仙台市八木山動物公園
| 仙台市八木山動物公園 Sendai Yagiyama Zoological Park | |
|---|---|
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| 施設情報 | |
| 愛称 | セルコホーム ズーパラダイス八木山 |
| 前身 |
仙台市動物園 子供動物園 |
| 専門分野 | 総合 |
| 所有者 | 仙台市 |
| 管理運営 | 仙台市 |
| 面積 | 14万6463m2 |
| 頭数 | 542点[1] |
| 種数 | 139種[1] |
| 来園者数 | 約50万人/年[2] |
| 主な飼育動物 | 哺乳類、鳥類、爬虫類 |
| 開園 | 1965年(昭和40年)10月15日 |
| 所在地 |
〒982-0801 宮城県仙台市太白区八木山本町1-43 |
| 位置 | 北緯38度14分39.6秒 東経140度50分39.4秒 / 北緯38.244333度 東経140.844278度座標: 北緯38度14分39.6秒 東経140度50分39.4秒 / 北緯38.244333度 東経140.844278度 |
| アクセス |
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| 公式サイト | 仙台市 セルコホーム ズーパラダイス八木山 |
仙台市八木山動物公園(せんだいしやぎやまどうぶつこうえん)は、仙台市太白区にある仙台市立の動物園である。仙台市都心部からやや近い青葉山丘陵にある八木山の上に位置する。当園の向かい側には遊園地の八木山ベニーランドがあり、また青葉山の仙台城へは八木山橋を渡ってすぐである 2017年4月より住宅メーカーのセルコホームが命名権を取得しており、「セルコホーム ズーパラダイス八木山」(せるこほーむ ずーぱらだいすやぎやま)の愛称が使用されている。
主な飼育動物[編集]
哺乳類[編集]
カンガルーのなかま[編集]
サルのなかま[編集]
- ワオキツネザル
- リスザル
- ジェフロイクモザル en:Geoffroy's Spider Monkey
- シシオザル
- ニホンザル
- ブラッザグエノン
- アビシニアコロブス
- アジルテナガザル
- フクロテナガザル
- チンパンジー
- ニシゴリラ
ウサギのなかま[編集]
リス・ネズミのなかま[編集]
イヌのなかま[編集]
クマのなかま[編集]
アライグマのなかま[編集]
イタチのなかま[編集]
ジャコウネコのなかま[編集]
猛禽舎のなかま[編集]
ゾウのなかま[編集]
ウマのなかま[編集]
アフリカ園のなかま[編集]
イノシシのなかま[編集]
ラクダのなかま[編集]
シカのなかま[編集]
ウシのなかま[編集]
鳥類[編集]
アフリカ園のなかま[編集]
ペンギンのなかま[編集]
コウノトリのなかま[編集]
フラミンゴのなかま[編集]
ワシ・タカのなかま[編集]
カモのなかま[編集]
- コクチョウ
- オオハクチョウ
- コハクチョウ
- サカツラガン
- インドガン
- ハクガン
- オニカナダガン
- ハワイガン
- シジュウカラガン
- ツクシガモ
- アカツクシガモ
- オシドリ
- アカハシハジロ
- カルガモ
- オナガガモ
- マゼランガン
- カナダガン
キジのなかま[編集]
ツルのなかま[編集]
カモメのなかま[編集]
オウムのなかま[編集]
フクロウのなかま[編集]
爬虫類のなかま[編集]
ワニのなかま[編集]
トカゲのなかま[編集]
ヘビのなかま[編集]
カメのなかま[編集]
- クサガメ
- ミシシッピアカミミガメ
- ニホンイシガメ
- オオヤマガメ
- セマルハコガメ
- ミナミイシガメ
- カブトニオイガメ
- サルヴィンオオニオイガメ
- アカアシガメ
- ムツアシガメ
- インドホシガメ
- パンケーキリクガメ
- ケヅメリクガメ
- マダガスカルホシガメ
- バーランディアゴファーガメ
- カミツキガメ
- ワニガメ
- ヒラリーカエルアタマガメ
- クロハラヘビクビガメ
- ギザミネヘビクビガメ
- ジーベンロックナガクビガメ
- ニホンスッポン
歴史[編集]
1935年(昭和10年)、東京府東京市浅草区(現・東京都台東区浅草)の花やしきが動物園を廃業する際、全ての動物を仙台市に売却した。翌1936年(昭和11年)4月1日、これらの動物をもとに「仙台市動物園」が東北地方初、かつ、日本で11番目の動物園として開園した[2]。場所は広瀬川河畔の花壇地区で、現在の花壇自動車大学校から仙台花壇団地にかけてである[3][4]。面積は2万6881m2(8,146坪)であった。展示動物には、ゾウ、ライオン、ラクダ、ホッキョクグマ、シカなどがいた。観覧料は大人15銭、子供5銭、軍人10銭で、1936年(昭和11年)の来場者は36万7000人を越えた。
1941年(昭和16年)12月8日に太平洋戦争が始まり、ドーリットル空襲によって本格的な日本本土空襲への危機感が強まると1943年(昭和18年)10月以降、防空法改正(第三次防空法)や都市疎開実施要綱により都市への空襲から子供・文物を守る疎開が推進され、その一方で都市に不必要なものは廃止する動きが生まれた。そのため、空襲の混乱の中で園から猛獣が脱走する危険性があること、園の広大な敷地を食料増産のために使用すべきことなどを指摘した意見書が仙台市会で1944年(昭和18年)3月2日に採択された。すると当園の猛獣は銃殺され(戦時猛獣処分)、5月19日に慰霊祭が執り行われた。その後、空いた動物舎を豚舎に改造して食用ブタの飼育を始め、花壇や通路では蔬菜類の栽培を始めた。猛獣以外はまだ飼育していたため開園し続けたが、入園者の減少により同年9月1日には表門を閉じ、希望者は事務所脇の通用門から一律1人5銭で入園させるようになった。1945年(昭和20年)7月10日、仙台空襲で園は焼失し、そのまま再建されなかった。
戦後占領期が終わると、仙台市電の終着駅の1つ八幡神社前駅から徒歩9分にある広瀬川河畔の三居沢に、子供動物園として「仙台市動物園」が1957年(昭和32年)10月25日に復活開園した[2]。
1962年(昭和37年)、市は引揚者住宅地であった広瀬川河畔の川内追廻に移転する計画を立てたが、住民が居住権を盾に反対したため計画変更を余儀なくされ、八木山地区のうち広瀬川支流の竜ノ口渓谷の崖上に面した現在地に移転する事になった。新たに動物園を建設するにあたって、「自然を出来るだけ残す」「無柵放養式」の二つの方針が打ち立てられた。1965年(昭和40年)4月、アクセス用に八木山橋が架け替えられ、同年10月25日に「アジア地区動物区」の完成をもって「仙台市八木山動物公園」として開園した[2]。その後、八木山球場跡地に「アフリカ生態園」が新設されるなど、園内の整備が段階的に進められた。
なお、三居沢にあった動物園の跡地には三居沢交通公園[5]が開園している。
八木山球場とベーブ・ルース[編集]
八木山は、明治時代まで越路山と呼ばれた地域の一部であったが、八木久兵衛が払い下げを受けて所有し、開発に乗り出した。1929年(昭和4年)に八木山球場が完成し、翌1930年(昭和5年)に八木山遊園地が完成、1931年(昭和6年)には青葉山の仙台城(青葉城)本丸の裏手と当地との間にある竜ノ口渓谷に吊橋の(初代)八木山橋が架けられた。
球場では1934年(昭和9年)11月9日に日米野球の1戦も開催され、かのベーブ・ルースが来日初ホームランを打つなどで米7-0日のスコアを記録した。八木山動物園の現アフリカ園エリアは八木山球場の跡地であり、売店が本塁側、そこから南に扇形に広がった野球場の外形を今もうかがい知ることができる。球が飛び込んだ外野スコアボードのあった場所にはそれを記念したベーブ・ルースの銅像も立っている。
年表[編集]
- 1936年(昭和11年)4月1日、日本11番目の動物園「仙台市動物園」として開園(仙台市花壇、地図)[6]。
- 1944年(昭和19年)9月1日、閉鎖[6]。
- 1945年(昭和20年)7月10日、仙台空襲で被災し、廃止[6]。
- 1957年(昭和32年)10月25日、子供動物園「仙台市動物園」として再開(仙台市荒巻字三居沢、地図)[6]。
- 1962年(昭和37年)、川内追廻に自然動物園として拡充移転する計画が、住民の反対により頓挫。
- 1963年(昭和38年)、アジアゾウの「トシコ」が、閉鎖された大阪府堺市の動物園から来園。
- 1965年(昭和40年)10月15日、「仙台市八木山動物公園」として新築移転(仙台市八木山、地図)[6]。建設費1億4千万円をかけて、第1期分の約5万m2が開園[7]。
- 1967年(昭和42年)4月、サル山、フライングケージが完成[6]。
- 1968年(昭和43年)、国内で初めてインドジャッカルの繁殖に成功する。
- 1969年(昭和44年)
- 1971年(昭和46年)、国内で初めてアフリカスイギュウ、カナダガンの繁殖に成功する。
- 1980年(昭和55年)、国内で初めてマゼランガンの繁殖に成功する。
- 1981年(昭和56年)、国内で初めてフクロウの繁殖に成功する。
- 1982年(昭和57年)、国内で初めてハワイガンの繁殖に成功する。
- 1983年(昭和58年)
- 1984年(昭和59年)、国内で初めてコロンビアクジャクガメの繁殖に成功する。
- 1985年(昭和60年)
- 1986年(昭和61年)、国内で初めてトウホクアカシカの繁殖に成功する。
- 1988年(昭和63年)、国内で初めてオオタカの繁殖に成功する。
- 1989年(平成元年)、国内で初めてニホンイヌワシ、ノスリの繁殖に成功する。
- 1990年(平成2年)
- 1992年(平成4年)
- 1999年(平成11年)6月、アフリカ平原放飼場をリニューアル[6]。
- 2002年(平成14年)7月、猛獣舎リニューアル[6]。
- 2005年(平成17年)3月、カメハウスが完成[6]。
- 2008年(平成20年)5月、マダガスカル国立チンバザザ動植物公園との協力協定締結[6]。
- 2010年(平成22年)3月、南門出入口を兼ねたビジターセンターがオープン[6]。
- 2011年(平成23年)
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)
入園者数[編集]
年度別[編集]
以下に年度別入園者数の推移を示す[11]。マウスポインタを棒グラフの各要素に合わせると、該当年度の数値がポップアップする。
- 入園者数(6歳未満除く)
- 総入園者数
1960年度の八木山への移転により入園者数(6歳未満を除く)は著増した[11]。無料で入園できる6歳未満を1978年度より計上することになり、統計的には著増した[11]。同年度の63万5059人[11]をもって過去最多入園者数と紹介する例[12]が見られるが、前年までと統計的に連続性がないためそうとは言い切れない。1990年度より月曜休園が始まり、総入園者数が減少した[11]。2002年度の「どこでもパスポート」、2009年度の「年間パスポート」の導入により同年度は増加したが、長続きしなかった[11]。
比率[編集]
以下に2014年度(平成26年度)の入園者の属性による比率を示す[11]。
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2014年度の入園者(491,805人)の有料・無料比率 有料:281,698人 (57.3%) 無料:210,107人 (42.7%)
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2014年度の入園者(491,805人)の入場料区分比率 一般:290,509人 (59.1%) 小・中学生:74,179人 (15.1%) 乳幼児:127,117人 (25.8%)
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放送番組[編集]
- 八木山ZooKAN(ミヤギテレビ『OH!バンデス』)
- こんにちは八木山動物公園(エフエムたいはく『ほっとすて〜しょん』) - 隔週で地底の森ミュージアムの「地底の森だより」と仙台市野草園の「野草園花見頃」を交互に放送。
- 八木山動物公園タイム(J:COM 仙台キャベツ)
アクセス[編集]
- 鉄道:仙台市地下鉄東西線・八木山動物公園駅5階と直結。仙台駅から当駅までは12分。
- バス:「八木山動物公園駅」「八木山動物公園東門前」下車。
- 車:一般車両は100円/30分(最初の30分まで無料、上限500円)。バスは1,000円/回。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b 2008年(平成20年)3月時点
- ^ a b c d 八木山動物公園運営方針について (PDF) (仙台市建設局)
- ^ 『昭和11年、19年、27年の仙台と現在の仙台』(レトロマップシリーズ2、塔文社)所収の地図、鉄道省・編『改版日本案内記・東北篇』(博文館、1937年)97-98頁の地図による。
- ^ 広瀬川の記憶 vol.7 昭和30年代、暮らしの舞台は橋と川だった ■花壇に牧場と動物園があったころ(仙台市「広瀬川ホームページ」)… 仙台市立動物園の写真あり。
- ^ 交通公園(仙台市)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 1. 動物園の概要(仙台市「八木山動物公園年報」 26年度版)
- ^ (3) 八木山動物公園開園(河北新報「ニュースの記憶~仙台圏・あのころ」)
- ^ 動物公園の新しい愛称が決まりました - 仙台市八木山動物公園公式ホームページ、2017年3月31日
- ^ セルコホームが年間555万円で3年間の命名権契約を締結。愛称が「セルコホーム ズーパラダイス八木山」になる。 - セルコホーム公式ホームページ、2017年4月11日
- ^ <ズーパラ八木山>愛称看板を除幕 - 河北新報、2017年4月12日
- ^ a b c d e f g 2. 管理運営(仙台市「八木山動物公園年報」 26年度版)
- ^ <八木山動物公園>仙台東西線集客増に活用(河北新報 2016年2月22日)
参考文献[編集]
- 仙台市八木山動物公園『平成16年度八木山動物公園年報』
- 仙台市八木山動物公園『平成18年度八木山動物公園年報』
- 仙台市八木山動物公園『平成19年度八木山動物公園年報』
- 仙台市『仙台市交通事業50年史』
関連項目[編集]
- 八木山ベニーランド
- アヒルと鴨のコインロッカー(ロケ地の1つになった)
外部リンク[編集]
- 仙台市八木山動物公園(仙台市建設局)
- 収益事業のご紹介(財団法人仙台市公園緑地協会)… 使用料徴収業務および園内の売店・食堂の運営
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