつかい座72番星(3.7等級)で、「牛の角」に位置していた。「牛の顔」を形作るのは、へびつかい座67番星(4.0等級)、へびつかい座68番星(4.4等級)、へびつかい座70番星(4.0等級)で、これらを含む明るい5つの星は、散開星団Mel 186(あるいはCr 359)に属する。牛の臀部にあった5 - 6等級の星々は、現在わし座の領域にある[2]。現在はへびつかい座の領域内にあるバーナード星もこの星座が置かれた領域に位置していた。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- 1 2 3 原恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂版4刷)恒星社厚生閣、2007年2月28日、271-272頁。ISBN 978-4-7699-0825-8。
- 1 2 3 4 5 6 The Lost Constellations, A History of Obsolete, Extinct, or Forgotten Star Lore. (2015-10-23). pp. 385-399. ISBN 9783319227955 2026年8月3日閲覧。
- ↑ Ian Ridpath. “Taurus Poniatovii”. Star Tales. 2026年8月2日閲覧。