BRDM-2

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BRDM-2
BRDM 2 TBiU 24 2.jpg
ポーランド軍のBRDM-2
補助輪が展開されている
基礎データ
全長 5.75m
全幅 2.35m
全高 2.31m
重量 7t
乗員数 4名
装甲・武装
装甲 最大14mm
主武装 KPV 14.5mm重機関銃
副武装 PKT 7.62mm機関銃
機動力
速度 72km/h
エンジン GAZ-41
V型8気筒ガソリン
140hp
懸架・駆動 リーフスプリング式
行動距離 750km
出力重量比 20hp/t
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BRDM-2ロシア語: БРДМ-2)は、ソビエト連邦製の偵察戦闘車である。

「BRDM」(ロシア語: БРДМ)とは、「装甲偵察哨戒車」(Бронированная разведывательно-дозорная машина)の略である[1]

概要[編集]

前任のBRDM-1を更新するため、1962年よりゴーリキー自動車工場(GAZ)により設計された車両である。タイヤの気圧集中制御システムと車体後部に設置されたガソリンエンジン、前面に収納式の波切板を持つ艇体形の車体と車体後部の1基のウォータージェット推進装置による水上走行能力といった点は同じだが、より強力な大口径機関銃を密閉式の銃塔に装備し、赤外線暗視装置が標準装備となった。

BRDM-1と同様、主車輪の間に設置された4つの展開式補助輪を持ち、軟弱地では地面に接地させて不整地走破能力を向上させることが可能である。

乗組員の内訳は操縦士、ナビゲーター、車長、射撃手の4名であり、14.5mm口径KPV 重機関銃と7.62mm口径PKT機関銃を、BTR-60装甲兵員輸送車と同型の銃塔に装備している。装甲厚は最大でも14mmと薄く、榴弾の破片や小火器銃弾を防げる程度である。

BRDM-2は1963年に制式採用されて量産が開始され、その他多くのソ連装甲戦闘車両と同様に広く輸出された。現在もロシア連邦軍やその他45ヶ国で使用されている。

バリエーション[編集]

BRDM-2RKh
放射能化学兵器の汚染地域において汚染状況の調査を行うための車両で、NBC防護装備を装備し、KPV 重機関銃が撤去されている。連隊の化学防護小隊もしくは師団偵察大隊に配備されている。
BRDM-2RKhB
BRDM-2RKhに生物兵器汚染への対処検出能力を付与した改修型。
BRDM-2U
指揮統制車。兵装は全て撤去され、より強力な無線機を装備している。主に砲兵大隊本部もしくは連隊本部に配備されている。
9A31
砲塔にかえて9K31 ストレラ-1(SA-9 ガスキン)近距離防空ミサイル発射装置を搭載した対空車両型。
9P122
9M14M マリュートカ-M(AT-3 サガー)対戦車ミサイル発射機9K14Mを搭載した車両。
9P124
3M11 ファラーンガ(のちAT-2 スワッター)対戦車ミサイル発射機2K8を搭載した車両。
9P133
9M14P マリュートカ-P対戦車ミサイル発射機9K14Pを搭載した車両。
9P137
9M17 ファラーンガ対戦車ミサイル発射機9K8を搭載した車両。
西側では「BRDM-3」の名称で呼ばれていたが、これは、ソビエト軍の制式名称ではなく、西側が独自に命名したものである。ロシア連邦発足後には"BRDM-3"の名称が付けられた車両がBTR-80の派生型として存在しているが、本車との関連性はない。
9P148
9M111 ファゴット(AT-4 スピゴット)対戦車ミサイル発射機9K111または9M113 コンクールス(AT-5 シュパンドレル)対戦車ミサイル発射機9K111-1を搭載した車両。
上述の9P137同様、本車も「BRDM-3」の名称で呼ばれていたことがあるが、やはり西側独自の命名である。
BRDM-2M-96
ポーランド陸軍の独自改良型。展開式で非力な予備車輪を撤去し、側面に昇降扉を追加した。
BRDM-2M-97
BRDM-2M-96の改良型。従来の砲塔発煙弾発射機グレネードランチャーを追加装備した大型の砲塔に換装した。

採用国[編集]


かつて使用していた国(現在は退役済み)


登場作品[編集]

映画[編集]

007 ダイ・アナザー・デイ
非武装地帯のシーンに登場。
東京無国籍少女
ラストシーンに登場。

漫画・アニメ[編集]

ヨルムンガンド
東欧某国とロシア国境線警備する部隊装甲車として、BRDM-2M-96が登場。ココ達のコンボイに対して停止するよう呼びかけるが無視され、強引に突破されそうになったところで砲撃を受け、横転する。

ゲーム[編集]

ARMA 2
司令部機能車も用意されており、操作可能。
エースコンバット アサルト・ホライゾン
SRNが使用する。
グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー
本車とコマンドウがモデルになった車両が「APC」の名称で登場する。全周旋回可能な砲塔機関砲が搭載されている。
大戦略シリーズ
マーセナリーズ
北朝鮮反乱軍が使用。

脚注[編集]

  1. ^ 「戦闘偵察哨戒車」(Боевая Разведывательная Дозорная Машина)の略とする資料もある

関連項目[編集]