加藤竜馬 (野球)

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加藤 竜馬
中日ドラゴンズ #96
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岡山県苫田郡加茂町(現:津山市
生年月日 (1999-05-13) 1999年5月13日(24歳)
身長
体重
185 cm
100 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 投手
プロ入り 2023年 ドラフト6位
年俸 720万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

加藤 竜馬(かとう りゅうま、1999年5月13日 - )は、岡山県苫田郡加茂町(現:津山市)出身[2]プロ野球選手投手)。右投両打。中日ドラゴンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

大阪偕星学園高等学校に進学後、2年夏から投手に転向した[3]。高校時代は甲子園大会出場はなく、3年夏は大阪大会4回戦で大冠に敗れた[4]。2学年上に姫野優也がいた。

高校卒業後は亜細亜大学へ進学。2年時に腰痛の手術を受けるなど身体の不調に苦しみ、野球を辞めることも考えていたが、姉や小学校時代の恩師の激励もあり思いとどまった[5]。4年春にリーグ戦初登板したが[6]、大学時代を通して目立った実績はなかった[7]。1学年下に田中幹也、2学年下に草加勝がおり、2人とは後にプロでもチームメイトとなる。

その後は東邦ガスへ入社。右肘のクリーニング手術を受けるなど怪我に苦しんだが、最速154km/hを計測するなど注目を集めた[5]

2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、中日ドラゴンズから6位指名を受け[7]、11月26日に契約金3500万円、年俸720万円で仮契約を結んだ[1]。背番号は96[8]

中日時代[編集]

選手としての特徴・人物[編集]

身長185cm、体重99kgという恵まれた体格で、カット気味に変化する最速154km/hのストレートが持ち味[1]。自らの投球スタイルを「力配分を考えずに投げる方が得意」と語っている[9]

身体能力が高く、50メートル走5秒9の俊足を誇る。高校3年秋には野球部のチームメイト3人とともに立命館大学アメリカンフットボール部のセレクションに参加。40ヤード走のタイムで他の参加者を大きく上回り、特待生として勧誘を受けた[10]。野球を続けるかアメフト転向するかで悩んだが、既に亜細亜大学への進学が決まっていたことや、プロ野球選手になりたいという目標があったため断っている[11]

中日入団後からつける背番号96は自ら希望したもので、トレバー・バウアーにあやかったもの[9]。加藤は「(バウアーの)自分の感情を真っ直ぐに表現する姿が好き」と語っている[9]

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 96(2024年 - )

脚注[編集]

  1. ^ a b c 中日6位指名・加藤竜馬、飛び込み営業で培った『肝っ玉』生かす!「ゆくゆくは抑えとしてやっていきたい」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年11月27日。2023年11月30日閲覧
  2. ^ 創志学園出身の草加勝投手が中日から1位で指名「(阪神・西純矢投手に)少しは近づけたかな」 中日からは津山市出身の加藤竜馬投手も指名 岡山」『KSB瀬戸内海放送』2023年10月27日。2023年11月30日閲覧
  3. ^ 加藤竜馬”. 週刊ベースボールONLINE. 2023年11月30日閲覧。
  4. ^ 大阪大会 7月26日のスコア - 第99回全国高校野球選手権 地方大会」『日刊スポーツ』2017年7月26日。2023年11月30日閲覧
  5. ^ a b 「ピンチの場面でも、ずばずば投げていきたい」中日6位の加藤竜馬、直球武器に名古屋沸かせる【ドラフト会議】」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年10月26日。2023年11月30日閲覧
  6. ^ プロ注目の亜大・加藤竜馬が公式戦初の大台151キロをマーク」『デイリースポーツ online』2023年11月30日。2023年11月30日閲覧
  7. ^ a b 中日は5位でBCリーグ茨城の土生翔太投手、6位で東邦ガスの加藤竜馬投手を指名【ドラフト会議】」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年10月26日。2023年11月30日閲覧
  8. ^ 【中日】ドラフト1位・草加勝の背番号は「14」 昨年まで谷元、過去には板東英二、今中慎二、朝倉健太…2位の津田は「27」」中日スポーツ 東京中日スポーツ、2023年12月14日。2023年12月18日閲覧
  9. ^ a b c DeNAバウアーの背番号「96」を希望、中日ドラフト6位の加藤竜馬「力配分を考えずに投げる方が得意」と中継ぎ適性」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年11月12日。2024年1月1日閲覧
  10. ^ アメフトなら立命大特待生「正直、迷った」…中日ドラフト6位・加藤竜馬、驚がくフィジカルエピソード」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年11月11日。2023年11月30日閲覧
  11. ^ 中日6位指名の東邦ガス・加藤竜馬「ずっとプロの世界でやりたいと思っていた」指名あいさつ受け抱負「これからが勝負」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年11月10日。2023年11月30日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]