秋田市大森山動物園

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秋田市大森山動物園
Akita Omoriyama Zoo
大森山動物園正門
施設情報
愛称 ミルヴェ
前身 秋田市児童動物園
専門分野 総合
事業主体 秋田市
管理運営 秋田市商工部
開園 1973年(昭和48年)9月1日
所在地 010-1654
秋田県秋田市浜田字潟端154番地
位置 北緯39度40分19.74秒 東経140度04分38.58秒 / 北緯39.6721500度 東経140.0773833度 / 39.6721500; 140.0773833座標: 北緯39度40分19.74秒 東経140度04分38.58秒 / 北緯39.6721500度 東経140.0773833度 / 39.6721500; 140.0773833
アクセス JR 秋田新幹線奥羽本線羽越本線 秋田駅から
大森山公園行きバス、終点下車
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チンパンジーの森
アライグマのじゃぶじゃぶテラス

秋田市大森山動物園(あきたしおおもりやまどうぶつえん)は、秋田県秋田市浜田字潟端にある、秋田市立の動物園。愛称はミルヴェ。

概要[編集]

秋田市大森山公園内に、1973年(昭和48年)に開園した。前身は千秋公園内にあった秋田市児童動物園。約15haの園内で、108種類、615点の動物が飼育されている(2015年2月末時点)。

旭山動物園に代表される「行動展示」を取り入れ、小規模な動物園ながら工夫をこらした展示を行っている。例えば「チンパンジーの森」では高い支柱からロープを渡し、チンパンジーの樹上生活を再現している。また、「アライグマのじゃぶじゃぶテラス」では水場で食べ物を洗う姿が手を伸ばせば届くほどの距離で観察できる。また、「ビーバーのおうち」や「プレーリードッグのお立ち台」など飼育員手作りの展示施設も多く、2007年(平成19年)9月には「わぉ!バルコニー」が完成し、来園者の頭上を走り抜けるワオキツネザルが見られる。

「まんまタイム」と題して、給餌を観察できるイベントが毎日開催されている。ライオンやアムールトラがジャンプして餌の馬肉をとったり、チンパンジーが道具(竹竿)を使ってリンゴを落として取る様子などを観察することができる。給餌する動物や開催時間は、正面ゲート付近の案内板や園のホームページで確認できる。

動物によっては来園者が餌やり体験もできる。サルやラクダなどは毎日、ペンギンとキリンは土曜、日曜、祝日に体験できる。こちらも、餌を与えることができる動物や開催時間は正面ゲート付近の案内板や園のホームページで確認できる。

ミルヴェの愛称は公募により2006年(平成18年)に制定されたもの。開園40周年にあたる2013年(平成25年)3月には、秋田公立美術工芸短期大学の学生によって制作されたロゴマークとマスコットキャラクター「オモリン」が発表された。2015年(平成27年)11月に秋田銀行命名権を取得し、2016年(平成28年)3月19日より2019年(平成31年)2月28日までの期間で「大森山動物園〜あきぎんオモリンの森〜」の名称が使用される予定である[1]

開園時間・入園料等[編集]

  • 開園時間:2015年(平成27年)は、3月21日 - 11月30日までが通常開園(9:00 - 16:30、入場は16:00まで)で期間中無休。その後いったん休園となるが、年明け1月、2月の土日祝日のみ「雪の動物園」と題した冬季時間開園(11:00 - 15:00、入場は14:30まで)となる。
  • 入場料:大人720円(高校生以下無料)、年間パスポート1,230円(期間中何度でも入園できる)
  • 駐車場:無料駐車場430台
  • 年間来場者数は約25万人。

代表的な動物[編集]

  • アミメキリン
    • 義足キリンの「たいよう」で有名になる。2002年に死亡したが、園内のパネル展示や正面入口のオブジェ、遊園地のジェットコースター「きりんたいようくん」など、園内各所に名残がある。
    • 2007年7月、「たいよう」以来となるキリンの赤ちゃん「ひまわり」が誕生した。しかし同年12月、「ひまわり」と母キリン「リリカ」はドラマ取材が原因と思われるストレスで相次いで死亡し、キリンは「たいよう」・「ひまわり」の父「ジュン」1頭だけだったが、2008年11月盛岡市動物公園から雌のキリン「リンリン」が移動し2頭になった。
  • アフリカゾウ
  • レッサーパンダ
  • チンパンジー
  • ユキヒョウ
  • ニホンイヌワシ
    • 2006年、同じ母鳥から3羽が孵化し、3羽ともに生育した(国内初)。2007年も3つの卵を産んでおり、2羽が孵化し、2羽共に生育した。

沿革[編集]

  • 1950年(昭和25年)10月 - 秋田県児童会館付属動物園として、秋田市上中城町の千秋公園に開園。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 - 秋田県から秋田市に移管し、名称を秋田市児童動物園へ変更。
  • 1973年(昭和48年)9月1日 - 秋田市浜田の現在地に移転。
  • 1974年(昭和49年) - 国内で初めてニホンアナグマの繁殖に成功。
  • 1978年(昭和53年) - 国内で初めてメンフクロウの繁殖に成功。
  • 1981年(昭和56年) -「サル山」が完成。
  • 1990年(平成2年) - 国内で初めてセグロジャッカルの人工保育に成功。
  • 1994年(平成6年) - 国内で初めてホンドテンの繁殖に成功。
  • 1995年(平成7年) - 国内で初めてアネハヅル人工授精に成功。
  • 2002年(平成14年) - 「チンパンジーの森」が完成。
  • 2003年(平成15年) - 「王者の森」が完成。
  • 2006年(平成18年)
    • 1月7日 - 土曜・日曜・祝日に限って、試験的に冬期開園。
    • 3月7日 - 公募の結果、愛称を「ミルヴェ」と決定。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月31日 - 研修ホール「ミルヴェ館」が開館。
    • 6月18日 - 大森山遊園地を運営していた浜田観光が経営不振のため閉鎖。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月1日 - 大森山遊園地に遊具を納入していた豊永産業が経営を引き継ぎ、愛称を「ANIPA」(アニパ)とした上で遊園地の営業を再開[2]
    • 4月26日 - 動物健康管理センター「森のびょういん」が完成[3]
  • 2009年(平成21年)4月18日 - 園内草食動物のゾーン内に、大型遊具「アソヴェの森」オープン。
  • 2011年(平成23年)5月4日 - 現在地に開園してからの入園者数が900万人に到達[4]
  • 2014年(平成26年)7月24日 - ビジターセンターがオープン[5]
  • 2015年(平成27年)
    • 2月19日 - タレントの高木美保が同年4月より名誉園長になることを発表。
    • 3月21日 - 現在地に開園してからの入園者数が1,000万人に到達[6]
  • 2016年(平成28年)3月19日 - 命名権導入により、「大森山動物園~あきぎんオモリンの森~」の名称を使用開始予定[1]

アクセス[編集]

路線バス

  • 秋田駅(西口7番のりば)か西部サービスセンター(2番のりば)より秋田中央交通バス大森山公園(もしくは、大町大森山)行きで、終点下車。運行日は、4月 - 10月までの毎日、3月下旬と11月1 - 下旬までの土曜・休日。

自家用車

脚注[編集]

関連項目[編集]

3園館連携事業として、地域活性化の取り組みに貢献することを目的として、東北の日本海に面した両水族館と交流活動を行っている。

外部リンク[編集]