ダチョウ王国
ダチョウ王国(ダチョウおうこく)は、日本の観光牧場である。茨城県石岡市に本社を置く常南グリーンシステム株式会社(じょうなんグリーンシステム)が運営する。
施設概要[編集]
茨城県石岡市半の木にある石岡ファームと千葉県袖ケ浦市上泉にある袖ケ浦ファームがある。体験型の施設となっており、ダチョウ王国という名前だけあってダチョウやエミューが中心ではあるが、ダチョウ以外の動物も飼育されている。また、石岡ファームにはブランコや滑り台などの遊具がある。
石岡ファームにはダチョウがおおよそ200羽飼育されており、袖ヶ浦ファームには30羽程度飼育されている。ダチョウ飼育数では日本最大数である。それぞれのファームではダチョウ王国で飼育されたダチョウの肉や卵をBBQ等で食べることができる。ダチョウ肉や卵や羽根やオーストリッチバックの販売もしている。
ダチョウ王国の動物たちのほとんどすべてにエサやりやふれあうことができ、ほぼすべての動物たちの柵内に入ることができる。
東日本大震災後は、被災地である名取市、石巻市、会津若松市などへ移動動物園をボランティアで行っている。
ダチョウ王国の動物たちはすべて移動動物園で連れていくことができ、首都圏を中心に様々な移動動物園やイベントを実施している。
飼育されている動物たち[編集]
ダチョウ、エミュー、アルパカ、アヒル、アイガモ、ニワトリ、ひよこ、モルモット、ウサギ、羊、山羊、ロバ、ポニー、クジャク、カピバラ、フクロウ、鷹、ヘビ、トカゲなど。 それぞれのファームで飼育されている動物が違うが、石岡ファームのほうがたくさんの動物種類が飼育されている。
ゲル[編集]
石岡ファームの駐車場横にはモンゴルの住宅ゲルがある。直径12メートル、高さ7メートル、採光飾り窓を含めると10メートル強で、国内最大級のものである。かつて王国セラピー(酵素風呂)があった際に、受付・休憩所として使われていた。王国セラピーは現在は閉鎖され、今もゲルは残ってはいるが使用されていない。
利用情報[編集]
- 営業時間
10:00~17:00(冬季:10:00~16:00)