仙台市八木山動物公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
仙台市八木山動物公園
Sendai Yagiyama Zoological Park
Selcohome Zoo Paradise Yagiyama.jpg
施設情報
愛称 セルコホーム ズーパラダイス八木山
前身 仙台市動物園
子供動物園
専門分野 総合
所有者 仙台市
管理運営 仙台市
面積 14万6463m2
頭数 542点[1]
種数 139種[1]
来園者数 約50万人/年[2]
主な飼育動物 哺乳類鳥類爬虫類
開園 1965年昭和40年)10月15日
所在地 982-0801
宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
位置 北緯38度14分39.6秒 東経140度50分39.4秒 / 北緯38.244333度 東経140.844278度 / 38.244333; 140.844278座標: 北緯38度14分39.6秒 東経140度50分39.4秒 / 北緯38.244333度 東経140.844278度 / 38.244333; 140.844278
アクセス Sendai City Subway Logo.png 東西線八木山動物公園駅
NEXCO East.png 東北自動車道仙台宮城IC
公式サイト 仙台市 セルコホーム ズーパラダイス八木山
テンプレートを表示

仙台市八木山動物公園(せんだいしやぎやまどうぶつこうえん)は、仙台市太白区にある仙台市立の動物園である。仙台市都心部からやや近い青葉山丘陵にある八木山の上に位置する。当園の向かい側には遊園地八木山ベニーランドがあり、また青葉山仙台城へは八木山橋を渡ってすぐである 2017年4月より住宅メーカーのセルコホームが命名権を取得しており、「セルコホーム ズーパラダイス八木山」(せるこほーむ ずーぱらだいすやぎやま)の愛称が使用されている。

八木山動物公園時代の正門(2007年9月)

主な飼育動物[編集]

哺乳類[編集]

カンガルーのなかま[編集]

サルのなかま[編集]

ウサギのなかま[編集]

リスネズミのなかま[編集]

イヌのなかま[編集]

クマのなかま[編集]

アライグマのなかま[編集]

イタチのなかま[編集]

ジャコウネコのなかま[編集]

猛禽舎のなかま[編集]

ゾウのなかま[編集]

ウマのなかま[編集]

アフリカ園のなかま[編集]

イノシシのなかま[編集]

ラクダのなかま[編集]

シカのなかま[編集]

ウシのなかま[編集]

鳥類[編集]

アフリカ園のなかま[編集]

ペンギンのなかま[編集]

コウノトリのなかま[編集]

フラミンゴのなかま[編集]

ワシタカのなかま[編集]

カモのなかま[編集]

キジのなかま[編集]

ツルのなかま[編集]

カモメのなかま[編集]

オウムのなかま[編集]

フクロウのなかま[編集]

爬虫類のなかま[編集]

ワニのなかま[編集]

トカゲのなかま[編集]

ヘビのなかま[編集]

カメのなかま[編集]

歴史[編集]

1935年昭和10年)、東京府東京市浅草区(現・東京都台東区浅草)の花やしきが動物園を廃業する際、全ての動物を仙台市に売却した。翌1936年(昭和11年)4月1日、これらの動物をもとに「仙台市動物園」が東北地方初、かつ、日本で11番目の動物園として開園した[2]。場所は広瀬川河畔の花壇地区で、現在の花壇自動車大学校から仙台花壇団地にかけてである[3][4]面積は2万6881m2(8,146)であった。展示動物には、ゾウライオンラクダホッキョクグマシカなどがいた。観覧料は大人15、子供5銭、軍人10銭で、1936年(昭和11年)の来場者は36万7000人を越えた。

1941年(昭和16年)12月8日太平洋戦争が始まり、ドーリットル空襲によって本格的な日本本土空襲への危機感が強まると1943年(昭和18年)10月以降、防空法改正(第三次防空法)や都市疎開実施要綱により都市への空襲から子供・文物を守る疎開が推進され、その一方で都市に不必要なものは廃止する動きが生まれた。そのため、空襲の混乱の中で園から猛獣が脱走する危険性があること、園の広大な敷地を食料増産のために使用すべきことなどを指摘した意見書が仙台市会で1944年(昭和18年)3月2日に採択された。すると当園の猛獣は銃殺され(戦時猛獣処分)、5月19日に慰霊祭が執り行われた。その後、空いた動物舎を豚舎に改造して食用ブタの飼育を始め、花壇や通路では蔬菜類の栽培を始めた。猛獣以外はまだ飼育していたため開園し続けたが、入園者の減少により同年9月1日には表門を閉じ、希望者は事務所脇の通用門から一律1人5銭で入園させるようになった。1945年(昭和20年)7月10日仙台空襲で園は焼失し、そのまま再建されなかった。

戦後占領期が終わると、仙台市電終着駅の1つ八幡神社前駅から徒歩9分にある広瀬川河畔の三居沢に、子供動物園として「仙台市動物園」が1957年(昭和32年)10月25日に復活開園した[2]

1962年(昭和37年)、市は引揚者住宅地であった広瀬川河畔の川内追廻に移転する計画を立てたが、住民が居住権を盾に反対したため計画変更を余儀なくされ、八木山地区のうち広瀬川支流竜ノ口渓谷の崖上に面した現在地に移転する事になった。新たに動物園を建設するにあたって、「自然を出来るだけ残す」「無柵放養式」の二つの方針が打ち立てられた。1965年(昭和40年)4月、アクセス用に八木山橋が架け替えられ、同年10月25日に「アジア地区動物区」の完成をもって「仙台市八木山動物公園」として開園した[2]。その後、八木山球場跡地に「アフリカ生態園」が新設されるなど、園内の整備が段階的に進められた。

なお、三居沢にあった動物園の跡地には三居沢交通公園[5]が開園している。

八木山球場とベーブ・ルース[編集]

八木山は、明治時代まで越路山と呼ばれた地域の一部であったが、八木久兵衛が払い下げを受けて所有し、開発に乗り出した。1929年昭和4年)に八木山球場が完成し、翌1930年(昭和5年)に八木山遊園地が完成、1931年(昭和6年)には青葉山仙台城(青葉城)本丸の裏手と当地との間にある竜ノ口渓谷吊橋の(初代)八木山橋が架けられた。

球場では1934年(昭和9年)11月9日日米野球戦においてベーブ・ルースホームランを打った。八木山動物園のアフリカ園エリアは八木山球場の跡地であり、現在、動物園の中には彼の銅像が立っている。

年表[編集]

ビジターセンター(2010年5月)
西門(2015年12月)

入園者数[編集]

年度別[編集]

以下に年度別入園者数の推移を示す[11]マウスポインタを棒グラフの各要素に合わせると、該当年度の数値がポップアップする。

100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
700,000
1960年度
1965年度
1970年度
1975年度
1980年度
1985年度
1990年度
1995年度
2000年度
2005年度
2010年度
2015年度
  •   入園者数(6歳未満除く)
  •   総入園者数

1960年度の八木山への移転により入園者数(6歳未満を除く)は著増した[11]。無料で入園できる6歳未満を1978年度より計上することになり、統計的には著増した[11]。同年度の63万5059人[11]をもって過去最多入園者数と紹介する例[12]が見られるが、前年までと統計的に連続性がないためそうとは言い切れない。1990年度より月曜休園が始まり、総入園者数が減少した[11]。2002年度の「どこでもパスポート」、2009年度の「年間パスポート」の導入により同年度は増加したが、長続きしなかった[11]

比率[編集]

以下に2014年度(平成26年度)の入園者の属性による比率を示す[11]

放送番組[編集]

アクセス[編集]

  • 鉄道:仙台市地下鉄東西線八木山動物公園駅5階と直結。仙台駅から当駅までは12分。
  • バス:「八木山動物公園駅」「八木山動物公園東門前」下車。
  • 車:一般車両は100円/30分(最初の30分まで無料、上限500円)。バスは1,000円/回。

脚注[編集]

[ヘルプ]

出典[編集]

  1. ^ a b 2008年平成20年)3月時点
  2. ^ a b c d 八木山動物公園運営方針について (PDF) (仙台市建設局)
  3. ^ 『昭和11年、19年、27年の仙台と現在の仙台』(レトロマップシリーズ2、塔文社)所収の地図、鉄道省・編『改版日本案内記・東北篇』(博文館、1937年)97-98頁の地図による。
  4. ^ 広瀬川の記憶 vol.7 昭和30年代、暮らしの舞台は橋と川だった ■花壇に牧場と動物園があったころ(仙台市「広瀬川ホームページ」)… 仙台市立動物園の写真あり。
  5. ^ 交通公園(仙台市)
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 1. 動物園の概要(仙台市「八木山動物公園年報」 26年度版)
  7. ^ (3) 八木山動物公園開園河北新報「ニュースの記憶~仙台圏・あのころ」)
  8. ^ 動物公園の新しい愛称が決まりました - 仙台市八木山動物公園公式ホームページ、2017年3月31日
  9. ^ セルコホームが年間555万円で3年間の命名権契約を締結。愛称が「セルコホーム ズーパラダイス八木山」になる。 - セルコホーム公式ホームページ、2017年4月11日
  10. ^ <ズーパラ八木山>愛称看板を除幕 - 河北新報、2017年4月12日
  11. ^ a b c d e f g 2. 管理運営(仙台市「八木山動物公園年報」 26年度版)
  12. ^ <八木山動物公園>仙台東西線集客増に活用(河北新報 2016年2月22日)

参考文献[編集]

  • 仙台市八木山動物公園『平成16年度八木山動物公園年報』
  • 仙台市八木山動物公園『平成18年度八木山動物公園年報』
  • 仙台市八木山動物公園『平成19年度八木山動物公園年報
  • 仙台市『仙台市交通事業50年史』

関連項目[編集]

外部リンク[編集]