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尾田剛樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
尾田 剛樹
中日ドラゴンズ #00
2024年4月10日 横浜スタジアム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県明石市
生年月日 (2000-08-03) 2000年8月3日(24歳)
身長
体重
175 cm
74 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り BCL / 2022年
NPB / 2023年 育成選手ドラフト3位
初出場 BCL / 2023年4月8日
NPB / 2024年3月30日
最終出場 BCL / 2023年9月3日
年俸 830万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

尾田 剛樹(おだ ごうき、2000年8月3日 - )は、兵庫県明石市出身[2]プロ野球選手外野手)。左投左打。中日ドラゴンズ所属。

経歴

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プロ入り前

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明石市立谷八木小学校1年時に明石ウエストクラブでソフトボールを始め、6年時には日本代表選手としてオーストラリア遠征を経験[3]明石市立魚住東中学校時代は、硬式野球チームの神戸須磨クラブに所属した[2]。また、中学校の2学年上に平内龍太がいた。

高野山高等学校を経て大阪観光大学へ進学し、1年時春と4年時秋にベストナインを獲得した[4]。当時のチームメイトに久保修がいる。2022年9月にプロ志望届を提出し[5]、翌月のドラフト会議でのプロ入りを目指すも指名漏れ。その後11月に開催されたBCリーグの合同トライアウトを受け、栃木ゴールデンブレーブスへ特別合格選手として入団した[6]

BCL・栃木時代

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2023年は、チーム公式戦全65試合に出場。打率.292、32盗塁を記録し、ベストナインおよび南地区の盗塁王を獲得した[7][8][9]

同年のドラフト会議では、中日ドラゴンズから育成3位指名を受け、11月16日に支度金300万円、年俸300万円で仮契約を結んだ[10]。背番号は217[11]

中日時代

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2024年2月の春季キャンプでは二軍だったが、オープン戦には主に代走として18試合に出場[12]。打率.158(19打数3安打)ながら2盗塁を記録し、開幕直前の3月25日、支配下選手契約を結ぶことが発表された[13][14]。背番号は00[15]。推定年俸は420万円となった[16]。そのまま開幕一軍入りを果たし[17]代走要員となる。4月2日の対読売ジャイアンツ戦で一塁代走として出場し、山﨑伊織牽制球に飛び出して一・二塁間に挟まれながらも、タッチをかいくぐる形で二塁にセーフとなり、一軍公式戦初盗塁を記録した[18]。代走や守備固め中心の起用で43試合に出場したが、7月17日に登録を抹消された[19]。8月13日に再登録された[20]

選手としての特徴・人物

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50m走5.9秒の俊足が持ち味[10]。守備範囲も広い[12]

父が兵庫県の独立リーグチーム運営に携わっており、その縁で神戸市で行われたイチローの自主トレーニングに同行したことがある[3]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2024 中日 65 12 11 8 0 0 0 0 0 0 4 5 1 0 0 0 0 4 0 .000 .000 .000 .000
通算:1年 65 12 11 8 0 0 0 0 0 0 4 5 1 0 0 0 0 4 0 .000 .000 .000 .000
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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外野












2024 中日 44 16 0 0 0 1.000
通算 44 16 0 0 0 1.000
  • 2024年度シーズン終了時

記録

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NPB
初記録

独立リーグでの打撃成績

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O
P
S
2023 栃木 65 320 281 59 82 7 6 0 101 26 32 8 2 5 28 - 4 42 2 .292 .358 .359 .717
通算:1年 65 320 281 59 82 7 6 0 101 26 32 8 2 5 28 - 4 42 2 .292 .358 .359 .717
  • 各年度の太字はリーグ最高

独立リーグでのタイトル・表彰

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タイトル
  • 盗塁王(南地区):1回(2023年)
表彰
  • ベストナイン:1回(外野手部門:2023年)

背番号

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  • 8(2023年)
  • 217(2024年 - 同年3月25日)
  • 00(2024年3月26日 - )

脚注

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出典

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  1. ^ “中日 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/baseball/professional/koukai/team/koukai-dragons.html 2024年11月8日閲覧。 
  2. ^ a b 「絶対に負けない」プロ野球育成ドラフト、支配下登録へ闘志 硬式野球「神戸須磨クラブ」出身の2人」神戸新聞、2023年12月19日。2023年12月31日閲覧
  3. ^ a b イチローさんの自主トレにも同行…中日育成3位の尾田剛樹 小さい頃からの「脚力」が切り開いたプロへの道」中日スポーツ、2023年12月25日。2023年12月31日閲覧
  4. ^ 尾田剛樹(中日ドラゴンズ)」週刊ベースボールONLINE。2023年12月31日閲覧
  5. ^ プロ野球志望届提出者」公益財団法人 全日本大学野球連盟。2023年12月31日閲覧
  6. ^ 指名結果及び特別合格選手一覧 (PDF)」ルートインBCリーグ公式サイト、2022年11月17日。2023年12月31日閲覧
  7. ^ 一球速報 尾田 剛樹」一球速報.com。2023年12月31日閲覧
  8. ^ 2023年ベストナイン・最優秀審判員決定のお知らせ」ルートインBCリーグ公式サイト、2023年10月11日。2023年12月31日閲覧
  9. ^ 2023シーズン個人タイトル確定」ルートインBCリーグ公式サイト、2023年9月5日。2023年12月31日閲覧
  10. ^ a b 中日育成D3位〝韋駄天〟尾田剛樹が仮契約「足を生かした守備範囲や盗塁を」」サンスポ、2023年11月16日。2023年12月31日閲覧
  11. ^ 【中日】ドラフト1位・草加勝の背番号は「14」 昨年まで谷元、過去には板東英二、今中慎二、朝倉健太…2位の津田は「27」」中日スポーツ 東京中日スポーツ、2023年12月14日。2023年12月31日閲覧
  12. ^ a b 中日、尾田剛樹とロドリゲスを支配下登録 尾田は足のスペシャリスト、ロドリゲスは強肩が武器の遊撃手」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年3月25日。2024年3月25日閲覧
  13. ^ ロドリゲス選手、尾田選手が支配下選手に」『中日ドラゴンズ』2024年3月26日。2024年3月26日閲覧
  14. ^ 【中日】育成1年目のロドリゲス、尾田剛樹の支配下契約を発表 ロドリゲスは遊撃スタメン濃厚」『日刊スポーツ』2024年3月25日。2024年3月25日閲覧
  15. ^ 【中日】育成3位の尾田剛樹が支配下契約、背番号『00』足のスペシャリスト「うれしい気持ちだけ…ここからがスタート」」中日スポーツ 東京中日スポーツ、2024年3月26日。2024年3月26日閲覧
  16. ^ 【中日】ロドリゲスは背番号95、尾田剛樹は00!Wで支配下登録 ロドリゲス遊撃スタメン起用」『日刊スポーツ』2024年3月26日。2024年3月27日閲覧
  17. ^ 【中日】ドラフト5位の土生、育成3位の尾田が開幕メンバー入り 新加入組からはロドリゲスも」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年3月28日。2024年4月2日閲覧
  18. ^ 【中日】ルーキー・尾田剛樹がまさかの形でプロ初盗塁 その後同点のホームイン」『日テレNEWS NNN』2024年4月2日。2024年4月2日閲覧
  19. ^ 中日、石川昂弥と尾田剛樹を登録抹消」『中日スポーツ』2024年7月17日。2024年8月13日閲覧
  20. ^ 【中日】尾田、川越が1軍練習に合流 神宮でヤクルト戦、尾田は代走や守備固めで今季43試合に出場」『中日スポーツ』2024年8月13日。2024年8月13日閲覧

関連項目

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外部リンク

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