高田駅 (新潟県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
高田駅
駅舎(2009年6月27日)
駅舎(2009年6月27日)
たかだ - Takada
南高田 (2.0km)
(3.9km) 春日山
所在地 新潟県上越市仲町四丁目1番1号
所属事業者 えちごトキめき鉄道
所属路線 妙高はねうまライン
キロ程 31.0km(妙高高原起点)
長野から68.3km
電報略号 タタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
2,410人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1886年明治19年)8月15日
駅舎そのものは、旧来のものをそのまま使用している

高田駅(たかだえき)は、新潟県上越市仲町四丁目にある、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインである。

概要[編集]

江戸時代に高田藩城下町として栄えた上越市高田地区(旧高田市)の中心駅である。

海岸部の直江津駅は在来線のターミナル駅として、内陸側の上越妙高駅2015年(平成27年)3月14日に開業した北陸新幹線の停車駅として、それぞれ鉄道の要衝となっているが、当駅周辺の高田地区中心部は上越市の中心市街地の一つとして、商店街をはじめ国や県の出先機関、高等学校などの文教施設が集積しており、上越市の中心駅に位置付けられている。なお上越市役所本庁舎(木田庁舎)の最寄り駅は、当駅と直江津駅の間の春日山駅となっている。

前掲の新幹線開業前までは東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅であったが、開業に際し並行在来線として経営分離され、えちごトキめき鉄道へ移管された。

歴史[編集]

駅周辺の整備事業について[編集]

当駅前広場内の歩行者道は、上越市が1999年(平成11年)度から実施した「高田駅前雁木建設事業」により整備された雁木型アーケードで覆われている。事業着手前、駅前広場内にはアーケードが架設されていなかったが、高田地区の玄関口に相応しい都市景観の形成と、歩行者や駅利用者の歩行環境改善を目的として整備が進められた[3]。既存の駅舎をそのまま活用する形で整備されたアーケードは「城下町」をテーマにデザインされたものだが、駅正面部には東京駅丸の内駅舎のイメージもデザインに取り入れられており、支柱部などに赤レンガ風のタイルが使用されている。

また現在の駅出入口は東側のみだが、上越市では駅西側に広がる寺町の町並み整備等の市街地整備方針等から成る「中心市街地(高田地区)活性化基本計画」などを踏まえ、駅西側居住者の利便性確保や市街地の回遊性向上などを目的として、2006年(平成18年)度から「高田駅西口整備事業」を実施しており、長期的には橋上駅舎への改築を視野に事業が進められている。2010年に竣工した現在の跨線橋は西口整備事業の一環として、市の交通バリアフリー構想に基づいて整備されたもので、建設事業はJR東日本が実施し、費用の一部は市の補助金によって賄われた[3][4]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有する地上駅。単式ホーム東側に面して駅舎が所在し、両ホームは南側の跨線橋で連絡している。

えちごトキめき鉄道が直営駅(早朝・夜間は係員無配置)として管理を行っている。改札口に係員が配置される時間帯は改札業務が実施されるが、係員が配置されない早朝・深夜に発着するワンマン列車では車内精算が実施される。

改札口周辺には出札窓口(営業時間 7時00分 - 19時30分)、タッチパネル式自動券売機(定期券発売対応型2台)が設置されている。窓口ではJR東日本の「ビジネスえきねっと」のシステムを使用して、全国のJR線の乗車券類を8時30分 - 営業終了の間に取り扱っている。駅舎内には待合室のほか、コンビニエンスストア「NEWDAYS」(Suica電子マネー利用可、営業時間 7時30分 - 20時30分)、自動販売機、トイレなどがある。

なおバリアフリー対策として、跨線橋にはエレベーターが計2基設置されている。

移管前はJR東日本新潟支社が管理する直営駅駅長配置)で、自駅のみの管理駅として運営が行われていた。出札窓口にはみどりの窓口マルス端末が配置され、改札口には自動改札機が5通路設置されていたが、移管に際していずれも運用を終了した。またJRグループ内では西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線高田駅(たかだえき)、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線高田駅(こうだえき)の2駅が当駅と同一表記であることから、両駅と区別するために乗車券類の券面には「(信)高田」と表示されていた。なお前掲の「NEWDAYS」は移管後も引き続き、JR東日本リテールネット新潟支店が運営を行っている。

のりば[編集]

東側から順に、下記のように配置されている。

番線 路線 方向 行先
1 妙高はねうまライン 上り 上越妙高新井妙高高原方面
2 妙高はねうまライン 下り 直江津長岡新潟方面
3 (臨時ホーム、主に当駅折り返し)

3番線は定期列車の発着がない臨時ホームだが、毎年4月上旬から中旬にかけて運転される臨時快速列車「高田お花見号」など、当駅発着の臨時列車の入線等に運用される。なお同列車は移管後の2015年も運行が予定されている。また3 - 11月の週末運転の臨時快速列車「越乃Shu*Kura・ゆざわShu*Kura・柳都Shu*Kura」は、運行が開始された2014年(平成26年)は当駅発着となっていた。

また3番線の西側には車庫と側線が各1線設けられており、そのうち北側(直江津方)のみに繋がっている側線は電化されている。

利用状況[編集]

近年の推移は下記のとおり。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 3,062
2001 3,003
2002 2,839
2003 2,715
2004 2,576
2005 2,512
2006 2,510
2007 2,529
2008 2,480
2009 2,369
2010 2,353
2011 2,307
2012 2,300
2013 2,410

駅周辺[編集]

駅周辺は高田地区の中心地で、駅舎に面する東側は中心市街地となっている。駅裏手は住宅街となっているが寺院が数多く立ち並び、寺町を形成している。

駅前[編集]

駅裏側[編集]

隣の駅[編集]

えちごトキめき鉄道
妙高はねうまライン
快速(信越本線直通)・普通
南高田駅 - 高田駅 - 春日山駅

脚注[編集]

  1. ^ 高田駅にエレベーター 24日から使用開始 - 上越タイムス(2010年12月20日付)2014年4月30日閲覧
  2. ^ えちごトキめき鉄道営業案内 - えちごトキめき鉄道(2015年3月16日閲覧)
  3. ^ a b 土地区画整理事業、市街地再開発事業、道路、公園、駐車場等の公共の用地に供する施設の整備その他の市街地の整備改善のための事業に関する事項 (PDF)”. 上越市. 2015年2月26日閲覧。
  4. ^ 上越市の認定中心市街地活性化基本計画について(SHINTOSHI Vol.63 No.6 2009年6月) (PDF)”. 国土交通省 (2009年6月). 2015年2月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]