ウソツキ!ゴクオーくん

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ウソツキ!ゴクオーくん』は、吉もと誠による日本漫画作品。副題は『A small lie is useful in some cases.』(ことわざ『嘘も方便』の英訳)。

概要[編集]

別冊コロコロコミック』(小学館2011年10月号から連載中。もとは同年6月号にて読み切り作品として掲載された。主人公である「ゴクオーくん」が(本項目中では作中表記に合わせ”ウソ”と表記)を武器に学校内をはじめ、彼の身の周りで巻き起こる様々な事件を解決していく。この前代未聞の主人公やストーリーが人気を博し、4ヶ月後に連載に昇格。『月刊コロコロコミック』においても2012年3月号、5月号に読み切りとして掲載。『別冊』2012年8月号で一旦の最終回を迎えるが、『月刊』同年9月号から移行する形で連載を開始した。単行本は現在既刊6巻発売。

あらすじ[編集]

この世の中には様々なウソがある。良いウソに悪いウソ、楽しいウソ・・・、そんなあらゆるウソが大好物な男の子がこの物語の主人公である。八百小学校に突如現れたソイツの名は・・・、ウソツキゴクオーくん!

今、空前絶後のウソツキバトルが幕を上げる!

登場人物[編集]

主要人物[編集]

ゴクオー
八百小学校にやってきた謎の多い転校生。大好物はウソで、どんな小さなウソも見逃さない。ウソをつくのが得意で、相手がひっかかった際には「ウソだよ~!」と言い放つ。また、相手のウソを見破るのもお手の物。ウソをもってウソを征すのが彼のやり方で、あらゆる手法で悪いウソツキを責めていく。逆に正直者には興味はない。小学5年生の少年のような見た目だが、何千何万年も生きているらしい。所謂ダークヒーローな主人公。
実は彼の正体は、地獄の王『閻魔大王』である。正式名称は”初代閻魔大王『地獄王(ジゴクオー)』”。故郷の地獄では、魂を悪行ごとに一人一人裁いていく仕事をしている。更にネコカラスとの散歩や地獄ミーティング等ハードなスケジュールで一日を送り、その後部下のバトラーの目を盗んでは現世へ戻っているという。銀髪に八重歯と目の下の目立つ程太く濃い隅が特徴で、いつもタバコに見せかけたチョコ(ココアシガレットの一種)を口に銜えている。黒いシャツにオレンジのネクタイ(地獄で緊急事態が起こると炎の様なマークが現れ、警戒音が鳴る)、深緑のズボン、冠のような被り物、地獄に行くためのカプセルになる奇妙な靴など身なりもかなり変わっている。また、地獄での裁きを行う際には赤いマントを着用し、冠には「大王」の文字が刻まれる。一人称は「オレっち」。
初期設定の段階では名前を「ゴクオー」か「エンオー」にするかで迷っていたらしく、一人称が「オレ」になっている事を除いて今とほとんど変わっていない。
地獄技
  • 悪漢舌 - 地獄王の基本技。悪いウソツキを地獄に送り込んだ後、「悪漢、ベー!」の掛け声で相手のを抜き、『ウソのつけない舌』を与える(本人曰く「プレゼント」)。抜かれた相手は夢から覚めたように我に返るが、舌が勝手に動き出し、自分の意思に関係なく本当のことを喋ってしまう。また、「あっかんベッ!」という軽い方の技や、地獄長・グンショーとの合体技「極炎悪漢ベー」もあるが、舌を抜かれた後は悪漢舌と同様となる。
  • 針千盆 - 「針千ボンッ」と相手の口に針を千本入れる技。それからはウソをつくたび全身を針で刺された様な痛みが襲う。地獄でウソツキが出た時に使われる。
  • 余裕綽笏 - 巨大なを相手に叩きつける大技。地獄そのものに害をなす者に使われる。
  • 因果王砲 - ボール状に変化した冠を地面に叩きつけ、強大な炎を炸裂させる大技。ユーリィとの決戦時に使用。
ネコカラス
ゴクオーのペットで、猫の頭に鳥の体を持つ謎の生き物。ゴクオーの推理をアシストする他、ウソツキを捕らえ地獄に送り込む能力もある。本当の姿は地獄の番犬『ケルベロス』で、地獄に来ると元の姿になる。「ニャア」「カア」と交互に鳴く。言葉が通じる相手(自分と同じ鳥など)なら、自らがウソ暴きをすることもできる。一人称は「ぼくっち」。

八百小学校[編集]

ゴクオーが転校してきた現世の小学校。ゴクオーのクラスは5年2組。初登場した生徒や教師達はその後も度々登場している(一部除く)。
小野天子(おの てんこ)
バカ正直で心優しい少女。小学5年生でゴクオーと同じクラス。ヒロイン的存在からか、よく犯人に仕立て上げられたり、授業中に転んで怪我をしたりなどけっこう不運。たまに面白いウソをつくことがあるためゴクオーに気に入られている。泣き虫だが一生懸命な頑張り屋で、失敗をしつつも諦めない。ある事態がきっかけでゴクオーの正体を知ってしまい、それ以来時々地獄に来るようになる。ゴクオーのウソで弄られることもあるが、彼にはよく助けられているせいか、1年程度の付き合いであっても彼とは強い絆で結ばれている。側頭部に着けているリボンは元々は親友だったリヨが着けていたもので、彼女が八百小を転校する際にプレゼントされていた。
得意科目は国語、苦手科目は体育。好きな給食は揚げパン。
初期設定では眼鏡を掛けており、ウソは絶対許さない性格となっている。
番崎竜丸(ばんざき たつまる)
ガキ大将で、ゴクオーや天子のクラスメイト。体が大きくキレやすい暴れん坊。よくゴクオーのウソで酷い目に遭ったりツッコミを入れたりしている。虎丸(とらまる)という弟(クラスは2年2組)がおり、弟想い。第1話では天子を陥れるため、前任の担任教師に利用されていた。一度他の生徒のケンカを止めようと暴力をふるったため誤解されたことがあったが、グンショーに漢のウソを教えられ、その後3日間一生懸命謝罪していた。
得意科目は体育、苦手科目は算数と家庭科。好きな給食はカレーライス。
戸屋ススム(どや -)
学校一のスポーツマンで、ゴクオー達のクラスメイト。1年前の授業で跳び箱から落ちて以来、跳び箱が怖くて跳べずに、怪我をしたとウソをついて体育を見学して、更に跳ぼうとしている天子の妨害をしていた。だが、ゴクオーに見破られウソのつけない舌を与えられた。しかしおかげでみんなに正直なことを言ったため許された。運動会でも活躍し、特にゴクオーの口車で卑怯をしようと考えた番崎や白組の男子を説得し、心がバラバラになった皆に発破をかけるという奮闘ぶりを見せた。
得意科目は体育、苦手科目は国語。好きな給食は鳥のササミのゴマ和え。
恵比寿正宗(えびす まさむね)
ゴクオー達のクラスメイト。番崎の手下的存在で常に行動を共にしている。強いモノに憧れを持つが実は小心者。
得意科目は社会、苦手科目は理科。好きな給食は唐揚げ。
梶野伸行(かじの のぶゆき)
ゴクオー達のクラスメイト。恵比寿同様番崎とよくつるんでいる。「ゲーム」と名のつくものなら何でも得意であり、自他認める「ゲームマスター」である。
ある日、話題のゲームである『クエストクエスチョン』を買いそびれてしまい、ゲームマスターとしてのプライドが災いして意地でウソを言ってしまった。その後もウソをつき続ける内に、その積み重なったウソに恐怖を感じていた。そしてゴクオーにウソのつけない舌を与えられた時は、ウソを見破ってくれたことに感謝していた。
得意科目は算数、苦手科目は家庭科。好きな給食はラーメン。
茂部美知代(もぶ みちよ)
天子の親友で、ゴクオー達のクラスメイト。天子からは「みぃちゃん」と呼ばれている。明朗快活なムードメーカーで、ビーズアクセサリー作りが得意。
嘗て八百小にいたリヨが町に遊びに来た時は、仲が良かった天子とリヨの関係を見て、それ等に対する孤独感からリヨが置いて行った(実際はわざと外して置いた)リボンを盗ってしまう。リボンを返せなくなった状況からごまかしていたが、ゴクオーにウソを見破られ、リヨと共にウソのつけない舌を与えられる。事件解決後、天子に詫びてリヨと和解した。
得意科目は図工、苦手科目は理科。好きな給食はグラタン。
尼里ゆめ(あまさと -)
天子の親友で、ゴクオー達のクラスメイト。クラスのお姉さん的存在で、男子の注目の的でもある。
得意科目は体育、苦手科目は社会。好きな給食はナポリタン。
中底(なかぞこ)
ゴクオー達のクラスメイト。掃除委員所属。間が悪いが熱心に掃除や飼育をこなす影の努力家。給食のカレー鍋を落としてカレーをこぼしてしまった時は、ごまかそうとしていたがゴクオーに見破られ、謝った。
押結(おむすび)
ゴクオー達のクラスメイト。カレー鍋の持ちてに液体石鹸を塗り、中底にカレーをこぼさせた。実は食欲に負けて給食のカレーをつまみ食いしすぎてしまい、量が少なくなってしまったためにごまかそうとしていた。だがゴクオーに見破られてウソのつけない舌を与えられた。
生家(なまけ)
ゴクオー達のクラスメイト。勉強嫌いで、塾に行かされないために江里戸に人気ホビー『ベイ丸』と引き換えにテストでカンニング(テストにお互いの名前を書くというもの)させてくれと頼んだ。しかし、ゴクオーに中途半端なウソを完璧にするために勉強をさせられた(お互いの点数がいきなり変わると怪しまれるため)。カンニングは成功したがテスト返しのときに先生に褒められて良心や不安に潰されそうになるが、結果的にはテストで百点をとれた。その後ゴクオーに舌を抜かれそうになるが、もう気まずいウソはつかないと本心から言い、免れた。その後は江里戸に勉強を教えてもらい少しずつ成果を上げている。
江里戸(えりと)
クラス一の秀才で、ゴクオー達のクラスメイト。児童会でも書記を担当している。生家のカンニングにホビーと引き換えに加担するが、ゴクオーに良心を揺さぶられ、舌を抜かれそうになったときも生家とともにもう気まずいウソはつかないと本心から言い、免れた。その後は生家に勉強を教えていた。
平近鉄平(ひらちか てっぺい)
クラスのお笑いキャラで、ゴクオー達のクラスメイト。愛称は「ヒッチー」。いつもギャグでみんなを笑わせている人気者だが、幼馴染みののりこだけは笑わせられていなかった。全く笑ってくれないのりこを笑わせるためにネコカラスを無理矢理利用してしまい、ゴクオーの怒りを買い(本当に怒ったかどうかは謎)地獄に送られるが、舌は抜かれなかった。その後、のりこが笑わない理由を知ったことで、彼女に人を笑わすのが楽しくなっていたことを明かした。
内見のりこ(うちみ -)
おっとりした少女で、ゴクオー達のクラスメイト。愛称は「ノンコ」。家が獣医で動物好き。飼育委員に入っている。一年前、平近が先生を「お母さん」と呼んでしまったことをごまかして以来、無理をしてお笑いキャラをしていると思い、平近のギャグに無理して笑いをこらえたり、面白くないとウソをついたりして、笑わないようにしていた。だがゴクオーに見破られ、平近と一緒に地獄に送られ、軽めに舌を抜かれた(この場合は、平近に真意を気づいてもらうため)。そして真相を話したが、平近は本当に人を笑わすのが楽しくなっていたことを知り、最後は平近のギャグで笑った。
壱兆金太郎(いっちょう きんたろう)
一流会社の社長の息子で、ゴクオー達のクラスメイト。お調子者でチャラいお金持ちだが、嫌な奴だと思われることを嫌っている。休み時間中、誤って学校創立時に作られた彫刻を壊してしまい、嫌われたくないためにその場に居合わせた梶野、中底、押結に前日窓ガラスを壊した時のようにお金でウソを買おうとした。しかし、ゴクオーに見られてしまったため、ゴクオーに罪を擦り付けたが、ゴクオーの策によりしてやられ、最後はやはりウソのつけない舌を与えられた。なおもお金を使い逃げ道を作ろうとするが、皆見先生に平手打ちを受け事の重大さに気付き、泣きながら謝った。そして皆が彫刻を直すのを手伝うと宣言したため元気を取り戻した。
雨地(あめち)
ゴクオー達のクラスメイト。勉強も運動もそれなりにできるが、集団でやる競技となると、迷惑をかけたくないと過敏になりすぎていつも失敗してしまう。1ヶ月間の縄跳び大会のときも皆の足を引っ張り、肉鱈(にくたら)と4組の一行に馬鹿にされていた。自分がいなければ勝てると、皆にウソをついて縄跳びをずる休みするがゴクオーにばれてしまい、ゴクオーと話す内にクラスメイトの自分への応援はウソで、実は邪険にされているといったことをつい口走ってしまい、未熟なウソにイラついたゴクオーに舌を抜かれ、皆にずる休みだと話してしまうが、同時に実は自分もクラスの一員でいたいということも言い、許された。そこに現れた肉鱈らと2組の生徒達との間で始まった雨地は縄を跳べるか跳べないかの口論の中、ゴクオーにどちらがウソツキか決めるのは自分だと言われ、心は揺らいだものの最終的に跳べると信じてくれた2組の方を信じて肉鱈らを振り払い、勇気を出して縄を跳ぶことができた。そしてゴクオーに、もう嫌なことから逃げないと誓った。以前、跳び箱が飛べなかった天子を応援したことがある。
捻田(ひねた)
ゴクオー達の隣のクラス、5年1組の生徒。ゴクオー同様人を騙すのが好きでゴクオーをライバル視しているが、実際はウソツキキャラで目立ちたいだけの小物。2人のクラスメイトが1組の先生の大事なポスターを破ってしまった事件を捻田自身が解決するが、ゴクオーにことごとく矛盾を見破られた上に、実は彼も共犯者であることがバレてしまい、なんとか黙ってごまかそうとするが、共犯者であった2人が喋ってしまったため露見した。往生際が悪く、ゴクオーを殴ったためウソのつけない舌を与えられ目立ちたいがためにこの犯行をしたことを喋ってしまい、さらにゴクオーを罵倒した。ゴクオー自身は気にしなかったが、その際に「つまんねーウソつきやがって!」と言ってしまったため、ゴクオーの逆鱗に触れてしまい、恐怖のあまり気絶してしまった。その後はゴクオーに仕返しを狙っているものの、笑顔が見えていた。
大荒輪太郎(おおあらわ たろう)
6年3組の生徒。ゴクオーや番崎といった問題児を更生し、八百小を日本一の学校にするべく児童会選挙に立候補していた。選挙に向かう途中、不注意で窓ガラスを割ってしまい 、たまたまその場に通りかかった天子に罪を擦り付けようとしたが、ゴクオーに見破られてウソのつけない舌を与えられ、児童会選挙で自らのしたことを全校生徒に演説してしまった。しかし、最後までゴクオーを信じた天子の姿を見て、心を入れ替えるということも話した結果、副児童会長に選ばれた。生徒会長には頭が上がらなく、張り切りすぎては彼女にしばしば注意されている。
藤堂ちなつ(とうどう -)
6年1組の生徒で児童会長。正義感が強く、ゴミ拾いや花壇の修復など、会長らしい行動をしている。新聞クラブの矢木増スギル(やきまし -)に学級花壇を荒らしたという新聞をでっちあげられた時も冷静な対応を見せた。完璧な人間に見えるようだが、グリンピース、お化け屋敷、習字の授業が苦手。
亜刷(あすり)
5年3組の生徒で、戸屋とは1年の時からずっとスポーツ関係で張り合っていたライバル。同じ白組の仲間と共に運動会という立場を利用して卑怯の手をやってのける「裏スポーツマンシップ作戦」を展開し、ゴクオーたち赤組を追い詰めていったが、後半において差を縮められたことに焦りを感じ、騎馬戦では相手の目に砂をかける反則を用いたが、そこをゴクオーに見破られる。しかし、それでは立ち直り、平然とした態度で卑怯の手をやってのけようとしたが、ゴクオーにウソのつけない舌を与えられ、卑怯な手で赤組の勝利を邪魔してきたのは、実は転校が決まり、戸屋に負けっぱなしで引っ越したらザコ扱いされること、ライバルと思っててもすぐに自分のことを忘れられるのが怖かったからだと話し、戸屋から全力で来いと言われたことで最後の全員リレーは正々堂々と勝負した。その後は引っ越しの日まで一日一種目スポーツ対決をしようと戸屋に勝負を挑んでいる。
5年2組の前担任教師
ゴクオーが八百小に転校して来るまで勤めていた男性担任教師で、ゴクオーが八百小に来て最初にウソを暴かれた人物。眼鏡をかけて髪が上だけ尖っているのが特徴である。かつて天子に授業の間違いを指摘されたことで恥をかかされたと天子を憎み、彼女の評判を落とそうと盗んだ天子のノートに番崎の悪口を書いて黒板に貼りつけた(ちなみに内容はテストで0点を取ったというもの)。しかし、ゴクオーに見破られ、ウソのつけない舌を与えられて校長の前で自分の行いを全て話した。その後、クラスの担任が皆見先生に変わったため、退職させられたと思われる(特別編に一度登場した)。
皆見みのり(みなみる -)
前担任教師の後任として勤めている5年2組担任の新米女性教師。気が弱く(現在は努力中)、おっちょこちょいで多少涙もろいところがあるが、真面目で芯の強い一面があり人の気持ちを大切にする指導をする。なお、以前に(ウソ暴きのために)事故で怪我をしてしまったゴクオーを助けられずにいたことから合気道を習い始める。
好きな給食は牛乳の寒天。
険市(けわし)
2年2組担任の男性教師。とても厳しく番崎でさえも恐れる存在。生徒を注意する時は怒鳴ってしまうのが癖。柔道を経験している。彼のクラスでは「迷惑かけない」、「人のせいにしない」、「ウソをつかない」の『3大ありえない』を徹底した指導をしているせいか、2年で貫禄のある生徒に育っている。
課外授業の時は、5年の生徒(主に番崎たち)が騒がしくしては皆見先生にきつくあたっていた。ある時、教え子のひとりである虎丸が不用意で車を傷つけてしまい、目撃した彼は缶を5年担当のゴミ袋に入れ、番崎が犯人になるように仕立て3大ありえないを破ってしまう。しかし、ゴクオーに見破られプライドを傷つけられた彼はゴクオーに襲いかかったが、皆見先生にくい止められる。その後ウソのつけない舌を与えられ、今回の犯行は彼の威厳が崩れてしまう事を恐れ、自分自身を守る為にしたものだという事を喋ってしまった。その後は天子の励ましもあり、これからは楽しく厳しいクラスを目指すと誓った。

地獄[編集]

ゴクオーの故郷。罪人の魂がここへ送られ、犯した罪によりそれぞれの地獄に送られる。閻魔大王を中心とし、10大地獄長が各地獄を取り仕切る。
バトラー
アスタロト族。閻魔大王の側近で、地獄でゴクオーの裁きを手伝う。大王が不在の間は代わりに地獄を見守っている。ゴクオーの身勝手な行動に困っているが一番信頼している。
グンショー
火責め地獄長。リーゼントをした鬼で、不良のような恰好をしている。短気で暇さえあればキレており、よく「コラ!」と口走る。面倒見が良く、部下からの信頼も厚い。以前はネイターの子分であった。炎を自在に操る。
レツ
極寒地獄長。常に冷静でクール。少年のような見た目だが地獄長の中では3番目に年上。グンショーとは犬猿の仲。地獄拳法の使い手で、氷を駆使して闘う。バトラーと共に閻魔大王の側近ゴズとは師弟関係。
ネイター
針地獄長。頼れる兄貴分で、グンショーからは「ダンナ」と呼ばれる。軍隊出身で普段はめったに喋らない。全身を針のように鋭くすることが出来る。余談であるが、本作品と同じく月刊コロコロコミックで連載している『ド根性小学生ボン・ビー太』に彼の弟が一度登場している。
タメイキ
砂地獄長。黒いスーツを着用しているお姉さん的存在。いつもため息をついている。冷たい性格に見えるが割と世話好き。地獄でその日暮らしをしていたところをゴクオーにスカウトされた。砂や流砂を操れる。
チチジ
電気地獄長。中年のサラリーマンのような風貌をしている。おだやかな性格で言葉づかいも丁寧だが、怒ると怖い。妻と娘持ちで、家族を愛している。電光石火の如く速く走れる。
カゲスキ
暗闇地獄長。忍者の風貌をしている。地獄忍法の使い手で、自らの影で幻影を作り出すことが出来る。彼の担当する暗闇地獄は、真の暗闇の中で何をされるか分からない恐怖故に地獄の中でも厳しいとされている。
マダム・グロリアス
閃光地獄長。浴衣姿が似合う和風美人。「~ザマス」が口癖。無数の閃光を放つ。
リョク
植物地獄長。怠けて寝ていることが多いが、策はきっちりとしている。自身の身体から『地獄藻』を作り出し、相手の動きを封じる。
ゴリゴリゴーレム
岩石地獄長。地獄長一の巨体で全身が岩石でできている。超強力なタメパンチを炸裂する。
コトワリ
言霊地獄長。身体は小さいが、情報通で天国の極秘機密まであらゆる知識を知る。「~でチュ」が口癖。

天国[編集]

地獄とは対をなす世界。善人の魂がこちらに収められている。天使たちは人間を幸せに導くために”キセキ”を分け与える仕事をしている。神を守る四大天使は常人を遥かに超える戦闘力を持ち、その実力は「ゴクオーひとり分」だという。
ユーリィ・L・神城(かみじょう)
天国からの使者で神の御前に立つ四大天使のひとり。正式名称は”大天使ウリエル”。ゴクオーからは「ユリ太郎」と呼ばれている。6年の転校生として八百小にやって来た。実は以前から天国で天子のことを知り、彼女の良心に惚れ込んでいた。そして世界を幸せに導く大天使に育て上げるべく天子を天国に連れて行こうと企んでいる。極級魔怪物ベルゼ・バルゼを百年以上早く呼び起こしたのもその計画の一つであったのだが失敗し、現世に現れ天子のコンテストの絵を汚し事件を起こした。事件解決後はゴクオーが現世のルールに拘るように、しばらく様子を伺うことになり、生徒会に入会した。性格は悪魔のようにゲスだが、ゴクオーのウソ暴きに(裏はあったものの)協力したり、自らウソ暴きをし始めたりと、あくまで天子に拘っているようで、根っからの悪人というわけではないようだ。ゴクオーとはずっと昔からの知り合いで険悪な関係である。
本当の目的は「優しい人間を優しいままにいさせてあげる」ことであり、数年間、成長と共に黒に染まっていく人間に対し、キセキの力が足りず天使としての役割に疑問を感じていた。そこで神の目を盗み人間を”天使化”する計画をラクレスと共に進めていく内に天子の存在を知り、現世で黒くなってしまう前に天使化しようとしていた。ゴクオーとの決戦の末、人間はどんな困難も乗り越えられると知り、自分に感謝してくれた天子に現世に負けるなと言葉を投げかけた。
ヘビバト
ユーリィが首に巻いているヘビと鳩が融合したような生物。ネコカラスとは仲が良かったりする。本当の姿は古代の象徴の1つとして知られる『ウロボロス』。「ニョロッポー」と鳴く。一人称は「ミー」、二人称は「ユー」。
ラクレス
ユーリィの部下。何故か翼が片方しかない。
ミカエル
四大天使のひとり。背が高く容姿端麗。肉弾戦の他に剣をも使う。仲間を犠牲にして独りユーリィの元に向かうゴクオーに対し怒り狂ったが、その「嘘」こそが地獄の者にとっての「絆」であるということを知る。
ラファエル
四大天使のひとり。やんちゃな性格で人を小馬鹿にする態度をとる。
ガブリエル
四大天使のひとり。いつも食べ物を口にしている。

その他[編集]

高村国助(たかむら くにすけ)
松叶小の男児。登校中、町を騒がせているマフライオンに宝物のサイフを盗られ(正確には大人しく手渡した)、通りかかったゴクオーと犯人を探すことになる。事件解決後、金が金がと言っておきながら本当はサイフが大事であることをゴクオーに見破られ、真実を話した。その後、正直者に興味はないと立ち去るゴクオーに感謝した。
通学路のマフライオン
『八百小のウソツキゴクオー』と同様に噂されている人物。小学生を捕まえてはお金を奪っていくカツアゲ犯。ライオンの様な髪とマフラーが特徴だが、正体は眼鏡をかけた男子学生。マフライオンの一件で容疑者の一人になるが、ゴクオーに疑いを指摘されたためにウソで塗り固め、罪から逃れようとしていた。しかし、結局はゴクオーに見破られた挙句、ウソのつけない舌を与えられ、マフライオンとして悪事を働いたことを警官の前で喋ったことで逮捕された。
桐盛リヨ(きりもり -)
嘗ての八百小の生徒で、天子の親友である少女。八百小を転校する際、彼女のリボンの一つを友情の証として天子に渡した。転校から1年経った日に八百町に遊びに来た時、今では彼女がゴクオーや美知代がすっかり仲良くなったのを見て、それ等に対する孤独感からリボンをわざと外して美知代の近くに置いた。しかし、ゴクオーにウソを見破られ、美知代と共にウソのつけない舌を与えられる。更に転校先の小学校で天子以外の友人が出来ない寂しさを重ねて自身から事件を作った張本人だということを告げた。事件解決後、天子に詫びて美知代とも和解し、友人も出来たようである。
サンタクロース
クリスマスでお馴染みの伝説上の人物。ユーリィとは面識があるが、ゴクオーとも友達で互いに「サンちゃん」「ゴクくん」と呼び合っている。全てのプレゼントを配り終えた後は、ゴクオー達とクリスマスパーティーを楽しんでいた。
天子の祖母
天子が入学する前に他界している。天子の入学前に筆箱を作ってもらい、それ以来不安な時でも勇気を出すことができている。現在は天国で天子を見守っており、彼女を「強い子」だと思っている。

他作品からのゲストキャラクター[編集]

怪盗ジョーカー
漫画『怪盗ジョーカー』からゲスト出演。『別冊コロコロコミック』2012年6月号では付録ポスターでゴクオーと共演し、単行本5巻収録の特別編で再び共演を果たす。
特別編では、課外授業でゴクオーらが訪れた美術館に参上するが、爆弾魔火柱ボンバ(ひばしら -)が現れ美術館が危機にさらされる。彼はゴクオーと協力し、ゴクオーのウソとジョーカーのトリックとの”極上”なコンビネーションで、爆弾魔の悪事を見事に食い止めるのだった。彼は自分の変装を見破ったとしてゴクオーを評価しており、ゴクオー自身も面白いウソツキとして彼を認めている。

単行本[編集]

巻数 発売日 サブタイトル 重要人物又は敵役
1 2012年4月27日 第1話 「ウソツキ転校生現る!」
第2話 「スポーツマンの秘密!?」
第3話 「カレーにあばけ!給食落下事件!!」
第4話 「地獄に落とされた天子…!」
第5話 「町をさわがすカツアゲ犯(マフライオン)はだれだ!?」
5年2組の元担任教師
戸屋ススム
中底、押結
禊 時金
高村国助、通学路のマフライオン
2 2012年10月26日 第6話 「八百小ナンバー1ウソツキはどっちだ!?」
第7話 「児童会選挙は信用第一!!」
第8話 「完ペキなウソテストを作り出せ!」
第9話 「裏スポーツマンシップ作戦を打ち破れ!」
特別編 「ゴクオーくんの夏休み!」
捻田
大荒輪太郎
生家、江里戸
亜刷率いる白組一同
3 2013年1月25日 第10話 「性悪店員のウソをあばけ!」
第11話 「クラスメイトを笑わせろ!」
第12話 「ウソも真実(ホント)も金次第!?」
第13話 「二代目閻魔大王、決定!?」
特別ふろく 「ウソツキ!ゴクオーくん地獄㊙閻魔帳!!」
コンビニの店員
平近、内見のりこ
壱兆 金太郎
極級魔怪物ベルゼ・バルゼ
4 2013年7月26日 第14話 「転校生ユーリィのたくらみ」
第15話 「ありえない!?波乱の課外授業!!」
第16話 「勇気でウソを飛び越えろ!」
第17話 「友だちとココロの距離」
第18話 「地獄で天使のウラをかけ!」
ユーリィ・L・神城
険市
雨地
桐盛リヨ、茂部美知代
土壺 浜流
5 2013年12月27日 第19話 「校内新聞の真実はどれだ!」
第20話 「掃除委員の説明会大作戦」
第21話 「地獄が危機!?天子の波乱のバースデー」
第22話 「話題のゲームをゲットせよ!」
特別編① 「ウソツキ!ゴクオーくんVS怪盗ジョーカー」
特別編② 「ネコカラスの痛快ウソあばき!」
矢木増スギル
磨巾
ユーリィ・L・神城
梶野
怪盗ジョーカー、火柱ボンバ
とりすけ、とりみ、とりまつ
6 2014年4月28日 第23話 「漢(おとこ)は背中でウソをつけ!」
第24話 「乙女のウソは苦い味」
第25話 「極悪天使の意外な手助け」
第26話 「本物のサンタがやってきた!?」
第27話 「笑顔の裏の本心(ココロ)を見ぬけ!!」
特別編① 「八百小、恐怖の怪談ナイト!!」
特別編② 「オトモコンビのウソあばき!」
番崎
三白
酉馬
ニセサンタ(置き引き犯)
田ノ上

関連項目[編集]