戦国自衛隊 (劇画)
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『戦国自衛隊』(せんごくじえいたい)は、田辺節雄による劇画[1]。半村良の同名のSF小説を原作とする。続編として『続・戦国自衛隊』(ぞくせんごくじえいたい)も田辺によって描かれており、さらに2013年から、森秀樹による新たな劇画版『戦国自衛隊』が連載されている。
戦国自衛隊
『戦国自衛隊』は、1975年6月から1976年2月まで、秋田書店の雑誌『プレイコミック』に連載された。原作に忠実な劇画化作品である。単行本初出は、1979年発売の秋田漫画文庫(全2巻)。1998年のセブンコミックス発売を経て、2003年には続編の発売と同コンビニコミック版の販売に合わせ、コンビニコミック版が上下2巻発売された[注釈 1]。また、2008年にセブン文庫で発売された。
劇中の台詞「川崎堀の内のトルコよく通ったもんだが」が、後に発売された冊子では「川崎堀の内のソープランドよく通ったもんだが」に差し替えられたのは、トルコ風呂問題による配慮である。
ストーリー
自衛隊は北海道と能登半島の一部に敵の圧力が加えられたという想定で、日本全国を舞台に大演習を行っていた。新潟県と富山県の県境を流れる境川の河口には、臨時の野戦補給所が設置されていた。だが、突如閃光と共に爆風と地震が河口の岩場にいた補給部隊を襲い、伊庭義明三尉ら自衛官30名は時の彼方、戦国時代へと飛ばされてしまった。
越後の武将・長尾景虎と出会った彼らは、この世界が自分たちの知っている戦国時代ではなく、微妙な食い違いのあるパラレルワールドである事に気づく。そして、なぜ時が自分達をこの世界に飛ばしたのか模索しつつ、生き残るために景虎と共に近代装備を駆使し、歴史に介入していく。
登場武器・兵器
- 11.4mm拳銃
- 64式7.62mm小銃
- 62式7.62mm機関銃
- M1919A4機関銃
- 12.7mm重機関銃M2
- 60mm迫撃砲M2
- 89mmロケット発射筒 M20改4型
- 60式106mm無反動砲
- 64式対戦車誘導弾
- M26破片手りゅう弾
- 60式装甲車
- 三菱・ジープ
- GMC 2トン半トラック
- 川崎重工KV-107II バートル
- 19号型哨戒艇
続・戦国自衛隊
『続・戦国自衛隊』は、2000年から書き下ろしで世界文化社から発表された。作画は同じく田辺節雄。ストーリーはオリジナルで(半村良は原案としてクレジットされる)、現代の自衛隊が関ヶ原の戦いに再びタイムスリップするという、前作の完全な続編である。2008年時点で累計179万部を売り上げている[2]。自衛隊が豊臣方、アメリカ海兵隊が徳川方に参加しているという形態を取っている。作中では現代も過去も20数年が経過しているうえ、前作の登場人物やその子孫も登場し、武器および兵器の性能が上がっている分、さらに過酷な戦いが展開される。
単行本全8巻(廉価版全10巻)+外伝[注釈 2]で双方のタイムスリップと戦いを描いた第1部(関ヶ原の戦い)、ならびに自衛隊と米軍との最終決戦を描いた第2部(大坂の陣)で構成される。また、後日談として、島原の乱を舞台とする自衛隊員の闘いの終焉を描いた第3部が発表されている。映画『戦国自衛隊1549』の公開に合わせる形で、アリババコミックスから廉価版をまとめた「関ヶ原死闘編」、「大坂城攻防編1」、「大坂城攻防編2」の3巻も発売された。
更に2008年に入り、同じく世界文化社のセブン文庫より新規原稿を追加した「完全版」が発売された。この加筆により、『続・戦国自衛隊』では初めて自衛官の登場人物より「戦国自衛隊」の台詞が発せられた[注釈 3]。2012年には、前述の「関ヶ原死闘編」に「関ヶ原外伝」の原稿の一部を加えて再編集した「スペシャルエディション 上」「スペシャルエディション 下」が、コンビニコミックとして販売された。
本作は、初刊単行本が続刊継続中であるにもかかわらず、新規ページの追加やコマの配置変更、台詞の変更などが施されたコンビニコミック版が発売されるという特殊な形をとった。追加されたのは主に本編に影響のない戦闘シーンや、宮本武蔵がアメリカ海兵隊との戦闘中に二刀流を編み出すというエピソードなどである。結果として、ページ数はSEBUNコミックス版よりも大幅に増加した。冒頭のシーンや[注釈 4]、隊員たちがMREを食べているときのシーンなど、執筆当時の世相を反映してエピソードが追加された。1巻の発売から関ヶ原外伝発売まで約8年という長期に及んだため、作中に登場する兵器や武器・装備等にも影響が見られる。
また『続・戦国自衛隊』は、宇治谷順によってノベライズされており、同じ世界文化社から新書版で全6巻が出版されている。冒頭は劇画版に準じているものの、関ヶ原の戦い以降の展開は全く異なり、結末もオリジナルとなった。
ストーリー(続)
200X年、朝鮮人民軍は38度線を越え、突如南進を開始した。これを受け、アメリカはただちに日本海へ艦隊を派遣し、日本も有事立法を成立させていたことからアメリカ軍との共同作戦を行うべく、護衛艦隊および陸上自衛隊の部隊・装備を満載した「おおすみ」を舞鶴沖へと派遣する。
6月20日早朝、北朝鮮は突如として弾道ミサイルを発射する。これはNORADのレーダーによってすぐさま感知され、その情報は日本政府や日米艦隊へと送られる。日米艦隊は日本本土へ発射されたと見られる弾道ミサイルを迎撃するが、迎撃成功と見られた矢先、強烈な光と共に時震が発生し、「おおすみ」は時の彼方へ飛ばされてしまう。そして、乗船していた島和武二等陸尉らが流れ着いたのは1600年(慶長5年)、関ヶ原の戦いの前夜だった。
「御伽衆」と呼ばれることになる、流れ着いた自衛官らは島二尉を中心として歴史に介入し、関ヶ原の戦いにおいて西軍を勝利に導こうと奮戦する。だが、UH-60JAが上空から家康本陣を捉えた直後、スティンガーミサイルにより撃墜される。唖然とする自衛官らの前に現れたのは、AH-64Dロングボウアパッチだった。
タイムスリップしていたのは、自衛隊だけではなかった。東軍には、同じくタイムスリップしていたアメリカ軍がついていたのだった。
タイムスリップ
前作同様にタイムスリップの理由が、元の世界とは違う方向に歴史が進んでいく別世界を、元の世界に類似する方向へ転換していく「歴史の修正」となっている。前作ではタイムスリップした自衛隊員が織田信長の役割を演じることとなったが、続編では島左近・真田幸村の役を演じる事となる。だが、アメリカ軍の介入によって元の世界との歴史の乖離が激しくなり、自衛隊員の1人は「新しい世界を創造するための起爆剤(きっかけ)」ではないかとの台詞を口にする。しかし、自衛隊員の生き残りとその息子が島原の乱に介入することで、再び「歴史の修正」へと動き出す。
タイムスリップ発生日は西暦200X年(文庫版等では20XX年)6月20日、日本海舞鶴沖。海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」、及びアメリカ海軍の強襲揚陸艦「エセックス」が1600年へ飛ばされるが、「エセックス」は「おおすみ」より1週間早い時間軸へ流れ着いていた。作中、「エセックス」に乗り込んでいたアメリカ海兵隊がアメリカ陸軍が採用しているAH-64Dを使用することになるが、当初はフィクション作品としての演出(コンビニコミック版)とされていた。後の外伝では、陸軍の装備を特別に海軍が輸送中にタイムスリップし、海兵隊が使用することになったと描かれている[3]。また、セブンコミックス版刊行当時は、AH-64Dは自衛隊に導入されていなかったが、後年の完全版等の発売当時になると自衛隊にも導入済みだったため、カラーリングの違いから米軍機だと判断する台詞が追加された。
タイムスリップに伴い、「おおすみ」は機関室に亀裂が生じて浸水してブロック閉鎖を行ったものの、後に沈没した。「エセックス」は右舷外板に4mの穴が開き、燃料タンクに亀裂が入るなどの損傷を受けるが、ダメージコントロールにより航行に影響はなかった。自衛隊側ではタイムスリップした隊員は陸自119名、海自43名だった。アメリカ軍側では明確な描写がないために不明だが、タイムスリップによる行方不明者は362名で、特に「エセックス」右舷に開いた穴のブロックにいた陸軍兵士のほとんどが行方不明とされる。両艦共に甲板を境とした上下で生存が分かれ、「おおすみ」は艦橋や甲板にいた隊員が行方不明となり、「エセックス」も甲板にいた兵士たち、コブラやシーホークの全機、さらにCH-46Eが3機消失したとされている。双方の艦の損傷については、タイムスリップに際して「エセックス」に「おおすみ」が右舷側から突っ込むように衝突したことが影響したような描写がある。
自衛隊側は原住民(サムライたち)との武力衝突まで、大部分の隊員がタイムスリップした事実に気づいていなかった。このため、襲撃直前に警戒態勢を敷いたものの、12名が死亡して11名の負傷者を出した[4]。アメリカ軍側は即座にAV-8B ハリアー IIによる偵察により、当初から艦長以下主だった士官たちはタイムスリップした事実や情報を共有している[5]。
世界観
作中での三田村敏八三等海曹の証言によると、前作ラストで描かれた通り、土岐衆(三田村の所属していた、前作でタイムスリップした自衛隊。漢字でなく「とき衆」と表記される事も多い。)は天下統一を目前にして、妙蓮寺にて伊庭義明三等陸尉ら多くの隊員が細川藤孝によって討たれてしまう。石庭竹秀(豊臣秀吉)と共に中国路にいた三田村ら数名の自衛官は、自らの哨戒艇を用いて軍船を曳いて取って返す(中国大返し)と、弔い合戦と称して細川藤孝を倒し、天下を統一する。
その後、生き残った自衛官が自分たちの知っている歴史を竹秀に教え、竹秀はその歴史に従って豊臣秀吉と改名し、他の大名達にも自衛官達が知っていた新しい(というより本来の)名前を名乗るよう命じた。しかし、隊員の中で、秀吉の一族がいずれ家康に敗れると余計なことまで漏らした者がいた結果、その噂が広まるのを恐れた秀吉は「土岐衆狩り」を開始する[6]。
土岐衆狩りにより生き残った自衛官は次々と討たれ、辛くも逃れた者たちは散り散りとなる。時代に根を下していた柴田勝家こと島田和秀三等陸曹は、息子の島田和家を残して賤ヶ岳の戦いで戦死し、三田村三曹は全国を逃げ回ることになる。なお、和家は賤ヶ岳の戦いに従軍していた大谷吉継によって密かに匿われ、「柴田」の姓を憚り「島田」姓で育てる事で難を逃れた。
土岐衆の与えた影響は大きく、その神通力とも言われた圧倒的な火力や機動力は、多くの大名たちの畏怖の対象となった。
登場武器・兵器(続)
- 自衛隊
-
- 9mm拳銃
- 9mm機関けん銃
- ショットガン[注釈 5]
- 64式7.62mm小銃 - 小説版のみの登場
- 89式5.56mm小銃[注釈 6]
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 62式7.62mm機関銃
- 74式車載7.62mm機関銃 - 小説版のみの登場
- 12.7mm重機関銃M2
- M61 バルカン[注釈 7]
- M203 グレネードランチャー - 89式小銃に装着している[注釈 8]
- 96式40mm自動てき弾銃
- 84mm無反動砲
- 110mm個人携帯対戦車弾 - 小説版のみの登場
- 87式対戦車誘導弾
- 79式対舟艇対戦車誘導弾[注釈 9]
- 91式携SAM
- 81mm迫撃砲L16
- 90式戦車
- 89式装甲戦闘車
- 96式装輪装甲車
- 82式指揮通信車
- 73式装甲車
- 高機動車
- 73式大型トラック改良型
- 73式中型トラック
- 73式小型トラック(新・旧)
- 偵察用オートバイ
- おおすみ型輸送艦「おおすみ」
- LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇
- こんごう型護衛艦「こんごう」*
- はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」*
- UH-60JA多用途ヘリコプター - 漫画版では2機、小説版では1機
- OH-1 観測ヘリコプター - 小説版のみの登場
- 米軍
-
- M9
- コルト・ガバメント - 小説版のみの登場
- M16A2 / M4カービン
- M249軽機関銃
- M60E3多用途機関銃 - 小説版のみの登場
- M240機関銃
- バレットM82(初期型)
- マクミランM87R - 小説版のみの登場
- ブローニングM2重機関銃
- M203 グレネードランチャー
- Mk19 自動擲弾銃
- カールグスタフ
- SMAW ロケットランチャー
- M47ドラゴン
- BGM-71 TOW[注釈 10]
- ロングボウ・ヘルファイア[注釈 11]
- FIM-92 スティンガー[注釈 12]
- クレイモア地雷
- 81mm迫撃砲M252
- 155mm榴弾砲M198
- M2/3ブラッドレー歩兵戦闘車
- M6ラインバッカー
- LAV-25歩兵戦闘車
- LAV-M(迫撃砲搭載車)
- AAV7水陸両用強襲車
- ハンヴィー高機動多用途車
- M939トラック
- タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦*
- キティホーク級航空母艦「キティホーク」*
- ワスプ級強襲揚陸艦「エセックス」
- LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇
- E-2 ホークアイ*
- F-14 トムキャット*
- F/A-18 ホーネット*
- AV-8B ハリアー II
- AH-64D アパッチ・ロングボウ
- AH-1W スーパーコブラ - 小説版のみの登場
- UH-1Y ヴェノム
- CH-46 シーナイト
- CH-53E スーパースタリオン
- MV-22B オスプレイ
- RQ-2 パイオニア
(*)はタイムスリップせず、序盤のみの登場。
戦国自衛隊(新)
2013年から『コミック乱ツインズ 戦国武将列伝』(リイド社)に連載されており、作画は森秀樹が担当している。一部の登場人物の名前が旧作と同じだが、ストーリーに関連性はなく、完全に独立したオリジナルストーリーとなっている。
ストーリー(新)
東富士演習場にて演習中だった陸上自衛隊の大部隊は、突如起きた時震により、大量の補給物資や近代兵器とともに、四百年以上昔の戦国時代にタイムスリップしてしまう。 食料にも限りがあり、生き残るために行動しようとする自衛隊は、夜空を通る『1582J1』彗星を見たことで、今の年代と本能寺の変が近々起きることを知る。
織田信長を助ければ、歴史は大きく狂い、その反動で現代に戻れるかもしれない。そう考えた自衛隊は、本能寺の変に介入することを決意、織田信長の居る京都へと向かって行く。果たして自衛隊と歴史の運命やいかに…
登場武器・兵器(新)
- 10式戦車
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 偵察用オートバイ
- AH-64D戦闘ヘリコプター
- AH-1S対戦車ヘリコプター
- UH-60JA多用途ヘリコプター
- CH-47JA大型輸送ヘリコプター
- 89式5.56mm小銃
- 9mm拳銃
- 対人狙撃銃
書籍情報
戦国自衛隊
この節の加筆が望まれています。 |
- SEBUNコミックス(世界文化社)
- コンビニコミック
- コンビニコミック(ワイド版)
ISBN 978-4-418-11151-0 2011年10月25日発行
続・戦国自衛隊
※年月日は初版
- SEBUNコミックス(世界文化社)
- 1巻 ISBN 4418005137 2000年8月25日
- 2巻 ISBN 4418005226 2000年11月10日
- 3巻 ISBN 441801506X 2001年4月20日
- 4巻 ISBN 4418015124 2001年8月10日
- 5巻 ISBN 4418015256 2001年11月30日
- 6巻 ISBN 4418025022
- 7巻 ISBN 4418025219 2003年2月20日
- 8巻 ISBN 4418055096 2005年8月10日
- 関ヶ原外伝 ISBN 4418065210 2006年10月15日
- コンビニコミック(アリババコミックス)
- 1巻 ISBN 4418031219 2003年6月10日
- 2巻 ISBN 441803126X 2003年7月10日
- 3巻 ISBN 4418031367 2003年8月20日
- 4巻 ISBN 4418031413 2003年9月10日
- 5巻 ISBN 4418031502 2003年10月10日
- 6巻 ISBN 4418031529 2003年11月10日
- 7巻 ISBN 4418031650 2003年12月20日
- 8巻 ISBN 4418031685 2004年1月20日
- 9巻 ISBN 4418041028 2004年2月20日
- 10巻 ISBN 4418061436 2006年11月20日
- ワイド版(アリババコミックス)
- 関ヶ原死闘編 ISBN 441805121X 2005年7月1日
- 大坂城攻防編① ISBN 4418051368 2005年11月10日
- 大坂城攻防編② ISBN 4418051511 2005年12月12日
- スペシャルエディション(アリババコミックス)
- 上 ISBN 978-4-418-12153-3 2012年12月25日発行
- 下 ISBN 978-4-418-12154-0 2012年12月25日発行
- 完全版(セブン文庫版)
- 1巻 ISBN 441808505X 2008年3月25日
- 2巻 ISBN 4418085068 2008年3月25日
- 3巻 ISBN 4418085076 2008年3月25日
- 4巻 ISBN 4418085084 2008年5月25日
- 5巻 ISBN 4418085092 2008年5月25日
- 6巻 ISBN 4418085106 2008年5月25日
- 7巻 ISBN 4418085114 2008年5月25日
- 8巻 ISBN 4418085181 2008年7月25日
- 9巻 ISBN 441808519X 2008年7月25日
- 10巻 ISBN 4418085203 2008年7月25日
- 外伝 ISBN 4418085211 2008年7月25日
- ノベライズ
- 1巻 関ヶ原死闘編 ISBN 4418035087 2003年6月27日
- 2巻 関ヶ原死闘編 ISBN 4418035141 2003年8月27日
- 3巻 大坂城攻防編 ISBN 4418055118 2005年6月1日
- 4巻 大坂城攻防編 ISBN 4418065288 2006年9月11日
- 5巻 大坂城炎上編 ISBN 4418085165 2008年5月10日
- 6巻 大坂城炎上編 ISBN 441808522X 2008年10月22日
戦国自衛隊(新)
- SPコミックス(リイド社)
脚注
- 注釈
- ^ ただし、下巻の表紙には同じく田辺の漫画である『地球0年』の表紙の一部が使用された。
- ^ 第1部を米軍側からの視点と、谷に転落した90式戦車の搭乗員のストーリー。
- ^ 前作の劇画版でも、終盤に隊員が「戦国自衛隊の最期がどんなものか」という台詞がある。
- ^ 北朝鮮からミサイルが発射されたことに対する総理の対応。
- ^ 形式は作中明らかにされず。
- ^ 固定・折り畳み銃床の双方が登場している。
- ^ UH-60JAに搭載。M134 (機関銃)のようにも見えるが、重機関銃にも耐えられる装甲の関係上、劇中でのアパッチへの被害は撃墜されるまでの短時間で7.62mm弾によって負わせるのは不可能である。なお、M61は実際にはこのような運用はされていない。
- ^ 実際の陸上自衛隊ではアンダーバレル式のグレネードランチャーを制式採用しておらず、代わりにライフルグレネードの06式小銃てき弾を2006年に採用している。
- ^ 89式装甲戦闘車に搭載されていた。
- ^ ブラッドレー歩兵戦闘車とハンヴィーに搭載されていた
- ^ アパッチに搭載。
- ^ アパッチの小翼先端部に搭載していた他、大坂の陣では自衛隊員が奪取したスティンガーを使用する。
- 出典
関連項目
- 戦国自衛隊 (映画) - 千葉真一主演・角川春樹事務所製作による1979年の日本映画。
- 戦国自衛隊1549 - 角川映画株式会社製作による2005年の日本映画。
- 戦国自衛隊・関ヶ原の戦い - 2006年のテレビドラマ。『続・戦国自衛隊』と同じく関ヶ原の戦いを舞台とするが、ストーリーは異なる。