吉祥寺サンロード商店街

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吉祥寺サンロード商店街(きちじょうじサンロードしょうてんがい、Kichijoji SUNROAD)は、東京都武蔵野市吉祥寺本町にある全蓋式のアーケード商店街である。単にサンロードと呼ばれる。

概要[編集]

サンロード商店街(吉祥寺駅側)。現在のアーケードは4代目のもの(2011年4月撮影)

JR中央線京王井の頭線吉祥寺駅北口ロータリーから北北東方向にまっすぐ伸び、途中本町新道と交差し(信号機有り)、五日市街道まで至る約300mの商店街である。サンロードから更に西にいくつもの商店街が伸びており、吉祥寺のメインストリートとしての機能を持つ。

「サンロード」の呼び名は「太陽」を意味する[1]

商店街のテーマコンセプトは『一店逸品街』である。

歴史[編集]

サンロードの誕生〜リニューアル[編集]

サンロードの前身は「吉祥寺駅北ロ商店街」。通称は「吉祥寺駅前通り」で、路線バスも走っていた。

昭和40年代、当時の後藤喜八郎武蔵野市長の推し進める吉祥寺駅前再開発事業の一つとして、駅前通りと北口商店街を整備しアーケードを建設することになり、1971年昭和46年)11月に初代アーケードが完成するとともに「吉祥寺サンロード商店街」に名を改める。落成式では後藤市長や当時の関係者がテープカットを行った。また翌1972年昭和47年)には、吉祥寺サンロード商店街振興組合が発足。

開業当時の初代アーケードは、吉祥寺の発展を象徴する東洋一の規模を誇る設備であった[2]。なお、初代アーケードの看板は、サンロードのイメージである太陽がひしめく絵と、1970年代当時の流行色であるオレンジを基調としたサイケなデザインで、吉祥寺駅側と五日市街道側のアーケード入口には太陽の絵を挿したセイコー製の時計が組み込まれ、時計の下に「サンロード」のロゴが入っていた。本町新道側はオレンジ色の板状の看板に「Shopping サンロード」というシンプルなものだった。また店舗の入口の店舗看板は統一デザインであり、黒地にオレンジの太陽マーク、その下に白地で店名が記載されていた。

そして1980年代末期に入り、アーケードの老朽化と時代の流れにより、入口のロゴ看板や店舗看板などをリニューアル。アーケード入口の看板はメタリックシルバーブルーを基調とし、吉祥寺駅側と五日市街道側の入口は「」マークと「SUNROAD」の英文表記に変更されるが、本町新道側は「 サンロード」の表記のシンプルなものだった。また各店舗の入り口の店舗看板は四角形のメタリックベースで、店ごとに異なるが入るようになった。絵の下の店名は青文字で表記されていた。

30年以上に亘り吉祥寺の街並みを彩ってきたサンロードのアーケードも老朽化により、2003年夏には姿を消すこととなる。

新アーケードの完成〜現在[編集]

2003年夏よりアーケードの架け替え工事を実施、新アーケードは2004年3月に完成した。これに伴いロゴデザインも変更となる。新ロゴは吉祥寺駅〜本町新道(A地区)の青色と、本町新道〜五日市街道(B地区)の緑色をつなぐマークに「kichijoji SUNROAD」の英文表記となった。新たに、本町新道側に開閉式屋根の中央ゲート(後述)が設置された。また2004年度には、グッドデザイン賞を建築・環境デザイン部門で受賞した[3]

新アーケード完成から6年たって、2010年冬、アーケードもマイナーチェンジが施される。柱の色が3代目完成時からのからパステルグリーンに配色が変更された。さらに、吉祥寺駅・五日市街道側それぞれのゲート入口の照明がさらに増設された。

2011年3月11日東日本大震災発生からしばらくは電力不足に伴う節電のため、アーケード内及び入口の照明を落として営業を続けていた(その後通常に復帰している)。

アーケードの特徴[編集]

開閉式屋根の本町新道中央ゲート。上は屋根を開いた状態、下は閉じた状態。
  • サンロードのアーケードは開閉式で天井の素材にはテフロンが使用されている。昼間は太陽光をふんだんに照らし、夜間(午後5時以降)はスクリーンに映像や色彩などが映し出され、買い物客らを楽しませている。
  • 本町新道には中央ゲートが設置され、屋根が開閉する方式となっている。
  • なお、2010年冬のマイナーチェンジに伴い、現在のアーケードは4代目にあたる。
アーケード概要
全長 308.77m
屋根面積 2481.89m²
道路幅員 7.3m
天井高 7.43m
工事費用 総工事費:約958,000,000円
本体工事:857,000,000円
カラー舗装工事:83,000,000円
サイン工事:18,000,000円
完成 2004年3月
設計 株式会社川元明春建築設計事務所
施工 株式会社日米アートム[4]

ロゴの変遷[編集]

  • 初代(1971年11月~1987年?):「ロード」(「ン」の点部分が●(または○)、「ト」の濁点が2個の●)
    各店入口の看板には、オレンジ色の太陽マークに白文字で「サンロード」のロゴが入っていた。なお、太陽マークの型枠は現在も吉祥寺秋まつりのサンロード神輿の半纏で使用されている(後述)。
  • 2代目(1988年?~2003年)
    • SUNROAD」(吉祥寺駅・五日市街道側)
    • ロード」(本町新道側。初代カタカナロゴを継続使用)
  • 3代目(2004年~):「kichijojiSUNROAD
    「SUNROAD」の周りを覆っている2本の波線マークは、左下にある青色がA地区(吉祥寺駅〜本町新道)と、右上の緑色はB地区(本町新道〜五日市街道)を表しており、それらをつなぐ形となっている。

吉祥寺場所表示システム[編集]

サンロードでは建築物のの壁面や地上約6mに統一看板がある。この看板は「吉祥寺場所表示システム」といい、それぞれ数字が表示されており、吉祥寺駅からの距離(m単位)を建物ごとに表している。なお、50mから350mまでの数字が商店街内の建物や壁面に表示されている[1]

主要な施設・店舗[編集]

A地区[編集]

吉祥寺駅北口・アトレ吉祥寺
ダイヤ街 East zone
コピス吉祥寺・吉祥寺美術館、コスモビル、東急百貨店吉祥寺店
元町通り
ペニーレーン
本町新道
コピス吉祥寺、ロフト
中央ゲート

B地区[編集]

中央ゲート
本町新道
武蔵野市商工会館(むさしのFM
聘珍楼
月窓寺山門
五日市街道

主なイベント[編集]

その他[編集]

参照文献[編集]

  • ぴあMOOK「吉祥寺ぴあ 2013」ぴあ、2012年

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 「吉祥寺ぴあ 2013」105頁
  2. ^ 「吉祥寺ぴあ 2013」104頁
  3. ^ 2004年度グッドデザイン賞受賞
  4. ^ Works…吉祥寺サンロード商店街 - 株式会社日米アートム
  5. ^ かつては三浦屋が入居していた(現在はコピス吉祥寺で営業している)。
  6. ^ 開業当時は喫茶店だった(「吉祥寺ぴあ 2013」104頁)。
  7. ^ 町会神輿「サンロード商店会」武蔵野八幡宮神輿保存会 吉祥寺『武蔵』

外部リンク[編集]