宮城蔵王キツネ村

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宮城蔵王キツネ村
Kitsune mura H26Dec13.JPG
エントランスの様子(2014年12月)。ゴリラの模型の名称は「ロッキー」[1]
施設情報
正式名称 宮城蔵王キツネ村
愛称 キツネ村、蔵王キツネ村
専門分野 キツネ
管理運営 有限会社蔵王キツネ村
園長 佐藤文子[2]
頭数 約250頭[2]
来園者数 約10万人(うち外国人が約1万人)(2015年)[2]
主な飼育動物 キツネ、ウサギヤギポニー
開園 1990年平成2年)7月30日
所在地 989-0733
宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
位置 北緯38度2分27秒 東経140度31分48.9秒 / 北緯38.04083度 東経140.530250度 / 38.04083; 140.530250座標: 北緯38度2分27秒 東経140度31分48.9秒 / 北緯38.04083度 東経140.530250度 / 38.04083; 140.530250
アクセス Shinkansen-E.png東北新幹線白石蔵王駅、またはJR logo (east).svg東北本線白石駅よりタクシー。
NEXCO East.png東北自動車道白石ICより約15km(約19分)。
公式サイト http://zao-fox-village.com
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宮城蔵王キツネ村(みやぎざおうキツネむら)は、宮城県白石市北西部にある、キツネの展示を中心とした民間の動物園テーマパークである。しばしば「蔵王キツネ村」や「キツネ村」と省略されて呼ばれる。

概要[編集]

当園は、奥羽山脈蔵王連峰の宮城県側(宮城蔵王)の山麓の「南蔵王」と呼ばれる地区[注 1]標高590m前後にある。

6種・約250頭のキツネが飼育され[2]、うち100頭以上が広く囲われた林の中に放牧されている[3]

野生のキツネはエキノコックスに感染している可能性が高いが、当園のキツネは全て人工繁殖した個体であり、定期的に駆虫剤の投与、施設内の殺菌消毒も実施しているため、ヒトが経口感染エキノコックス症となることを防いでいる[4]

キツネは穴を掘ったり、土の上で寝そべったりする習性があるため、放牧エリアではその習性ゆえ冬季の積雪時以外は、特に降雨後に泥だらけになっている個体もしばしばおり、また本能的に噛む習性があるため、観察が主である。キツネの習性は広く知られたものではないため、海外で当園が紹介される場合もキツネの習性を織り交ぜた記事が見られ[5][6]、国内でも同様である。

放牧エリアとは別に、屋内飼育のエキノコックスフリーのキツネに直接抱っこ体験出来るエリアも用意されており、これが世界的に稀有な体験とみられ、外国人観光客を引き寄せている。また、4月から5月にかけての出産時期には子ギツネの抱っこ抱っこ体験も出来る[7]。キツネ以外にもウサギなどとも触れ合える。

夏毛の時期にはほっそりとした印象のキツネも、冬毛の時期になると丸々とした所謂「モフモフ」の状態となり、観光客を引き寄せるため、雪に覆われることでアクセスが困難になる冬季であっても、閉鎖せずに年中無休で開園している[注 2]

なお、当園は教育施設の面もあり、学生のインターンシップや体験実習を受け入れている。キツネの観光放牧をしている施設は稀であるため、国内各地から実習生が集まっている。

沿革[編集]

オーナー夫妻は、もともと酪農でキツネを飼っていた[8]バブル景気期の1990年平成2年)、そのキツネを放牧して当園が開園した。家族連れやキツネ愛好家が訪れる施設となった。

2006年(平成18年)公開の映画子ぎつねヘレン』に当園のキツネ "のりちゃん" が出演した[3][9]。また、「天才!志村どうぶつ園」ではベッキーDAIGOが各々当園を訪れ、番組内で紹介された。2013年(平成25年)には連続テレビ小説あまちゃん」第137回(9月6日放送)に当園のキツネ "ゴロくん" が出演した[3]

2000年代後半頃、さわり心地が良さそうな豊かな毛並みの動物を表現するインターネットスラング「モフモフ」が生まれた[10]: chubby[注 3])。キツネは夏毛と冬毛が生え変わるが、夏毛のときはすらりとしているものの、冬毛はふさふさして丸々としたシルエットになるため、「モフモフ」な動物の一種とみなされるようになった[4]。2010年代に入って発達したスマートフォン動画投稿サイトSNS等により当園のキツネの写真・動画が共有されるようになると、当園は「モフモフ」な動物たちと触れ合いたい国内外の観光客が訪れる施設へと変化した。特に、2013年(平成25年)頃にネット上に投稿された動画により、人気の観光地となる端緒となった[2]

2014年(平成26年)4月より入場料を、従前の大人700円、子供400円から大人1000円、子供無料に変更。開園以来初の新人飼育員2人が加わった[11]

2015年(平成27年)4月1日より、キツネ村専用のジャンボタクシーの運行を開始[3]。また、キツネの診療所など園内施設のリニューアルを実施している。売店と広場にて繋がるWi-Fiスポットも設置[12]。同年の来園者数は約10万人に及び、うち約1万人が外国人だとされる[2]。約10万人の来園者は、白石市の観光客入込数の1割以上を占め[2]、同市の主要観光施設に上り詰めた。

施設[編集]

御金稲荷神社(2014年12月)
  • キツネのふれあい展示エリア
    • 仔ぎつねの展示エリア
    • 人間の屋外休憩所
    • 御金(おこん)稲荷神社(模擬神社)
      施設の付近が山形との交易ルートであった事や、この付近でキツネの餌付けが行われていた事などが解説されている。
  • 家畜動物ふれあい展示エリア
  • キツネの繁殖エリア(非公開)
  • 食堂
  • 売店
  • プレハブ休憩所(遠方からの利用者向けで、事前予約が必要)
  • 駐車場(25台)

飼育動物[編集]

  • 画像は参考。宮城蔵王キツネ村で撮影されたものではない。
  • ウサギヤギポニーの飼育もしている[13]
ホッキョクギツネ
種名 参考画像
ホッキョクギツネ
Alopex lagopus qtl1.jpg

交通アクセス[編集]

以下のJR両駅からはキツネ村専用のジャンボタクシー(4人以上、要予約)も運行している。また、近くの温泉旅館が送迎してくれるサービスもある。

周辺[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 当地に至る宮城県道は、宮城県道51号南蔵王七ヶ宿線宮城県道254号南蔵王白石線のように「南蔵王」が名称に入る。
  2. ^ 東北地方では冬季閉園する観光施設がよく見られる
  3. ^ 英語発音: [ˈtʃʌbi] チャ

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 蔵王町観光協会
  • 蔵王町観光協会パンフレット
  • 宮城蔵王キツネ村パンフレット

関連項目[編集]

外部リンク[編集]