絶体絶命でんぢゃらすじーさん
絶体絶命でんぢゃらすじーさん | |
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ジャンル | 不条理ギャグ漫画 |
漫画:絶体絶命でんぢゃらすじーさん | |
作者 | 曽山一寿 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 月刊コロコロコミック 別冊コロコロコミック |
レーベル | てんとう虫コミックス |
発表期間 | 2001年10月号 - 2010年3月号 |
巻数 | 全20巻 |
漫画:でんぢゃらすじーさん邪 | |
作者 | 曽山一寿 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 月刊コロコロコミック 別冊コロコロコミック |
レーベル | てんとう虫コミックス |
発表期間 | 2010年4月号 - 連載中 |
巻数 | 既刊4巻 |
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『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』(ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん)は曽山一寿の漫画。2001年(平成13年)10月号から2011年(平成23年)現在まで『月刊コロコロコミック』、『別冊コロコロコミック』にて連載中。単行本は全20巻(邪では1巻からカウントされる)。現在は『でんぢゃらすじーさん邪』(-じゃ)とタイトルを変えて連載中である。過去には『小学三年生』、『小学四年生』、『ちゃお』や『週刊少年サンデー』にも掲載された。
概要
じーさんと孫が織りなす不条理ギャグコメディで基本的には一話完結型のストーリー。じーさんが孫に世の中の危険から生き抜く方法を教えるが、もっと危険になるのが本作の基本路線である。
第50回(平成16年度)小学館漫画賞児童向け部門受賞。テレビアニメ(テレビ東京系「ギャグコロスタジオ」内)やテレビゲーム、ホビーにもなった。「絶体絶命でんじゃらすじーさん」「絶対絶命でんぢゃらすじーさん」は誤字。
現在、おはスタの中で放送中 (7:00-7:02) 。2004年(平成16年)4月 - 2005年(平成17年)3月まではギャグコロスタジオで放送されていた。
コミックスは第4巻の時点で100万部を突破した。2010年(平成22年)3月現在、19巻まで発売中。14巻の時点で、連載200回を突破(記念パーティーもやったが、当時はまだ189回目だった)。『月刊コロコロコミック』2010年(平成22年)2月号にて、3月号の掲載が最終回になることが発表された(2009年(平成21年)12月号の扉絵でじーさんが「このマンガあと4回で終わるよー」と発言していた)。
しかし、『月刊コロコロコミック』2010年(平成22年)3月号にて第2部ともいえる続編「でんぢゃらすじーさん邪」の連載が決定し、現在連載中であるが、内容はほとんど変わっていない。
人気・評価
『コロコロコミック』の中では長期連載の部類に入る。上位に掲載されていることが多く、時折表紙にも大きく書かれている。下ネタやブラックジョーク、ダジャレなどを主体とする。 『コロコロ』誌上アンケート1位を獲得し、今でもその人気は衰えない。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
主な登場キャラクター
主要キャラクター
- じーさん
- 声 - 中村大樹
- 本作の主人公で、先述のとおり自称「世の中の危険から生き抜く方法を教える」一人の老人。年齢は不明。一人称は「ワシ」で、語尾に「じゃ」とつける。1巻第1話「じーさんじゃっ!」以降5巻「ワガハイの変身じゃい!」、19巻「ワガハイを大長編に出すのじゃい!」以外ほとんど毎回登場する。基本的にボケ役だが、孫、校長が登場しない話の場合、ツッコミ役にもなる。マイペースで適当且つ天然な部分が多いものの回により(特に大長編シリーズと最終回)孫よりも長い人生を歩んだ経験からか、彼や大長編シリーズに登場するキャラクターに人生で大切な事を教え諭す事が多い。[1]ささきさん等友人が多く、「邪」では彼の友人で結成された「お友だち軍団」なるものが存在する。
- ハラマキにランニングシャツという格好をしている。リアル化すると腹巻の下に描かれる事の無かったズボン(色は白か黒)が出現する。たまに腕や足、体などがのびたり、コスプレ(ときには変身)したりする。手足に指は描かれることはなく、じゃんけんの時などは瞬時に「ぐー」などと書いて対応する。またアニメ第2期では歩く等移動をする度に「ギュピ、ギュビ」と鳴らす。鼻にボリュームのあるハンドルバーを生やしている(キレると髭の形状が広がり、先端が尖る)為、「ヒゲ」にちなんだ呼び名で呼ばれる事が多い。
- 「孫爺砲(まごじいほう)」をはじめとする多数の奇抜な技をもつ。好きな言葉は酒池肉林、好きな食べ物はソース、好きな動物はイリオモテヤマネコで好きな駅は西日暮里駅、将来の夢は課長[2]、F1カーのタイヤ[3]で好きでも嫌いでもないは電柱[4]。『コロッケ!』のゲームにゲスト出演したことがある。
- 車や掃除機を改造したり家に自爆スイッチをとりつけたりすることから機械に関しては強いようだが、跳び箱を生まれて初めて見たりバスケットボールのルールを知らないなどスポーツについてはかなり疎い(ただし、ゴルフは知っている)。免許証を所持していないにもかかわらず自動車の運転をした事もある(その車はじーさん曰く「拾った」とのこと)。
- 孫
- 声 - 恒松あゆみ
- じーさんの孫。本名は洋助[5]。初登場は上記の1巻第1話「じーさんじゃっ!」。普段じーさんのことを「おじいちゃん」と呼ぶが[6]、たまにツッコミやキレた時に「ジジイ」や「クソジジイ」と呼ぶ事が多い。小学校5年生の男の子で、年齢は11歳程度。学校では5年1組に在籍。一人称は「俺」か「僕」。
- 赤いジャケット(「邪」からは白)がトレードマーク[7]
- 特技は工作で体育が苦手。将来の夢はプロ野球の選手[8]で好きでも嫌いでもない物は筆ペン[4]。この漫画の登場人物の中では一番まともな感覚の持ち主であり(たまにじーさんのペースにつられておかしくなったりするが)、作中では主にツッコミ役担当となる。
- 家族構成はじーさん以外不明[9]だったが、最終回にておばあちゃんがいたことが判明した(ただし、11年前に孫が生まれたときに亡くなっている)。ギャグセンスが最悪(じーさん曰く「猫以下」)。じーさんに危険から生き抜く方法を教えてもらっているが、死ぬことが多い。普段はじーさんより弱いがキレるとじーさんと同じ、またはじーさんよりも強い戦闘力をもつ。
- 校長
- 声 - 平野俊隆(第1期)→千葉繁(第2期以降)
- 孫の通っている学校の校長でじーさんのライバル(関係は全く知らないものの髭の量と言う外見の判断で彼をライバル視している)。こちらも年齢は不明。初登場は1巻第9話「校長登場じゃい!」。本人のミスでじーさんを新校長にしてしまったために元校長だったが、『邪』で再び校長に戻る。鉛筆の芯を彷彿させる様な尖がり頭とどじょう髭が特徴。
- 一人称は「我輩」。自分が世界で一番偉くないと気がすまない性格で、気に入らない者や自分より偉い者を殺すこともあるが子供相手に2秒で負けるので自分が一番死んでいる。語尾に「じゃい」とつける。連載初期はじーさんと対等もしくはそれ以上でじーさんと孫をやっつける役だったが、2巻第1話「芸術の秋なのじゃっ!」で芸術仙人にやられて以降はやられることが増え、現在では調子に乗ってやられる役担当。好きな人は勿論自分で、好きな食べ物やプロ野球選手は不明だが将来の夢は宇宙[10]で好きでも嫌いでもない物はダンボール[4]。学校には先生は一人もおらず、校長失格となり、じーさんが校長となったため、ゲベの考案により、「クソゲロ」になりかけたことがあった。
- 過去、読者アンケートにより、体や名前が変更される目にもあったりしていて特に名前が「ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシン」になった。[11]その後何度か流用されたが、その内使われなくなり[12]名前もいつのまにか「元校長」に変更されている。その為登場人物の中で担当声優や姿と名前の変更が最も大きい。
- ゲベ
- 声 - 太田哲治
- じーさんの飼い猫。猫のような外見で他のキャラからは「ネコ」と思われて、自ら「ネコ」と名乗る場面もあるが、猫の言葉はわからなかったり、時折顔を除く精悍な体格に変化する謎の生き物。コミックス2巻13話「ゲベゲベじゃっ!」が初登場で、初めは「しゃちょー」と書かれた箱に捨てられていたがじーさんに気に入られてこのまま飼う様になる。鳴き声は「ゲベ」だったが、後に人間語をしゃべるようになる[13]がかなりの毒舌である。なお、名前はじーさんが命名した。体色は白一色。
- 作中では強い能力を持つキャラとして描かれ、戦車をつかったり口からミサイルを吐いたり耳からパンチが出たりととにかく色んな能力をもっている。レンタルビデオ屋にいったりパソコン操作もこなしたりと人間並みの行動もする。
- とにかく友情を大切にする性格で、誰かが喧嘩している所を放っておけない程で友情と絡む形で諭す場合もある。一方で度々じーさんや孫、校長をひどい目にあわせている。
- ちなみに将来の夢はすき焼き[14](昔は弁護士[15])で好きでも嫌いでもない物はサーフィン[4]。彼より体長が数倍もある父親がいる[16]。
- コウテイ
- 校長が飼っている犬(犬種はブルドッグ)。初登場は『邪』2巻「ゲベゲベじゃっっ!!」。おやつの時間に帰ったり、飼い主の校長が懸命に捜索している中家で寝ていたりと天然な一面がある。大して活躍していないにも関わらず早くも偽物が登場している。ちなみに漢字で書くと「校庭」。
- 最強さん
- 声 - 不明
- 全身が黒で表現される[17]、じーさんの近所に潜んでいる史上最強のおじさん。一人称は「俺」。初登場は2巻「最強さんじゃっ!」で、ちなみに孫は最強さん初登場前から本人を知っていたらしい発言をしている。『邪』には現時点では3巻のみ1コマだけ登場。
- 普段外に出て、真の強さとは一体どんなものなのかと考えている。登場するとかならず他のキャラが最低1名はやられ、多くのキャラがその犠牲となるのが常。反面、体調が悪いと校長に負けるほどすごく弱体化する。全長は4メートル前後。嫌いな物は納豆[18]で好きでも嫌いでもない物はママ[4]。
- 漫画の初期ではしゃべらなかったが、後にテレパシーのようなものでしゃべるようになる。また自分の家には普通に入れるが他の家に入ろうとすると踏み潰してしまう。
- マッスル竹田とステップ長谷川
- 声 - 太田哲治 / 坂口候一
- じーさんをリーダーとした「運動ならなんでもおまかせ隊」の隊員である。毎回冒頭のみの登場で他のレギュラーキャラより本編での活躍は無い。マッスル竹田は体力、ステップ長谷川は運動神経を売りにしている。黒い海パン一丁を穿いたマッスル竹田は右に、赤い鉢巻きを縛っているステップ長谷川は左に配置している。
- 1度目の登場では「おじゃる丸が始まるから[19]」と帰り、2度目では医者に行くと嘘をついてじーさんからお金を騙し取り逮捕された。3度目では2人とも塀から着地したとたん骨折し緊急入院した。4度目では長谷川は意味不明な理由(イノシシと結婚して何故か2秒で死亡した)で死亡しており遺影と墓のみ登場した。後に竹田もじーさんに突き落とされた。5度目ではじーさんに借りた100円を返すよう要求したが、じーさんに財布を取ってくると見せかけ爆破された。
- なお、アニメ第1期では長谷川の名前がステップ鈴木に変更されている(コミックス第4巻冒頭で本人も相当大ショックを受けていた)。
- 2001年の「とび箱をとぶのじゃっ!」(コミックスでは1巻第5話として掲載)で初登場以降、2年に一度コンビで登場していた。『邪』には現時点では3巻のみ1コマだけ登場。
- ちゃむらい
- 声 - 無し
- 泣き虫の侍。一人称は「僕」か「俺」。桃色のひょうたんに手足とにょろりとつきでた口がくっついたような外見をしている。侍なので一応刀を持っているが刀身はない。初登場は第6巻「ちゃむらい見参じゃっ!」で初期は登場する話冒頭で常にドアップで登場していた。
- 自分が弱虫なのをいいことに誰も相手にしてくれない。相当な泣き虫で歩くのが遅いだけで泣くが、他人が交通事故に遭うなど、自分の関係ないことでは絶対に泣かない。しかし、催眠術などで自信がつくと一転して調子にのって自信過剰な性格に変貌する。
- その他、他人に助けを求められても自分に関係ない限り絶対に助けないし、助かる方法を見つければ自分だけその方法で助かろうとするなど、エゴイストの一面を持つ[20]。相手(主にじーさん)の耳元でこそこそと話す。『邪』には現時点では3巻のみ1コマだけ登場。
- 特技は号泣。戦う相手はゴミ箱やパソコンといった家具・道具ばかり。しかし、「ちゃむらいの戦いじゃっ!」(第8巻7話)では催眠術により最強さんに勝負を挑もうとしたが床に滑って頭を強打し彼との勝負にならなかった。好きでも嫌いでもない物は大学生[4]。
- 冷蔵庫にすっぽりはまってしまう等結構大柄だが体重は孫が持ち上げられる程軽く、腕を上下させるだけで飛行出来るという意外な一面も。
- りゅぬぁってゃ
- 動物園や水族館の園長をしている珍獣で、よく葉巻をくゆらしている。一人称は「私」。
- 自分のことを人間だと思い込んでいるのか、否定されると激怒するが、口からレーザービームのような技を出せる上、怒ると人間とは思えない「完全無欠の化け物」(孫曰く)になる。また、暗黒魔導砲(-あんこくまどうほう)という必殺技も持っている。後に進化して半魚人に容姿を変えて尻尾から大量の水を出す技と水中で魚のように自由に動き回れる能力を得て水族館の園長にもなった。
- その後はじーさん達と遊んでいるシーンもあることから友人として扱われているようだ。卵から子供3人(3匹?)を産んだこともあり、全員「川井」と命名(由来は「かわいい」から)。『邪』には現時点では3巻のみ1コマだけ登場(しかも相変わらず「私は人間だ」と言い張っている)。
- 近所のガキ
- じーさんとたまに野球、砂遊びなどで遊ぶ無表情な2人組の子供。初登場は6巻「砂遊びにまぜてほしいんじゃっ!」。ゲベとは仲がいいらしく、ゲベ同様に毒舌。2巻「校長と修行じゃっ!!」に登場した2人組の子供とは別人。じーさんには雑魚キャラ扱いされているが、初登場の回の終盤でじーさんを校長共々埋めている。『邪』には、現時点では4巻に1コマだけ登場。
その他のキャラクター
- 作者(曽山)
- この漫画の作者。やたらと邪険にされている。本編にちょくちょくに登場し、そやまんが(後述)でも登場している。『コロコロ』のじーさん関連の特集やゲーム版の攻略本では「ソヤマ氏」と呼ばれている。
- アニメでは「とりあえず面白いこと言ってください」と言われ出演している。そのときいった言葉は、「もみもみ拳法食らえー!」らしい(なお、実際に「食らえ!もみもみ拳法!!」と言っている回が存在する)。
- 巨乳仙人
- 名の通り巨乳の仙人。孫の夢に一度だけ登場。連載200回記念パーティーにも出演した。
- 芸術仙人
- 絵筆を持った仙人。妙な言動を繰り返した後、自転車に乗って去っていった。
- 虫歯
- じーさんを虫歯にした張本人。弱そうだが、強力なビームを発射できる。
- 本屋さん
- 見た目は中年男性だが、万引きとなるとマッチョになり、ボコボコに殴る。
- クトゥ屋の店長
- ゼンマイ仕掛け。じーさんに買われたが、その次の日に捨てられた。
- 口人間と鳥人間
- じーさんとだるまさんがころんだをしていたコンビ。鳥人間は緑色の鳥で、額に「鳥」と書かれている。口人間は目玉が飛び出て、口が伸びている。同じ単語を2回繰り返して言う。
- お仕置きのささきさん
- じーさんがボタンを押すと上から落ちてくる。じーさんの昔からの付き合いで、大親友。
- ゴノレフ会長
- 謎のスポーツ『ゴノレフ』を作った人物。友達がいないらしい。
- スター☆森脇
- シンガーソングライター。『おにごっこの歌』という歌でオチを締めた。
- ジミーちゃん
- 作者が2秒で考えた「これっぽっちも特徴のない心の底からどーでもいいキャラクター」。校長とボクシング対決をした。
- ミラクル仮面
- 謎のヒーロー(正体はじーさん)。最後は最強さんに灰にされた。
- リンダ
- 金玉つきの38歳。じーさんの命を狙っていた。
- リアルなヘンタイ
- 全裸で夜の街を歩いていた、いわゆる露出狂。480万円の借金をかかえている。
- サツ力一(さつりき はじめ)
- 顔がサッカーボール。
- 本当のおじいちゃん
- 最終回近くに登場。突如、孫の夢の中に現れた老人。顔、髪型が孫と相似している。実は70年後の世界から来た未来の孫であり、じーさんを思い出の桜の木に来させるため(過去の)孫に「本当のおじいちゃんはワシで、そいつ(じーさん)はニセモノだ」と嘘を言い、孫を連れ去った。役目を果たした彼は、じーさんに「久しぶりに会えてうれしかったよ」と言い残し未来に帰った。
- おばあちゃん
- 11年前に死別したじーさんの妻。じーさんとは、孫の夢の中にも出てきた桜の木の下で出会い、そこに彼女の墓がある。ちなみに命日は孫の誕生日でもある。
- 耳沢リー
- じーさんの耳から出てきたほか、ラストで大長編の予告をした中年男性。名前の由来は耳障りから。
- ヅラひこ
- カツラ屋の店長。よく頭のカツラがずれる。
これ以外にもその場限りのキャラクターが大量に存在する。大抵は名前が分からない上に、次回以降に登場することはほとんどない。ちなみに女性キャラクターはごく少数ほどしか登場せず、そのほとんどが女性どころか人間の形すらしていない。
お友だち軍団
読者から送られて来る物が主流となっているため、ここでは一部を記載する。
- 三子間弟子又(さんこまでしぬ)
- お友だち軍団の一人。その名のとおり、登場してからわずか3コマで死ぬ。
- 火ダルマくん
- お友だち軍団の一人。いつも燃えている。
- 半・分太くん
- お友だち軍団の一人。とても恥ずかしがり屋の為、半分の状態でしか登場できない(また、吹き出しやモットーも半分である)。「普通の人の半分くらいの人生で死ぬ」と自負するが、ある出来事で孫とゲーちゃんを除く全員が死亡した際、「半分生き残っただけありがたく思え!」と言っていたため意外に怖い面がある。ちなみに彼の家族(父母、弟、飼い犬)も半分のみ登場する。祖父は普通に全身が出ているが後ろ半分がない。自宅は半がつく代物であふれ(半ライス、半魚人など)、家具はほぼすべて半分にされている。
- ゲーちゃん
- お友だち軍団の一人。トカゲ。他の三人と比べてかなり出番が少ない。
- スーパーうんちくん
- ウンコの姿をしている。他にも同様のタイプのお友だちが7人も送られた。
- 血出血火(ちでぢか)
- 炎と血が出るシカ。季節によって色が変わるらしい。一度三子間弟子又が着ぐるみとして着ていたことがあった。
- 鼻出下子(はなでかこ)
- 鼻が大きい少女。
- むしおじさん
- 虫のような外見のおじさん。
- ラリルレロンゲロンゲ
- 全体がロン毛でできている。
- 歯毛野 巣字通(はげの すうつ)
- スーツ姿に奇抜な一本毛の男。
- あばれん棒
- いつも怒ってぐるぐる回っている棒。
- 魔星蟲ダークネスクライサー1世
- 闇の帝王。キレ出すと止まらない。
- 完くん
- 人前に出ると何かが終わる。漢字の”完”のような姿。
大長編キャラクター
でんぢゃらすじーさん大長編
第1弾
- セルフワン
- 地球から離れた惑星の宇宙人(どこの惑星出身かは不明)。一人称は俺。何事にも他人に頼る性格。部下は、後述のロボット軍団と校長を闇玉を喰らわせてパワーアップさせたブラック校長と前述のちゃむらいであるが、いずれも役に立たない。
- 各惑星に存在していた闇の石板を囲み闇の大魔王を復活させる事で、全宇宙を征服しようと企んでいる。部下達と共にあと2つとなった闇の石板のありかである地球にやって来る。その途中で闇の石板が変な用途に使われてしまう苦労も見せつつも、その力を使って闇の大魔王が復活する。しかし、他力本願な性格であるところをじーさんに指摘されて怒るも、それが事実であることに気づき誰の力も借りず、自分の力だけでじーさんを倒し、気絶させる。それで自信を手に入れたことで他人に頼らず、自分の力で宇宙を征服すると誓ったその直後に、闇の大魔王に光線を撃たれ、意識を失ってしまう。
- 闇の大魔王敗北後、宇宙船・セルフワン・スペース号はじーさんと孫を巻き込むかの様に大爆発してしまったが、無事に生存していた(じーさんと孫はちゃむらいに救出されており、じーさんも彼が死んだとは思っていなかった)。そして、これからは彼の力で生きていく事を決意する。
- 黒色の長髪で脳天に一本のアンテナを生やしている。
- 週末にぶわ~っと温泉に行きたがっている。[23]
- ロボット軍団
- セルフワンの部下達。主の命令には忠実で、闇玉(これを喰らわすと心が闇に染まり、セルフワン軍の部下になる武器)を製造したのも彼らである。全員、人型であり人間の言葉を話し、バズーカ砲を所持しているが、じーさんの吐寫物を嫌がるなどロボットらしくない一面も見せる。
- 闇の大魔王
- 闇の石版の力により、封印の水晶の力により能力を封じられていた大魔王。一人称は俺様。その正体は物語冒頭からずっと文字を囲んでいた頭1つと長い両腕だけのメッセージウィンドウそのものであり、魔王としての正体を現した時は孫も驚愕した。
- 人類は利用してから殺すという魔王としての独自の考えを持っている。自分の力を取り戻すために利用したセルフワンを攻撃するも、セルフワンに殴られ気絶していたじーさんのパンチによって倒され、宇宙船の爆発と共に死亡した。
第2弾
- ドクタージョウ
- 世界一の科学者になる事が夢で、親友であったユウとどちらが夢を叶えられるかという競争を約束する。しかし彼が病死した事をきっかけに、世界一強い男になるという彼の夢を叶えさせる事を決意。
- 10年後、最強さんの腹の中でユウをロボットとして復活させる事に成功するし、ゲベによると彼の腹に菌が存在していると言っている。彼の唯一の弱点「放たれた友情」を知っているが、「放たれた友情」=鼻水を彼に与えた為[24]、性格が一変した彼に貫かれ致命傷を受けてしまう。じーさんが彼に本当の友情を教えた後、彼らを出口へと行かせ爆死したユウと共に死亡した。[25]年齢は19歳である[26]。
- 悪の科学者を髣髴させる程の肩に棘が生えている白衣を着ており、変わった眼鏡を掛けている(10年前は普通の眼鏡を掛けていた。)。髪の色は黄色で正面から見ると10年前の時と変わっていないが、髪を一本結びにしているのが覗かれる[27]。
- ゴリラがメキシコから転がってきたと言う夢を見たらしい。[28]
- ユウ
- 放課後に逆上がりの練習で苦戦していた所をジョウと出会い、親友になった。世界一強い男になるのが夢であったが、突然病死してしまった。
- あれから10年後、ジョウによってロボットとして復活したものの、10年前の記憶が失っている。彼の唯一の弱点は「放たれた友情」であり、ジョウの鼻水を浴びてしまい爆発。穏やかながら自分勝手で冷酷な性格から凶暴な性格に一変しジョウの体を貫く。じーさんとの戦いで共に戦うのが本当の友達と思い出した時点で、ジョウの事を思い自爆した。享年は9歳。ジョウからは、ユウちゃんと呼ばれている。
- メカ軍団
- ドクタージョウが造った最強のメカ軍団。前作のロボット軍団とは形がかなり違い、言葉を話す事はない。じーさんと孫の連携技(?)である必殺孫バットによって一掃された。
第3弾
- 夢見関
- 世界一の力士になる事が夢であったが、周りの者から馬鹿にされるという人生を送ったため、"時空の分かれ道(タイムフォークロードと呼ばれる)"という人生をやり直せる「夢」と「現実」の分かれ道の一つ、「現実の道」へいこうとしたが、その分かれ道に通じる扉には鍵がかかっており、その鍵穴には校長のとんがり頭が鍵にぴったりだった為、愛の告白(?)をして彼を連れ去った。登場直後は、年老いて弱くなっており、じーさんに2秒で負けるほどだったが、扉の中へ入ると若返って、転がってきた岩を素手で受け止めるほど強くなった。ゲベとじーさんに言われた言葉を通して、「夢」や「現実」よりも人生で一番大切なこと、「どんな道でも胸を張って生きる事」に気がつく。
- 夢現道
- 人生をやり直したいという考えを持った人間が大好物な妖怪で、時空の分かれ道(タイムフォークロード)の正体。
- それぞれの分かれ道の先に手があり、胴体が蛇の様になっている。夢見関をかばったゲベを丸飲みし、今度はじーさんをつかまえたが、じーさんの「おっぱい」という言葉に唖然する。その後夢見関の張り手を喰らい、ゲベを吐きだしふっ飛んで行った。その際、じーさん達に「おっぱい=胸を張って歩くこと」という大切なことを教えられる。
第4弾
- ドルマネー
- 金持ちばかりが住まう惑星・カネー星からやって来た宇宙人。カネー星で唯一貧乏であった為、周りの者から過酷ないじめを受けていた。その結果から分かったのは「世の中は金」であり、お金が沢山富んでいる地球に降り立つ。その後、孫を倉庫まで誘拐し、じーさんに孫を誘拐した事を話し、彼の命が惜しければ100000000000000000000000(1000垓)円を要求。
- 登場直後は頭以外針金人間であったが、じーさんが持って来た270円を食べ、普通の体付きへと変化(体格とは裏腹にその強さは元校長を拳一発で吹飛ばす程)。見つかりそうで見つけられない兵器・おっかねぇメーターを100まで満たすためには多量のお金が必要とし、孫を連れ去る。その後、ちゃむらいの3万円を食べて竜と魔王を合わせた姿へと変化し(この時点から一対の翼と尻尾、腹に刻まれている¥マークという姿となる)、更に銀行の有り金全てを食べ尽くして先程の姿とはさらに変化を遂げてしまった。その後もおっかねぇメーターはどんどん増え続け、99の所で先程吹き飛ばした元校長のトンガリ頭が脳天に突き刺さり、大量のお金を吐き出した事で急速にパワーダウンしてしまう。その事を激怒し孫を攻撃する。
- 1位の為に戦うじーさんと4位の為に戦うドルマネーの激闘でこの世で大切な物、3位は夢、2位は友達、そして1位は家族と言う形であり孫は彼の大切な家族だと教えられたと同時に、彼の拳に殴られた上におっかねぇメーターが0に到達し、それが消滅してしまった事で爆発してしまった。普通の体付きへ戻り意識を取り戻す。そして彼からお金は夢と友達、そして愛する家族を守る為に存在する物だと教えられた後、これからは愛する家族の為に働く事を決意し故郷・カネー星へと帰って行った。
- 作中にじーさんから何度も「4位」と呼ばれ続け拒否していたが、最後には「ドルマネー」と呼ばれた。余談だが実は本人が言うおっかねぇメーターはページの両端に存在していた。宇宙人が登場するのは上記の第1弾以来である。キャラクタープロフィールは、お金にちなんだプロフィールとなっている。
第5弾
- 柴田
- ステイルに処分されそうになっていた子犬。売れ残りで唯一生きていた為、ゲベと出会い大切な仲間となった(台詞からは、家族も本当の意味での仲間はいなかった)。名前はゲベから付けてもらったもので、由来は一応柴犬だから。ゲベと共に今まで望んでいた外の世界に向けて脱出するも、ステイルの銃に撃たれ命を落とした。それでも最後まで彼女によって負傷した彼に背負われ、じーさん、孫、ゲベの父親であるデビルキャットと共に全面破壊されたペットショップ「ステイル」から脱出した。脱出後、ゲベに見守られながら安らかに天国へ昇っていったかと思われていたが、最終のコマで生きているという事が分かる。
- 前髪のような毛が特徴。
- ステイル
- ペットショップ「ステイル」の店長。「ステイル」の面では来店して来たじーさん達に明るく大胆に振舞う面を見せる。しかしその裏では売れなくなったペットをゴミ扱いしておりペットを殺してから捨てる等冷酷非道且つ残忍極まりない凶悪な性格で、自分の父親ですらゴミ扱いする。ライフル銃で処分する予定だった柴田を打ち抜き、更にゲベを負傷させ彼等を地下牢にぶち込む。その後、そこで再び対面したじーさんと孫、柴田を背負ったゲベを化け物で追い詰めるも化け物共はじーさんによって一掃されてしまったが、「デビルキャットがいれば、あいつらなんかいらない。捨てちゃいましょう」と言って、化け物度共をあっさりと捨ててしまった(本人曰く、「役に立たないものは何だって捨てる」らしい)。最後の切り札としてデビルキャットを出すが、彼こそがゲベの父だと判明、彼によってペットショップ「ステイル」と共に潰された。猫耳に模したカチューシャと黒色のおかっぱ、そして小さい眼鏡とタラコ唇が特徴。
- デビルキャット
- ペットショップ「ステイル」にいる史上最強の猫だが、実はゲベの父。体長は息子のゲベの体長より数倍である。最後はステイルを一睨みし、彼女と共に店を全面破壊した。最後まで仲間の気持ちを忘れなかった彼の事をよく理解している。
でんぢゃらすじーさん邪大長編
第1弾
- オナライダー
- じーさん達の前に突如現れた自称『無敵のヒーロー』で姿は赤い仮面と腹部に『お』が書かれたコスチューム、そして丸出しの尻が特徴で名前の通りオナラで攻撃する。
- 登場した直後にじーさんに頼まれて校長を倒し(理由は焼き芋を奪われたため)、じーさんに感謝されるがその後も『悪は完全にたたきのめす』と言い、必要以上に校長ボコボコにした後、秘密基地(公衆トイレの便器が入り口)へと連衡。その後、尾行してきたじーさん達をヘーデルの命令により攻撃するがヘーデルの命令に疑問を感じた為に生かしておき、逃がす(その際じーさんにヒーローっぽくないと言われる)。その後、見つかってしまったじーさんにかけられた言葉により、ヘーデル達から反逆。逃げるじーさん達を援護した後、ヘーデルの部屋に突入し、説得するが反論されて再び仲間と戦う。一方的に攻撃を受けるが直後に『無敵とは「敵が無い」という意味だから、誰とも戦わないし、絶対に殺さない』と断言をする。しかし、直後にヘーデルが取り付いた孫によって胴体を貫かれ、死亡したかと思われたがロボットだったので(後記参照)死ななかった。その後、ヘーデルの正体を知り、落胆するじーさんを励まし、思い出は忘れることが無いと悟る(当のじーさんは孫と校長の事をすっかり忘れていた)。
- その正体はヘーデルが僅かに覚えていた記憶(じーさんとの思い出)を頼りに作り上げたロボットであり、その仮面の下の素顔は紛れもなく幼い頃のじーさんの顔そのものである。
- ドクター・ヘーデル
- オナライダーや他のヒーローロボットの生みの親であり、人々を捕まえてヒーローロボットを作らせ、帝国を作るのが目的。
- 一ヶ月前に病気にかかり、仮面をつけて眠っていた。しかし、実は既に死去しており、その後も夢をかなえるために魂だけで活動していた。
- 『ヒーローとは目の前の『敵』を倒す者』とみなしており、その為、じーさん達をオナライダー達によって始末しようとするがオナライダー達の反発により失敗し、反発したオナライダー達をあらかじめ基地に入ってきたときから取り付いていた孫の体を使って倒し、ゴミなどと罵倒するがその事に逆鱗に触れたじーさんのオナラ一発で倒され、成仏した。
- 正体はじーさんの幼馴染の『兵ノ助』。交通事故により、10歳より以前の記憶を無くしていた。しかし、僅かに残ったじーさんとの思い出を頼りにオナライダーを作り上げているなど、完全に忘れていたわけではなかった模様。
第2弾
- 風邪のおまた三郎
- 裸でマントを着こなし頭にはハチマキとまたと書かれた扇子を掲げて常に又を隠している。一人称は「ボクちん」で語尾に「っしゅ」をつける。
- じーさんの元・お友達で自分がこのかっこうのせいで友達がまったくできず一人でいたところをじーさんと出会い友達になったが別れ際に「またナ」と言われ又が丸見えな自分をバカにされたと思う。ある日、ある遺跡であのおかたと呼ばれる人物と出会い、人をあやつる力を授かりお友だち軍団の強そうなやつだけにさいみん術をかけ真・お友だち軍団を結成、自分を馬鹿にしたじーさんに復讐することを企む。そのためにじーさんにお友達軍団を残らず呼ばせ遺跡へと招き入れ真・お友達軍団とお友達軍団のどちらかが強いかハッキリさせようと勝負を挑む。だがさいみん術で戦わせているだけでチームプレイに弱い真・お友達軍団が一方的に押され降参を申し出ようとするお友達に対して「消えろ、もう会いたくない」と言葉を投げかけるがそれによってさいみん術が解け形勢不利に陥る。そこへモニターを通じて現れたあのおかたに助けを求めるもさっき自身が言った言葉を返された上、自分が利用されたことでショックのあまり涙を流す。だがお友達だといてくれたじーさんにあのおかたの居場所を教えすべてが終わった後は自分がやったことをじーさんに謝りじーさんから友達になろうと誘われるが迷惑をかけたから無理だと断りどこかでひっそり暮らすと言い残し立ち去る。その後、また一人でいたところを真・お友だち軍団と会いみんなから「またナ」の本当の意味(漢字の「又」にカタカナの「ナ」をナナメに並べて書くと「友」になる。)を知る。
- 真・お友だち軍団
- 元は校長からじーさんを守るために駆けつけたが、本人たちは頑張っていたのにじーさんは「またナー☆」と帰ってしまったため、じーさんは彼らを友達だと思っていないのではないかと悩んでいた所をおまた三郎と遭遇し、さいみん術にかけられてしまう。先述のおまた三郎の言葉によりさいみん術が解けてもなお、真・お友だち軍団としておまた三郎の元へ行った。
- あのおかた
- 一人で遺跡にいたおまた三郎にお友達を増やす力を与えたなぞの人物。遺跡へと招かれたじーさんの前にモニターを通じて喋り体もほとんどシルエットであり、おまた三郎によれば一番の友達だという。
- その正体は百年前に地下遺跡に封じ込められた魔物(実際には入れ物が正しい。)であり、おまた三郎を利用して人間を集めさせ生命エネルギーを吸い取って自分が世界の王になるのが目的で戦いなどはどうでもいいという。そして自分に助けを求めてきたおまた三郎に「消えろ、もう会いたくない」と言葉を返し、さらに自分を友達だと言うおまた三郎を嘲笑ったためにじーさんの逆鱗に触れてしまう。おまた三郎が居場所をじーさんに教えたために居場所がばれてしまい訪れたじーさんの前に正体を現すがその姿はバケツに目とあごに尻があるその通り入れ物の姿で名前は「ばケツ」である。最後には正体を知ったじーさんの拳の一発によってあっさり殴り倒される。
主な建物・場所、大長編の舞台
- 主な舞台
-
- じーさん家
- じーさんと孫の自宅。2階建て。一度サンタにテレビを盗まれたが、今は戻っている。頻繁に爆発・破壊されるが、次の回までには修復されている。自爆スイッチ(じーさんが380万円で購入)が付いていたりいきなり回りが崖になっていたりする。また、居間にはトゲ床がある。ちなみに、テレビの映像は適当にかかれている。
- また、テレビアニメ版では大幅に美術設定が追加された(庭に通じる窓や廊下など)。
- ゲーム版によれば、所在地は東京。
- 学校
- 孫が通う小学校。ここの校長は自分が一番偉くないと気がすまず、生徒からの苦情も絶えない。ここには校長の銅像があったがじーさんが壊してしまった。孫以外の生徒は適当に描かれている(一部を除く)。朝の朝礼はほとんど毎日やっているが、朝からひどいときには給食の時間までくいこむ。その上内容は、校長が「我輩って偉いよね〜」と繰り返すもの。作中で、校長以外先生が1人もおらず、休み時間ばかりだということが明らかになっている。しかし、後に時間割表で国語、社会などが出てきたことから学校の行事はまたしても意味不明になっている。またじーさんが校長をすることになったがまったく校長らしいことをしていない。ただし校則は「廊下を走るな」と至って普通。破ると金玉(睾丸)を引きちぎられるらしい。
- 街中
- 普通の街だが、じーさん達のせいでたまにとんでもないことが起こる。
- じーさんと校長の決闘の場。インド公園、はなげ公園、ニキビ公園など。とりあえず、今のところブランコと滑り台、シーソーの存在が確認されている。
- ブラボー王国
- じーさんが住んでいる国。日本によく似ている。また、日本でいう北海道にあたる部分の名は「北海道」であり、また「東京」という地名もある(ただし、実際の東京とは違い太平洋上に浮かぶ島)。しかし北海道はゲベによって滅亡した。ただし、第11巻の「じーさんの日本沈没じゃ!!」では、「私たちの住んでいる国、日本」という記述があり、現在ではブラボー王国という名前は、つかわれなくなっている。
- クトゥ屋
- じーさんが孫の靴を買い換えるため孫を連れてきた場所。ゼンマイ仕掛けの店長がいる。
用語
- でんぢゃらすぞ~ん / でん邪ぞ~ん(邪以降)
- じーさんがハガキを紹介するコーナー。内容は基本的に読者の危険体験談(これがメイン)、駄洒落、イラストなどだが、よく意味不明なハガキを検証したり、余りにもふざけた内容のハガキ(コロッケ!のイラストが描かれたハガキなど)に活を入れたりもする。ハガキを採用されると曽山の色紙がもらえる。2005年11月号から読者の考えた危険回避法も募集している。一回だけ話を無理矢理終わらせて突然登場したことがあり、孫に単行本にするときどう処理するんだと怒られた(結局単行本では書き下ろし4コマを入れることで対処した。またセリフも改正されている)。
- じーさんにたくさんお悩みのハガキが届いたのでここで解決しようのコーナー
- コミックスのカバーを取った裏表紙に毎回必ず掲載されているお悩み解決コーナー。じーさんが読者から届いたしょーもない悩みをてきとーにかわしていくのが基本路線である。一度、読者の母まで登場したことがあり、その時じーさんは「いきなりリアリティーでてきたな」と言っていた(ちなみにこのときの悩みはウンコが流れないというもの)。また、作者自身が相談を持ちかけた事もあったが一蹴された。最近は「けつのどうくつ。」や、「下着を見て安らかに眠ろう。」など適当なことを書いたハガキが出ることもある。ちなみに、最終回(20巻)の最後のハガキは暑中見舞いだった。
- おしおきのコーナー
- 誰かがおしおきを受けるコーナーである。1回しか出てきたことはない。
- そやまんが
- 作者・曽山がてきとーなことをてきとーに書いたどうでもいいマンガ。内容は主に曽山自身の普段考えていることや思い出話など。また、作者の近況報告や生活観が十分に伺える。コミックスに毎回3-5本掲載されているが9巻と12巻と13巻と15巻のみページの都合で載っていない(13巻以外は、大長編掲載のため)。
- 校長投票シリーズ
- 校長のことを読者のはがきで決定する企画。1回目は姿について、2回目は名前についてだった(ただし、いずれも後に元に戻っている)。
スペシャル
第1弾と第2弾はゲームの攻略本に掲載された。どちらも単行本になっている。
- みょみょみょ星人木村(第4巻収録)
- 第1弾。また、この話の主人公。ゲーム版では隠しエンディングに大きく関わるキャラクターとなっている。みょみょみょ星から地球侵略にきた宇宙人。大王から自分が番号で呼ばれていることをとても気にしており、じーさんの家に泊まった際に「小林」という名を与えられて非常に喜ぶ。その後侵略する気を完全に無くし大王に「みんなで地球人と仲良く暮らそう」と言うと、侵略を諦めた罪として体内に仕掛けられていた時限爆弾を作動させられる。その後、爆発の瞬間を見に来た大王の宇宙船に突っ込み爆死。じーさんはその後墓を立てたが、最終ページで「小林」でなく「木村」と言われてしまう。本名は003号。4巻の表紙のプロフィールには「二度と出ない」と書いてあったが、10巻、14巻に顔だけ再登場している。
- 絶対服従ばいおれんす校長の教頭(第5巻収録)
- 第2弾。
- 教頭
- 本名、スナイパーバルカン。宇宙警察を勤める宇宙人。とても貧しい星に住んでいる。ゲーム版ではボスキャラクターである。じーさんに爆弾で吹っ飛ばされた校長にぶつかり記憶喪失になる。その時に校長を何度も「偉い」と言ったため気に入られ(ちなみにこの時生まれて初めて校長は他人から「偉い」と言われた)校長から教頭に任命され、武器のバズーカ砲で校長に逆らう者をことごとく吹っ飛ばしてきたが、1か月後に記憶が戻り、弟たちを養うため宇宙へ帰ろうとするが、面倒を見てくれた校長が気になり躊躇してしまう。だが校長から「貴様はクビじゃい!」と言われ、宇宙に帰っていった。(ちなみにこの発言はバルカンを思っての校長の嘘。バルカンはそのことをしっかり見破っていた)その後、遠足が教頭→きょうとう→きょうと→京都になる。14巻の200回記念の話で顔だけだが再登場している。
- じーカスくん
- 第3弾。
- 『コロコロ』でじーさんと『ケシカスくん』の競演企画の際に作られた特別読みきり。2人の作者が合同で描いた作品。内容はじーさんがケシカスくんを腹巻に入れたことがきっかけで、ケシカスくんと大喧嘩になるというあらすじ。この話は『ケシカスくん』第2巻に掲載された。
- 最後に、じーさんが、「本当はコロッケとやりたかったなー」と言った。
大長編
概要
2004年から2008年まで『コロコロコミック』の9月号では毎年「でんぢゃらすじーさん」の100ページの別冊付録が同梱されている。2004年は『小学四年生』に掲載された漫画の再録だったが、2005年以降は100ページの長編(正確には表紙、裏表紙とその両裏を差し引くので96ページ)が掲載されており、本誌のじーさんではその長編の予告などを掲載しリンクしている。話の中盤から後半にかけてはシリアスな雰囲気も織り交ぜ、人生を生きる上での大切なことをテーマとして示唆するストーリーが特徴。なお、大長編の漫画がある号では本編が適当になる(作画が落書き状態、おかしな新キャラが登場するなど)。
なお、ほとんどの大長編の話では校長(元校長)が犠牲になっている(「いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?」では出番が1コマのみ)。なお「放たれた友情だじょー」ではちゃむらいが1コマだけ登場しているが見つけられないと言うハガキが山ほど届いたので単行本12巻の裏表紙にヒントが書かれている(元校長のときも同様19巻裏表紙にヒントが書かれている)。
尚、2009年は9月号に『デュエルマスターズ』と『ペンギンの問題』の劇場版の原作コミックが別冊付録となった為10月号にずれこんだが、その『いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?』の最初のページに「最後の大長編」と書かれており、「じーさん邪」にリニューアルした2010年でも行われることが決定した。ただ、内容はほぼ同じらしく、19巻では作者が「でもまたやるぞ、絶対!!」とコメントした。
作品一覧
- かこんでいたのにひどいや(『月刊コロコロコミック』2005年9月号付録掲載、コミックス9巻収録)
- テーマはおそらく『自立』
- 放たれた友情だじょー(『月刊コロコロコミック』2006年9月号付録掲載、コミックス12巻収録)
- テーマは『友情』
- どっちみちおっぱい(『月刊コロコロコミック』2007年9月号付録掲載、コミックス15巻収録)
- テーマは『夢』と『現実』
- 4位のお金と563位のアイツ(『月刊コロコロコミック』2008年9月号付録掲載、コミックス17巻収録)
- テーマは『お金』
- いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?(『月刊コロコロコミック』2009年10月号掲載、コミックス19巻収録)
- テーマは『命』
- 無敵のヒーロー オナライダー(『月刊コロコロコミック』2010年11月号掲載、『邪』コミックス3巻収録)
- テーマは『無敵』
- またナ☆お友だち軍団(『月刊コロコロコミック』2011年9月号掲載)
- テーマは『友だち』
番外編
コミックスに収録されている、本編と直接つながりのない数ページほどの短編漫画。アニメ版でもいくつかが映像化されており、本編が終わったあとに放送される。
- 住宅ヒーロー7階建てマン
- コミックス3巻収録。正義のヒーロー「7階建てマン」の苦悩を描く。アニメではアメコミを思わせる様な作画にアレンジされ、ブリッジガールなど原作に登場しないキャラクターも多数登場した。『絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛〜怒りのおしおきブルース〜』にゲスト出演している。なぜか東北訛りでしゃべる。また、コミックス第7巻の扉絵にも登場するが「本編に7階建てマンは登場しません」と書かれている。また人が住んだりしている。他にも368階建てマンや弟の6階建てマンがいる。1度だけ70階建てマンに変身した。
- ボンバー井上のニコニコお料理コーナー
- 料理の達人・井上が男の料理を教える。初回ではじーさんがアシスタントをしていたが第2回以降はメガネをかけた女性が務めている。たいていは「料理は自分で編み出すもの」とか「今日は気分が悪い」と言って何も作らない。ちなみに得意料理は「熱した水」である
- 最高料理人味助
- 料理がへたくそな料理人。将来の夢はプロ野球選手。彼の正体はじーさんであった。
- 公園番長(おはスタ放映タイトル:闘え!公園番長)
- 通称(自称)「公園の味方・公園番長」。本名不明。年齢は(今年で)38歳(秘密にしている)。職業は会社員。公園の遊具に名前を付けている(滑り台のダイちゃん、ブランコのランコ、砂場のタナベレナ、水道は大騒ぎしたが最終的にジョーに落ち着いた)。必殺技(?)に「ブランコあたっく」・「すべり台くらっしゅ」がある。しかしアニメ版ではどちらの技も失敗した。アニメ版では幼馴染の「歩道番長」「柵番長」も登場した。
- 冒険少年レオン
- 世界中のお宝を手に入れる夢を持つ少年の冒険活劇。アクションゲーム風にレオンを動かすが、結局お宝にありつけないオチになる。
- 炎の教師、熱血先生
- 教育熱心な学校の先生だが、極端なうっかり者でいつも空回りしてしまう様子を描いた作品(日曜に来て誰もいない教室で授業をしたりなど)。
- 魔界のプリンス ギルティーの挑戦
- 『コロコロコミック』にて袋とじ漫画として登場した新キャラ、ギルティーが様々な機械を使ってじーさんを倒すというもの。
- 漫画本編では1回きりの登場で終わり、じーさんに手酷く、一生出ないキャラクターと言われてしまう。
- アニメではギルティ(声:青山桐子)の名前で登場。漫画本編よりも出番があり、原作の「サンダーコンドル号」に続き、巨大大砲「グレートバリアリーフ砲」や巨大ロボット「グレートブリテンアーマーG」なるもので勝負を挑むが、全て自滅で終わっており、まともに勝負をしたことがない。
- また、じーさんの命を狙う理由は全く不明である。
- 勉強大好き!ドリル兄さん
- 元々原作で1コマのみ登場だったキャラを主役にしたもの。ものすごい巻き舌。作者は放送されることすら知らなかった(単行本7巻のカバーをとった表紙ではこれについて曽山が「びびった」と言っている)。
- スペースアドベンチャー星渡カケル
- 『邪』のコミックスカバー裏の裏表紙に1ページ連載として掲載されている。冒険家「星渡カケル」と、ペット(実の父親)の「パオンブー」が、宇宙を旅するというストーリー。
※この他にも数々のおまけ漫画がある。
単行本
絶体絶命でんぢゃらすじーさん
ISBNの次は裏表紙掲載のキャラクタープロフィールに掲載されたキャラクター。
- 2002年8月28日発売 ISBN 4091430511 じーさん
- 2003年3月28日発売 ISBN 409143052X 校長
- 2003年10月28日発売 ISBN 4091430538 ゲベ
- 2004年4月27日発売 ISBN 4091430546 みょみょみょ星人木村
- 2004年11月26日発売 ISBN 4091430554 教頭
- 2005年3月25日発売 ISBN 4091430562 最強さん
- 2005年8月26日発売 ISBN 4091430570 ちゃむらい
- 2006年3月28日発売 ISBN 4091401198 運動ならなんでもおまかせ隊(マッスル竹田、ステップ長谷川)
- 2006年7月28日発売 ISBN 4091401767 セルフワン
- 2006年12月25日発売 ISBN 4091402755 りゅぬぁってゃ
- 2007年5月28日発売 ISBN 9784091403278 謎のヒーローミラクル仮面
- 2007年9月28日発売 ISBN 9784091403889 ドクタージョウ
- 2008年1月25日発売 ISBN 9784091404398 リアルなヘンタイ
- 2008年7月28日発売 ISBN 9784091406583 巨乳仙人
- 2008年12月25日発売 ISBN 9784091407467 夢見関
- 2009年3月27日発売 ISBN 9784091407849 近所のガキ その1
- 2009年7月28日発売 ISBN 9784091408242 ドルマネー
- 2009年10月28日発売 ISBN 9784091408549 近所のガキ その2
- 2010年2月26日発売 ISBN 9784091408976 柴田
- 2010年6月28日発売 ISBN 9784091410672 洋助(孫)
でんぢゃらすじーさん邪
ISBNの次は裏表紙掲載のキャラクターパラメーターに掲載されたキャラクター。
- 2010年9月28日発売 ISBN 9784091411273 じーさん
- 2011年2月28日発売 ISBN 9784091412058 校長
- 2011年6月28日発売 ISBN 9784091412904 ゲベ
- 2011年11月28日発売 ISBN 9784091413598 コウテイ
- 2012年3月28日発売 ISBN 9784091414342 半・分太くん
- 2012年8月発売予定
ゲーム
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜史上最強の土下座〜
- (ゲームボーイアドバンス、2003年9月26日、キッズステーション)
- 漫画の登場人物・じーさんと孫が宇宙人の侵略から地球を守るアドベンチャーゲーム。イベントごとに様々なミニゲームが用意されており、アドベンチャーパートの選択肢やミニゲームの勝敗によってじーさんが七変化する。この「マトリックスシステム」によるじーさんのバリエーションは25種類あり、能力の変動のみならず、ストーリー展開やミニゲームのルールにも影響を与える。また、通信対戦によりじーさん同士を戦わせることも出来る(ただし、対戦の方法はただのジャンケン)。しかし、決定ボタンは普通のゲームのようにAボタンではなくRボタンであったり、能力やミニゲームの結果によってはめちゃくちゃなストーリー展開になったりと、原作同様おかしな要素も含まれている。
- 『コロコロ』内でもやる気無さげに宣伝(自らクソゲーと暴露)していたが、読者から結構評判がよく本誌で毎月行われている「発売中で欲しいゲームランキング」ではまさかの3か月連続1位を達成した。
- なお、2004年11月に『学園アリス〜ドキドキ☆不思議たいけん』というゲームが発売されたが、そこに登場するミニゲームの内容はこのゲームからの使い回しとなっている。
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさん〜泣きの1回 絶対服従ばいおれんす校長〜ワガハイが1番えらいんじゃい!!〜
- (ゲームボーイアドバンス、2004年3月18日、キッズステーション)
- じーさんのライバルキャラ・校長が登場する。自分が目立ちたいがためにわざわざ宇宙人を呼び戻した。内容は前作と似ているが、リゾート地ばかりが舞台となっている。このゲームが発売された際、作者自身が「悪ふざけだと思った」と語っている。
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛〜怒りのおしおきブルース〜
- (ゲームボーイアドバンス、2004年7月16日、キッズステーション)
- 曽山が大切な原稿をなくしてしまい、そのままだとじーさん達が消えてしまうため、原稿を探しに行くと言う、言うなれば曽山の尻拭いをする為冒険に出ると言うあらすじ。敵に路上においてある物を投げつけて戦う。今回も変身能力が物を言い、変身で川や海など普通では行けない所へ行けたり、車など重くて投げられない物を投げられるようになれる。また、変身能力は自由に選べるようになった。ただし、変身能力の数は12 - 14種類に減っている。なぜか前作の宇宙人も普通に登場している。初回版には特典としてタオルやうちわがついてきた。また、今作から決定ボタンは、Aボタンとなった。
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさん3〜果てしなき魔物語〜
- (ゲームボーイアドバンス、2004年12月16日、キッズステーション)
- 今回は横スクロールとなった。
- 孫が読書感想文が書けないとじーさんに相談したせいで、絵本の中の世界に入り込んで出られなくなり、仕方が無い為、参戦した校長、ゲベと共に絵本の世界をめちゃくちゃにしながら冒険すると言うあらすじ。今回は状況に合わせて4人(3人と1匹?)を使い分け、四人それぞれ攻撃するだけで無く、協力したり時には移動用のソリを使ってまで敵を倒す。ザコや中ボスなどは昔話をモチーフにしている(鬼や魔女、巨人、オオカミなど)。初回では「せいねんとせきぞう」という曽山の書き下ろし絵本が付いていた。
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさんDS〜でんじゃらすセンセーション〜
- (ニンテンドーDS、2006年1月14日、キッズステーション)
- 今回はクソゲーを超えたダメゲーが登場。さらに1000コマ以上(コロコロコミック200ページ分)を収録。
- じーさんと孫は、ゲームを面白くするために冒険に出た。
- キャラクターボイスあり。
- エンディングにゲームオリジナル主題歌が入った。
- コロコロコミック2010年8月号で「4年前のクソゲー」と言われている。
- でんぢゃらすじーさん邪(仮)
- (ニンテンドー3DS、発売日未定、販売元未定)
- コロコロコミック2012年6月号にて3DSソフト化が決定。お友達軍団がたくさん登場し、このゲームのために読者が考えたお友達も登場予定。
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさん~ミニゲームで対決じゃっ!~
- (コナミ)
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさん~パーティーじゃっ!全員集合~
- (コナミ)
アニメ
アニメ版では、下品なシーン、残酷描写、「死ね」などの暴言はカットされている(テレ東規制による物と考えられる。暴言で言う「死ね」は「くたばれ」に変更されている、など)。また、アニメ版「さよなら絶望先生」と同じように効果音のほとんどが人の声で作られている(クレジットでは「効果マン」または「効果ギャル」と表記)、時々クラシックがBGMとして使用されることがある(中でも一番多く流れているのは、サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」である)等の特徴が盛り込まれている。「おはスタ」内で放送中。
概要
- 第1期(2003年10月 - 2004年3月)
- おはスタ内で不定期に放送された35秒のアニメ。原作にあった話を元にしているが後期はオリジナルも含まれていた(この頃は『死ね』などの暴言が使われていた)。このときの作品は2004年夏に発売された作品のグッズやゲームなどを集めた「でんぢゃBOX」同梱のVHSに収録されている(ただし、「時限ばくだんから逃げろ!!」、「つりの極意!!」、「虫歯を治せ!」、「コタツは最高!」、「ピーマン克服法」、「じーさんのひげ」、「ブランコ」、「覚悟!もちの焼き方」、「なくした靴下」、「ルンルンハイキング」のみ収録)。 2009年10月よりYoutube内「小学館集英社プロダクションチャンネル」でビデオ未収録作品も交え配信。
- スペシャル版(2003年12月30日)
- おはスタのスペシャルで放送された10分間のオリジナルストーリーのアニメ。第1期同様「でんぢゃBOX」内のVHSに収録されている。ストーリーは、町内マラソン大会にじーさんたちが出るという内容。
話数 | サブタイトル |
---|---|
1 | 時限ばくだんから逃げろ!! |
2 | つりの極意!! |
3 | かくれんぼのプロになれ!! |
4 | かくれんぼ その2 |
5 | かくれんぼ その3 |
6 | 猛獣に気をつけろ!! |
7 | ルンルンハイキング |
8 | 虫歯を治せ! |
9 | 遅刻 その1 |
10 | サイフの探し方! |
11 | たくさんの宿題! |
12 | 坂道の上り方! |
13 | 遅刻!! その2 |
14 | 風邪の治し方 |
15 | 必殺 孫爺砲!! |
16 | ドライブ その1 |
17 | ドライブ その2 |
18 | とび箱 その1 |
19 | とび箱 その2 |
20 | 楽しい夢 |
21 | 校長先生登場! |
22 | 校長の銅像その1 |
23 | 校長の銅像その2 |
24 | 校長の銅像その3 |
25 | 風景画対決! |
26 | 校長VS子供 |
27 | 笛の練習!その1 |
28 | 笛の練習!その2 |
29 | 忘れ物!!!その1 |
30 | 忘れ物!!!その2 |
31 | 占い!!その1 |
32 | 占い!!その2 |
33 | 日曜日 |
- 第2期(2004年4月 - 2005年3月)
- ギャグコロスタジオ内で放送された5分間のアニメ。ギャグコロスタジオがBSジャパンでも放送されていたため、この時期に限り、BSジャパンでも視聴可能だった。原作の話と番外編(後述)1 - 3話を放送。番組内では着ぐるみのじーさんも出演していた。このときの作品はDVD全4巻に収録されている。
話数 | サブタイトル | コンテ | 演出 | 作画監督 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 落下!・爆発!・猛獣! | 山口頼房 | 鈴木大司 | ||
2 | ドライブぶーぶーじゃっ! | ||||
3 | ルンルンハイキングじゃっ!・かぜで死にそうじゃっ! | 釘宮洋 | 服部一郎 | 進藤満尾 | |
4 | 校長登場じゃっ!・あみ出せ!必殺技じゃっ! | 岩永彰 | 柳瀬穣二 | ||
5 | おつかいに行くのじゃっ!・公園番長 第1翔 | 釘宮洋 | 鈴木大司 | ||
6 | ルンルンお絵かきなのじゃっ!・校長にごめんなさいじゃっ! | ||||
7 | かくれんぼじゃっ! | 義野利幸 | 浅見松雄 | 進藤満尾 | |
8 | たて笛でピ~ヒャララ~じゃっ!・アニメ公園番長 第2翔 | 池添隆博 | 柳瀬穣二 | ||
9 | いざ!学校へGOじゃっ!・雨ざーざーじゃっ! | 釘宮洋 | 鈴木大司 | ||
10 | とび箱をとぶのじゃっ!・サイフを落としたのじゃっ! | ||||
11 | 虫歯・宿題・坂道・住宅ヒーロー7階建てマン | 義野利幸 | 細谷秋夫 | 進藤満尾 | |
12 | 最強さんじゃっ!・土管にスッポリじゃっ!・公園番長 第3翔 | 池添隆博 | 柳瀬穣二 | ||
13 | ゲベゲベじゃっ!・住宅ヒーロー7階建てマン・炎の教師 熱血先生 第1話 | 釘宮洋 | 鈴木大司 | ||
14 | 遅刻はさせないのじゃっ!・もうつりまくりじゃっ! | ||||
15 | 校長と修行じゃっ!・おやすみグーグーじゃっ! | 浅見松雄 | 細谷秋夫 | 池添隆博 | |
16 | 作文を書くのじゃっ!・キラキラ流れ星じゃっ!・炎の教師 熱血先生 第2話 | 細谷秋夫 | 柳瀬穣二 | ||
17 | 決闘じゃっ!・決闘なのじゃっ! | 奈須川充 | |||
18 | なんでも占うのじゃっ!・テレビを見るのじゃっ!・ワシとキャッチボールじゃっ! ボンバー井上のニコニコお料理コーナー 第2回 | ||||
19 | 元気にいただきますじゃっ!・立ち読みしちゃうのじゃっ! 公園番長 第4翔・炎の教師 熱血先生 第三話 |
細谷秋夫 | 池添隆博 | ||
20 | こわい話大会じゃっ!・忘れ物はいけないのじゃっ! | 柳瀬穣二 | |||
21 | ふくびきでドキドキじゃっ! ボンバー井上のにこにこお料理コーナー 第3回・住宅ヒーロー7階建てマン |
釘宮洋 | |||
22 | 校歌をつくるのじゃっ!・まごにプレゼントじゃっ! | 釘宮洋 | 鈴木大司 | ||
23 | 校長の誕生日じゃっ!・炎の教師 熱血先生 第四話 | 池添隆博 | |||
24 | 髪の毛チョキチョキじゃっ! ボンバー井上のニコニコお料理コーナー 第4回・住宅ヒーロー7階建てマン |
細谷秋夫 | 池添隆博 | 柳瀬穣二 | |
25 | サンタさんがきたのじゃっ!・まごにおこづかいじゃっ! | 奈須川充 | |||
26 | バスケでウハウハじゃっ! | ||||
27 | 動物園に行くのじゃっ!・公園番長 第5翔 | 釘宮洋 | |||
28 | 美術館へ行くのじゃっ!・サッカーの練習じゃっ! | 鈴木大司 | |||
29 | ゲームをするのじゃっ!・炎の教師 熱血先生 最終話 | 池添隆博 | |||
30 | 自転車の星をめざすのじゃっ!・アイスを当てるのじゃっ! | 岩永彰 | 柳瀬穣二 | ||
31 | 感動アニメまごデレラじゃっ! | 奈須川充 | |||
32 | そうじでキレイキレイじゃっ! | ||||
33 | 魔界の王子ギルティ 第一話・歯みがきゴシゴシじゃっ!・歩道橋を渡るのじゃ! | 玉川真人 | 池添隆博 | ||
34 | じじいとババぬきじゃっ!・びちゃびちゃ水たまりじゃっ! | ||||
35 | 図書館は静かにするのじゃっ!・手品をするのじゃっ!・住宅ヒーロー7階建てマン | 釘宮洋 | |||
36 | くつを買うのじゃっ!・ボンバー井上のニコニコお料理コーナー 第5回 | 鈴木大司 | |||
37 | まごをおこるのじゃっ! | 玉川真人 | |||
38 | 魔界の王子ギルティ 第二話・ゲベの散歩じゃっ! | 玉川真人 | 池添隆博 | ||
39 | まごを助けるのじゃっ!・ボンバー井上のニコニコ料理コーナー 第6回 | 奈須川充 | |||
40 | ワシがサンタクロースじゃっ!・雪合戦でボコボコじゃっ! | ||||
41 | 校長が病気なのじゃい!・すべり台で遊ぶのじゃっ! | 玉川真人 | |||
42 | 友達ができたのじゃっ!・夢はでっかくじゃっ! | 池添隆博 | |||
43 | 校長の朝礼じゃい!・住宅ヒーロー7階建てマン | 釘宮洋 | |||
44 | きげんが悪いのじゃっ!・公園番長 第6翔 | 鈴木大司 | |||
45 | あいさつはしっかりじゃっ!・ゲベと校長がぐちゃぐちゃじゃっ! | 玉川真人 | |||
46 | じーさんの頭が大変なのじゃっ!・ボンバー井上のニコニコ料理コーナー 第7回 | 池添隆博 | |||
47 | てるてる坊主にお願いじゃっ!・最強さんのお話 | 奈須川充 | |||
48 | じーさん超能力じゃっ! | ||||
49 | 魔界の王子ギルティ 第三話・サムライがあらわれたのじゃっ! | 玉川真人 | |||
50 | じーさんふでばこになるのじゃっ!・住宅ヒーロー7階建てマン 最終階 | 鈴木大司 | |||
51 | 帰ったら手を洗うのじゃっ!・最高料理人味助・公園番長 最終翔 | 釘宮洋 |
- 第3期(2005年3月 - 不明)
- 再びおはスタ内で放送された2分間のアニメ。放送時間は7:00 - 7:02。こちらの作品は2012年現在ソフト化されていないが、おはスタで不定期に再放送されたこともある。
話数 | サブタイトル |
---|---|
1 | 登場人物紹介じゃっ!!・通学路は危険がいっぱいじゃっ!!・住宅ヒーロー7階建てマン |
2 | 校長と対決じゃっ!・カラオケ対決じゃっ!・日記で対決じゃっ! 決着をつけるのじゃっ!・たたかえ!公園番長 |
3 | カレーで勝負じゃっ!・ラーメンで勝負じゃっ! ハンバーガーで勝負じゃっ!・閉店で勝負じゃっ!・冒険少年レオン STAGE1 |
4 | 校長とブランコ対決じゃっ!・そうでもない一日じゃっ!・ゲベは強いのじゃっ! 泣き虫ちゃむらいじゃっ!・たたかえ!公園番長 |
5 | 楽しいことをするのじゃっ!・勉強大好き!ドリル兄さん |
6 | オシャレになるのじゃっ!・住宅ヒーロー7階建てマン |
7 | どーにもとまらないのじゃっ!・冒険少年レオン STAGE2 |
8 | 住宅ヒーロー7階建てマン対冒険少年レオン・冒険少年レオン対住宅ヒーロー7階建てマン たたかえ!公園番長対炎の教師熱血先生・炎の教師熱血先生対たたかえ!公園番長 主役を決めるのじゃっ! |
9 | 勇者じーさんじゃっ!・勉強大好き!ドリル兄さん 家庭教師編 |
10 | 占い対決じゃっ!・たたかえ!公園番長 |
11 | ゲベのおはなしじゃっ!・勉強大好き!ドリル兄さん 本屋さんのバイト編 |
12 | 山登りは危険がいっぱいじゃっ!・冒険少年レオン FINALSTAGE |
13 | 体が入れ替わったのじゃっ!・集団戦隊1人マン さらば 一人マン! |
14 | ちゃむらいの修行じゃっ!・住宅ヒーロー7階建てマン |
15 | じーさん対メカじーさんじゃっ!・たたかえ!公園番長 |
16 | 名探偵じーさんじゃっ!・帰って来た集団戦隊1人マン さようなら一人マン! |
17 | おまわりじーさんじゃっ!・激闘少年リュウ リュウ対くるま |
18 | でんぢゃらすマジックじゃっ!・超能力少年超太 |
19 |
クイズ番組で勝負じゃっ! |
- 第4期
- 月刊コロコロコミック2012年6月号にて発表された。詳しい放送局、日時等は不明。
第2期スタッフ
- 原作:曽山一寿
- スーパーパイザー:佐上靖之、西巻俊秀
- 脚本:笹川勇
- キャラクターデザイン:西野理恵
- 美術監督:松宮正純
- 撮影監督:渡辺宜之
- 色彩設計:松浦頼子
- 編集:坂本雅紀
- 設定制作:丸山洋子
- 制作進行:小林弘幸、谷智司、都丸徳章、島田尚保
- 制作担当:島田尚保
- 音響プロデューサー:南沢道義、西名武
- 音響監督:千葉繁
- 音楽プロデューサー:千葉洋史
- 音楽:田光マコト
- 効果:野崎博樹
- キャスティングマネージャー:吉田理保子
- 音響制作担当:小野勝弘
- 録音スタジオ・音響制作:HELF・H・STUDIO
- アニメーションプロデューサー:光廷青児、斉藤次郎
- 制作協力:動画工房、スタジオキャッツ
- アニメーション制作:スタジオ雲雀
- 監督:山口頼房
- プロデューサー:笹村武史(テレビ東京)、古市直彦(小学館プロダクション)
- 製作:小学館プロダクション
主題歌
※第2期、第3期のオープニングの曲名はカラオケ版によるもの。
- 第1期(おはスタ1)
-
- オープニング・エンディングともに歌なし。
- 第2期(ギャグコロ)
-
- オープニング
- 第1話 - 第26話「お願いだからうたわないで」歌:恒松あゆみ
- 第27話 - 最終回「お願いだからうたわないで」歌:坂口候一
- オープニング
ぼくのおじいちゃん
「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」が発表される前に作られたとされる漫画。第47回新人コミック大賞受賞作品。曽山一寿の短編集「そやまつり」に収録。祖父と孫が主な登場人物である点など、後の「絶体絶命 - 」にかなり近い作風だが、細かい部分で相違がある。
- 孫には「洋助(ようすけ)」という名前が設定されている(体育服には「まご」とそのまま書かれていた)。
- おじいちゃんには後頭部に髪の毛が生えており、年齢98歳という設定になっている(また戦争を経験している)。
- 「絶体絶命 - 」のじーさんはこの作品に登場するおじいちゃんがルーツであると思われることが多いが、正確にはそれ以前に作者が書いた漫画「店」に登場する老人が始まりらしい。しかし、この作品は「つまらない」という理由で担当に見せるのが怖くなり、作者自身が封印し、「そやまつり」に鉛筆書きの数コマが(しかもカバー裏に)掲載されているのみである。
他の作品へのゲスト出演
- 2005年(平成17年)公開の映画、『ロックマンエグゼ 光と闇の遺産』と『劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰』の開始直前に、じーさんと孫がわずかながらゲスト出演している。その際、『ロックマンエグゼ』のEDテロップにはキャスト紹介されたほか、最後に「おじゃましました。」と表記された。
- アニメ、『さよなら絶望先生』の第6話のエンドカードにて、糸色望の格好をしたじーさんとゲベが書かれている。
- 2006年(平成18年)9月刊行の『超こち亀』に本作品の書き下ろしイラストが掲載されている。
- 『メイドイン俺』の「なんとアノ人がソフト」に本作品のキャラクターを登場させたゲームが配信された。配信期間は2009年(平成21年)5月15日から2010年(平成22年)5月14日まで。
- 『イナズマイレブンGO』でじーさんと最強さんが選手として登場し、スカウトすることが出来る。
その他
- この漫画は連載前に読切が2本作られた(別コロ2001年(平成13年)2月号「じーさんじゃっ!」コロコロ2001年(平成13年)6月号「ドライブぶーぶーじゃっ!」。いずれも第1巻収録)。
- タイトル案に『超人じじい』というものもあったが、「2秒でボツになった」と「そやまんが」で語られている。
- アニメ版の監督を務めた山口頼房は過去に作者がコミカライズした『探偵少年カゲマン』の監督を務めていた(製作会社も同じ)。
脚注
- ^ 但し大長編に該当すれば、闇の大魔王(大長編第1弾)と柴田にデビルキャット(大長編第5弾)、雑魚キャラを除く。
- ^ 第1巻キャラクタープロフィールより。
- ^ 第3巻の作文の話より。
- ^ a b c d e f コミックス第9巻登場人物紹介より。
- ^ 第20巻キャラクタープロフィールより。今までで大長編シリーズでさえ明らかになっていなかったが、前述で本名が明かされた。
- ^ アニメ第1期では「じいちゃん」と呼んでいる
- ^ 回によっては体操服やパジャマ等を着る事がある。また、白のシャツに半ズボンを着ており上記よりも露出度が少し上がる事も。
- ^ 第3巻の作文の話より。
- ^ 漫画の初期の方で母親に一声かけて学校に行ったり、母親にお使いを頼まれたりしているため、じーさんと2人暮らしというわけではないようである
- ^ 第2巻キャラクタープロフィールより。
- ^ もともとは「校長」か「クソゲロ」のどちらの名前にするかという投票であり、その他の名前に、「ひろし」「ぬちゃぬちゃ」「近所のバカ」「松本しげのぶ」などがあった。
- ^ その為か、大長編第4弾ではじーさんから「アイツ」、孫からは「あの人」と呼ばれていた。
- ^ 初登場時にも人間の言葉を一回だけ話した。
- ^ 第3巻キャラクタープロフィールより。
- ^ 大長編第3弾の中盤より。
- ^ 大長編第5弾の終盤より。
- ^ アニメ第1期では赤
- ^ 第6巻キャラクタープロフィールより。
- ^ アニメ第2期では竹田は亀に餌をあげないといけない、長谷川は引っ越しという理由で孫の居る小学校を後にしている。
- ^ 大長編シリーズだけは例外で、大長編第1弾ではじーさんに一喝されたにも関わらずセルフワン・スペース号の爆発からじーさんと孫を救出したり、大長編第5弾ではゲベの危機的状況を目撃した際は、じーさんにそのことを報告しに行ったりしたことがある。
- ^ コミックス第16巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
- ^ コミックス第18巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
- ^ コミックス第9巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
- ^ じーさんによると、あの鼻水がジョウとユウの繋がりと関係あるらしいと言っている。
- ^ 大長編のラストでは微笑みながら涙を流している描写が伺われている。
- ^ この時9歳で、10年間の成長を遂げている為。
- ^ その物語が掲載されている当単行本裏表紙にそれを解いているのが分かる。
- ^ コミックス第12巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。