成城学園前駅

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成城学園前駅
OER Seijogakuen-Mae Station North.JPG
北口(2007年6月8日)
せいじょうがくえんまえ
Seijogakuen-mae
OH 13 祖師ヶ谷大蔵 (1.0 km)
(1.1 km) 喜多見 OH 15
所在地 東京都世田谷区成城六丁目5番34号
駅番号 OH14
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 小田原線
キロ程 11.6 km(新宿起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
88,692人/日
-2019年-
開業年月日 1927年昭和2年)4月1日
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成城学園前駅(せいじょうがくえんまええき)は、東京都世田谷区成城六丁目にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号OH 14

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

開業前に「財団法人成城学園」が移転し、その要請を請ける形で駅を設置したことから「成城学園前」となった[12]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線が地下(実際は掘割、以下同じ)、駅舎が地上にある地下駅。管区長・駅長所在駅であり、「成城学園前管区」として下北沢駅 - 和泉多摩川駅間の各駅を、「成城学園前管区成城学園前管内」として千歳船橋駅 - 和泉多摩川駅間の各駅を管理している[13]。2013年3月23日に東北沢・下北沢・世田谷代田の三駅が地下化されるまでは、小田急電鉄の途中駅で唯一の地下駅でもあった。複々線区間のほぼ中間に位置し、当駅では終日緩急接続が実施される。

砧地域を代表する駅で、喜多見駅寄りに車両基地喜多見検車区)があり、当駅から出入庫線が繋がっている。そのため当駅始発や終点の駅になる列車がある。2018年3月実施のダイヤ改正で、当駅発着の列車が増加した[14]。主に千代田線直通の列車が多く、新宿や相模大野・小田原方向への発着も設定されている。

特急ロマンスカーは千代田線直通の一部列車が停車するが、新宿駅発着列車は全て停車しない。

2019年3月16日改正以降、6両編成単独の各駅停車は当駅から小田原駅方面の列車のみの運用となり、新宿駅への6両編成の入線は(特急ロマンスカーを除いて)消滅し、10両編成(各駅停車の一部は8両編成)が乗り入れる。

東京メトロ千代田線16000系1本の外泊運用がある。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 軌道 行先
1 OH 小田原線 下り 緩行線 小田原箱根湯本唐木田片瀬江ノ島方面
2 急行線
3 上り 新宿C 千代田線方面
4 緩行線

※下りの東北沢 - 登戸間、上りの向ヶ丘遊園 - 東北沢間の急行線・緩行線は原則として以下の通り使い分けられている。

〔急行線〕
特急ロマンスカー・快速急行・通勤急行・急行が使用する。当駅 - 経堂駅間のみ通勤準急も使用し、当駅では急行線のホームに発着する。
〔緩行線〕
準急・各駅停車が使用する。通勤準急も上記以外の区間で使用する。
ただし、千代田線直通の上り急行は、経堂駅以東で緩行線を使用する。

配線図[編集]

小田急電鉄 成城学園前駅 鉄道配線略図

代々木上原・
新宿・綾瀬
方面
小田急電鉄 成城学園前駅 鉄道配線略図
唐木田・藤沢・
小田原方面

喜多見検車区
凡例
出典:* 以下を参考に作成。
** 「小田急電鉄線路配線略図」『鉄道ピクトリアル』第70巻第8号(通巻976号)、電気車研究会、2020年8月10日、 巻末、 ISSN 0040-4047


駅設備[編集]

駅入口から改札口までは段差がない。改札階と各ホーム階は段差があるため、これを連絡する上下のエスカレーターエレベーターが各ホームに1基ずつ設置されている。各ホームに階段は2か所ある。

待合室は各ホームに1室ずつある。

ユニバーサルデザインで、車椅子使用者や人工排泄器保有者が使用可能な多目的トイレが3か所ある。ベビーベッドなども設置されている。

駅名標は2016年7月に、LED照明付きのものに交換された。なお、それと同時に駅構内の案内表示類がすべて新しい仕様のものに変更、統一され、駅名標も含め日本語とハングルおよび中国語(簡体字)併記のものとなった。

利用状況[編集]

2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員88,692人であり[15]、小田急線全70駅中14位。駅長不在駅の中央林間駅より乗降人員が少ない。

開業以来の1日平均乗降乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[16]
年度 1日平均
乗降人員[17]
1日平均
乗車人員[18]
出典
1928年(昭和03年) 2,419
1930年(昭和05年) 3,629
1935年(昭和10年) 3,905
1940年(昭和15年) 6,163
[19]1946年(昭和21年) 14,543
1950年(昭和25年) 16,617
1955年(昭和30年) 21,335
1956年(昭和31年) 11,296 [* 1]
1957年(昭和32年) 12,136 [* 2]
1958年(昭和33年) 12,908 [* 3]
1959年(昭和34年) 13,797 [* 4]
1960年(昭和35年) 29,679 15,077 [* 5]
1961年(昭和36年) 33,488 16,747 [* 6]
1962年(昭和37年) 35,867 17,974 [* 7]
1963年(昭和38年) 38,892 19,578 [* 8]
1964年(昭和39年) 43,960 22,207 [* 9]
1965年(昭和40年) 47,020 23,751 [* 10]
1966年(昭和41年) 49,679 24,893 [* 11]
1967年(昭和42年) 50,727 25,501 [* 12]
1968年(昭和43年) 50,457 25,276 [* 13]
1969年(昭和44年) 51,642 25,902 [* 14]
1970年(昭和45年) 51,871 26,363 [* 15]
1971年(昭和46年) 57,691 29,618 [* 16]
1972年(昭和47年) 63,010 32,174 [* 17]
1973年(昭和48年) 64,966 33,116 [* 18]
1974年(昭和49年) 68,424 34,865 [* 19]
1975年(昭和50年) 70,563 35,863 [* 20]
1976年(昭和51年) 72,684 37,107 [* 21]
1977年(昭和52年) 73,262 37,789 [* 22]
1978年(昭和53年) 80,706 40,392 [* 23]
1979年(昭和54年) 82,414 41,777 [* 24]
1980年(昭和55年) 83,206 42,625 [* 25]
1981年(昭和56年) 85,552 43,519 [* 26]
1982年(昭和57年) 86,381 44,012 [* 27]
1983年(昭和58年) 87,338 44,351 [* 28]
1984年(昭和59年) 88,515 44,847 [* 29]
1985年(昭和60年) 89,176 45,209 [* 30]
1986年(昭和61年) 91,034 46,223 [* 31]
1987年(昭和62年) 91,959 46,736 [* 32]
1988年(昭和63年) 93,499 47,776 [* 33]
1989年(平成元年) 94,072 47,991 [* 34]
1990年(平成02年) 95,271 48,773 [* 35]
1991年(平成03年) 97,306[20] 49,733 [* 36]
1992年(平成04年) 96,423 49,419 [* 37]
1993年(平成05年) 96,027 49,620 [* 38]
1994年(平成06年) 95,165 49,225 [* 39]
1995年(平成07年) 93,990 48,608 [* 40]
1996年(平成08年) 92,894 47,904 [* 41]
1997年(平成09年) 91,673 47,115 [* 42]
1998年(平成10年) 90,007 46,205 [* 43]
1999年(平成11年) 87,647 44,579 [* 44]
2000年(平成12年) 85,386 43,115 [* 45]
2001年(平成13年) 83,614 41,977 [* 46]
2002年(平成14年) 82,239 41,205 [* 47]
2003年(平成15年) 81,506 40,761 [* 48]
2004年(平成16年) 79,284 40,538 [* 49]
2005年(平成17年) 77,911 39,846 [* 50]
2006年(平成18年) 80,311 41,127 [* 51]
2007年(平成19年) 83,805 42,696 [* 52]
2008年(平成20年) 84,440 42,841 [* 53]
2009年(平成21年) 84,365 42,758 [* 54]
2010年(平成22年) 84,182 42,615 [* 55]
2011年(平成23年) 83,142 42,072 [* 56]
2012年(平成24年) 84,737 42,825 [* 57]
2013年(平成25年) 86,735 43,852 [* 58]
2014年(平成26年) 86,518 43,665 [* 59]
2015年(平成27年) 88,516 44,644 [* 60]
2016年(平成28年) 88,727 44,698 [* 61]
2017年(平成29年) 89,468 45,052 [* 62]
2018年(平成30年) 89,856 45,219 [* 63]
2019年(令和元年) 88,692 44,639 [* 64]

駅周辺[編集]

成城コルティ

当駅の周辺、特に北口側の成城五丁目、同六丁目あたりは高級住宅街が広がっている。また成城学園を中心とした学園都市であり、平日と土曜の朝方は周辺の学校に通学する学生・生徒や通勤者で混雑が激しい。成城六丁目には成城石井の本店が位置している。

駅ビル成城コルティは2006年9月29日に営業を開始した。

中央口[編集]

北口[編集]

南口[編集]

西口[編集]

バス路線[編集]

南口に「成城学園前駅南口」、西口に「成城学園前駅西口」停留所がある。過去に北口に「成城学園前駅北口」停留所があったが西口広場整備工事により西口へと移動になった。

成城学園前駅南口(小田急)・成城学園前駅(東急)[編集]

成城学園前駅南口バス乗り場

小田急バス・東急バスの路線が発着する。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者
1番 渋24 成育医療センター前農大前上町三軒茶屋 渋谷駅 小田急狛江営業所
東急弦巻営業所
2番 玉31 成育医療研究センター前・岡本三丁目 二子玉川駅 東急(瀬田営業所)
無番 成育医療センター前・岡本三丁目 用賀駅
用06 成育医療センター前・桜丘三丁目 用賀駅
等12 成育医療センター前・桜丘三丁目・用賀駅・深沢不動前 等々力操車所
成育医療センター前・桜丘三丁目・用賀駅 瀬田営業所
3番 玉07 砧中学校下・鎌田・吉沢 二子玉川駅 小田急(狛江営業所)
東急(瀬田営業所)
砧中学校下・鎌田・吉沢・中耕地(朝のみ運行)
出入庫 砧中学校下 狛江営業所 小田急(狛江営業所)

成城学園前駅西口[編集]

工事前の駅西口バス乗り場(のりば1)

小田急バス(狛江営業所)の路線が発着する。

南口発の渋24・玉07系統は西口終着となっている。

乗場 系統 主要経由地 行先
1番 成04 仙川駅入口・狛江営業所 調布駅南口
成05 仙川駅入口 狛江駅北口
2番 成01 NTT中央研修センタ・神代団地 つつじヶ丘駅南口
出入庫 NTT中央研修センタ 狛江営業所
3番 降車場
4番 降車場
5番 成02 上祖師谷四丁目・芦花公園駅前 千歳烏山駅北口
成06 上祖師谷四丁目 千歳烏山駅南口
歳20 上祖師谷四丁目・廻沢・成城警察署前 千歳船橋駅
歳21 上祖師谷四丁目・廻沢 千歳船橋駅
出入庫 上祖師谷四丁目・仙川駅入口 狛江営業所/狛江駅北口行

隣の駅[編集]

小田急電鉄
OH 小田原線
  • 特急ロマンスカー「メトロはこね」「メトロモーニングウェイ」「メトロホームウェイ」「メトロえのしま」停車駅(「メトロモーニングウェイ」「メトロホームウェイ」は一部のみ)
新宿駅発着の特急ロマンスカーは一部の臨時列車を除き通過。
快速急行
通過
通勤急行(平日朝上りのみ運転)
下北沢駅 (OH 07) ← 成城学園前駅 (OH 14)向ヶ丘遊園駅 (OH 19)
急行(平日18:00 - 21:00の下り)
下北沢駅 (OH 07) → 成城学園前駅 (OH 14)登戸駅 (OH 18)
急行(上記以外)・通勤準急(平日朝上りのみ運転)
経堂駅 (OH 11) - 成城学園前駅 (OH 14) - 登戸駅 (OH 18)
準急
祖師ヶ谷大蔵駅 (OH 13) - 成城学園前駅 (OH 14) - 狛江駅 (OH 16)
各駅停車
祖師ヶ谷大蔵駅 (OH 13) - 成城学園前駅 (OH 14) - 喜多見駅 (OH 15)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 編集部「小田急の複々線区間工事前後を見る」『鉄道ピクトリアル』第68巻第6号(通巻946号)、電気車研究会、2018年6月10日、 40頁、 ISSN 0040-4047
  2. ^ “平成14年3月23日(土)にダイヤ改正を実施します 江ノ島線沿線から新宿への「湘南急行」、多摩線沿線から千代田線直通の「多摩急行」が登場” (日本語) (プレスリリース), 小田急電鉄, (2002年2月14日), オリジナルの2004年12月5日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20041205102942/http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=401&info_kubun=d-cue&mode=online 2021年5月4日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i 杉田弘志「小田急電鉄 列車運転の変遷とその興味」『鉄道ピクトリアル』第60巻第1号(通巻829号)、電気車研究会、2010年1月10日、 206 - 210頁、 ISSN 0040-4047
  4. ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第49巻第9号、鉄道友の会、2002年9月号、 22頁。
  5. ^ “12月11日(土)、小田急線のダイヤ改正を実施 -複々線化区間の延伸、新種別の導入で所要時間が短縮します-” (日本語) (プレスリリース), 小田急電鉄, (2004年10月6日), オリジナルの2005年3月8日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20050308101903/http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=869&info_kubun=d-cue&mode=online 2021年5月5日閲覧。 
  6. ^ “成城学園前駅ビルの名称を「SEIJO CORTY(成城コルティ)」に決定 2006年9月29日(金)にオープンします” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 小田急電鉄, (2006年7月18日), オリジナルの2006年8月21日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20060821174001/http://www.d-cue.com/program/info/data.info/1813_7324487_.pdf 2021年5月5日閲覧。 
  7. ^ “2008年3月15日(土)から ロマンスカー・MSEによる東京メトロ線への直通運転を開始します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 小田急電鉄/東京地下鉄, (2007年12月20日), オリジナルの2012年3月12日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20120312203207/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/3276_7621683_.pdf 2021年5月5日閲覧。 
  8. ^ “2012年3月17日(土)ダイヤ改正を実施します。「メトロはこね」を毎日運転、朝方と夕夜間のロマンスカーを増発” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 小田急電鉄, (2011年12月16日), オリジナルの2020年11月8日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201108044809/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/6813_2421858_.pdf 2021年5月5日閲覧。 
  9. ^ a b “2016年3月26日(土) 小田急線ダイヤ改正を実施します ロマンスカー停車駅の新設および東京メトロ千代田線直通列車の増発” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 小田急電鉄, (2015年12月18日), オリジナルの2020年11月27日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201127044703/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf 2021年5月5日閲覧。 
  10. ^ “代々木上原〜登戸間の「複々線化」により小田急の通勤が変わる! 2018年3月、新ダイヤでの運行開始 〜ラッシュピーク混雑率150%、町田〜新宿間の最大12分短縮を実現〜 〜快速急行の登戸停車や列車種別の新設で、都心へのアクセス向上〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 小田急電鉄, (2017年11月1日), オリジナルの2019年4月15日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20190415221739/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8701_5820170_.pdf 2021年5月5日閲覧。 
  11. ^ 杉田弘志「小田急電鉄 列車運転の変遷とその興味」『鉄道ピクトリアル』第70巻第8号(通巻976号)、電気車研究会、2020年8月10日、 161頁、 ISSN 0040-4047
  12. ^ 小田急電鉄株式会社社史編集事務局 編 『小田急五十年史』、1980年、77・645頁頁。 
  13. ^ 藤田雄介(小田急電鉄CSR・広報部)「総説:小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル』第70巻第8号(通巻976号)、電気車研究会、2020年8月10日、 13頁、 ISSN 0040-4047
  14. ^ 当駅止まりで折り返し上り方面になる列車は、一旦喜多見検車区まで引き上げてから折り返す。そのため、次の列車になるまでの時間は約20分程度を要する。
  15. ^ 1日平均駅別乗降人員 - 小田急電鉄
  16. ^ 世田谷区統計書 - 世田谷区
  17. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  18. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  19. ^ 1945年度は資料なし
  20. ^ 当駅の乗降人員最高値年度

出典[編集]

東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]