土生翔太
中日ドラゴンズ #48 | |
---|---|
2024年4月20日 阪神甲子園球場 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県横浜市戸塚区 |
生年月日 | 2001年3月10日(23歳) |
身長 体重 |
180 cm 93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り |
BCL / 2022年 NPB / 2023年 ドラフト5位 |
初出場 |
BCL / 2023年4月11日 NPB / 2024年4月19日 |
最終出場 | BCL / 2023年9月2日 |
年俸 | 792万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
土生 翔太(はぶ しょうた、2001年3月10日 - )は、神奈川県横浜市戸塚区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれる[2]。横浜市立鳥が丘小学校3年生の時に坂本レッドジャガーズで野球を始め、横浜市立領家中学校在学時は硬式野球のクラブチームである横浜泉中央ボーイズでプレーしていた[3]。
横浜高等学校在学時、チームは3年連続で夏の全国高等学校野球選手権大会に出場したが、自身はいずれの年もベンチ外だった[4]。3年夏の神奈川大会の前に行われたベンチ外の選手による引退試合に登板し、144km/hを計測した[5]。2学年上に藤平尚真・石川達也、1学年上に増田珠・福永奨、同学年に万波中正、1学年下に及川雅貴、2学年下に松本隆之介・木下幹也・度会隆輝・津田啓史がいた。
高校卒業後は桜美林大学に進学。1年春からリーグ戦に登板した。チームは3年春のリーグ戦で優勝し、全日本大学野球選手権大会に出場したが、自身の登板はなかった[6]。プロ志望届を提出したが、2022年のドラフト会議での指名はなかった[2]。
大学卒業後は社会人野球チームからの誘いを断り、ベースボール・チャレンジ・リーグの茨城アストロプラネッツに入団した[2]。
BCL・茨城時代
[編集]2023年は、9月15日に行われた読売ジャイアンツ三軍との練習試合にBCリーグ選抜として救援登板し、150km/h超の速球で注目を集めた[2][7]。シーズンでは20試合(先発13試合)に登板して3勝7敗、防御率4.36、90奪三振を記録した。
中日時代
[編集]2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、中日ドラゴンズから5位指名を受け[2]、11月28日に契約金3500万円、年俸720万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[8]。背番号は48[9]。
選手としての特徴・人物
[編集]最速154km/hのストレートと、縦・横に変化するスライダー、ツーシーム、カーブ、フォークを投げる[10]。
母はフィリピン人であり、愛称は母方の名前のラモス[2]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 中日 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 55 | 12.0 | 13 | 0 | 6 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 10 | 8 | 6.00 | 1.58 |
通算:1年 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 55 | 12.0 | 13 | 0 | 6 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 10 | 8 | 6.00 | 1.58 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2024 | 中日 | 7 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 7 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
独立リーグでの投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 茨城 | 20 | 13 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | 0 | .300 | 403 | 84.2 | 98 | 3 | 58 | - | 1 | 90 | 14 | 0 | 54 | 41 | 4.36 | 1.84 |
通算:1年 | 20 | 13 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | 0 | .300 | 403 | 84.2 | 98 | 3 | 58 | - | 1 | 90 | 14 | 0 | 54 | 41 | 4.36 | 1.84 |
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
[編集]- NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2024年4月19日、対阪神タイガース4回戦(阪神甲子園球場)、8回裏に4番手で救援登板・完了、1回2失点
- 初奪三振:2024年4月20日、対阪神タイガース5回戦(阪神甲子園球場)、3回裏に大竹耕太郎から見逃し三振
- 打撃記録
- 初打席:2024年4月20日、対阪神タイガース5回戦(阪神甲子園球場)、4回表に大竹耕太郎から空振り三振
背番号
[編集]- 1(2023年)
- 48(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ 「中日 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年12月3日閲覧。
- ^ a b c d e f 「中日5位指名の土生翔太「高校(横浜高)の先輩の涌井さんや柳さんと会うのが楽しみ」【ドラフト会議】」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年10月26日。2023年11月4日閲覧。
- ^ 「投手 土生 翔太|チーム・選手」『茨城アストロプラネッツ|茨城県民球団|BCリーグ』。2023年11月4日閲覧。
- ^ 「5位指名の土生翔太、名門・横浜高校の系譜継ぐ 3年間甲子園出場もベンチ外…あきらめなかったあこがれ【中日】」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年11月4日。2023年11月4日閲覧。
- ^ 「桜美林大1年生右腕・土生が初先発 昨夏144キロもベンチ外 夢は4年後ドラ1」『スポニチ Sponichi Annex』2019年5月11日。2023年11月4日閲覧。
- ^ 「桜美林大、初の大学選手権出場が決定 帝京大との決定戦制し、9季ぶり2度目V」『Full-Count』2021年5月30日。2023年11月4日閲覧。
- ^ 西尾典文「NPB相手に猛アピールを見せたBCリーグの有望株 準硬式野球部出身の「異色の右腕」も」『BASEBALL KING』2023年10月24日。2023年11月9日閲覧。
- ^ 「【中日】5位指名の土生翔太と育成1位の日渡騰輝と仮契約」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2022年11月28日。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「【中日】ドラフト1位・草加勝の背番号は「14」 昨年まで谷元、過去には板東英二、今中慎二、朝倉健太…2位の津田は「27」」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2023年12月14日。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「独立リーグバッテリーが夢のNPBへ! 立浪竜ドラフト5位・土生翔太投手、育成1位・日渡騰輝捕手を徹底解剖」『CBCテレビ』2023年11月20日。2024年1月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 土生翔太 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手名鑑 - 中日ドラゴンズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE