喜多見

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喜多見
喜多見の街並み
喜多見の街並み
喜多見の位置(東京都区部内)
喜多見
喜多見
喜多見の位置
北緯35度38分11.44秒 東経139度35分16.62秒 / 北緯35.6365111度 東経139.5879500度 / 35.6365111; 139.5879500
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Tokyo Prefecture.svg 東京都
特別区 Flag of Setagaya, Tokyo.svg 世田谷区
地域 砧地域
面積
 • 合計 2.173 km2
人口
2019年(令和元年)9月1日現在)[1]
 • 合計 19,203人
 • 密度 8,800人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
157-0067[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 世田谷

喜多見[4](きたみ)は、東京都世田谷区町名。現行行政地名は喜多見一丁目から喜多見九丁目。郵便番号157-0067[2]。もと北多摩郡砧村の大字だったが、1936年東京市に編入の際、世田谷区の一町名となる[4]

地理[編集]

世田谷区砧地域に属する。南北に細長い町域を持ち、北で狛江市東野川、東で成城、南東で大蔵宇奈根、南側の多摩川西岸で川崎市多摩区宿河原、西で狛江市駒井町岩戸南岩戸北に隣接する。小田急電鉄小田原線が北部を通り、九丁目に喜多見駅がある。

河川[編集]

地価[編集]

住宅地の地価は、2018年平成30年)1月1日公示地価によれば、喜多見9-19-6の地点で36万7000円/m2となっている[5]

歴史[編集]

中世には本拠地である江戸を追われた江戸氏が本拠地を構え、江戸時代には短期間ながら、この地に藩庁を置く喜多見藩が存在した。

1927年4月1日、喜多見駅が開業した。

喜多見5丁目「下宿」を訪ねた示現舎代表の鳥取ループによると「都道11号線の三叉路に下宿バス停があり、この付近が昔から下宿と言われた部落の端になる。部落内は舗装されていない、細い道がある。」という[6]菊池山哉の著書『長吏と特殊部落』によると「村の東端、小高い台地の突端、品川街道に位置している。農家30戸、密集に近い。副業は棕梠の下駄表作り。古い遺物は見つからない。」という[7]

1967年6月初め、都市近郊農家の多角経営化と家庭園芸家のために、砧農協が園芸センターを開園した[8]

地名の由来[編集]

1300年代初期には「木田見」とある。16世紀後半頃に「木多見」「喜多見」や「北見」と見られる。この付近は古くの古代集落の遺跡が発見されており、歴史は古い。しかし地名の語源ははっきりしていない。

住居表示実施前後の町名の変遷[編集]

実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
喜多見一丁目 1971年5月1日 喜多見町、宇奈根町の各一部
喜多見二丁目 喜多見町の一部
喜多見三丁目 喜多見町、宇奈根町、鎌田町の各一部
喜多見四丁目 喜多見町の一部
喜多見五丁目 喜多見町の一部
喜多見六丁目 喜多見町、大蔵町の各一部
喜多見七丁目 喜多見町の一部
喜多見八丁目 喜多見町の一部
喜多見九丁目 喜多見町の一部

世帯数と人口[編集]

2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
喜多見一丁目 795世帯 2,082人
喜多見二丁目 776世帯 1,566人
喜多見三丁目 583世帯 1,329人
喜多見四丁目 1,245世帯 2,592人
喜多見五丁目 841世帯 1,713人
喜多見六丁目 644世帯 1,500人
喜多見七丁目 1,655世帯 3,280人
喜多見八丁目 1,302世帯 2,328人
喜多見九丁目 1,488世帯 2,813人
9,329世帯 19,203人

小・中学校の学区[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]

丁目 番地 小学校 中学校
喜多見一丁目 全域 世田谷区立喜多見小学校 世田谷区立喜多見中学校
喜多見二丁目 全域
喜多見三丁目 全域
喜多見四丁目 全域
喜多見五丁目 全域
喜多見六丁目 全域 世田谷区立砧小学校 世田谷区立砧中学校
喜多見七丁目 全域 世田谷区立喜多見小学校 世田谷区立喜多見中学校
喜多見八丁目 全域 世田谷区立明正小学校 世田谷区立砧中学校
喜多見九丁目 全域

交通[編集]

鉄道は北西部の狛江市との境界に小田急線喜多見駅があるが、駅からの徒歩圏以外は狛11(小田急)狛12(小田急)玉05(東急)玉07(東急)玉07(小田急)玉08(小田急)系統等のバスを利用して狛江駅和泉多摩川駅成城学園前駅二子玉川駅等に出る人が多い。

  • 喜多見駅
路線バス

世田谷通り・多摩堤通りを経由する路線

  • 渋26 (小田急)渋谷駅 - 三軒茶屋 - 上町 - 成育医療研究センター前 - 砧中学校下 - 雁追橋 - 喜多見駅入口 - 狛江駅北口 - 調布駅南口
  • 玉07 (東急小田急)二子玉川駅 - 吉沢 - 下宿 - 次太夫堀公園前 - 砧中学校下 - 成城学園前駅
  • 玉08(小田急)二子玉川駅 - 吉沢 - 下宿 - 次太夫堀公園前 - 砧中学校下 - 雁追橋 - 喜多見駅入口 - 狛江駅北口 - 調布駅南口

水道道路を経由する路線

  • 玉04(東急) 二子玉川駅 - 吉沢 - 宇奈根地区会館 - 喜多見一丁目 - 喜多見公園 - 荒玉水道 - 喜多見小学校前 - 吉沢 - 二子玉川駅
  • 玉05(東急) 二子玉川駅 - 吉沢 - 宇奈根地区会館 - 喜多見小学校前 - 吉沢 - 二子玉川駅
  • 狛11(小田急) 狛江駅南口 - 和泉多摩川駅 - 砧浄水場前 - 喜多見住宅
  • 狛12(小田急) 狛江駅南口 - 喜多見中学校 - 荒玉水道 - 宇奈根

喜多見駅発着路線

主な道路

喜多見で行われる主なお祭り[編集]

  • 喜多見地区区民祭り - 11月3日に喜多見小学校で行われる地域最大のお祭り[10]
  • 喜多見氷川神社祭り
  • 喜多見盆踊り大会

主な施設[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ a b 『日本地名大辞典 第3巻』2057頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年5月11日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ a b 学術・研究 部落探訪(80)東京都世田谷区喜多見5丁目“下宿”示現舎サイト。2022年5月11日閲覧。
  7. ^ a b 『長吏と特殊部落』213頁。2022年5月11日閲覧。
  8. ^ 家庭園芸家のセンター 砧農協が来月初めに開園 読売新聞 1967年5月20日朝刊13ページ
  9. ^ 通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
  10. ^ 喜多見地区区民祭り|世田谷区ホームページ”. 世田谷区. 2022年5月16日閲覧。
  11. ^ 『ポンポコ新聞』第69号「電車基地って何してる所ですか?」”. 喜多見ポンポコ会議. 2021年3月1日閲覧。

参考文献[編集]

  • 日本書房編『日本地名大辞典 第3巻』日本書房、1938年。
  • 菊池山哉『長吏と特殊部落』東京史談会、1953年。

関連項目[編集]