セル (ドラゴンボール)

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セル鳥山明漫画ドラゴンボール』およびアニメドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』に登場する架空のキャラクター。初登場は原作では其之三百六十一「謎の怪物、ついに出現!!」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第141話「かつてない敵に向けて・・・・ 超ナメック星人誕生!!」。声優は若本規夫


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目次

[編集] キャラクター概要

ドクター・ゲロが開発したコンピュータにより、孫悟空ら武道の達人たちと数種の生物の様々な細胞を組み合わせてできたバイオテクノロジーによる人造人間[1]

悟空、ベジータ、ピッコロの細胞はサイヤ人の地球襲来時に3人が戦闘不能になった時に、ドクター・ゲロの虫型スパイロボットが採取、この他にも武道の達人たちの細胞が組み込まれているため、元になった達人たちの能力・技を使うことができる。フリーザ親子を除き、悟空たちがナメック星に行く前までのデータしかないため、それ以降に悟空たちが習得した技などは使えなかったが、最終的には悟空の瞬間移動も会得した。

名前の由来は細胞を意味する英語「cell」から。

[編集] 性格

かなりの自信家であり、気分屋である。また、サイヤ人の気質を受け継いだためか、好戦的で、強い相手との戦闘を娯楽のように好む。天下一武道会をモチーフとしたセルゲームを開催した際にセルは「一番の楽しみ」として、悟空との戦いを最後に取っておきたかったと語り、長らく楽しみにしていたことが窺える。また、セルゲームの開催を決めた際には、その理由として自分の強さの確認と、力をさらに引き出すための練習の場として主催し、世界を恐怖に陥れ、恐怖に怯えて引きつった人間たちの顔を見て楽しむことであると語っている。

相手の戦闘スタイルを冷静に分析し、すぐに自身の戦闘スタイルに反映させることができる驚異的な格闘センスを備えている。弱い相手を吸収以外の目的で虐殺することは少ない。アニメでは技を出す時や、攻撃を食らった時に「ヴェー」、「ぶるあぁぁ」といった独特の唸り声を上げることがしばしばある。

しかし、前述の自信家ゆえか、あるいはフリーザの気質のためか、自分の実力が相手に敵わない、自身が追い詰められる状況になると我を忘れて激昂し、星ごと消滅させることも辞さない一面も持ち合わせている。ほかに、弱者を容赦なく殺害する冷酷さも持つ(ミスターサタンに挑まれた際には彼を一撃で弾き飛ばしているが、死に至らしめることはなかった)。だが、「征服」は「俗なもの」と認識しているため、興味はない[2]

[編集] 外観・性質

最初は産まれた卵が発見され、直後に孫悟飯たちがセルの脱皮した後のセミのような抜け殻を発見している。脱皮した後は人間タイプの身体となり、背中から生えた尻尾から、人間の生体エキスを吸い取って成長、パワーアップする。標的を丸ごと肉片で取り囲む魔人ブウとは異なり、こちらは生物の生体エキスだけを吸収する。生体エキスとして吸収される対象は体液のみならず肉体の構成物質全部を吸い取られるため、セルが完全に吸収すると衣服・その他所持品だけとなる。そのため非生物には通じず、完全なロボットである人造人間16号からはエネルギーを吸収できなかった。尻尾の先は普段は針状に尖っており、それを相手に突き刺してエキスを吸収するが、口を漏斗状に大きく拡げて相手を丸呑みにするなど、ある程度柔軟に変形させることができる。さらに人造人間17号18号を吸収することで「完全体」となる。頭部は2つに割れており、皮膚が昆虫の外骨格のようになっていることが全形態を通しての特徴である。

現代の脱皮後の当初の実力では、17号・18号や神と融合したピッコロには敵わないらしく、そのため数え切れぬ人間のエキスを吸収してパワーアップして、16号と互角の実力を得た。 17号を吸収すると16号をも遥かに上回るが、精神と時の部屋で修行したべジータに大敗しその後、18号を吸収して完全体に進化、べジータを圧倒的な実力でねじ伏せた。

完全体になり、外部から他者を吸収する必要がなくなった後は尻尾も短くなったが、かつて吸収口だった部分から自らの分身である「セルジュニア」を生み出せるようになった。

体力までは完全回復しないものの、ピッコロ(ナメック星人)の細胞を含むため再生能力を有している。遺伝子改造の賜物かオリジナルより万能になっており、頭部の核が残っていれば何度でも再生が可能[3]。だが、頭部の核の存在が語られる前の描写では、悟空の「瞬間移動かめはめ波」で腰から上までが全て吹き飛んだにもかかわらず、再生している。サイヤ人の悟空やベジータの細胞も含まれているため瀕死状態からの復活により大幅なパワーアップが起こり、自爆からの復活の際、現在の悟空の細胞も取り込み瞬間移動も身につけ、超サイヤ人2と似たような全身に稲妻状の火花が散る形の気を発する超完全体となった[4]。またフリーザ親子の細胞により宇宙空間でも行動できる(アニメより)。

[編集] ストーリーへの絡み

[編集] 初登場 17号吸収まで

元々は悟空が心臓病で死んだ後の未来で生まれており、その未来世界は現在に現れたトランクスの未来とも異なる次元の未来となっている。17号・18号を吸収して完全体になるために行動開始。しかし2人はすでにトランクスに倒された後だった。そこでセルはトランクスを殺害し、タイムマシンを奪って2人が倒される前の過去にやってくる。タイムマシンに乗るため卵の状態に戻ったので、孵化し成長、脱皮するまで4年かかった。

神と融合して1つとなったピッコロが、ゴーストタウンと化したジンジャータウンを訪れた際に姿を現した。セルからさまざまな戦士の気が感じられることに気が付いたピッコロは不審に思うも戦いを挑む。自身が不利であるとの演技をしたピッコロの策略により、途中で自分のことや完全体について語り聞かせた。途中でクリリンやトランクスが現れ、さらに形勢が不利になると判断したセルは太陽拳を発動して姿を眩ます。

やがてセルは、数多くの人間の生体エキスを吸収して大幅な強化を果たし、ピッコロと17号の戦いの場に現れた。かつて苦戦させられたピッコロを半死半生にさせるほどの強さを見せたセルは17号を吸収しようとするが、16号が乱入し戦うことになる。16号とセルの戦いは拮抗していたが、セルは油断していた17号を背後から吸収して第2形態へと進化を遂げた。

[編集] 完全体

17号を吸収したセルは、16号の攻撃が全く通用しないほどの強さを身に付けた。気功波の一撃で16号を吹き飛ばし、さらに18号を吸収しようとしたが、天津飯が新気功砲を連発し接近を阻んだことで、18号は16号を連れて逃亡することに成功する。新気功砲の連発で力を失った天津飯をセルは殺そうとするが、直後に現れた悟空によって失敗に終わる。逃亡した18号を探して吸収すべく、一帯の小さな島を次々と破壊していたところにベジータとトランクスが現れた。精神と時の部屋で修行を積んだベジータは、セルを一方的に叩き伏せるほどの強さを見せたが、「強者と戦いたい」というサイヤ人気質からセルの完全体化に協力する。これによりセルは18号を吸収して完全体となることに成功し、怒り狂ったクリリンの蹴りにビクともせず、逆にその首を蹴り折った。

完全体となったセルは、ベジータを一切寄せ付けない強さを見せる。ベジータが倒されると、トランクスが戦いに参じた。トランクスは、父のベジータを超えたと豪語し、はちきれんばかりに筋肉を膨張させて挑むが、セルはその攻撃を悉くかわした。パワーが上がりすぎたためにスピードが落ちて攻撃が当たらないことを指摘されて戦意喪失したトランクスに、セルはベジータや彼が短期間で大幅な強化を果たした理由や孫悟空の所在などを問う。そして、天下一武道会をモチーフにした「セルゲーム」を10日後に開催することを決め、その場から飛び去った。

テレビ局に向かったセルは、自身の姿を力ずくでテレビ中継させてセルゲームの開催を宣言、出場者を募ると自身の作った武舞台で10日間が過ぎるのを待った。その最中に国王が軍隊を出動させ、セルに無数の砲撃を撃ち込むが全く効かず、逆に軍隊を殲滅させた。また、悟空が瞬間移動で現れ、セルと少しだけ会話をしている。

[編集] セルゲーム

セルゲームの当日、ミスター・サタンを全く相手にせずあっさりと一蹴したセルは、まずは悟空との戦いに挑むことになる。悟空との一騎打ちは序盤から凄まじい激闘となったが、途中で悟空は「まいった」と言い放ち、降参することを宣言して息子の悟飯を指名し、悟飯とセルを戦わせる。

本気を出そうとせず自分との戦いを拒む悟飯に対し、セルはその力を引き出すために一計を案じる。セルはセルジュニアを生み出し、観戦していた戦士たちに向かわせ、戦士たちをいたぶり始めた。その振る舞いに悟飯は少しずつ怒りを見せ、16号の言葉を契機に怒りを爆発させるとセルジュニアを一撃で全滅させる。セルは悟飯に飛びかかったが、自分の攻撃は悉く通じず、逆に大ダメージを負う。悟飯の真の強さを目の当たりにしたセルは驚嘆するとともに、自分と悟飯との間に大きな実力差があることを悟る。怒りをあらわにし、半ば錯乱状態となったセルは自分がトランクスに指摘したことも忘れて筋肉を膨張させ、力任せに悟飯を攻撃し始めた。そして、悟飯の蹴りを頭(アニメでは腹部)に食らうとセルはまもなく変調をきたし、18号を吐き出してしまう。それに伴い、体も第2形態に戻ってしまった。窮地に陥ったセルは、体を大きく膨らませて地球もろとも自爆しようとする。悟飯をはじめ観戦していた戦士たちも絶望するが、自爆寸前に悟空の機転で界王星に瞬間移動させられ、セルは悟空や界王とともに遠く離れた宇宙で果てた。

[編集] 最期

しかし、奇跡的に核が残っていたためにセルは復活した。このことはセル自身も「うれしい誤算」と語っている。さらにサイヤ人の特性により戦闘力が大幅に増幅[5]し、18号なしでも完全体として再生したことに加え、瞬間移動までも会得した。復活直後にトランクスの体を貫いて殺害し、これに激昂して特攻を仕掛けたベジータを一撃で弾き飛ばして気功波で追撃し、彼を庇おうとした悟飯を負傷させる。悟飯たちを地球ごと消滅させようと、セルは力を凝縮させた強大なかめはめ波を放つ。負傷した悟飯も片手でかめはめ波を放って対抗し、壮絶なかめはめ波の撃ち合いを展開する。最初はセルが押していたが、ベジータが横から気功波を打ち込んでセルの注意を逸らし、直後にあの世からの悟空の一喝を受けて力を一気に爆発させた悟飯の攻撃によって、セルは完全に消滅した。アニメではピッコロ、クリリン、ヤムチャ、天津飯も援護をしたが、決め手となったのはベジータの攻撃であった。

[編集] それ以外の次元におけるセル

本編で現在世界にやってきたトランクスの生まれた未来の世界で誕生したセルは、別次元同様に過去の世界に移動するためタイムマシンを奪おうとトランクスの前に現れたが、大幅なパワーアップを遂げたトランクスには手も足も出ず、完全に消滅させられた。

本編の次元では、ドクター・ゲロの研究室にて成長中だったセルをクリリンとトランクスが設備もろとも完全に破壊したため、時間が経過してもセルが誕生することはなくなっている。

[編集] 死後(アニメのみ)

セルゲーム後のあの世一武道会編で、コルド大王とフリーザ、ギニュー特戦隊[6]を従え地獄の支配者となり、好き放題していた。死んでからは、17号と18号を吸収していなくても完全体の姿になっている。孫悟空を倒そうと襲いかかるが、その隙を突かれてパイクーハンにあっさりと倒されてしまう。魔人ブウ編では、地獄から界王神界での悟空たちとブウの戦いを、フリーザ一味やドクター・ゲロなどとともに観戦する。フリーザとは対照的にブウの戦い振りに感心している一面も見られた。

[編集] ドラゴンボールGT

あの世とこの世が混ざった際、地獄でフリーザとともに悟空を襲撃する。両者とも修行したためか、「生前よりパワーアップした」と語っている。完全体時は全く使用していなかった尻尾を伸ばして悟空を吸収したが、すぐに脱出されてしまっていた。合体技「ヘルズバスター」を発動するも、悟空が超サイヤ人に変身することなく敗れた。

フリーザとともに、完全にかませ犬としての登場であった。

[編集] 形態

セルには3つの形態があり、人造人間17号、18号を吸収することで進化し、形態を変化させる。なお、ゲームなどでは第1形態及び第2形態は「不完全体」や「未完全体」とも呼称されている。

第1形態
虫のような形態から脱皮した最初の形態。虫を連想させる不気味な怪物の姿をしている。背中から生えている尻尾を人間に突き刺し、生体エキスを吸い取ってパワーアップする。17号曰く「醜い妖怪野郎」「虫けらみたいなツラ(アニメより)」。原作では3本指だったが、アニメでは5本になっている。これはピッコロも同様であるが、放送倫理に対する配慮によるものと思われる。
トランクスのいた未来でもこの形態で登場している。アニメではこの状態で飛ぶ時には独特の羽音がする。
第2形態
人造人間17号を吸収して進化した形態。第1形態と比べて、パワー、スピードが格段に上がっており、体格もがっしりとしたものとなった。また、第1形態では3本だった指が5本になっている。この形態だけ背中に羽が生えていない。扉ページでは自らを「甘いマスク」と称している。また性格は他の形態と比べ少々荒っぽい。
第1形態時に互角の戦いをしていた人造人間16号を寄せ付けないパワーを得たが、精神と時の部屋で修行した超ベジータには歯が立たなかった。
完全体
人造人間17号、18号を吸収した形態。使用する必要がなくなった尻尾が退化しており、全形態の中で最もヒューマノイドタイプに近い姿となっている。これまでの形態とは似ても似つかない端整な顔立ちをしており、TV局へ進入した際、人々はセルがあの醜い化け物が進化した姿ということに驚いていた。体格は第2形態と比べて幾分か縮んでいる。「完全体」という点から、これがセル本来の姿であるとも取れる。また、性格や言葉遣いは最も落ち着いており、冷静で悠然としている。
ベジータやトランクスを圧倒し、悟空をも凌駕する戦闘力を得たが、超サイヤ人2となった悟飯に圧倒される。
完全体・パワー重視形態
超サイヤ人第3形態のように、パワーだけを圧倒的に強化した姿。トランクスに弱点を指摘する際に変身して見せた。
セルゲームでは超サイヤ人2悟飯に圧倒されたことで逆上し我を忘れて変身したが、筋肉が膨れ上がってスピードが犠牲になっているため攻撃を易々と避けられてしまい勝負にならなかった。なお、PS2ゲームのZ1では「完全体(パワー重視)」という名称になっている。
自爆形態
人造人間18号を吐き出して第2形態に戻ってしまったセルが自爆しようとした姿。風船のように膨らみ、時限式に爆発する。原作では1分、アニメでは明確な制限時間は明示されていない。またこの状態のときにショックを受けると、その瞬間に爆発する。そのため、悟空が瞬間移動で界王星にセルを連れていくまではこの状態のセルに誰も手出しできなかった。
超完全体/パーフェクトセル
自爆したセルが、残った核から再生・復活した姿。死の淵から甦ると急激なパワーアップを遂げるサイヤ人の細胞により格段にレベルアップしており、人造人間18号無しで完全体に進化した上、孫悟飯(超サイヤ人2)と似たような火花を帯びたオーラを纏っている。超サイヤ人2の孫悟飯と同等もしくはそれ以上の力を手にいれた。また、自爆直前に悟空が使った瞬間移動を学習し、使用可能となった[4]
悟飯とかめはめ波の撃ち合いを繰り広げ悟飯を圧倒するが、ベジータにエネルギー弾を撃ち込まれて隙を作り、力を爆発させた悟飯によって完全に消滅させられた。

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Z戦士やフリーザの技を使う。

[編集] 原作・アニメで使用

かめはめ波/超かめはめ波/太陽系破壊かめはめ波
ピッコロとの闘いやセルゲームにて使用。超完全体の状態で本気になれば太陽系を破壊する程の威力を秘め、セルゲーム終盤では悟飯と壮絶な撃ち合いを見せた。
太陽拳
元々は天津飯をはじめとした鶴仙流の技。悟空やクリリンでも使用できる簡単な技。セルはピッコロたちから逃走する際にこの技を発動して逃れている。また18号を吸収する際にも使用している。
ビッグバンクラッシュ
第2形態時に18号を探す時に島をいくつも消し飛ばした光弾。技名はSparking!METEORより。
衝撃斬
実戦では使用されず、セルゲームの武舞台を製造するために使われた技。手や指の動きに合わせて鋭利な衝撃波を飛ばし対象物を切断する。この過程の途中に念動力で岩盤を持ち上げており、フリーザの細胞が色濃く残っている。
エネルギーショット/指ビーム/デスビーム/連続デスビーム/フルパワーデスビーム/ヘルニードル/ジャッジメント
フリーザの技。名前はゲームより。悟飯との闘いにて使用。また復活した際にこの技でトランクスを殺害している。使用したのが完全体時や超完全体時のみだからなのか、「伝説の超戦士たち」以外のゲームではそれらの形態でのみ使われている。
バリヤー/エネルギーフィールド/特大バリヤー/パーフェクトバリヤー
悟空の連続気功弾を防ぐために使用した。これは吸収した17号に備えられていた機能と思われる。発生するバリヤー自体が巨大なため、ゲームでは攻防一体の技としてしばしば用いられる。
瞬間移動
悟空から学習。この技により、界王星で爆発したセルは悟飯たちの前に現れた。
吸収/ドレインライフセル
前述の生体エキス吸収の名称。各ゲームでは名称が異なり、原作で多用した第1形態の主力技としていることも多く、体力を回復できるメリットとして再現されている。
パーフェクトコンビネーション
ベジータに使った体術による連続攻撃。乱打で空中に飛ばした直後、強烈な肘打ちで相手を叩き落す。技名はSparking!METEORより。

[編集] アニメのみで使用

魔貫光殺砲
ピッコロの技。Z142話他で使用。142話においてはかめはめ波より前に使用し、ピッコロを驚かせた。
アイビーム
フリーザの技。ピッコロを吸収している最中に割り込んできた軍隊を一蹴するために使用。
ギャリック砲
ベジータの技。Z157話で使用。超ベジータには全く通用せず、足元の岩場が砕け下敷きになってしまう。
四身の拳
天津飯の技(アニメでは天津飯の細胞も採取したことになっている)。Z178話で使用。セルのものは従来のものとは異なり、力が4分の1になるという欠点を克服している。
デスソーサー
名前はゲームより。クリリンが開発した気円斬と酷似しているが、セルのものは手を動かすことで自由に遠隔操作ができるヤムチャの繰気弾系の追跡型の技であり、フリーザが使用していたタイプのもの(色もフリーザのものと同じ紫色)。界王はフリーザの技と言っており、セルも、フリーザの細胞から学んだと発言している(使い方もフリーザと似ている)。Z178話他で使用。悟空には避けられ、悟飯には受け止められてしまった。ちなみに完全体になった直後のセルにクリリンの気円斬が当たったが、セルは全く傷つかず、逆に気円斬の方が壊れてしまった。
ヘルズバスター
あの世でフリーザとともにあみ出した合体技。相手を捕縛し大地獄に突き落とす。大地獄での苦行の様からどちらかというとギャグ要素が強い技。

[編集] 原作・アニメともに未使用

元気玉
悟空が界王から習った技。「その気になれば元気玉もたぶんできる」と発言したのみで使用する機会はなかった。一部ゲームでは実装されており、ゲームによっては悟空の元気玉と比べて緑がかった禍々しい色をしている。

[編集] 各種ゲームのみ

瞬間移動かめはめ波
悟空の技。「真武道会1」「真武道会2」の超完全体の究極技として使用可能。「バーストリミット」では超完全体の必殺技として使用可能。
ビッグバンアタック
ベジータの技。「Sparking!」「Sparking!NEO」の第2形態のみ使用可能。
激烈光弾
ピッコロの技。「舞空烈戦」での第2形態が使用できる。
エナジードライブ
「超武闘伝」のみ登場の必殺技。後ろに引いていた片手を押し出しながら指先から魔貫光殺砲のような光線を放つ。
グラヴィティーボマー
「超武闘伝」のみ登場の必殺技。両手にためた気を合体させて球状にして投げつける。原作・アニメともに該当する技はなし。

[編集] 補足

人造人間編のボスに位置づけられているセルだが、当初は19号、20号(ドクター・ゲロ)や17号、18号などがボスとして設定されていた。しかしいずれも編集者に段階的に批判され、最終的にセルを登場させることとなった[7]

しかしそのセルですら予定通りとはいかず、当初は変身させる予定もなかったが担当編集者に「かっこ悪い」と、デザインの変更を指示され、仕方なく変身させたところ今度は「馬鹿みたい」とデザインを酷評されたため、完全体は担当編集者好みのデザインにしたという。作者自身は第2形態のデザインが気に入っており、もっと活躍させる予定だと語っていた[7]。また『ドラゴンボール大全集 6巻』では第2形態で表紙を飾っている。

セルの体にある無数の斑点は、「絵的に寂しい」という理由で作者が付けたが、毎回毎回サインペンで描くのが面倒くさかったという。これはアニメスタッフも同じで、当時はCG処理は無くセル画で製作していたため、セルが登場する全ての原画と動画に斑点を一つ一つ描かなければならず、さらに斑点に影も付けていたため、その苦労は並大抵ではなかったという[8]

セルの声を務めた若本は、独特の唸り声でそれぞれの形態を演じ分けた。また、本人はスマートな完全体がカッコよくて気に入っている[9]

最近では、『データカードダス ドラゴンボールZ』のCMにてベジータ、フリーザに続いて驚き役となっている。

PS2用ソフト「ドラゴンボールZ」ではセルの夢の中のアナザーストーリーとして18号ではなくクリリンを吸収してしまい、セルジュニアに酷似した形態(通称・セルリン)が登場。

「ドラゴンボールZ ヒット曲集13」(および「コンプリートソングコレクション3」)に収録されている「挑戦状」は、セルゲームを開催するセルの心境を歌った歌。ただ、歌詞の中で「俺は無敵のアンドロイド」と歌っているが、人造人間の定義から行けば、身体構成に機械がない彼は「バイオロイド」である。

[編集] 脚注

  1. ^ 主に挙げられているのが、孫悟空、ベジータピッコロフリーザ親子、アニメではクリリン天津飯の気も感じると発言している。
  2. ^ セルゲーム開催の目的をトランクスから聞かれた際に、このように答えている。
  3. ^ ただし、当初はこの再生能力を失念していたため、ピッコロの腕の再生を見るまでは使っていなかった。
  4. ^ a b なお、この「超完全体」という名称は原作にはなく、アニメやゲームのみである。
  5. ^ これはセル本人の推測ではあるが、前述の通りセルは様々な武道の達人たちの細胞を持っており、そのうちのサイヤ人の細胞の特性がそうさせたのだろうと語っている。
  6. ^ ただしギニューはアニメでは蛙の姿となって生きているため、この場にはいない。
  7. ^ a b 「神龍通信 第二号 歴代担当者+鳥山明座談会」『ドラゴンボール大全集』別冊付録、集英社、1995年。
  8. ^ 「テレビアニメ完全ガイド 『ドラゴンボールZ』 孫悟空伝説」 99ページ。
  9. ^ 「テレビアニメ完全ガイド 『ドラゴンボール』 天下一伝説」 172、173ページ。

以上でセルに関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 関連項目