垣越建伸

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垣越 建伸
中日ドラゴンズ #61
K.KAKIGOSHI.jpg
(2019年9月15日、ナゴヤ球場にて)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 日本の旗 日本 岐阜県高山市
生年月日 (2000-04-03) 2000年4月3日(22歳)
身長
体重
186 cm
104 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2018年 ドラフト5位
年俸 564万円(2022年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

垣越 建伸(かきごし けんしん、2000年4月3日 - )は、岐阜県高山市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。中日ドラゴンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

高山市立北小学校在学時に軟式少年野球チームの北アルファードで野球を始めた。高山市立中山中学校では軟式野球部に入部するか迷ったが、同学年で地域の有名な野球少年だった根尾昂と一緒に野球がしたいという理由で飛騨高山ボーイズに所属した。当時のチームは根尾がエースであり、垣越のポジションは二番手投手兼内野手(一塁手)[2]で、最高成績は第46回日本少年野球選手権大会岐阜支部予選の準優勝だった[3][4]

山梨学院高校入学時、直球の球速は130km/h 台だった[3]。2年の夏に控え投手として第99回全国高等学校野球選手権大会に出場。初戦の前橋育英高校戦では1イニングを0点に抑えた。高校では下半身トレーニングを中心に行って体格を良くしていき、3年時には太腿周りが68㎝ になるまで成長した[2]。新チームからエースとなり、3年夏の山梨県大会は初戦の山梨高校戦で9者連続三振を奪うなど[5]、力を発揮した。この試合を中日ドラゴンズ編成部長の松永幸男やチーフスカウトの米村明等が観戦しており、直球の力強さに感銘を受けて指名推薦へ決断した[6][7]。背筋を痛めてその後はリリーフに回るが[8]、チームを第100回全国高等学校野球選手権大会出場に導いた。だが背筋を痛めた影響もあり、初戦の高知商業高校戦は6回途中10失点と打ち込まれ、チームも敗れた[9]

2018年のドラフト会議では中日ドラゴンズから5巡目指名を受けた。2018年11月10日に契約金3000万円、年俸550万円で仮契約を結んだ。背番号は61

中日時代[編集]

2019年は、二軍で15試合に登板した。

2020年は、怪我の影響で一軍・二軍共に登板がなかった[10]。11月26日に球団から来季の契約を結ばないことが発表されたが[11]、12月8日に育成選手として再契約した[12]。背番号は208に変更となった。

2021年は、二軍で23試合に登板して防御率1.69と安定した成績を残し、シーズンオフの12月9日に再び支配下契約を結んだ[13]。年俸は14万円増の564万円となり、背番号は61に戻った[13]

選手としての特徴[編集]

最速146km/hのストレートを投げる[4]。変化球はスライダーを中心に、カーブチェンジアップを球種として持つ[7]。ドラフト会議指名時には「体格も良く、パワーでおせる左腕、変化球のコンビネーションも使え、試合を支配できる優れた投手」と評された[14]

プロ入り後は球速が落ち、2021年時点のストレートは135km/h程度。しかし、二軍投手コーチの浅尾拓也は、いかにも速い球を投げそうな堂々としたマウンドさばきでありながら球速が遅い点を逆に評価しており、90km/hのスローカーブと組み合わせて、打球を詰まらせたり、打者を泳がせたりといった投球術を見せる[15]

人物[編集]

同じく2018年のドラフト会議で中日ドラゴンズに指名された根尾昂とは、中学時代に飛騨高山ボーイズで、チームメイトの間柄であった。

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 61(2019年 - 2020年、2022年 - )
  • 208(2021年)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 中日 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2021年12月10日閲覧。
  2. ^ a b 長森謙介「新時代の旗手 2019:5位 投手 垣越建伸」『中日スポーツ』2018年12月28日、第4版、第3面
  3. ^ a b 浜浦日向 (2018年7月23日). “山梨学院、驚異の“ドクターK”垣越でV3!栃木・作新と関東一番乗り/山梨”. サンケイスポーツウェブサイト. https://www.sanspo.com/article/20180723-6MXD4KVDAJJ3XGA5RG4H46DQSA/3/ 2020年9月13日閲覧。 
  4. ^ a b “中日ドラ5垣越、根尾と3年ぶり共闘 願うは「自分が9回投げて昂がホームラン」”. サンケイスポーツウェブサイト. (2018年7月23日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/01/22/kiji/20190121s00001173414000c.html 2020年9月13日閲覧。 
  5. ^ 山梨学院豪快発進 垣越が9連続三振ショー/山梨 サンスポ 2018年7月8日配信
  6. ^ 市川由佳子 (2018年11月1日). “山梨)中日ドラゴンズ、山梨学院大を訪れて指名あいさつ”. 朝日新聞DIGITAL. https://www.asahi.com/articles/ASLB03D0QLB0UZOB003.html 2020年9月13日閲覧。 
  7. ^ a b “ドラフト、中日球団が指名あいさつに訪れる~山学高・垣越、早くチームに貢献できる投手に~~中日の代表的投手に成り得る逸材と期待~”. 山梨学院パブリシティセンター. (2018年10月31日). http://www.yguppr.net/181031hsbs_main.html 2020年9月13日閲覧。 
  8. ^ 垣越建伸 プロフィール 週刊ベースボール
  9. ^ 山梨学院 対 高知商
  10. ^ 中日 2年目・垣越と1年目・竹内に戦力外通告 けがの治療で育成選手として再契約の方針 - スポニチ Sponichi Annex 野球” (日本語). スポニチ Sponichi Annex. 2022年6月3日閲覧。
  11. ^ 来季の契約について”. 中日ドラゴンズ公式サイト (2020年11月26日). 2020年11月27日閲覧。
  12. ^ “育成再契約の中日・垣越建伸は現状維持の550万円「試合に出続けることが大事」フルシーズン完走誓う”. 中日スポーツ. (2020年12月8日). https://www.chunichi.co.jp/article/167087 2021年6月20日閲覧。 
  13. ^ a b “中日・垣越が支配下に復帰 背番号も61に戻り飛躍誓う”. スポーツニッポン. (2021年12月9日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/12/09/kiji/20211209s00001173362000c.html 2021年12月9日閲覧。 
  14. ^ ドラゴンズニュース 2018年ドラフト指名選手
  15. ^ 若狭敬一 (2021年6月9日). “高橋宏、森、田島…ドラゴンズの二軍投手24人の“今”を浅尾コーチに聞いてみた”. 文春オンライン: p. 2. https://bunshun.jp/articles/-/45311?page=2 2021年9月10日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]