小諸駅

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小諸駅
駅舎(2008年7月)
駅舎(2008年7月)
こもろ - KOMORO
所在地 長野県小諸市相生町一丁目1-1
所属事業者 しなの鉄道
東日本旅客鉄道(JR東日本)*
電報略号 コモ
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
(JR東日本)
1,586人/日(降車客含まず)
-2012年-
乗降人員
-統計年度-
(しなの鉄道)
3,164人/日
-2012年-
開業年月日 1888年明治21年)12月1日**
乗入路線 2 路線
所属路線 しなの鉄道線
キロ程 22.0km(軽井沢起点)
平原 (3.7km)
(5.9km) 滋野
所属路線 小海線
キロ程 78.9km(小淵沢起点)
東小諸 (1.5km)
備考 共同使用駅(しなの鉄道の管轄駅)
* みどりの窓口
標高:663.0m
**JR東日本では開業日を1997年平成9年)10月1日としている。
ホーム
小諸駅前の停車場ガーデン

小諸駅(こもろえき)は、長野県小諸市相生町一丁目にある、しなの鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。しなの鉄道とJR東日本の共同使用駅で、駅管轄はしなの鉄道が行っている。

乗り入れ路線[編集]

しなの鉄道のしなの鉄道線と、JR東日本の小海線が乗り入れており、小海線は当駅を終着駅としている。

1997年平成9年)9月30日までは、しなの鉄道線はJR東日本の信越本線の一部をなしており、JR東日本の単独駅となっていたが、翌10月1日北陸新幹線長野駅まで開通したことにより、その並行在来線である信越本線の一部区間(軽井沢駅 - 篠ノ井駅間)がしなの鉄道線として経営分離され、同時に駅の管理もJR東日本からしなの鉄道に移管された。

駅構造[編集]

単式・島式ホーム3面5線を有する地上駅である。JRとしなの鉄道相互間の乗換えは改札を通らずに可能である。ただし、列車の接続間際に乗車券チェックを階段上にて実施することがある。互いのホームは跨線橋で連絡している。

現在の駅舎は老朽化のため、小諸市が運営するホールなどの施設を併設した橋上駅舎に改築する予定がある。

しなの鉄道社員配置駅。出札窓口、自動券売機のほか待合室がある。旧びゅうプラザ小諸支店跡地にみどりの窓口(営業時間10:00 - 12:30、13:40 - 18:00)があり、業務は長鉄開発に委託されている。

かつては小海線と信越本線のレールはつながっていたが、その後両線のレールは分断され、直通できない構造になっている。

のりば[編集]

1 しなの鉄道線 上り 軽井沢方面  
2 しなの鉄道線 下り 上田長野方面 (折り返し列車)
3 しなの鉄道線 上り 軽井沢方面 (折り返し列車)
下り 上田・長野方面  
4・5 小海線   小海小淵沢方面  

利用状況[編集]

JR東日本[編集]

1日の平均乗車人員は以下のとおり[1]

  • 2,264人(2000年度)
  • 2,135人(2001年度)
  • 2,009人(2002年度)
  • 1,873人(2003年度)
  • 1,749人(2004年度)
  • 1,667人(2005年度)
  • 1,609人(2006年度)
  • 1,698人(2007年度)
  • 1,672人(2008年度)
  • 1,638人(2009年度)
  • 1,589人(2010年度)
  • 1,570人(2011年度)
  • 1,586人(2012年度)

しなの鉄道[編集]

年間乗降人員数及び1日あたり乗降人員は次のとおり[2][3]

  • 1998年度 1,592,954人 : 4,364人/日
  • 1999年度 1,541,476人 : 4,212人/日
  • 2000年度 1,474,813人 : 4,041人/日
  • 2001年度 1,427,511人 : 3,911人/日
  • 2002年度 1,383,770人 : 3,791人/日
  • 2003年度 1,294,288人 : 3,545人/日
  • 2004年度 1,264,607人 : 3,455人/日
  • 2005年度 1,256,415人 : 3,442人/日
  • 2006年度 1,248,848人 : 3,421人/日
  • 2007年度 1,232,075人 : 3,375人/日
  • 2008年度 1,233,012人 : 3,368人/日
  • 2009年度 1,204,670人 : 3,300人/日
  • 2010年度 1,147,859人 : 3,145人/日
  • 2011年度 1,158,592人 : 3,174人/日
  • 2012年度 1,158,265人 : 3,164人/日

駅周辺[編集]

路線バス[編集]

  • JRバス関東
    • 高峰高原線 高峰高原・高峰温泉行 ※冬季はアサマ2000スキー場行
  • 千曲バス
    • 佐久上田線 勝間行
    • 佐久上田線 上田駅経由下秋和行
    • 望月小諸線 望月経由芦田役場前行
    • 北国街道線 追分原経由軽井沢駅
    • 青年の家線 青年の家行
    • 小沼線 塩野行(一部御代田駅行)
    • 後平線 中の久保行
    • 滝原線 井子行
    • 湯の丸線 湯の丸高原
    • 湯の丸線 佐久平駅
    • 高峰高原線 高峰温泉行(夏季のみ)
  • 東信観光バス
    • 川辺線 宮沢行
  • 小諸市コミュニティバス「小諸すみれ号」(JRバス関東、千曲バスに運行委託)
    • 小諸市内各方面

高速バス[編集]

歴史[編集]

新幹線開業の影響[編集]

かつての信越本線時代は、特急あさま」全列車が停車する長野県東部の拠点駅であった。しなの鉄道移行後は、当駅始発の「しなのサンライズ号」が設定されたものの、長野までの運行で、ホームライナーということで運行時間帯が限定されており、しかも東京に直通する列車が消滅したということもあって、利便性の低下が著しい。

小諸市の行政・商工関係者は北陸新幹線建設の際、当初ミニ新幹線規格で建設予定だったものをフル規格へと変更する案が持ち上がると、フル規格化に反対する運動を激しく繰り広げた。当初の計画通りのミニ新幹線での建設ならば在来線の路盤をそのまま改良して活用するため当駅が「新幹線停車駅」になり、そして東京駅と直通する新幹線により速達化がなされ、この利便性向上を地元小諸市の発展の新たな礎とする、というのが彼らの目論見であり悲願であった。ところがフル規格の計画案では小諸市はトンネル区間も含めて全く通過せず、ルート上に位置する南側の佐久市に新幹線駅が作られる一方で、信越本線は並行在来線として経営分離の上で第三セクター路線に転換される計画が提示されており、この場合、小諸駅は単なる第三セクター線の中間駅兼JR小海線の終着駅に転落し、小諸市もまた「新幹線」と「東京直通」の恩恵を直接受けることができなくなることが明白であったためである。

しかし、長野オリンピックの開催決定などの影響もあり、結果として北陸新幹線はフル規格で建設され、開業時に信越本線軽井沢 - 篠ノ井間はしなの鉄道に転換され、東京から乗り換えなしで小諸に至るのは高速バスのみとなり、地元経済・観光ともども大きな影響を受けている。

この一例は新幹線のルート選定・並行在来線の経営分離が、地元にとってはいかに重大な問題であるかを如実に表す例として知られている。このことについては阿久根駅肥薩おれんじ鉄道線)も参照。

2010年(平成22年)8月、こうした状況を打開するため、しなの鉄道は沿線自治体の協力・援助のもと、沿線活性化のための実証運行として軽井沢 - 小諸間で列車の増発を行った。この増発により、軽井沢駅で長野新幹線と接続できるしなの鉄道線の列車が増加し、小諸駅へのアクセスも強化された。

隣の駅[編集]

しなの鉄道
しなの鉄道線
快速「しなのサンライズ」(長野行きのみ運転、上田駅まで各駅に停車)
小諸駅滋野駅
快速(上記の快速除く。)
御代田駅 - 小諸駅 - 田中駅
普通
平原駅 - 小諸駅 - 滋野駅
東日本旅客鉄道
小海線
東小諸駅 - 小諸駅

かつての接続路線[編集]

布引電気鉄道
小諸駅 - 花川駅

出典[編集]

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  1. ^ JR東日本ホームページ「各駅の乗車人員」(各年度版)による
  2. ^ 統計小諸2012
  3. ^ 小諸市ホームページ「小諸駅乗降車人員」による
  4. ^ JR時刻表 1997年10月号
  5. ^ 小諸駅そば屋「ひしや」の閉店について

関連項目[編集]

外部リンク[編集]