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[[トータリゼータシステム]]は従来[[日本ベンダーネット]]であったが、[[2010年]]度より集計システムは当場の包括委託業者である[[日本トーター]]に切り替わり、[[ICカード]]を利用した『eスマート倶楽部』システムでの車券販売も開始された。同システムの導入は[[山陽オートレース場]]に続き2場目。また日本トーターが運営している『Gamboo』が[[2013年]][[2月8日]]より「GambooBETターミナル」を設置したことにより[[投票券 (公営競技)|重勝式]]の[[Kドリームス]]とDokanto!が購入できるようになった。


入場料は無料<ref group="注">2008年4月から無料化された。それ以前は100円であった。</ref>で、特別観覧席利用料は400円。マスコット兼PRキャラクターは[[クマ]]の「りんりん」
入場料は無料<ref group="注">2008年4月から無料化された。それ以前は100円であった。</ref>で、特別観覧席利用料は400円。

マスコット兼PRキャラクターは[[クマ]]の「りんりん」(命名は公募で1990年)と「ぷりりん」(2007年から)<ref name=gaiyo">[https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014112800036/files/h25keirinnjigyougaiyou.pdf函館競輪事業概要 平成25年度] - 函館市競輪事業部</ref>。


函館市の「避難所」に指定されており、大規模地震の発生時は駐車場が避難所として利用される<ref>{{PDFLink|[http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022400500/files/hinanjyomap_a2_ura.pdf 避難所マップ(函館市街)]}} - 函館市、2014年10月14日閲覧</ref>。
函館市の「避難所」に指定されており、大規模地震の発生時は駐車場が避難所として利用される<ref>{{PDFLink|[http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022400500/files/hinanjyomap_a2_ura.pdf 避難所マップ(函館市街)]}} - 函館市、2014年10月14日閲覧</ref>。

2018年3月29日 (木) 09:11時点における版

函館競輪場
空中写真(1976年撮影の3枚を合成作成)
左下の小さな周回コースが函館競輪場
中央に写っているのは函館競馬場
基本情報
所在地 北海道函館市金堀町10-8
座標 北緯41度46分37.46秒 東経140度45分46.55秒 / 北緯41.7770722度 東経140.7629306度 / 41.7770722; 140.7629306座標: 北緯41度46分37.46秒 東経140度45分46.55秒 / 北緯41.7770722度 東経140.7629306度 / 41.7770722; 140.7629306
電話投票 11#
開設 1950年(昭和25年)6月29日
民間委託 日本トーター[1]
施行者 函館市
走路 400m
開催期間 4月-11月
重勝式投票 Kドリームス
公式サイト 函館競輪場公式ページ
実況
担当 池田牧人
ナイター競走
愛称 スターライトレース
開催期間 上記と同じ(記念競輪除く)
記念競輪
名称 五稜郭杯争奪戦
開催月 夏季(2018年は6月)
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函館競輪場(はこだてけいりんじょう)は、北海道函館市にある競輪場。施設所有および主催は函館市。競技実施はJKA東日本地区本部北日本競技部。電話投票における競輪場コードは11#。実況は日本写真判定で担当は池田牧人。

概要

1950年(昭和25年)6月29日に開設され、現存する競輪場では日本で最北。本場としての開催期間は4月から11月まで。冬季(12月 - 2月)はバンク内に氷をはり「函館市民スケート場」として利用している。

1985年7月7日からは「サマータイム競輪」と名付けられた薄暮競走が実施され、1998年7月8日からはナイター競走である「スターライトレース」に移行した。いずれも競輪場としては全国で初めて採用した[2]

過去には1992年1993年2001年2004年2007年にはふるさとダービー2006年2010年2015年にはサマーナイトフェスティバルが開催され、2012年には当地初のGIかつ北海道初の公営競技の最高グレードの競走[注 1]となる高松宮記念杯競輪が開催された。

記念競輪(GIII)は夏季に開催され、2006年までは『いさり火杯争奪戦』・2008年からは『黒船杯争奪戦』の名称で行われてきた(2007年は「ふるさとダービー」開催のため記念競輪は開催せず)が、2010年より名称を『五稜郭杯争奪戦』に変更した。また現役時代に函館を中心として活躍し、オールスター競輪で兄弟ワンツーを成し遂げた藤巻昇藤巻清志兄弟を称え『藤巻兄弟杯争奪戦』が開催されている。

2004年7月からはA級ツイントーナメントで前半戦「ファーストステージ」・後半戦「セカンドステージ」を実施していたが、2005年6月24日をもって終了した。

2008年5月28日から、重勝式車券Kドリームス」の発売を会員制サイトにおいて開始しており(本場や競輪場外車券売場において購入することはできない)、2010年5月29日にはBIG DREAMにおいて1億5978万7340円(当日の第9R - 最終第12Rまでを全的中)という高配当が出現した。

記念・ガールズを除く各レースの1番車に、競走得点トップの選手を置いている特徴がある(2017年9月現在[3])。

トータリゼータシステムは従来日本ベンダーネットであったが、2010年度より集計システムは当場の包括委託業者である日本トーターに切り替わり、ICカードを利用した『eスマート倶楽部』システムでの車券販売も開始された。同システムの導入は山陽オートレース場に続き2場目。また日本トーターが運営している『Gamboo』が2013年2月8日より「GambooBETターミナル」を設置したことにより重勝式KドリームスとDokanto!が購入できるようになった。

入場料は無料[注 2]で、特別観覧席利用料は400円。

マスコット兼PRキャラクターはクマの「りんりん」(命名は公募で1990年)と「ぷりりん」(2007年から)[4]

函館市の「避難所」に指定されており、大規模地震の発生時は駐車場が避難所として利用される[5]

バンクの特徴

1周400m。特にクセのない標準的なバンクで、脚質による有利不利は少ない。しかし1センター側が海岸に近いため、海風による影響がある。

なお走路の外側にはポリカーボネート(透明板)が設置されているが、3コーナーから4コーナーにかけては通常の金網が使われている。

アクセス

場外車券売場

2011年9月17日より旭川レーシングセンターホッカイドウ競馬場外発売所)内に『サテライト旭川』を併設していたが、2012年10月1日をもって車券の販売を終了し閉鎖された。

歴代記念競輪優勝者

優勝者 登録地
2002年 小野俊之 大分
2003年 伏見俊昭 福島
2005年 荒井崇博 佐賀
2006年 手島慶介 群馬
2008年 海老根恵太 千葉
2009年 海老根恵太 千葉
2010年 渡邉一成 福島
2011年 伏見俊昭 福島
2013年 成田和也 福島
2014年 明田春喜 北海道
2015年 武田豊樹 茨城
2016年 新山響平 青森
2017年 新田祐大 福島
2018年

※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。

  • ナイターGⅢ(名称未定)
優勝者 登録地
2018

脚注・出典

注釈

  1. ^ 競馬は中央競馬ホッカイドウ競馬ともにGIIが道内で施行された最高グレードの競走であり、また競艇・オートレースは道内に施行場がないため。
  2. ^ 2008年4月から無料化された。それ以前は100円であった。

出典

外部リンク