鳥居駅
鳥居駅 | |
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ホーム(2007年2月) | |
とりい Torii | |
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所在地 | 愛知県新城市有海字島17 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 飯田線 |
キロ程 | 29.3 km(豊橋起点) |
電報略号 | リイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
63人/日(降車客含まず) -1999年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)2月1日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
鳥居駅(とりいえき)は、愛知県新城市有海字島にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
概要
鳥居駅は、豊橋駅(愛知県)と辰野駅(長野県)を結ぶJR飯田線の途中駅(中間駅)の一つである。新城市新城地区の北部地区(旧・南設楽郡東郷村域)に位置する。駅名は、駅周囲が「長篠の戦い」の際の逸話で知られる鳥居強右衛門(とりい すねえもん)の最期の地であることから、彼にちなんで命名された。
開業は1923年(大正12年)で、鳳来寺鉄道という私鉄の手によって開設された。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)からJR東海に移管されている。
構造
ホームが地面に接する地上駅である。ホームは片側(ここでは南側)のみに線路が接する単式ホーム(片面ホーム)であり[1]であり、上下列車双方ともこのホームを使用する。
ホームに待合室が設置されている[2]。1997年までは木造駅舎が使用されていた[2]。1971年以降無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅(駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれている[3]。
歴史
鳥居駅を開設した鳳来寺鉄道は、現在のJR飯田線中南部にあたる大海・三河川合間を運営していた私鉄である。鳥居駅は1923年2月に、この区間の開通にあわせて新設された。1943年(昭和18年)8月、鳳来寺鉄道は買収・国有化されて国有鉄道飯田線が成立、それに伴って鳥居駅も国有鉄道の駅となった。1971年(昭和46年)に開業時から行っていた貨物の取り扱いを終了し、旅客専用駅となって1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に移管された。
年表
- 1923年(大正12年)2月1日 - 鳳来寺鉄道の駅として開業[4]。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 国有化、国鉄飯田線の駅に[4]。
- 1961年(昭和36年)9月1日 - 車扱貨物の取り扱いを廃止[4]。
- 1963年(昭和38年)5月16日 - 駅業務の外部委託を開始[5]。
- 1971年(昭和46年)12月1日 - 小口扱貨物の取り扱いを廃止し貨物営業を全面的に終了[4]。荷物の取り扱いも廃止[4]。同時に無人化[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 分割民営化によりJR東海が継承[4]。
- 1996年(平成8年)12月21日 - 駅舎を改築[7]。
停車列車
鳥居駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方とも1時間あたり概ね1本(ラッシュ時は最大2本)の普通列車が停車する。特急「伊那路」と上りに設定されている快速列車は通過する。
駅周辺
隣の駅
関連項目
脚注
- ^ 川島令三『中部ライン全線・全駅・全配線』 第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社、2010年、34頁(配線図)・75頁頁。ISBN 978-4-06-270064-1。方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
- ^ a b 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、96頁頁。ISBN 978-4-8117-0657-3。
- ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732・733頁頁。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年、99頁頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 桜ヶ丘ミュージアム(編)『飯田線展』桜ヶ丘ミュージアム、2003年、100頁頁。
- ^ 『飯田線展』、101頁
- ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年、144頁頁。