篠ノ井駅
篠ノ井駅 | |
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東口(2008年3月) | |
しののい Shinonoi | |
所在地 | 長野県長野市篠ノ井布施高田1413-6 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) しなの鉄道 |
電報略号 | シノ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
(JR東日本)9,477人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1888年(明治21年)8月15日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ■信越本線*(JR東日本) |
キロ程 | 0.0 km(篠ノ井起点) |
(2.1km) 今井► | |
所属路線 | ■篠ノ井線*(JR東日本) |
キロ程 | 66.7 km(塩尻起点) |
◄稲荷山 (3.8km) | |
所属路線 | ■しなの鉄道線*(しなの鉄道) |
キロ程 | 65.1 km(軽井沢起点) |
◄屋代高校前 (3.3km) | |
備考 |
共同使用駅(JR東日本の管轄駅) 直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 標高:356.2m |
* 信越本線 - 篠ノ井線・しなの鉄道線の間で直通運転実施。 |
篠ノ井駅(しののいえき)は、長野県長野市篠ノ井布施高田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・しなの鉄道の駅である。
両社の共同使用駅(JR東日本の管轄駅)であり、出札・改札業務はJR東日本が行う。
乗り入れ路線
JR東日本の信越本線と篠ノ井線、しなの鉄道のしなの鉄道線の3路線が乗り入れており、JRの駅としては信越本線を所属線としている[1]。
1997年9月30日までは、しなの鉄道線も信越本線の一部をなしており、当駅は信越本線の中間駅であったが、翌10月1日の北陸新幹線の部分開業に伴う並行在来線分離により、当駅から軽井沢駅方面の区間がしなの鉄道に移管され、現在の形となった。その結果、3路線とも当駅が起終点となっているが、以前の経緯から運転系統上では、信越本線と篠ノ井線、信越本線としなの鉄道線の組み合わせで一体運用されており、当駅始終着の列車はごく僅かである。なお、しなの鉄道の列車はJRへの片乗り入れという扱いになるため、直通列車であっても当駅から長野方ではJRの運賃が必要となる。
特急「しなの」は全列車が停車するが、篠ノ井線の「おはようライナー」、しなの鉄道の「しなのサンライズ」「しなのサンセット」は通過する。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線を持つ地上駅。1番線と2番線の間にあった中線は撤去されている。橋上駅舎を有している。
JR東日本の直営駅(駅長配置)で、管理駅として姨捨駅・稲荷山駅・今井駅を管理している。みどりの窓口(営業時間 5:30-22:00)があり、改札内からも利用が出来る。自動券売機は指定席券売機が1台、JR線用が2台、しなの鉄道線用が1台設置されている。改札には自動改札機が4台設置されているが、Suicaは利用できない。そのほかには、自動販売機、待合室、立食いそば店(kiosk経営 営業時間7:50 - 20:00 但し休憩時間10:15 - 11:00・14:00 - 15:00)、NEWDAYS(営業時間 平日6:10 - 19:30 土日祝6:10 - 18:30)などが設置されている。
駅のデッキ部分には、一駅一名物として、雪ん子(未来に向けて)像が建っている。これは、長野オリンピックの開会式で踊られた、「雪ん子」をモチーフにしている。駅舎の一部は自由通路となっている。元々のエントランスは東口であった。また、東口側の地平部には長野新幹線が在来線と同じ高度で通っており、改札を出て自由通路の右手に真上から新幹線が見られる観覧スペースが設けられている。
篠ノ井線に沿って1kmほど南下した地点に、日本貨物鉄道(JR貨物)の車両基地である塩尻機関区篠ノ井派出があり、当駅では多くの貨物列車が機関車の付け替えを行うため、駅構内のホーム西側には10本の側線が敷設されている(所有はJR貨物)。このうち、ホーム寄りの下1・下2・下3・下4番線は電化されており、出発信号機がある。下1 - 下3は発着線、下4は機関車の通路線として使われている。それ以外の5 - 10番線は非電化で貨車の留置線として使われている。
のりば
1 | ■しなの鉄道線 | 上田・小諸・軽井沢方面 |
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■篠ノ井線 | 松本・塩尻・上諏訪・中津川・飯田・名古屋方面 | |
2・3 | ■信越本線 | 長野方面 |
- 2番線は主にしなの鉄道線からの直通列車が停車し、3番線は主に篠ノ井線からの直通列車が停車する。
発車メロディ
発車メロディは現在はWater Crownが使用されている。かつては地元消防団・自衛隊製作による、「発車ファンファーレ」であった。1・2・3番線すべてで異なり、ファンファーレが鳴る前には自動放送で「ファンファーレが鳴り終わりましたら ○番線から、列車が発車します」と流れていた。
このことが1990年5月に当時TBSラジオで放送されていた「ラジオはアメリカン」のおもしろカセット(おもカセ)のコーナーでも取り上げられ、リスナーの爆笑を誘って「90年上半期おもカセグランプリ」の第1位となった。当時のパーソナリティは「これじゃあ毎日が開通式だね。鳩なんか飛ばしちゃったりして…」というコメントを番組内で残している。さらに11月には番組スタッフがリスナーと共に当駅でファンファーレを聞くイベントまで行われた。ところが、一般の利用客にはこのファンファーレが大変な不評だったようで、翌年の7月には取り止められた。
利用状況
- JR東日本 - 2010年度の1日平均の乗車人員は9,477人である。近年の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 10,935 |
2001 | 10,622 |
2002 | 10,397 |
2003 | 10,252 |
2004 | 10,077 |
2005 | 9,995 |
2006 | 9,872 |
2007 | 9,643 |
2008 | 9,588 |
2009 | 9,589 |
2010 | 9,477 |
駅周辺
- 長野市役所篠ノ井支所
- 長野市立南部図書館
- 北信運転免許センター
- 長野県篠ノ井高等学校
- 長野県更級農業高等学校
- 長野俊英高等学校
- アップルランド 五明店
- 長野オリンピックスタジアム(南長野運動公園) - 東口よりタクシー約10分、徒歩約30分、イベント時などには有料シャトルバス運行の場合あり。
- 茶臼山恐竜公園
- 茶臼山自然動植物園
- 篠ノ井総合病院
- 驥山館
バス路線
東口
- のりば1
- のりば2
- アルピコ交通(川中島バス)
- 長野市営バス
- ぐるりん号
- S 篠ノ井駅(S1) → 北原(S8) → さいなみ団地(S20) → 東福寺(S34) → 篠ノ井病院(S38) → 篠ノ井駅
- S 篠ノ井駅(S1) → 運転免許センター(S8) → さいなみ団地(S20) → 東福寺(S34) → 篠ノ井病院(S38) → 篠ノ井駅
西口
- 長野市営バス
- 秋古 - 青池 - 茶臼山動物園 - 篠ノ井駅西口 - 篠ノ井西中学校( - 篠ノ井駅 - 篠ノ井病院)
- ぐるりん号
- Z 茶臼山動物園南口(Z5) - 瀬原田(Z2) - 篠ノ井駅西口(Z1)
歴史
- 1888年(明治21年)8月15日 - 国有鉄道信越線の駅として開業。当初は工事の都合により営業は行わなかった。
- 1888年(明治21年)9月15日 - 営業を開始。一般駅。
- 1900年(明治33年)11月1日 - 中央線(後の篠ノ井線)が西条駅まで開通。
- 1979年(昭和54年)6月2日 - 修学旅行専用電車と入替作業中の貨車が衝突。中学生350人余が負傷(信越本線篠ノ井駅列車衝突脱線事故)。
- 1986年(昭和61年)2月14日 - 6:46頃3番線で、篠ノ井線から信越本線に向かうため、12系客車から切り離された機回し中の機関車が逆走し、停車中の団体列車に衝突。乗客39名が重軽傷。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物・専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1997年(平成9年)10月1日
- 2000年(平成12年) - 貨物列車の発着がなくなる。
- 2005年(平成17年)3月18日 - 自動改札機使用開始。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 日本貨物鉄道の駅が廃止。
- 2008年(平成20年)2月 - 1番線、2・3番線ホームに待合室(5人掛+7人掛・冷暖房完備)設置。
- 2010年(平成22年)6月10日 - 12月25日 ホーム上家 築増工事。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■篠ノ井線・■信越本線
- 特急「しなの」停車駅
- しなの鉄道
- ■しなの鉄道線
- □快速「しなのサンライズ」「しなのサンセット」
- 通過
- □快速
- ■普通
- 屋代高校前駅 - 篠ノ井駅 〔- 今井駅〕
- □快速「しなのサンライズ」「しなのサンセット」
脚注
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
関連項目
外部リンク
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