eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム

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eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021
グランドスラム
Professional Baseball Spirits
ジャンル スポーツゲーム野球
対応機種 Nintendo Switch
開発元 コナミデジタルエンタテインメント
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
人数 1 - 4人
発売日 2021年7月8日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
売上本数 日本の旗22万3833本(2021年12月末時点)[1]
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eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム』(イーベースボールプロやきゅうスピリッツにせんにじゅういち グランドスラム)は、コナミデジタルエンタテインメントより2021年7月8日に発売した日本の野球ゲームソフト。略称は「プロスピ2021」。

対応機種はNintendo Switchであり、プロスピシリーズが任天堂ハードでリリースされたのは『プロ野球スピリッツ2011』(ニンテンドー3DS)以来10年ぶりとなった。

各モード[編集]

主なモード

  • チャンピオンシップ
  • ペナントレース
  • 対戦
  • グランプリ
  • ペナントレース
  • スタープレイヤー
  • トレーニング
  • 選手データ
  • マイ12球団編成
  • 甲子園スピリッツ
  • 東京2020オリンピック
  • プロ野球速報プレイ(現在は2021シーズン、2022シーズンどちらも終了)
  • オンライン対戦(現在は2021シーズン、2022シーズンどちらも終了)
  • ホームラン競争
  • プロスピ入門
  • プロスピショップ
  • 設定

概要[編集]

今作からタイトルにeBASEBALLが追加された。今作ではシリーズ初の4人プレイに対応している。

2020東京オリンピックモードが搭載され、『プロ野球スピリッツ2013』以来となる侍JAPANが使えるようになった。また、この関係で福島県営あづま球場が収録されている[2]

eBASEBALLパワフルプロ野球2020同様に投手が失投した時の球種が『失投(球種名)』と表示されるようになった。

パッケージ選手[編集]

プロ野球スピリッツシリーズのパッケージ表紙は、前年に活躍した選手の写真が1チームにつき1人載ることが通例となっている。「eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021グランドスラム」においてパッケージの表紙を飾った選手は以下の12名。

イチローとのコラボ企画[編集]

2022年2月22日、MLBシアトル・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターであるイチローと本作並びに「EBASEBALLパワフルプロ野球2022」、「プロ野球スピリッツA」、「パワプロアプリ」、「パワプロクンポケットR」とのコラボレーション企画の一環でイチローが本作に登場することが発表された[4]

2022年3月23日に配信開始のアップデートで、OB選手としてイチローの配信がスタート。なお、オリックス・ブルーウェーブ(当時)時代の1994年と2000年のデータをベースにした2つのものを用意されている[5]

また、2022年3月23日配信のアップデート後のタイトル画面はイチローが飾っている。

実際のプロ野球との相違点[編集]

  • 球場内の客席の構造が2020年度時点のものになっており、特に大規模改修が行われたメットライフドームは外野席が芝のままなど実物とは大きく異なる。また2022年からは『ベルーナドーム』に名称変更となった。しかしこちらは2022年のデータ更新版においても、実況や表記は変更された一方で球場内の看板は変わっておらず、バックスクリーンの看板表記はメットライフドームのままである。
  • ビデオ映像によるリプレー検証を求める事が出来るリクエスト制度がない。

選手・監督・コーチ[編集]

12球団の2021年5月時点での現役支配下登録選手らが収録されている。選手の能力は活躍に応じて更新される。(LIVE能力)

既に契約解除しているアダム・コンリー(元楽天)、ブランドン・ディクソン(元オリックス)、清田育宏(元ロッテ)もフリー枠にて収録されている。

また、下記の海外移籍選手や監督、コーチもゲーム内通貨「VP」を使用して選手として獲得することができる。獲得した海外移籍選手や監督、コーチはフリー枠に登録される。(マイ12球団編成モードからアレンジチームに登録可能。)

球団 監督 投手コーチ 内野守備走塁コーチ 外野守備走塁コーチ
2021年度データ
ソフトバンク 工藤公康 森山良二 本多雄一 村松有人
ロッテ 井口資仁 吉井理人 森脇浩司 大塚明
西武 辻発彦 西口文也 黒田哲史 小関竜也
楽天 石井一久 石井貴 奈良原浩 岡田幸文
日本ハム 栗山英樹 荒木大輔 飯山裕志 上田佳範
オリックス 中嶋聡 高山郁夫 風岡尚幸 田口壮
巨人 原辰徳 宮本和知 元木大介[注釈 2] 鈴木尚広
阪神 矢野燿大 福原忍 藤本敦士 筒井壮
中日 与田剛 阿波野秀幸 荒木雅博 英智
DeNA 三浦大輔 木塚敦志 永池恭男 小池正晃
広島 佐々岡真司 永川勝浩 玉木朋孝 廣瀬純
ヤクルト 高津臣吾 伊藤智仁 森岡良介 福地寿樹
2022年度データ
ヤクルト 高津臣吾 伊藤智仁 森岡良介 佐藤真一
阪神 矢野燿大 福原忍 藤本敦士 筒井壮
巨人 原辰徳 山口鉄也 村田修一 亀井善行
広島 佐々岡真司 高橋建 小窪哲也 河田雄祐
中日 立浪和義 大塚晶文 荒木雅博 大西崇之
DeNA 三浦大輔 木塚敦志 田中浩康 小池正晃
オリックス 中嶋聡 高山郁夫 風岡尚幸 田口壮
ロッテ 井口資仁 小野晋吾 森脇浩司 大塚明
楽天 石井一久 石井貴 奈良原浩 佐竹学
ソフトバンク 藤本博史 森山良二 本多雄一 村松有人
日本ハム BIGBOSS(新庄剛志)[6] 武田勝 稲田直人 紺田敏正
西武 辻発彦 豊田清 黒田哲史 佐藤友亮

日本人メジャーリーガー(現役選手)

選手以外の登場人物[編集]

声の出演

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2021年8月20日付で読売ジャイアンツに移籍[3]
  2. ^ 打撃兼任で、走塁は担当しない。
  3. ^ 仁志は2021年シーズンから横浜DeNAベイスターズの2軍監督を務めているが今作ではそのまま出演している。

出典[編集]

  1. ^ 【2021年ソフト販売ランキングTOP100】『モンハンライズ』が1位。『ポケモンBD・SP』もダブルミリオン達成で2位に。上位20作をスイッチ用ソフトが独占”. ファミ通 (2022年2月6日). 2022年2月15日閲覧。
  2. ^ “「プロスピ」最新作は五輪モード搭載 宮城、岡本和ら選外選手で「自分だけの代表チーム」も”. デイリースポーツ. (2021年7月8日). https://www.daily.co.jp/gossip/subculture/2021/07/08/0014484239.shtml 2021年7月10日閲覧。 
  3. ^ “【巨人】日本ハム・中田翔をトレードで獲得 両球団発表 交換要員なし 暴行問題に揺れる主砲へ救いの手”. スポーツ報知. (2021年8月20日). https://hochi.news/articles/20210820-OHT1T51034.html 2021年8月20日閲覧。 
  4. ^ ~伝説の続きをはじめよう~イチロー×KONAMI野球5タイトルでのコラボが実現”. KONAMI コナミ商品・サービス情報サイト (2022年2月22日). 2022年2月22日閲覧。
  5. ^ https://www.konami.com/games/prospi/2021/update/220323
  6. ^ 2022年3月24日に登録名を変更。日本ハム選手時代の登録名は「SHINJO」。
  7. ^ 2021年5月に移籍。
  8. ^ 2021年8月に移籍。
  9. ^ 2021年6月、日本球界復帰。
  10. ^ 2022年6月、日本球界復帰。
  11. ^ a b 2022年から移籍。
  12. ^ 2021年途中からマイナー契約。
  13. ^ https://www.konami.com/games/prospi/2019/development/timeline_3
  14. ^ https://www.konami.com/games/prospi/2021/mode/star
  15. ^  https://www.konami.com/games/prospi/2021/mode/koshien
  16. ^ https://www.konami.com/games/prospi/2021/development/timeline_5

外部リンク[編集]