マット・カッツ

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マット・カッツ
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2008年のカッツ
生誕 マシュー・カッツ
1972年または1973年[1]
出身校 ケンタッキー大学 (BS '95)
UNCチャペルヒル校 (MS '98)
職業 プログラマー
著名な実績 セーフサーチ英語版、ファミリーフィルター、スパム対策チーム
2013年6月に録音

マシュー(マット)・カッツ英語:Matthew "Matt" Cutts、1972または1973 - )[1]は、Googleスパム対策チームのリーダーで、検索品質チームとともに検索エンジン最適化問題の対策にあたっている[2][3]

学歴[編集]

カッツは1995年ケンタッキー大学コンピュータサイエンス数学学士を取得した[4][5]。その後ノースカロライナ大学チャペルヒル校に進学し、1998年理学の修士英語版を取得した[6]

経歴[編集]

チャペルヒル校でPh.D.を取得した時カッツは検索エンジンについての仕事を始めた。2000年1月、カッツはGoogleソフトウェア・エンジニアとして入社した[2]2007年のPubConで、カッツは大学の図書館情報学部ではないところで2つの講座をとったあと、自らの研究分野をコンピュータサイエンスから情報検索や検索エンジンに変えた[7]。グーグルの検索品質チームで働く前、カッツは宣伝技術部やセーフサーチ英語版、グーグルのファミリーフィルターで働いていた[2]。そこで彼は「ポーン・クッキー・ガイ」(porn cookie guy)というあだ名をつけられた。これは、彼が検索結果に必要とされていないポルノ画像が登場する見本を提供した同僚に妻の手作りクッキーをあげていたことによる[8]

カッツはグーグルの検索エンジンとスパム対策に関するグーグルの特許の共同発明者の1人である[9]

2010年11月、カッツは新米プログラマーを対象にマイクロソフト・KinectLinuxと、より互換性を持たせるコンテストを開催した。当時マイクロソフトはサポートされていないXbox360以外のデバイスでKinectを使い始めていた[10]

2012年1月、グーグルが自身の品質ガイドラインに違反していたニュースが流れた時、カッツはGoogle Chromeのホームページのページランクが下がるのを防いだため、特別許可を得られなかった[11][12]

2014年7月、マットは自身のブログで家族と過ごしたり、ハーフトライアスロンなど新しいことにチャレンジしたりする時間を増やすため数ヶ月間の休暇をとると発言した[13]。グーグルに入社する際、彼は妻と、4 - 5年グーグルで働いたあとは一緒に時間をすごすということで合意していた。マットは15年越しでそれを実行した。

脚注[編集]

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  1. ^ a b Matt Cutts: The Greenspan of Google”. ビジネスウィーク (2011年3月17日). 2014年10月13日閲覧。 “Matt Cutts, the 38-year-old”
  2. ^ a b c [1] カッツのブログ about me
  3. ^ Ward, Mark (2004年6月8日). “Inside the Google search machine”. BBCニュース・オンライン. http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/3783507.stm 2008年5月4日閲覧。 
  4. ^ Olgiate, Christina (2012年10月21日). “Google employee Matt Cutts returns to UK”. ザ・ケンタッキー・カーネル英語版 (ケンタッキー大学). http://kykernel.com/2012/10/21/google-employee-matt-cutts-returns-to-uk/ 
  5. ^ Just Google Him: CS alumnus talks about how UK prepared him to work for the Search giant”. ケンタッキー大学, Department of Computer Science, College of Engineering (2011年8月26日). 2014年10月13日閲覧。
  6. ^ Graduate School Honors Fellowship Winners”. News And Notes. Department of Computer Science, UNC-チャペルヒル (1999年春). 2014年10月13日閲覧。
  7. ^ Kaushal, Navneet. “PubCon – Matt Cutts Keynote”. PubCon 2007. WebProNews. 2012年10月7日閲覧。
  8. ^ “'Google': An interesting read on a powerhouse company”. USAトゥデイ. (2005年11月13日). http://www.usatoday.com/money/books/reviews/2005-11-13-google-book_x.htm 
  9. ^ Acharya, A., et al., (2005) Information retrieval based on historical data
  10. ^ “Kinect hacked days after release”. BBC News (BBC). (2010年11月12日). http://www.bbc.co.uk/news/technology-11742236 2010年11月15日閲覧。 
  11. ^ Arthur, Charles (2012年1月4日). “Google shoves Chrome down search rankings after sponsored blog mixup”. London: The Guardian. http://www.guardian.co.uk/technology/2012/jan/04/google-chrome-browser-search-rankings?newsfeed=true 
  12. ^ Shankland, Stephen (2012年1月4日). “Two days after Google flub, Unruly raises $25 million”. CNET. http://news.cnet.com/8301-30685_3-57351920-264/two-days-after-google-flub-unruly-raises-$25-million/ 
  13. ^ On Leave”. 2014年7月4日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]