脇野田駅

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脇野田駅
駅舎(2013年11月)
駅舎(2013年11月)
わきのだ - Wakinoda
北新井 (3.4km)
(1.7km) 南高田
所在地 新潟県上越市大和二丁目1-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 信越本線
キロ程 73.9km(篠ノ井起点)
電報略号 ワノ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
121人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1921年大正10年)8月15日*
備考 業務委託駅
* 1918年(大正7年)11月1日に信号場として開設。
北陸新幹線の上越妙高駅が開設予定。
北陸新幹線起工式に使用された鎌、鍬、鋤
駅前に立つ長谷川八郎顕彰碑

脇野田駅(わきのだえき)は、新潟県上越市大和二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線である。

本項では、北陸新幹線開業時に本駅の移転により開業予定であるJR東日本・JR西日本・えちごトキめき鉄道上越妙高駅(じょうえつみょうこうえき)についても記す。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎(東側)とは構内踏切で連絡している。列車の行き違いがない場合は、両方面の列車とも2番線からの発着となる。通過列車は上下とも2番線を通過する。交換時は上り長野方面普通列車は1番線を使用する。交換時の下り普通列車は原則2番線を使用するが前述の通り上り通過列車は交換時も2番線を使用するため、上り通過列車と交換する下り直江津方面普通列車は1番線を使用する。

ジェイアール新潟ビジネスが駅業務を受託する業務委託駅だが、みどりの窓口は設置されていない。直江津駅が当駅を管理している。

のりば[編集]

1 信越本線(上り) 新井妙高高原長野方面
2 信越本線(下り) 直江津長岡新潟方面

駅舎内には1998年3月に行われた北陸新幹線・長野 - 上越間起工式の神事に使用されたが展示されており、駅前には記念植樹もされている。

駅前には顕彰が立っている。顕彰碑に名を刻まれている長谷川八郎は脇野田地区の大地主で、駅建設を要望して自ら所有の土地を提供するなど、積極的に運動を行ったことが後に評価された。

後述するように、設置予定の北陸新幹線の新駅が現在の脇野田駅から西に120mほど離れていることと、現駅設置のままでは新幹線駅東側の駅前空間が狭小となることから、新幹線開業に合わせて新駅へと発展的解消する予定になっている。

北陸新幹線は高架駅で、ホームは通過線なしの島式2面4線、併設の在来線駅ホームは地平の島式1面2線となる予定である。なお、新幹線上りホームは11・12番線、新幹線下りホームは13・14番線とホームが割り振られる予定である。

北陸新幹線「上越妙高駅」への転換計画[編集]

2015年春に予定されている北陸新幹線金沢延伸の際には、現・脇野田駅から西に120mの地点に新幹線の新駅「上越妙高駅」が設置される予定である。

この新駅の位置は新幹線と信越本線との交点(現・脇野田駅の南約300mの地点)ではないため、在来線駅を併設できるように、脇野田駅の南に位置する矢代川近辺から、駅北の市道中田原下箱井線までの区間の信越本線の路線1,695mは撤去され、上越妙高駅を経由するように新たな路線1,781mが設置される。この上越妙高駅に併設される在来線新駅が現・脇野田駅の機能を受け持つことになり、現在の位置にある脇野田駅は廃止されることになる。現・脇野田駅の駅舎は信越本線の旧線区間とともに撤去され、新幹線駅の東口広場の一部となる予定である。

脇野田駅裏には建設中の新幹線駅の姿が見える(新潟県上越市・2013年3月撮影)
上越妙高駅の名称が発表され、建設中の駅にも駅名が表記された(新潟県上越市・2013年10月撮影)

同区間の信越本線(妙高高原駅 - 直江津駅間)は、「えちごトキめき鉄道」として経営分離されるため、JR東日本は自ら運営しない路線の移設工事を行うことに難色を示してきた。一方、並行在来線を運営する会社はまだ設立前だった(新潟県並行在来線株式会社の設立は2010年11月22日)ことから、上越市は鉄道事業の認可を得て自前で工事を行う方針だったが、在来線の運営主体ではないために事業認可が得られず、移設費用を市が負担してJRに委託することになった。上越市新潟県とともに2010年4月28日、JR東日本に対して脇野田駅周辺の信越本線移設工事を行うことを要望[1]。JR東日本は2010年6月21日、脇野田駅移設に要員を割くことを理由にえちごトキめき鉄道分離区間を現状のままで譲渡することや現・脇野田駅の撤去工事をJR側が行わないことなどの条件付きで設計・施工を引き受ける旨を回答[2]。市議会で関連予算案が議決された後、JRと移設についての協定を締結することとなった。

計画時点での仮称は「上越駅」。2011年4月に設立した「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」では、駅名等検討部会を設置し、上越市にできる北陸新幹線の駅名について検討しており、2011年7月15日から9月16日まで全国から駅名を公募。その結果や、市民意見交換会などの結果を踏まえた検討のもと、2012年5月29日にJR東日本新潟支社に対し、「上越駅」「上越妙高駅」の2名称案を提案していた。最終的に2013年6月7日、JR東日本は新駅の名称を「上越妙高駅」とする事を発表され[3]、建設中の駅にも名称が表記された。

なお、新幹線が延伸開業後、上越市の概算では東京 - 上越妙高間が1時間50分程度で結ばれる予定[4]で、当駅が東日本旅客鉄道(JR東日本)と西日本旅客鉄道(JR西日本)の境界となる。ただし、乗務員の交代は当駅ではなく長野駅で行い、JR西日本の乗務員がJR東日本の営業区間を含む長野 - 金沢間を担当することにJR東日本とJR西日本の両社が合意したことが明らかになっている[5]

利用状況[編集]

近年の推移は下記のとおり。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 145
2001 146
2002 137
2003 131
2004 129
2005 135
2006 135
2007 136
2008 128
2009 116
2010 119
2011 122
2012 121

駅周辺[編集]

上越市の郊外に立地する。駅周辺は1970年代まではわずかな商店、住宅、工場等を除いてはほぼ一面の水田であったが、中心部のベッドタウンとして徐々に宅地化が進み、水田は少なくなっている。近くには蓮如上人が滞在したと伝えられる願清寺(真宗大谷派)、大和神社、上越大和郵便局などがある。

歴史[編集]

駅スタンプ[編集]

  • 『銀河と夜景 南葉高原キャンプ場』(シヤチハタ式)

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
信越本線
快速「妙高
通過
快速「くびき野」(下り1号を除き停車)・普通
北新井駅 - 脇野田駅 - 南高田駅

脚注[編集]

  1. ^ 要望書 信越本線(脇野田駅)移設事業について
  2. ^ 信越本線(脇野田駅)移設事業に係る弊社へのご要望に対する回答
  3. ^ 北陸新幹線の新駅(仮称:上越駅)の駅名について (PDF)”. 2013年6月7日閲覧。
  4. ^ 北陸新幹線全体の概要 上越市公式サイトより
  5. ^ 長野駅で乗務員交代 全列車が停車 北陸新幹線 - 信濃毎日新聞 2013年6月17日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]