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2019年9月26日 (木) 14:14時点における版
ふじおか たくや 藤岡 琢也 | |
---|---|
生年月日 | 1930年9月4日 |
没年月日 | 2006年10月20日(76歳没) |
出生地 | 日本・兵庫県姫路市 |
死没地 | 日本・東京都新宿区 |
身長 | 165cm |
血液型 | O型 |
職業 | 俳優、声優 |
活動期間 | 1957年 - 2006年 |
活動内容 | 1957年:劇団「葦」へ入団 |
配偶者 | あり(1960年 ‐ 2006年、2007年死去) |
主な作品 | |
テレビドラマ 『事件記者』 『横堀川』 『桃太郎侍』 『おやじのヒゲ』シリーズ 『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ 『おんなは度胸』 『徳川慶喜』 映画 『八甲田山』 『連合艦隊』 CM サンヨー食品(サッポロ一番みそラーメン) | |
受賞 | |
第4回ギャラクシー賞受賞 菊田一夫演劇大賞特別賞 |
藤岡 琢也(ふじおか たくや、1930年9月4日 - 2006年10月20日)は、日本の俳優、声優。
兵庫県姫路市出身。身長165cm、体重71kg。兵庫県立姫路西高等学校卒業、関西学院大学文学部中退。
来歴・人物
1930年、姫路市にて会社員の父・憲一の第一子として誕生(家族は妹2人を加えて5人家族)。その当時としてはかなり裕福な家庭に育ち、成績は優秀だった。
広島陸軍幼年学校在籍時に終戦を迎え、その後、兵庫県立姫路西高等学校を卒業。
1949年、関西学院大学文学部に入学するが、翌年に病気のため中退。入院中にラジオ作家の堀江史朗の弟と知り合い、退院後、芸能界入りのため堀江を頼って上京した。
1957年に劇団「葦」へ入団。当初は「平凡な顔立ち」という理由で、外国ドラマ・アニメなどの声優としての活動をしていたが、1966年に『事件記者』に急逝した清村耕次の後任としてレギュラー出演し、世間に広く知られた。続いて『横堀川』での主人公を慕い協力する寄席芸人・ガマ口役でその演技力を認められ、第4回ギャラクシー賞を受賞した。
映画ではお調子者の中間管理職や中小企業の社長役を演じた。初の主演映画は1970年の『喜劇 がんばれ日本男児』。映画では、小狡い小悪党の役も巧くこなし、単なる善良な父親だけではない幅広い役柄を演じた。1969年から森繁久彌主演の映画『社長シリーズ』にも数本出演し、1970年には明治座において森繁劇団10周年記念公演に出演した。1986年10月29日から、TBS系で放送された森繁主演のテレビドラマシリーズである『おやじのヒゲ』に10年にわたってレギュラーとして出演した。森繁からはプライベートでも実弟のように大変可愛がられていたという。小林桂樹とも昔からの共演が縁でとても仲が良かったそうで、晩年はツーカーの携帯電話のCMで一緒に共演した。
テレビドラマでは、大阪を舞台とした商人ものやホームドラマなどに数多く出演。特にホームドラマでは、小太り・黒縁の眼鏡・口ヒゲといった特徴的な風貌で登場し、「家に帰ると背広から和服に着替えて一杯飲む」という、一時代前の典型的な日本の父親を努めて演じた点での功績が大きい。同系統の役柄を多く演じたのは1960年代には森繁が挙げられるが、その後継者的位置を確立した。また、演じる役柄によっては関西弁を強調した話し方もこなした。
1975年、橋田壽賀子脚本「愛ってなぁーに」の出演をきっかけに、その後、多くの橋田作品に起用された。特に1990年よりスタートした『渡る世間は鬼ばかり』での五人姉妹の父親である岡倉大吉役は晩年の代表作と言われ、認知度も高い。
1969年から2004年までの35年間、サンヨー食品の「サッポロ一番みそラーメン」のCMに出演していた[注釈 1]。
2006年2月21日、肺炎のために『渡る世間は鬼ばかり』を降板[注釈 2]。同年10月20日午後3時18分、慢性腎不全のため東京都新宿区の慶應義塾大学病院で死去。76歳没。戒名は「夢藤岡琢也霊位」。「渡る世間は鬼ばかり」2005年3月放送の第7シリーズ最終話が藤岡の遺作となった。
2006年10月24日、増上寺において葬儀がとりおこなわれた。会場には生前本人が好きだったジャズ音楽が流された。『渡る世間は鬼ばかり』の石井ふく子プロデューサー、岡倉家の五人姉妹(長山藍子、泉ピン子、中田喜子、野村真美、藤田朋子)やドラマの共演者が葬儀に参列している。弔辞はピン子が読み上げ、藤岡の出棺の際には親友の長門裕之が「琢さん お疲れ様」と声を挙げていた。水前寺清子も見送った[注釈 3]。
弟子に藤井つとむらがいた。
エピソード
- 名前は生まれたとき茂と名付けられたらしい。(2006年10月22日、『Theサンデー』より。)
- 桂米朝は小学校の先輩で、遠足の時に案内で手をつないでもらった。
- キダ・タローは大学時代の同級生であり在学中に同じタンゴバンドに所属する音楽仲間であった。藤岡の担当はバイオリン、キダ・タローの担当はアコーディオンだった[1]。その後、30歳近くになった時に初めてNETテレビ(現在のテレビ朝日)『モーニングショー』の「ご対面」コーナーで共演することになる時まで、キダは俳優・藤岡琢也が同級生の藤岡茂とは知らなかったという[2][1]。なおキダによれば、この番組の収録または放送前において二人は事前にメイク室で顔を合わせており、藤岡から「うまいことやってや」とも言われていた。だが番組はあくまで対面の瞬間まで藤岡はキダが来るとは知らない、と言う設定で進められており、藤岡はこの大きさはアコーディオンかな、ひょっとして木田ちゃん?・・・などと、役者っぷりを発揮したという。なおキダの方はこういうヤラセは気にくわなかったとのことである[2]。藤岡が亡くなった事を聞いたキダは「悲しい」とコメントした。
- 戦時中は、供出で不足した鉄針の代わりに小指の爪を尖らせてレコード盤面に当て、親指を耳に当てて音を聴いたという、熱心な音楽好きをうかがわせるエピソードが残っている。
- 無名時代、「君は役者に向いていない」と言われ、嘉穂劇場で音響の裏方をしていた事がある。
- 俳優仲間からは「タクさん」の愛称で親しまれた。
- 無名時代から石原裕次郎、若山富三郎、長門裕之とは親交が深かったそうで若山が一番年上だったが、当時は毎晩のように4人で集まっては毎晩のように遊んでいたそという。(藤岡の逝去後に親友の長門がインタビューに応じて生前の思い出話を語った)。
- 1966年の『紅白歌合戦』に紅組応援団として参加した
- 晩年はキムタクをもじった「フジタク」という愛称で親しまれた。フジタクは一時期『痛快!明石家電視台』の番組マスコット(着ぐるみ)になった。
- ドラマでは典型的な日本の父親を演じたが、実生活では子供はいなかった。
- 映画でやくざを演じる場合(主人公に倒されたり、引退するなど)やられ役が多かった。
- 阪急ブレーブス時代からのオリックス・バファローズファンである。エピソードとして、山森雅文の高い守備力を「何度だって見てみたい。奇跡だ」と絶賛した。
- 2003年9月13日、『さんま所のオシャベリの殿堂』(日本テレビ系)に出演し、数々のエピソードを披露し、ジャズを歌った。
- 19歳から7年間病気と闘い、大手術を受けて社会復帰が可能となった。
- 初舞台は、アルベール・ユッソン作『俺たちは天使じゃない』の二枚目の海軍士官の役だった。登場シーンで失敗し観客から大笑いされ、舞台上で上京したことを後悔し涙ぐんだ。
- 原節子のファンだった。小さい頃母親につれられてよく映画を見に行った。
- 1958年、川島雄三監督の映画『女であること』(東宝)に端役で出演した時、原節子から皮をむいたミカンを半分貰ったことが忘れられない。
- 1960年代に放送された『ディズニーランドアワー』(NTV)で初代のドナルドダックの声を演じた。
- 一番好きな曲は1930年代のジャズのスタンダードナンバー「君微笑む時 When You're Smiling」である。
- 晩年は愛犬のタロー(ラブラドールレトリバー)と自宅周辺を散歩するのが健康法であった。
- 終戦後、ジャズに出会いジャズプレーヤーを目指すが、1948年に肺結核を患い断念した。
- 自宅には長年にわたって収集したジャズレコード3000枚があり、ガラスケースに飾られている。
- 1955年、ギャラ500円のころに3000円で買ったジャズレコード『The VIC DICKENSON SHOWCASE』が宝物のひとつである。
- 1965年、妹の親友であった千鶴子と結婚する。夫人の本名は千鶴(ちづる)であったが言いにくいため、藤岡が改名させた。子どもはいなかったが、仲が良い夫婦として知られた。その後、千鶴子も藤岡が亡くなった後、2007年6月に死去している。
- 1970年、森繁劇団10周年記念公演に出演した際、森繁からもっと遊びを覚えろと言われ、酒飲みになろうと決意し遊び始めた。
- 晩年の夢はジャズツアーを企画し、日本全国を大型バスでまわることだったという。
後任
藤岡の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
出演作品
※「 - 」は役名
映画
- 女であること(1958年、東宝)
- 猫と鰹節(1961年、東宝) - 刑事B
- 座頭市地獄旅(1965年、大映) - 寸八
- 悪名無敵(1965年10月27日、大映) - 磯部
- 新・兵隊やくざ(1966年1月3日、大映) - 豊後一等兵
- 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年4月17日、大映) - 佐藤医師
- 丹下左膳 飛燕居合斬り(1966年4月21日、東映) - 与吉
- 野良犬(1966年、大映)
- 早射ち犬(1967年、大映)
- 勝負犬(1967年、大映)
- クレージー黄金作戦(1967年4月29日、東宝) - 大浜部長
- 白昼堂々(1968年10月26日、松竹) - 銀三
- フレッシュマン若大将(1969年1月1日、東宝) - 藤原課長
- 社長えんま帖(1969年1月15日、東宝) - ポール花岡
- 続社長えんま帖(1969年5月17日、東宝) - ポール花岡
- ニュージーランドの若大将(1969年7月12日、東宝) - 藤原課長
- 喜劇 深夜族(1969年8月27日、松竹)
- ブラボー!若大将(1970年1月1日、東宝) - 西岡
- 社長学ABC(1970年1月15日、東宝) - 猿渡平一
- 続社長学ABC(1970年2月28日、東宝) - 猿渡平一
- 喜劇 がんばれ日本男児(1970年5月23日、東宝) - 荒木俊夫
- 喜劇 男売ります(1970年10月3日、東宝) - 岡村邦彦
- 喜劇 ソレが男の生きる道(1970年11月22日、東宝) - 鶴屋好太郎
- 昭和ひとけた社長対ふたけた社員(1971年5月22日、東宝) - 珍田徳平
- 父ちゃんのポーが聞える(1971年9月24日、東宝) - 丸山源太郎
- 昭和ひとけた社長対ふたけた社員・月月火水木金金(1971年10月30日、東宝) - 珍野徳平
- 球形の荒野(1975年、松竹) - 伊東忠介
- 新 仁義なき戦い 組長最後の日(1976年4月24日、東映) - 米元政夫
- やくざの墓場 くちなしの花(1976年10月30日、東映) - 杉政明
- 江戸川乱歩の陰獣(1977年、松竹)
- 八甲田山(1977年6月18日、東宝) - 門間少佐
- 八つ墓村(1977年10月29日、松竹) - 久野医師
- 日本の首領 野望篇(1977年10月29日、東映) - 樽井源吉
- 赤穂城断絶(1978年10月28日、東映) - 大野九郎兵衛
- 白昼の死角(1979年4月7日、東映) - 偽者の木下雄次郎(市之丞)
- 月光仮面(1981年3月14日、日本ヘラルド) - 松田警部
- 連合艦隊(1981年8月8日、東宝) - 福留繁
- 南十字星(1982年5月15日、東宝) - 松本大佐
- 小説吉田学校(1983年4月9日) - 広川弘禅
- 男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983年8月8日、松竹) - 北村社長
- ドン松五郎の生活(1986年3月21日、東宝) - 野山プロデューサー
- 極道の妻たちⅡ(1987年10月10日、東映) - 重宗孝明
- 死に花(2004年5月8日、東映) - 源田金蔵
テレビドラマ
- おいら次郎長(1961年、TBS)
- どらぼや人生(1963年、TBS)
- 虹の設計(1964年、NHK)
- 大河ドラマ(NHK)
- 青春とはなんだ(1965年、NTV)
- 事件記者(1966年、NHK) - 矢島記者
- 横堀川(1966年、NHK) - ガマ口(式屋四郎)
- ザ・ガードマン 第80話「罠には罠を」(1966年、TBS) - 木村
- 蝶子はん(1967年、KTV)
- ケンチとすみれ(1967年、NHK) - ケンチ
- クラクラ日記(1968年、TBS)
- 堂島(1968年、KTV)
- 夜の主役(1968年 - 1969年、NTV) - 大野木
- 坊っちゃん(1968年、MBS) - 野だいこ
- ややととさん(1969年、YTV)
- 東芝 日曜劇場(TBS)
- 歌謡曲だよ人生は(1970年、MBS)
- 愛と死の砂漠(1971年、KTV)
- 太陽にほえろ!(NTV) - 鮫島勘五郎(鮫やん)
- 第44話「闇に向って撃て」(1973年)
- 第67話「オリの中の刑事」(1973年)
- 第89話「地獄の再会」(1974年)
- 第156話「刑事狂乱」(1975年)
- 第205話「ジョーズ探偵の悲しい事件簿」(1976年)
- 第252話「鮫島結婚相談所」(1977年)
- 第394話「鮫やんの受験戦争」(1980年)
- 第472話「鮫やんの大暴走」(1981年)
- 第711話「ジョーズ刑事の華麗な復活」(1986年)
- 銀座わが町(1973年、NHK)
- 荒野の用心棒 第34話「山峡の黄金に女豹が走って…」(1973年、NET) - 黒骨の弥市
- ありがとう 第4部(1974年、TBS) - 松尾一心
- おからの華(1975年、YTV) - 井筒藤八郎
- 大都会 闘いの日々 第13話「再会」(1976年、NTV) - 大阪府警捜査四課・三沢刑事
- いろはの"い"(1976年 - 1977年、NTV) - 鬼頭隆一
- 新・座頭市 (CX)
- 第1シリーズ 第29話「終りなき旅路」(1977年) - 坊主医者
- 第2シリーズ 第18話「こやし道」(1978年) - ニセ按摩
- 桃太郎侍(1977年、NTV) - 雉の与之助
- オレの愛妻物語(1978年、NTV) - 猫田栄蔵
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風IV 第13話「錆びた十手」(1979年、CX) - 吉兵衛
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍 第73話「富士の白雪に燃えた男」(1979年、ANB) - 駒田主水
- 熱中時代 刑事編(1979年、NTV) - 潮田衛太郎
- 鮎のうた(1979年、NHK) - 田崎秀之助
- 夜明けのタンゴ(1980年、TBS)
- サンキュー先生 (1980年 - 1981年、ANB) - 山崎洋太郎
- 加山雄三のブラック・ジャック(1981年、ANB) - 倉持警部
- 玉ねぎむいたら…(1981年、TBS) - 大国鶴郎
- 土曜ワイド劇場(ANB)
- 幻の女 離婚殺人の罠(1981年)
- 3DKの通り魔(1982年) - 刑事
- 俺はご先祖さま(1981年 - 1982年、NTV) - 大河内泰三
- 事件記者チャボ!(1983年、NTV) - 鬼丸剛
- 大家族(1984年、TBS) - 高倉平太
- シンデレラの財布(1984年、TBS) - 伊達林三
- 気分は名探偵(1984年、NTV) - 津村浩三
- 水戸黄門 (TBS / C.A.L)
- 大岡越前(TBS / C.A.L)
- 森繁久彌シリーズ おやじのヒゲ(1985年 - 1996年、TBS) - 柳富太郎
- 誇りの報酬 第10話「さらば、田舎刑事!」(1985年、NTV)
- 忠臣蔵(1985年、NTV) - 宝井其角
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- 妻の生き甲斐(1986年)
- 傍観者殺人事件(1986年)
- 女動物医事件簿
- 炎を吐いた猫(1991年2月)
- 人見知りする犬(1991年12月)
- 未青年 盛り場の行きずり殺人事件(1993年2月)
- 十七年目の秘密 定時制教師・石本歩(2004年9月7日) - 武田政則
- 妻の知らない夫の顔(1986年、TBS)
- 私鉄沿線97分署 第87話「パッと花咲け! ヤッチャン親父」(1986年、ANB) - 鬼頭政五郎
- 江戸を斬るVII(1987年、TBS) - 一番組吉五郎
- 三匹が斬る! 第1話「十萬両! ここが名代の浮世風呂」(1987年、ANB)
- おんなは一生懸命(1987年 - 1988年、TBS) - 神野平吉
- 田原坂(1987年、NTV) - 川口雪篷
- 徳川家康(1988年、TBS) - 鳥居元忠
- 長七郎江戸日記 第2シリーズ SP-3「一心太助とご落胤・男一匹ここにあり」(1988年、NTV) - 一心太助
- 翔んでる!平賀源内(1989年、TBS) - 田沼意次
- 空と海をこえて(1989年、TBS) - 美山史郎
- 奇兵隊(1989年、NTV) - 紅屋木助
- 鬼平犯科帳 第1シリーズ 第12話「兇剣」(1989年、CX) - 高津の玄丹
- 大江戸捜査網 平成版第1シリーズ 第1話「隠密同心参上!」(1990年、TX) - 田沼意次
- 渡る世間は鬼ばかり(1990年 - 2005年、TBS) - 初代岡倉大吉役(後任は宇津井健)※2005年放送第7シリーズ最終話が遺作
- 白い巨塔(1990年、ANB) - 財前又一
- 火曜ミステリー劇場 / 豆腐屋直次郎の裏の顔(1990年、ABC) - 落合幸治
- 源氏物語 上の巻・下の巻(1991年、TBS) - 明石入道
- 天下の副将軍水戸光圀 徳川御三家の激闘(1992年、TX) - 三木之次
- 連続テレビ小説 / おんなは度胸(1992年、NHK) - 花村清太郎
- 春の一族(1993年、NHK) - 藤堂元太郎
- 女系家族(1994年、TX) - 大野宇市
- 秋の一族(1994年、NHK) - 諸星清太郎
- ドラマ新銀河 / 雲の上の青い空(1997年、NHK)
- 月曜ドラマスペシャル / 浅見光彦シリーズ9「天河伝説殺人事件」(1997年10月6日、TBS) - 高崎義則
- HOTEL
- 第4シリーズ 第9話「車椅子の幽霊!?」(1995年6月8日、TBS) - 並村隆三
- 第5シリーズ 第2話「史上最低のお客様」(1998年4月16日、TBS)- 岡崎
- 介護ヘルパー殺人事件簿シリーズ(2001年5月18日、CX)- 川原正造
- バブル(2001年、NHK) - 栗原嘉一
- 警察医・花井吾朗シリーズ(2002年2月20日、TX)- 花井和男
- 金曜エンタテイメント / 十津川警部夫人の旅情殺人推理(2003年 - 2004年、CX) - 西山栄太郎
- 月曜ミステリー劇場 / パートタイム裁判官(2005年、TBS) - 松木辰蔵
バラエティ
- うそつきクイズ(日本テレビ)
テレビアニメ
- 鉄腕アトム (アニメ第1作)(1963年、フジテレビ)
- 新宝島(1965年、フジテレビ) - 豚のトリローニ [3]
劇場アニメ
- うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年、東宝) - 夢邪鬼[4]
吹き替え
- ローハイド(1959年 - 1965年、NET) - ジム・ケンツ
- 三ばか大将(1963年、日本テレビ) - モー
- 0011ナポレオン・ソロ(1966年、日本テレビ) - バズ・コンウエイ
- ローハイド(1959年 - 1965年、NET) - ジム・ケンツ
- がんばれ!ベアーズ(テレビ朝日、1982年) - ウォルター・マッソー
海外アニメ
- ディズニーランド(1958年、日本テレビ) - ドナルドダック
- ゆかいなボゾ(Bozo: The World's Most Famous Clown)(1960年、フジテレビ) - ボゾ(Bozo the Clown)
- ワニのワリー(1964年、日本テレビ) - 園長
CM
- タイガー計量米びつコメスター(タイガー魔法瓶)
- マムシホルモ(阪本漢方)
- サッポロ一番みそラーメン(サッポロ一番)
- ツーカーS(KDDI)
- ハイポリタンC(大五栄養化学・武田薬品工業)※全身銀ラメのボディスーツを着て出演した
その他
- マキシシングル「渡鬼音頭」
- ときめきJAZZ喫茶(NHKラジオ)
- 新潮CD「おはん」(新潮社)
- 宇野千代「おはん」(新潮文庫)の全文を朗読したもの。原作は中年男性の独白で構成されており、かつて声優で活躍していた藤岡の「声の名人芸」が聴ける。
受賞歴
- 1966年、映画「丹下左膳・飛燕居合斬り」で京都市民映画祭の助演男優賞受賞
- 1966年、第4回ギャラクシー賞受賞、「横堀川」(NHK)の演技 に対して
- 1993年、橋田賞受賞
- 1996年、文化庁長官表彰
- 2001年、菊田一夫演劇大賞特別賞受賞、永年の舞台の功績に対して
脚注
注釈
出典
- ^ a b 関西楽員同窓会東日本センター東京支部; キダ・タロー (2008), KG PEOPLE 013 キダ・タローさん, 関西楽員同窓会東日本センター東京支部, オリジナルの2016-3-18時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 阿川佐和子 (2015), 「聞く力」文庫1 アガワ対談傑作選, 文春文庫, 文藝春秋, p. 291-307 - 週刊文春に連載された対談。キダの対談は2014年3月20日号に掲載された。
- ^ “新宝島”. 手塚治虫公式サイト. 2016年6月11日閲覧。
- ^ “うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー”. メディア芸術データベース. 2016年10月4日閲覧。