ジョン・ヘネシー

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ジョン・リロイ・ヘネシー
人物情報
生誕 1953年????
居住 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
市民権 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身校 ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校
ビラノーバ大学英語版
学問
研究分野 コンピュータ・アーキテクチャ
研究機関 スタンフォード大学
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ジョン・リロイ・ヘネシーJohn LeRoy Hennessy、1953年 - )は、ミップス・コンピュータシステムズ社の創立者であり、スタンフォード大学の第10代学長として現在活躍している。

来歴[編集]

ビラノーバ大学英語版電気工学学士号を得た後、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校計算機科学修士号および博士号を得た[1]

1977年、スタンフォード大学教職員となる。1984年、一年間の休暇を取り、RISCプロセッサに関する彼の研究成果を商業化するためにミップス・コンピュータシステムズ社を設立した。1987年、彼は電気工学と計算機科学の "Willard and Inez Kerr Bell Endowed Professor" の地位に就任した[1]

スタンフォード大学の電気工学科と計算機科学科が運営する研究センター、スタンフォード大学コンピュータシステム研究所所長を務めた(1989年-1993年)。さらに計算機科学科の学科長(1994年-1996年)と工学部の学部長(1996年-1999年)を歴任[1]

1997年、Association for Computing Machinery (ACM) のフェローに任命された[2]

1999年、スタンフォード学長ゲルハルト・キャスパー英語版は、同大学教務局長コンドリーザ・ライスの後任にヘネシーを指名。2000年、教育に専念するためにキャスパーが退任したため、スタンフォード理事会はヘネシーを学長に任命した。2008年の年俸は109万ドルあまりで、アメリカ国内の全大学の学長の中で23位である[3]

Google[4]シスコシステムズ[5]ダニエル・パール財団英語版[6]の役員を務めている。

2010年10月14日、ダライ・ラマ14世からkhata[7]を贈られた[8]

2010年12月、DREAM法英語版の成立を後押しする内容の論説をハーバード大学学長ドリュー・ギルピン・ファウストと共同で執筆したが[9]、その法案はアメリカ合衆国第111議会を通過しなかった。

2012年、IEEE栄誉賞を受賞[10]。受賞理由は「RISCプロセッサ・アーキテクチャの先駆的研究と計算機工学および高等教育におけるリーダーシップに対して」である[11]

研究[編集]

ヘネシーは長年、大学レベルのコンピュータ教育に強い関心を持ち、関わってきた。コンピュータ・アーキテクチャに関する2つの有名な本、『コンピュータの構成と設計 ハードウェアとソフトウェアのインタフェース』と『コンピュータ・アーキテクチャ 設計・実現・評価の定量的アプローチ』をデイビッド・パターソンと共同執筆した。それらの中で DLX というRISCアーキテクチャを提唱している。これらの著作は広く教科書として採用されてきた。

また、ドナルド・クヌースMIXプロセッサの後継である MMIX の設計にも貢献している。これらはクヌースの The Art of Computer Programming でプログラムの具体例の記述に使われている仮想コンピュータである。MMIXはクヌース版DLXということができる。

主な著作[編集]

  • Hennessy, John L.; Patterson, David A.. Computer Architecture: A Quantitative Approach. Morgan Kaufmann. ISBN 0-12-370490-1. 
    • コンピュータ・アーキテクチャ – 設計・実現・評価の定量的アプローチ ISBN 4-8222-7152-8
  • Patterson, David A.; Hennessy, John L.. Computer Organization and Design: The Hardware/software Interface. Morgan Kaufmann. ISBN 0-12-370606-8. 
  • Gharachorloo, Kourosh; D. Lenoski, J. Laudon, P. Gibbons, A. Gupta, J. Hennessy (1990). “Memory consistency and event ordering in scalable shared-memory multiprocessors”. Proceedings of the 17th annual international symposium on Computer Architecture. International Symposium on Computer Architecture. pp. 15–26 
  • Lenoski, Daniel; J. Laudon, K. Gharachorloo, A. Gupta, J. Hennessy (1990). “The directory-based cache coherence protocol for the DASH multiprocessor”. Proceedings of the 17th annual international symposium on Computer Architecture. International Symposium on Computer Architecture. pp. 148–159 

受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c “Curriculum Vitae”. Office of the President, Stanford University. http://www.stanford.edu/~hennessy/cv.html 2011年4月26日閲覧。 
  2. ^ “ACM Fellows - H”. Association for Computing Machinery. http://fellows.acm.org/homepage.cfm?alpha=H&srt=alpha/ 2011年4月26日閲覧。 
  3. ^ “Million-Dollar College Presidents”. The Daily Beast. (2010年11月14日). http://www.thedailybeast.com/blogs-and-stories/2010-11-14/college-president-salaries-ranking-the-million-dollar-earners/ 2011年4月26日閲覧。 
  4. ^ “Board of Directors”. Google Investor Relations. http://investor.google.com/corporate/board-of-directors.html 2011年9月14日閲覧。 
  5. ^ Board of Directors”. Cisco Systems. 2012年5月29日閲覧。
  6. ^ The Daniel Pearl Foundation. Backgound on the Foundation”. 2012年5月29日閲覧。
  7. ^ チベットやモンゴルの伝統的儀礼的なスカーフ
  8. ^ “President Hennessy salutes the Dalai Lama, and is honored in return”. Stanford University Report. (2010年10月14日). http://news.stanford.edu/news/2010/october/videos/865.html 2011年4月26日閲覧。 
  9. ^ “Deserving of the DREAM”. olitico. (2010年12月8日). http://www.politico.com/news/stories/1210/46124.html 2011年4月26日閲覧。 
  10. ^ Stanford President Hennessy wins IEEE's highest honor”. 2012年5月29日閲覧。
  11. ^ IEEE Medal of Honor Recipients”. 2012年5月29日閲覧。

外部リンク[編集]