RQ-2 パイオニア

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RQ-2 パイオニア

RQ-2B

RQ-2B

RQ-2 パイオニア(Pioneer,英語で先駆者の意)はイスラエルAAIコーポレーションイスラエル・エアロスペース・インダストリーズが開発した軍用のUAVである。アメリカ陸軍海軍海兵隊韓国陸軍で運用されている。

アメリカ軍では1986年から配備を開始し、始めは戦艦射撃観測用として運用されていたが、現在では偵察観測捜索救難心理作戦などさまざまな任務に使用されている。

離陸の方法は艦船の場合ロケット補助推進離陸、陸上の場合車載のカタパルトもしくは滑走して行う。任務終了後は大型のネットを使って回収される。

75ポンドのペイロードがあり、5時間の飛行が可能である。機体下にはEO/IRセンサーが搭載されており、撮影したアナログビデオ映像をCバンドLOSデータリンクによりリアルタイムで地上に送信することができる。

アメリカ軍では現在、パイオニアの後継となるMQ-8 ファイアスカウトの開発が行われている。

実戦での運用[編集]

1991年湾岸戦争で、戦艦ミズーリ」が行ったファイラカへの艦砲射撃後、本機が戦艦「ウィスコンシン」から発進し、投降するイラク兵を映し出したことは有名である。湾岸戦争後もボスニアコソボイラク等で使用された。

性能[編集]

RQ-2B パイオニア
  • 全長: 14フィート (4 m)
  • 全高: 3.3フィート (1.0 m)
  • 重量: 205kg (452ポンド)
  • 翼幅: 16.9フィート (5.2 m)
  • 最大速度: 110 knots (200 km/h)
  • 航続距離: 5時間、185 km (100NM)
  • 最高高度: 4600m (15,000 ft)
  • 最大燃料搭載量: 44-47l
  • ペイロード: Dual Sensor (12DS/POP-200/POP-300)

関連項目[編集]