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加藤匠馬

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加藤 匠馬
中日ドラゴンズ #52
Doragons katotakuma 20160812.jpg
2016年8月12日 阪神鳴尾浜球場
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 三重県飯南郡飯南町(現松阪市
生年月日 (1992-04-29) 1992年4月29日(26歳)
身長
体重
175 cm
74 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2014年 ドラフト5位
初出場 2015年5月31日
年俸 550万円(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

加藤 匠馬(かとう たくま、1992年4月29日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手捕手)。

経歴

プロ入り前

飯南町立仁柿小学校2年生の時に野球を始める。同小学校は1学年の人数が5人という過疎状態で野球どころではなかったが、町内4小学校合同で設立された「飯南野球クラブ」に参加した。松阪市立飯南中学校までは軟式野球で、遊撃手投手兼任であった。同中学校も当時1学年50名、野球部員は7人という過疎状態にあった[2]

一般入試で地元の三重高等学校に進学、当初は三塁手であったが、1年夏の大会終了後に監督からその強肩を買われ、捕手に転向[3]。2年秋に正捕手に定着すると秋季三重県大会で優勝して東海大会に進み、ベスト4となったが、加藤は計6試合を盗塁阻止率10割で勝ち抜き、注目を集めた。また打撃面でも、打順9番ながら20打数9安打(打率.450)、チーム最多の7打点を挙げた。

三重高校は、翌2010年の選抜大会に出場、初戦の今治西戦でも加藤は相手の盗塁企図3を全て刺す活躍を見せた。2回戦では、山崎康晃松本剛伊藤拓郎を擁する帝京と対戦して、延長10回サヨナラ負け。帝京戦では許盗塁1。

同年夏の大会では、三重県予選の準々決勝で関啓扶を擁する菰野に0-1で敗れるが、この大会でも加藤は全5試合をフル出場して盗塁阻止率10割であった。

青山学院大学では1年秋からリーグ戦に出場。

2014年プロ野球ドラフト会議にて中日ドラゴンズから5位指名を受け、11月16日に仮契約を結んで入団。背番号は39に決まった。

プロ入り後

2015年、5月31日の北海道日本ハムファイターズ戦でプロ初出場したが、この年は打席に立つことはなかった。

2016年、5月22日の読売ジャイアンツ戦の8回裏に代打で初打席に立ち、結果は一塁へのファールフライだった。11月25日から台湾で開催されたアジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜に選出される[4]

2017年は1試合の出場に留まり、2018年は一軍出場なしに終わった。

2019年、2018年のオフに首脳陣が大幅に入れ替わると、元々谷繁元信以来、正捕手の固定ができなかったチーム事情に加え、「センターラインを強化する」「過去の実績にとらわれず、横一線で(選手の能力を)評価する」という新首脳陣の方針によって加藤に白羽の矢が立つ。前年度一軍出場ゼロながら大抜擢され、春季キャンプでは前年度一軍で捕手最多出場の松井雅人を抑えて一軍キャンプに帯同、オープン戦でもチーム捕手最多の13試合に出場して盗塁刺9・盗塁阻止率6割と持ち味である肩を存分にアピールした。また課題の一つとされた打撃についても、打率.292、本塁打1、打点3と、捕手としては十分な成績を残し、自身初となる開幕一軍スタメンを勝ち取った。

選手としての特徴

最大の特長は球界屈指の強肩。その強肩は「加藤バズーカ」と呼ばれている[2]

遠投120メートルの地肩の強さに加えて2塁への送球タイムも1.8秒と速く[5]、送球も正確である。また2塁送球時の球筋は糸を引くように直線的で低く、ほとんど「お辞儀」をしない。その肩は、2018年のオフから中日に就任した伊東勤ヘッドコーチから「ソフトバンク甲斐に匹敵するくらいの肩の強さの選手がいた」、中村武志バッテリーコーチも「今まで見たプロ野球選手の中で肩は1番。異次元。ボールから煙が出ている」と評するほど。

2018年度は、ウエスタンリーグでの記録ながら、同年にシーズンチーム最多盗塁記録・163個をマークした阪神タイガースに対し、8連続で盗塁阻止を成功させるなど、強肩で鳴らした。

走塁面でも50m走6.0秒で、捕手としては俊足の持ち主であり、2019年のオープン戦では盗塁(1個)も記録している。

ただし打撃面は2018年度のウエスタンリーグで打率.193と明白な弱点となっており、捕球面でもリーグワースト3位の捕逸6、配球面(リード)でも経験値が不足しているなど課題は多い。

人物

地元出身という事で中日ファンであり、年に2回はナゴヤドームに足を運んで試合観戦をしていたという[6]。入団会見でも「小さい頃からずっと応援していたあこがれていたユニホームに袖を通すことができて、とても嬉しく思います」と喜びを語った[7]

2018年5月28日に愛知県出身の一般女性と入籍。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2015 中日 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2016 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2017 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
NPB:3年 5 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績



捕手






















2015 中日 2 1 0 0 0 0 1.000 1 1 0 .000
通算 2 1 0 0 0 0 1.000 1 1 0 .000
  • 2018年度シーズン終了時

記録

背番号

  • 39 (2015年 -2017年 )
  • 52 (2018年 - )

代表歴

脚注

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  1. ^ 中日 - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年11月12日閲覧。
  2. ^ a b 7人の野球部育ちの“バズーカ捕手”。加藤匠馬は中日変革の象徴となるか。Number Web版)2019年3月23日閲覧
  3. ^ https://www.ninomiyasports.com/archives/8876 中日5位・加藤匠馬(青山学院大)「大学で味わった初めての悔しさ」(スポーツコミュニケーションズ)2019年3月23日閲覧
  4. ^ 2016アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp (2016年11月22日). 2017年10月29日閲覧。
  5. ^ 青学大が始動 ドラフト候補の加藤、初のVへ意気込むスポニチアネックス 2014年1月5日掲載
  6. ^ 中日スポーツ 2014年10月30日
  7. ^ 2014年ドラフト指名選手 加藤匠馬中日ドラゴンズ公式サイト

関連項目

外部リンク