TM-170装甲兵員輸送車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
TM-170装甲兵員輸送車
TM 170 armored personnel carrier.jpg
ドイツ警察のTM-170装甲兵員輸送車
車体前面にバリケード排除用のドーザーブレードを装備している
基礎データ
全長 6.14m
全幅 2.47m
全高 2.32m
重量 8.8-11.9t
乗員数 2名+兵員10名
装甲・武装
装甲 8mm(鋼板
主武装 7.62mm機関銃
12.7mm重機関銃
40mm グレネードマシンガン
20mm機関砲
機動力
整地速度 100km/h
不整地速度 9km/h(水上)
エンジン ダイムラー・ベンツOM366
ディーゼル
240hp
懸架・駆動 4x4
行動距離 870km
テンプレートを表示

TM-170は、西ドイツティッセン・ヘンシェル(現在のラインメタル・ランドシステムズ)社がUR-416の後継として1979年に開発した、四輪式の装甲兵員輸送車である。

概要[編集]

TM-170は、前任のUR-416と同様にウニモグシャーシ装甲化された車体を乗せたものである。TM-170の車体には浮航能力があり、時速9kmで水上航行を行うことが可能である。

車体は、防弾鋼板溶接で製造されており、UR-416と異なり操縦席部分の前面と側面の広い部分が防弾ガラスとなっており、操縦に必要な広い視界を提供する。必要があれば窓は装甲板で覆うことが可能であり、その際には屋根に設置された3基のペリスコープで視界を確保する。

TM-170は、原則的に後方警備部隊警察・治安部隊などでの使用を前提とした車両であるが、オプションとして7.62mm機関銃や12.7mm重機関銃、40mm グレネードマシンガンを搭載するためのマウントや20mm機関砲を搭載した砲塔NBC防護装備、暗視装置、ドーザーブレードなどを装着することが可能である。

採用国[編集]

連邦警察(かつての連邦国境警備隊)の機動隊で運用。
大宇グループにて、バラクーダの名称でライセンス生産
韓国製のバラクーダを運用。
横浜市消防局および北九州市消防局において「耐熱装甲型救助車」として運用されていたが、廃車にされた。
横浜市消防局に配備されていた同型車(2009年廃車)は、2000年有珠山噴火の際、緊急消防援助隊として派遣され、警戒区域内に取り残された男性を救出したことで知られる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]