穀歌
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種類 | 有限責任会社 |
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本社所在地 |
![]() 北京市海淀区中関村科学院南路2號 |
設立 | 2006年4月12日 |
所有者 | |
主要株主 | Google Ireland Holdings. 100% |
外部リンク | http://www.google.cn |
特記事項:「google.cn」は北京谷翔信息技術有限公司の合弁事業です[1] |
穀歌 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 穀歌 |
簡体字: | 谷歌 |
拼音: | Gŭgē |
発音: | グーガー |
英文: | Guge |
穀歌(中国語読み:グーガー、拼音: 、日本語読み:こくか)は、Googleの中華人民共和国でのブランド名。
概要[編集]
サービス開始[編集]
2006年4月12日に、中華人民共和国の北京市で開かれた記者会見で発表された[2]。なお中華人民共和国では「谷歌」と表記されるが、この場合の「谷」は「穀」の簡体字に相当する[3]。なお同国内では中国共産党政府による検閲が行われていたが、これをグーグルは順守したために、検索結果に中国共産党の主張に反するサイトは表示されなかったことから、表現と報道の自由が保障されたアメリカの政府やマスコミから大きな批判を受けた。
2008年5月12日に発生した四川大地震における全国哀悼日期間中、モノクロを基調としたデザインに変更された。また、5月19日には全国一斉に黙祷を捧げたので、その瞬間のユニークアクセス数が10分の1になった。
中国共産党によるサイバー攻撃[編集]
2010年1月12日に、アメリカのグーグル本社は、中華人民共和国を基点とした同国の人権活動家の Gmailアカウントなどを対象とした大規模サイバー攻撃があったことを公表し、言論の自由が脅かされていることなどを理由に今後中国共産党政府による検閲を受け入れない方針を発表した。さらに「google.cn」の閉鎖も視野に入れ、同国政府との交渉を行った[4][5]。
検索事業撤退[編集]
しかし、検閲なしの検索サービスを行うことを同国政府に求めた交渉は決裂したため、2010年3月22日に「google.cn」を停止し、検閲を行っていない同国の特別行政区である香港版の「Google.com.hk」に自動でリダイレクトする処置を始め[6]、2010年7月ごろから「google.cn」の検索窓は香港版へのリンクとなり、翻訳などその他のサービスと、工業情報化部のICPライセンス(インターネットコンテントプロバイダ)登録番号のリンクがある。
参照[編集]
- ^ “Google ICP牌照获批准 研发投入转向广告技术” (中国語). 捜狐. (2007年6月19日) 2017年2月3日閲覧。
- ^ [リンク切れ] Google 中国的博客网志,走近我们的产品、技术和文化 (中国語(簡体字)、2006.4、GoogleChinaBlog)
- ^ スティーブン・レヴィ (2011年). グーグル ネット覇者の真実. 阪急コミュニケーションズ. p. 458ページ. ISBN 978-4-484-11116-2.
- ^ Google、中国から撤退か Google.cn 閉鎖の可能性も (2010.1.13、SEMリサーチ [1] 渡辺隆広、ASCII.jp)
- ^ Google、中国からの大型サイバー攻撃に中国市場撤退も (2010.1.13 TechCrunch Japan)
- ^ グーグル、中国の検索サイト停止(2010.3.23 日本経済新聞)
外部リンク[編集]
- Google 中国(谷歌) (中国語)
- Google 香港(谷歌) (中国語)
- Google 簡体中文 (中国語)
- Google China公式ブログ
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